
加藤 勝行
健康メディカル学部 理学療法学科 | 学科長/教授 |
健康科学研究科 健康科学専攻 | 教授 |
健康科学研究科 理学療法学専攻 | 教授 |
Last Updated :2025/10/07
■研究者基本情報
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論文
- 周辺視野トレーニングが姿勢制御と注意機能に与える影響 共著 理学療法科学 2024/09
岡田亮介; 加藤勝行; 飯田修平
理学療法科学, 2024年09月, [査読有り]
責任著者 - COVID-19感染拡大のため中止された見学実習に代わる学内代替実習に関する学生アンケートの調査結果について(第2報)—─ワールド・カフェ方式でのコミュニケーション演習の導入─
飯田 修平; 加藤 勝行; 徳田 良英; 窪川 徹; 阪井 康友; 吉本 真純
理学療法科学, 2023年
〔目的〕COVID-19感染拡大に伴い,見学実習に替えて2022年度1年次学生に実施した学内代替実習の教育効果を検証し,第1報として報告済みの2021年度の結果と比較した.〔対象と方法〕2022年度の理学療法学科1年生を対象とし,臨床実習指導者である外部講師と学内教員がそれぞれの指導分野で実施した.2021年度研究では実施しなかったワールド・カフェ方式でのコミュニケーション演習を新たに導入し,アンケートで学習達成度を調査し,2021年度の結果と比較した.〔結果〕7段階リッカートスケールの単純集計では,全ての項目で肯定的な回答が得られた.頻出語の集計では「コミュニケーション」の抽出回数が2022年度で多かった.〔結語〕コミュニケーション演習の導入にて学内代替実習はある程度の効果を収めた. - COVID-19感染拡大による学内代替実習に関するアンケート調査
飯田 修平; 加藤 勝行; 徳田 良英; 窪川 徹; 阪井 康友
理学療法科学, 2022年
〔目的〕新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い,学外での見学実習が不可能となったため,緊急措置として実施した学内の代替実習の教育効果を検証した.〔対象と方法〕理学療法学科1年生102名,臨床実習指導者の外部講師8名を対象に,主観的学習達成度と習得内容をアンケート調査した.〔結果〕情意領域,認知領域,技能領域での主観的学習達成度は,全て肯定的回答であった.得られた経験は,情意領域全般,幅広い分野の業務内容,動画を通した患者の接し方,症状,理学療法であった.得られなかった経験は,実際の患者とのコミュニケーション,現場実習の緊張感や雰囲気,詳細な患者状態であった.〔結語〕臨床実習を想定した学内での教育の質を向上させることが重要である. - 年代や介護度からみた下肢踏み出し時間の差異—Differences in stepping time with lower extremity focused on age and level of care needed
廣重 陽介; 二神 雅一; 飯出 一秀; 加藤 勝行; 三浦 孝仁; 岡本 健
日本臨床スポーツ医学会誌 / 日本臨床スポーツ医学会編集委員会 編, 2021年 - 慢性疼痛に対する理学療法の有効性 : Pain VisionとVASによる痛みの評価
大友, 篤; 加藤, 勝行; 小野寺, 真哉; 伊達, 久
研究紀要 青葉 Seiyo, 2019年03月15日
慢性疼痛は、器質的・身体的・心理的要因が複雑に絡みあうため、理学療法施行時の評価、治療を困難としている。理学療法の痛みの評価に一般的に用いられるのは、Visual Analog Scale(VAS) とNumerical Rating Scale(NRS)である。今回、痛みの強さを、痛みを伴わない異種感覚に置き換えて定量的に測定できる方法で、痛みを相対的に他者と比較でき、痛みを客観的に評価できるといわれているPain Vision®(Pain Vision)とVASを用いて、慢性疼痛に対する理学療法の有効性を検討した。その結果、理学療法により痛みを軽減することができた。また、今回Pain Visionの結果は、VASの結果と相関していた。
Chronic Pain is complex intertwined organic, physical and psychological factors. Pain is difficult to evaluation and treatment at the time of physical therapy. Evaluation of pain is generally Visual Analog Scale (VAS) and Numerical Rating Scale (NRS). However, this time using the Pain Vision®(Pain Vision). Pain Vision is a method that can be quantitatively measured by replacing it with a heterogeneous sense without pain intensity. In addition, Pain Vision can be comparatively compared with other people, it is said that pain can be objectively evaluated. We examined the effectiveness of physical therapy by chronic pain with the perception and pain quantitative analysis device Pain Vision and VAS. Pain Vision were found to decrease significantly following treatment, but VAS was not significantly. also, in this result, There was a correlation between improvement rate of VAS and Pain Vision. - 理学療法士養成校における学業に支障をきたすに至った事象についての実態調査
加藤勝行; 大友篤; 佐々木広人; 小関,友記
仙台青葉学院短期大学紀要, 2019年03月, [査読有り]
責任著者 - 臨床実習の満足度に影響する因子の調査-臨床実習アンケートより-
加藤勝行; 大友篤; 小関,友記; 佐々木広人
リハビリテーション教育研究誌, 2018年03月, [査読有り]
責任著者 - スポーツクライマーの自己管理の実態と受傷との関連性の検討
六角 智之; 樋口 拓哉; 加藤勝行
登山医学学術誌, 2017年10月
ラスト(シニア)オーサー - A study on the lasting effects of PNF stretching in terms of reaction time.
加藤勝行
登山医学 学術誌, 2016年09月, [査読有り]
責任著者 - スポーツクライミングにおける傷害調査~発生環境における検討~
樋口拓也; 六角智之; 加藤勝行
登山医学学術誌, 2016年09月, [査読有り]
ラスト(シニア)オーサー - クライミング愛好家におけるスポーツ傷害の実態~意識調査から
六角 智之; 樋口 拓哉; 加藤勝行
日本臨床スポーツ医学会学会誌, 2015年11月, [査読有り] - 関節運動の分類から見たPNFの短期的持続効果—─特殊技術を用いた複合運動からの検討─
加藤 勝行; 丸山 仁司
理学療法科学, 2014年
〔目的〕PNFの特殊技術における持続効果を反応時間(RT)を用いて検討する.〔対象〕健常成人(男子40名)とした.〔方法〕被験者,交互性の速度変化を伴った関節運動(複合運動)に分類したイニシャルストレッチ(IS),スタビライジングリバーサル(StR),コンビネーション オブ アイソトニックス(CI)の3技術を用いたPNF群,肘の屈伸運動群にランダムに各群10名ずつ分け,各運動群を実施した.またその持続効果は実施前,直後から5,10,15,20,30分後までのRTを7回測定し,検討した.〔結果〕IS群,StR群においては,実施前と比較して実施直後から10分後までRTの短縮する効果が認められた.CI群は実施前と比較して実施直後から15分後までRTの短縮する効果が認められた.肘の運動群においては,実施前と比較して有意差は認められなかった.〔結語〕複合運動群で実施後10~15分間の持続的効果が得られたことから,臨床応用での理学療法技術における有用性が示唆された. - 関節運動分類から見たPNFの短期的持続効果—─特殊技術を用いた反復運動からの検討─
加藤 勝行; 丸山 仁司
理学療法科学, 2013年
〔目的〕固有受容性神経筋促通技手技の中の2種のストレッチ技術を用いる特殊技術(手技)による短期的持続効果を検討した. 〔対象〕健常成人(男子20名)とした.〔方法〕特殊技術の中から連続運動の交互性の関節運動(反復運動)に類した2つの技術を用いた.PNF実施前後で肘の屈曲運動の反応時間(RT)を時系列的に測定し,その持続効果を検討した.〔結果〕リピーテッドストレッチ群において,実施前と比較して実施直後から20分後までRTを短縮する効果が認められた.スローリバーサル群において,実施前と比較して実施直後のみ有意差が認められた.〔結語〕反復運動群では20分間の持続的RTの短縮が得られたことから,臨床応用での理学療法技術における介入への応用が可能である. - 関節運動分類から見たPNFの短期的持続効果—─特殊技術を用いた単純運動からの検討─
加藤 勝行; 丸山 仁司
理学療法科学, 2012年
〔目的〕固有受容性神経筋促通技手技の中の8種のストレッチを用いる特殊技術(手技)による短期的持続効果を反応時間(RT)を用いて検討した.〔対象〕健常成人(男子40名)とした.〔方法〕特殊技術の中から一側性の関節運動(単純運動)に類した4つの技術のそれぞれを用い,PNF実施前後の肘の屈曲運動による測定を時系列的に測定し、その持続効果を検討した.〔結果〕特殊技術でのリズミックスタビリゼーション,コントラクトリラックス,ホールドリラックスのそれぞれの各群において実施前と比較しての間に最長5分後までRTを短縮する効果を認めた.リズミックイニシエーション群においては有意差は認めなかった.〔結語〕単純運動群での5分間の持続的RTの短縮が得られたことで理学療法技術における介入への応用が可能である. - 姿勢の違いから見たPNFの短期的持続効果 ―基本技術を用いた座位と背臥位の姿勢からの検討―—─基本技術を用いた座位と背臥位の姿勢からの検討─
加藤 勝行; 丸山 仁司
理学療法科学, 2011年
〔目的〕PNFの基本技術による短期的持続効果を反応時間(RT)を用いて検討した.〔対象〕健常成人(男子40名)とした.〔方法〕座位と背臥位での肘を曲げながらの屈曲─内転─外旋PNF実施群,肘の運動群,安静群の実施前後の肘の屈曲運動による測定を時間を追って行い,その持続効果をRTを用いて検討した.事前,直後から5,10,15,20,30分後までの7回を測定し検討した.〔結果〕座位,背臥位ともにPNF実施群は実施前との間に20分後までRTの短縮を認めた.肘の運動群,安静群において有意差は認められなかった.〔結語〕姿勢に関わらずPNF実施群において20分間の持続効果が得られたことは理学療法技術の応用として有用と考える. - PNFの持続効果
加藤 勝行; 丸山 仁司
理学療法科学, 2010年
〔目的〕競技関連に対し,成績向上への一指標を目指すものとして,パターンによる上肢への敏捷性の向上に対する持続効果を肘の屈筋群に着目し反応時間(RT)から検討した。〔対象〕対象者は,健常成人(男子20名)とした。〔方法〕上肢PNFの屈曲-内転-外旋パターンの実施群と肘の屈曲・伸展運動によるPNF非実施群とに分類し,実施前後の肘の屈曲運動による測定を時間を追って行い,その持続的効果をRTを用いて検討した。それぞれに事前o直後から5・10・15・20・30分後までのRTを測定し検討した。〔結果〕PNF実施群は事前と直後,5~20分間のRTの間にそれぞれに有意差が認められた。PNF非実施群での各測定値の間には有意差は認められなかった。〔結語〕PNF実施後20分間までは,刺激から運動開始までの潜時であるRTの短縮の結果が得られたことにより中枢への覚醒レベルが持続的に高まっていることが示唆された。
MISC
- Effects of peripheral vision training on postural control and attention function
岡田亮介; 加藤勝行; 飯田修平
理学療法科学学会学術大会(韓国), 2024年07月, [査読有り]
責任著者 - 夏季炎天下におけるクライミングホールドの表面温度の変化
大森俊; 石垣直輝; 加藤勝行; 六角智之
第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会(札幌), 2022年11月, [査読有り] - 下肢踏み出し時間を利用した転倒予防の評価に関する研究
廣重 陽介; 二神 雅一; 飯出 一秀; 加藤 勝行; 三浦 孝仁
日本予防理学療法学会誌, 2019年11月, [査読有り]
公益社団法人 日本理学療法士協会 - 理学療法士養成校における学業に支障をきたすに至った事象についての実態調査
佐々木 広人; 小関 友記; 加藤 勝行; 片田 昌子; 上村 太一; 大友 篤; 鈴木 裕治; 村上 賢治
仙台青葉学院短期大学紀要第10巻(2)53-58, 2019年03月, [査読有り]
ラスト(シニア)オーサー, 【はじめに】
近年,様々な原因により学業に支障をきたし休学や退学に至る学生が多い。文部科学省より大学の退学率や入学時からの資格取得率などの情報公開が義務化される方針もあり,社会的に注目をあびている。理学療法士養成校においても留年や退学に至る学生が多いと言われながらも,その状況把握と対策が全国的に調査されている研究は少ない現状にある。そこで本研究では,全国の理学療法士養成校において,平成29 年度で長期間にわたり学業に支障をきたした学生の実態について調査し,現状の把握とその対策を構築することを目的として調査を行った。
【方法】
対象は全国の理学療法士養成校259 校とし,書面にて研究説明を行った上,同意の得られた養成校にWeb アンケートを用いて調査を実施した。調査期間は平成30 年6 月22 日~7 月31 日までとした。
アンケート内容は,①養成校に関する事項(養成校の形態,学生数,教員数,保健室ならびに学生相談室の有無,普段の学生対応体制),②学業に支障をきたした学生に関する事項(学業に支障をきたした原因,発現学年,発現時期,現在の状況,対象学生の入学前状況)の項目に大別し調査を実施した。
【倫理】
養成校情報,個人情報の管理に関しては,特定されることのないよう十分に配慮した旨を説明し,研究の参加に関しては,同意は自由意思とし回答をもって同意したとみなした。本研究は,仙台青葉学院短期大学の研究倫理審査委員会の承認を得て実施した(承認番号:2917)。
【結果】
アンケート結果は,①養成校に関する事項に関しては回答校の内,大学32%, 短大7.5%,4 年制専門学校18.9%,3 年制専門学校41.5% であった。回答が得られた養成校の対象学生数は8630 名であり,各養成校における教員数は専門教員が平均9.5 名,非常勤教員が平均21.5 名であった。保健室に関しては,保健室が「ある」と答えた校は86.8% であった。学生相談室に関して,「ある」と答えた校は81.1% であった。普段の学生対応体制は,担任制63.5%,担当制+ゼミ制28.9%,ゼミ制3.9%,その他3.9% であった。
②学業に支障をきたした学生に関する事項では,回答を得られた学生が79 名であり,現在の状況として,対象学生の40% が退学,19% が休学,18% が留年に至っていた。その原因は精神疾患が32% と最も多く,次いで進路変更の迷いが22% であった。その事象の発現がみられた学年は3 年制2 年次が28% と最も多かった。次いで,3 年制3 年次,4 年制2 年次,4 年制3 年次の割合が高かった。事象の発現時期に関しては4 ~ 5 月,6 ~ 7 月が多かった。対象学生のうち入学以前より社会的間題やトラウマ的間題を経験した学生が33% おり,その内容は家庭間題が44% と最も多かった。
【考察】
学業に支障をきたす学生は中間学年が多いことから,学習環境や生活環境の変化,また講義や実習を通じて理学療法士像を学ぶなかで様々な精神的な負担や職業への不安を生じ,退学率等へと繋がっているものと考える。またそのうち約3 割の学生は入学前から何らかの間題を抱えている可能性がある。早期の段階から学生の能力や適性を把握する必要があると考えられ,担任制による体制をとっている養成校が多いが,入学時当初から他教員の参加や保健室,学生相談など連携的な支援が必要と考える。
【結論】
本調査により,学業に支障をきたした学生について,2 ~ 3 年次に精神疾患や進路変更を生じ,退学に至るケースが多いことが分かった。早期からの多角的な心理的なサポートを行える環境や関わりが必要であることが示唆された。, 公益社団法人 日本理学療法士協会 - 運動学習の授業が身体活動の向上に与える影響について~PNFによる学習効果と反応時間に着目して~
加藤 勝行; 大友 篤; 小関 友記; 佐々木 広人
仙台青葉学院短期大学紀要第10巻(2)33-40, 2019年03月, [査読有り]
筆頭著者, 責任著者, 【はじめに】
PNF(propricoceptive neuromuscular facilitation;固有受容性神経筋促通法)は,固有感覚受容器に刺激を与え神経,筋細胞の興奮などを利用し,神経,筋出力等の促通と抑制に働きかけることが出来ることなど覚醒効果が認められると報告されている。これらの理論をもとにGellrorn らの生理学的事実を引用・理論化し,knott,Voss らによって具体的手技が加えられたものがPNF 運動療法である。PNF はその肢位の主な作用が努力,容量,注意といわれる非特異的な覚醒効果であるとするならば,PNF の演習を受講している学生は反応時間に少なからず影響を及ぼすと考えられる。本研究は学生のPNF 演習授業を受講している者(以下LG)と,非受講者(以下CG)の間ではPNF 肢位に対する自覚性が異なるため意識や注意である非特異的な入力量に差が生じ,反応時間に変化をもたらすのではないかと考えた。今回学習により生じた自覚の違いによる非特異的な入力量の変化が反応時間に及ぼす影響を検証するため,CG とLG の基本肢位とPNF 肢位の筋電図反応時間を測定し両者の反応時間とその差分を検討することを目的とした。
【方法】
対象者;理学療法専攻に在学しており,本研究を説明し理解を得られた右利きの学生76 名,受講3 年生と非受講1 年生とした。演習授業の指導教員は15 年を経た熟練者とした。基本肢位は,肩関節中間位,肘関節90 ゜屈曲位,前腕90 ゜回外位とし,PNF 肢位は肘の屈曲を伴う屈曲-内転-外旋パターンとした。対象筋は上腕二頭筋とした。筋電図の解析にはMyoclinical(Noraxon USA, INC)を使用した。また測定では全員に測定についてのオリエンテーション後,口頭による予告信号を与え学習効果を避けるため2sec ~ 5sec の間でランダムに視覚外から短音を聞かせ,この短音信号で速やかに肘の屈曲を行うことを課題とし,実施3 秒程度を5 回測定,測定は第三者の教員に依頼した。統計解析には(IBM)SPSS21.0J を使用し有意水準はすべて5% 末満とした。
【倫理】
対象者には,ヘルシンキ宣言に沿った研究としての意義について十分に説明を行い,同意を得て,かつ本研究を説明し理解を得られた健常成人とした。仙台青葉学院短期大学倫理審査:承認2803)
【結果】
肢位による変化は,基本肢位に比べPNF 促通肢位でのRT,PMT,MT が有意に短縮した(p<0.05)。CG とLG の差分変化ではRT,PMT ともにLG において有意に反応時間が短縮した(p<0.05)。MT においては両者間に有意差は認められなかった(p>0.05)。
【考察】
特異性を持つPNF 肢位は,姿勢変化への非特異的な覚醒をもたらし脊髄運動ニューロンの興奮性を高めたことにより運動開始を促通したものと考える。またCG とLG の比較検討では,LG のRT,PMT がより短縮した。これはPNF 肢位に対する自覚性が異なるためLG の方が意識や注意である非特異的な入力量が大きくなり興奮水準が高まり,運動の開始を促通させたと考えられる。つまり,自覚性が努力,注意と言われる非特異的な情報量を増加させ,相乗効果をもたらした事が推察された。
【結論】
運動学習として実技だけでなくPNF についての原理・原則ならびにそのもたらす効果を授業の中で十分に説明し,動きなど効果の自覚性を持たせ実施することで相乗効果が期待でき,身体運動反応から活動の向上に効率的に繋がるのではないかと考えられる。このことから学習教育が実践応用として,先ずは学生教育にて興味を持たせることでより質の高い理学療法士を育てられるのではないかと考えられた。, 公益社団法人 日本理学療法士協会 - 臨床実習における学生の満足度因子について
小関 友記; 加藤 勝行; 大友 篤; 村上 賢治
仙台青葉学院短期大学紀要, 2018年10月, [査読有り]
ラスト(シニア)オーサー, 【はじめに】
臨床実習に対する満足度は,動機づけや職業意識に影響する因子であるといわれている。しかし,現在の実習においては指導者や実習施設によって実習内容が異なり,実習の満足度には差があるとの報告が散見されている。多くの満足度に関する報告は横断的であり,複数回行われる臨床実習において満足度への因子がどのような変化を示すかを検討した研究はほとんどみられない。
臨床実習満足度に関しては,職業意識や意欲,能力の変化,環境的,心理的因子に影響され,経時的に変化することが予想され,学生の能力や状況を踏まえ適切な指導体制を組むには,満足度に影響する因子をそれぞれの実習において理解し指導に活かす必要がある。そこで,臨床実習II,臨床実習III,臨床実習IV の実習終了後に実施した臨床実習アンケート結果の分析を試みた。
【方法】
理学療法学養成校において,平成28 年度臨床実習II 及び平成29 年度臨床実習III,臨床実習IV をそれぞれ修了し,この研究に同意を得た学生に対して質間紙法にて行った。臨床実習II を行った学生87 名のうち,質間紙の回答を得られた85 名(男子50 名,女子35 名),臨床実習III を行った学生80 名のうち,回答を得られた69 名(男子39 名,女子30 名),臨床実習IV を行った学生85 名のうち,回答を得られた59 名(男子32 名,女子27 名)に対して分析を行った。
本研究で用いた臨床実習用アンケートの項目は実習満足度,実習時間,指導方法,実習施設の雰囲気など18 項目にのぼる。一部の質間は詳細な情報を得るため,自由記述を設定した。それぞれの項目においてはLikert 型5 段階評価(①適切だった②ほぼ適切だった③どちらともいえない④あまり適切ではない⑤全く適切ではない,など①は良好な回答,⑤は不良な回答で設定)で回答を求めた。
分析方法として,満足度とそれぞれの質間項目の関連を分析するためSpearman の相関係数を算出した。そして相関が強い項目(相関係数0.4 以上)を独宣変数,実習満足度を従属変数とした重回帰分析を行った。重回帰分析は有意水準5% 末満であることを変数投入の打ち切り基準としたステップワイズ法を実施した。それぞれの統計処理にはSPSS Statistics ver,21.0 を使用した。
【倫理】
本研究における研究協力者は,ヘルシンキ宣言に沿った研究としての意義について計画書と同意書の確認を得て,かつ本研究の説明に理解を得られた学生とした。調査には同意書およびアンケートの提出を持って研究に同意したものとし,学生の個人情報は暗号化を行い,分析の過程で個人が特定されないよう配慮した。本研究によって個人に対し不利益が生じる状況は発生しないことを説明した。また学生から中止要望が出た場合には,ただちに収集したデータから削除することを説明した。
【結果】
統計学的分析の結果,臨床実習II では実習の難易度,指導者の工夫,関心の高まりが満足度と有意差が認められた。臨床実習III では指導時の適切性,実習への積極性に有意差が認められた。臨床実習IV では実習施設の雰囲気,指導時の適切性,自宅学習の集中度に有意差が認められた。
【考察】
臨床実習II は最初の長期実習という状況により受動的姿勢となるため,難易度調整や指導工夫による理解,そこから得られる関心の高まりが満足度に影響しており,III やIV に進むに従い現れる積極性や自主学習の必要性を育む適切な指導と環境が満足度へ影響していくと考えられる。
【結論】
臨床実習の各段階において,その時点における実習生の心理的背景を考慮した関わりが指導者ならびに実習施設に必要である。, 公益社団法人 日本理学療法士協会 - 競技経験者への促通ストレッチ技術による反応時間への有用性について
加藤勝行
第38回日本登山医学会学術集会, 2018年06月, [査読有り]
筆頭著者, 責任著者 - スポーツクライミングによる中節骨骨端障害の検討
六角 智之; 樋口 拓哉; 加藤勝行
第28回日本臨床スポーツ医学会学術集会, 2017年11月, [査読有り] - The Assessment of Muscle Tone of Hemiplegic Knee Flexor and Extensor of Stroke Patients By Pendulum Index.
靖大錚; 加藤勝行; 陳信頴
第18回中国医学会物理医学とリハビリ医学国際交流大会(遼寧省瀋陽市会議センター), 2017年09月, [査読有り]
ラスト(シニア)オーサー - スポーツクライミング の傷害実態調査~技術 レベルに着目して~
六角 智之; 樋口 拓哉; 加藤勝行
第37回日本登山医学会学術集会, 2017年06月, [査読有り] - The need for strengthening motor learning in athlete climbers
加藤勝行
第4回アジア・太平洋登山医学会学術集会, 2017年05月, [査読有り]
責任著者 - スポーツクライマーの自己管理の実態と全身性傷害との関連性について
樋口 拓哉; 加藤 勝行; 石垣 直輝; 六角 智之
第52回日本理学療法学術大会:スポーツ学会, 2017年05月, [査読有り]
はじめに。目的
スポーツクライミングは,2020年東京オリンピック種目となり注目を得ている競技である。近年クライミング愛好者(クライマー)人口が増え,国内約60万人となっている。クライマーの手指傷害の先行報告は散見されるものの,全身の傷害調査に関する報告とコンディショニングの実態との関連を調査した報告は見られない。そこで本研究の目的は,スポーツクライマーにおけるコンディショニングの実態と傷害との関連性を検討し,傷害予防とその傷害への意識を促すことである。
方法
全国72ヶ所のクライミングジム,クラブ利用者1638名に傷害調査アンケートを実施し,有効な回答が得られた789名を対象とした。調査項目は傷害有無と傷害部位,コンディショニング(アイシング,テーピング,鍼灸按摩,ストレッチ,ウォーミングアップ,クーリングダウン)実施の有無とした。検討項目は傷害発生割合とその部位,各調査項目を受傷経験群と非受傷群に分類し,2群間での比較後,有意差を認めた項目を独立変数,傷害の有無を従属変数としたロジスティック回帰分析を行った。さらに交絡因子の性別,年齢,身長,体重,BMI,経験年数,月間練習時間をふまえて再度検定を実施。有意確率5%。
結果
789名中,傷害を有する例は432名であった。傷害部位の内訳は,手指129件,足関節51件,手関節43件,肩関節31件,肘関節26件,その他156件であり,上肢帯は全体の58.6%であった。コンディショニングの実施率(受傷経験群/非受傷群)におけるアイシング(30.2/15.4%),テーピング(42.7/23.0%),鍼灸按摩(12.5/3.1%)で有意差を認め,ストレッチ(75.9/76.2%),ウォーミングアップ(69.4/67.5%),クーリングダウン(18.6/18.8%)は両群間に有意差を認めなかった。ロジスティック回帰分析の結果,アイシング(オッズ比=1.906,p値=0.001),テーピング(オッズ比=2.225,p値=0.000),鍼灸按摩(オッズ比=4.006,p値=0.000)が有意に従属変数を表した。交絡因子をふまえ再度検定結果は,アイシング(オッズ比=2.094,p値=0.001),テーピング(オッズ比=2.311,p値=0.000),鍼灸按摩(オッズ比=3.802,p値=0.000),経験年数(オッズ比=1.250,p値=0.000),月間練習時間(オッズ比=1.017,p値=0.000)が抽出された。
考察
本研究結果から上肢帯の傷害が半数以上を占めた。傷害を有するクライマーはアイシング,テーピング,鍼灸按摩を利用していることから既存傷害へのコンディショニング・ケア(自己管理)に対する意識が高いことが推察された。しかし,予防的視点(クーリングダウン実施等)は欠落していることが示唆された。一方で傷害を有しない者は,練習時間が比較的短い傾向で,経験の少ないビギナークライマーと分類できたことで,傷害に対する注意喚起を重点的に実施するべきと推察された。今後は各競技の傷害分類の特徴と競技力に応じたトレーニング,予防的視点に立った自己管理の啓発が必要と考えられる。, 公益社団法人 日本理学療法士協会 - スポーツクライマーにおける傷害とリハビリテーション医療への意識調査—~理学療法士の介入への期待度として~
加藤 勝行
第52回日本理学療法学術大会:日本支援工学理学療法学会, 2017年05月, [査読有り]
【はじめに,目的】
スポーツクライミングには,15m程の岩壁に見立てた課題を登るリードクライミングと,大岩に見立てたボルダリング,上部からのロープ確保で登るスピードクライミングの3つに分けられている。2020年オリンピック競技種目となり,我が国でも世界的に出遅れた感があるが,リード競技とボルダリング競技が国体競技種目にまで認知されるまでに高まってきている。これに乗じ近年屋内ジムが急激に増え,統計上クライミング人口も国内約60万人(世界3500万人)という報告もあり,すそ野を広げている現状にある。
今回,全国のクライミング愛好家(=クライマー)からアンケート調査を行い,我々理学療法士に関わる傷害の実態と医療機関受診率ならびに発生環境をふまえて明らかにすることを目的とした。
【方法】
全国72か所のクライミングジム利用者とクラブチームを対象に,63か所より回答を得た(回収率87.5%)。回答総数1638人で,男性1237人,女性398人であった。
統計処理として,経験と年齢(スチューデントt検定),傷害環境,傷害の種類(カイ二乗独立性の検定),リハビリテーション医療受診に関わる傷害度(マン・ホイットニ検定)を用いて有意水準5%未満とし検討した。
【結果】
経験では4年未満が71%,年齢では平均年齢34.9±12.7歳と若人中心のスポーツ特性を見られた。総数の半数以上の66%の者がなんらかの傷害を経験しており,部位的に手指が29%ともっとも多く,上肢全体では59%であった。環境発生では屋外の岩稜ではなく,70%が屋内(クライミングジム)で発生,屋外では足部受傷(18%)が有意に認められた。多くは外傷性によるものであった。屋内外においてのオーバーユースは11%であった。
傷害を受傷者の47%は,理学療法士の在籍する医療機関を受診していなかった。実施前のウォーミングアップ実施率は高いが,関節運動筋群への炎症作用など侵襲性が診られる実施後のクールダウンの実施率20%と低値であった。
【結論】
特性的に高度に負荷がかかる上肢の傷害が半数以上であり,特に手指にもっとも多く見られた。急増しているクライミングジムでの複雑なホールド(突起物)の取り付け操作で難易度のバラつきが起こり,身体の関節運動において,過剰に負荷のかかる状況による屋内ジムでの傷害発生が多かった。凹凸地面の屋外での足部傷害の多さでは,屋内ジムでは厚いクッションが敷かれており,比較的少ないものと推察された。
受傷後の医療関連で,リハビリテーションを受けていないクライマーが多くいる現状が検証されたことを鑑み,今後の課題としてクライマーならびに指導員,クライミングジムへ傷害予防に向けての講演など,リハビリテーション医療の重要性を説くことが急務であると思われた。またコンディショニング・ケアを整える理学療法士が介入にすることで東京オリンピック以降にも継続的に表彰台に立つ選手の育成にも貢献できるものと考える。, 公益社団法人 日本理学療法士協会 - スポーツクライミングにおける傷害発生環境調査
六角 智之; 樋口 拓哉; 加藤勝行
第36回日本登山医学会学術集会, 2016年06月, [査読有り] - パフォーマンス向上を目指すフリークライマーへの介入とメディカルサポート
本堂雄大; 加藤勝行
第62回北海道理学療法士学術大会, 2012年05月, [査読有り]
ラスト(シニア)オーサー - 座位と背臥位の姿勢から見た運動療法の経時的効果—─PNFにおける基本技術を用いての検討─
加藤 勝行
第46回日本理学療法学術大会, 2012年05月, [査読有り]
筆頭著者, 責任著者, 【はじめに、目的】 固有受容性神経筋促通技手技(PNF:Proprioceptive Neuromuscular Facilitation以下PNF)は、Kabatが理論化し、Knott、Vossらによって具体的手技が加えられ、今日に至った運動療法の一つである。PNF法の特徴は、対角線的、螺旋的運動方向への特異的パターンを利用した技術として、基本技術と特殊技術がある。基本技術には聴覚、視覚、表在感覚等からの入力と固有受容器系の促通としての筋の伸張、抵抗、関節牽引、関節圧縮、他動、自動介助運動がある。特殊技術では、初期導入の促通や可動域改善などを高める応用的技術がある。本研究では、先行研究において時系列からみたPNF法の実施後の研究が成されていないことから、パフォーマンスへの反応効果に例えられる敏捷性に着目した。関節運動から敏捷性を体力の要素の一因子としてとらえ、反応時間の短縮が持続するならば、すなわち動作反応の準備態勢を整えていることを示し、素早い動作能力としての敏捷性という機能的向上がもたらされると考えた。PNFの運動療法は、機能に特化した効果を目標としていることから、敏捷性の向上、ROMといった筋の柔軟性の拡大が目的であると考える。本研究では、健常者に対し、座位と背臥位での敏捷性から見たPNF法の経時的効果を比較検討するため、他動、自動介助運動を除いた基本技術を用いて、上肢PNFパターンを実施し、その後の随意運動への影響をみるため時間を追った肘の屈曲運動に対する反応時間(RT:Reaction Time以下RT)を用いて検討した。【方法】 1) 対象:健常成人男性40名とした。対象者の属性は平均年齢21.8±4.2歳,平均身長169.3±2.8cm,平均体重68.8±2.3kgであった。2) 方法:背臥位PNF実施群、座位PNF実施群、背臥位での運動群、背臥位での安静群の4群に分け比較検討した。座位PNF実施群、背臥位PNF実施群においては、基本技術を用いた上肢PNFの肘を曲げながらの屈曲-内転-外旋パターンを5回、肘の屈伸運動群は、背臥位にて肘の屈伸運動を5回、安静群は背臥位で5分間安静をとらせた後、それぞれに測定した。解析装置はNORAXON USA社製MYOSYSTEM1200、ならびにMYOCLINICAL短音はSANYO DITAL TOLK BOOK ICR-B80RMを使用した。手順は、各測定群に対し予告信号後、音刺激により接地した銅版から離れたoff信号時までの波形より反応時間を測定した。対象者には各10名に群分けし、椅子座位での肩関節屈曲40度、外転30度、肘関節屈曲60度、前腕回外位の共通肢位にて上腕二頭筋を主とする肘の屈曲運動を行ってもらい、事前、直後、5分後、10分後、15分後、20分後、30分後に設定しRTを測定した。統計処理は、SPSSを用いて各群における7回の測定で得られたRTの平均値から、多重比較Dunnett検定を用いて有意確率を5%未満とし比較検討をした。【倫理的配慮、説明と同意】 対象者にはヘルシンキ宣言に基づき、事前に本研究を説明し十分に理解と同意を得た上で行った。【結果】 肘の屈伸の運動群及び安静群では、運動前の値と実施直後から30分後まで実施前との各値間において有意差は認めなかった。基本技術の背臥位では、実施直後から20分後までPNF実施前との間に有意差を認めた。基本技術の座位では、実施直後から20分後までPNF実施前との間に有意差を認めた。【考察】 肘の屈伸運動群および安静群では、運動前の値と実施直後から30分後まで実施前との各値間において有意差は認めなかった。この運動では、関節運動への前腕の加重程度の抵抗力や遅い関節圧縮は得られるもののRTの短縮への促通に至るまでの影響は見られなかったと考えられる。安静群では、精神的緊張の緩和と不動の影響は筋の短縮や腱紡錘を活性化して動筋の働きを休める状況にあることから運動のスムーズ性が損われた結果、抵抗刺激も得られないことから感覚受容器へ促通刺激として十分に得られなかったためRTの短縮に影響をもたらさなかったと考える。先行研究同様に基本技術両実施群では、実施直後から20分後までPNF実施前との間に有意差を認めた。姿勢の比較からは座位でわずかに数値的優位を認めた。これは自重での伸張刺激による筋紡錘、関節受容器への影響が考えられる。また基本技術では、PNFの特異的パターンによる空間的加重からの促通としての影響と筋紡錘への興奮性の刺激が入り、抵抗刺激の漸増漸減による関節受容器、並びに固有感覚受容器からの相反性神経支配を刺激することで、筋の収縮効果を高めたことによるものと考える。【理学療法学研究としての意義】 座位、背臥位においても最長20分前でのPNFの選択的導入が可能と分かり、実践応用として競技関連域および痛みのない骨関節系等で、リハビリテーション医療における理学療法での応用が示唆された。, 公益社団法人 日本理学療法士協会 - クライミング競技へのPT介入~ヨセミテ国立公園エルキャピタン壁へのスピードアッセント~
加藤勝行
第44回日本理学療法学術大会, 2009年05月, [査読有り]
責任著者 - Report on Accompanying the Climbing National Team to the Asian Championships 2006 in Taiwan.
加藤勝行
第10回ACPT学会, 2008年08月, [査読有り]
責任著者 - アジアクライミング選手権帯同報告
加藤 勝行
第27回関東甲信越ブロック理学療法士学会, 2008年08月, [査読有り]
責任著者, 【はじめに】
2007年10月13・14日の2日間,埼玉県加須市で行われたフリークライミングリード競技のワールドカップは,参加国17カ国,男子33名,女子27名の選手で,15年ぶりに日本で開催された。以前は主に1名の理学療法士が対応してきたが,今大会においては日本選手のコンディショニングを目的に日本山岳協会より依頼され,理学療法士をアイソレーションルーム(以下IR)と会場に配置した。今回初めて日本選手セラピストとして帯同する機会を得たので,今回の活動を報告するとともに今後の課題について検討する。
【対象及び活動内容】
対象選手数は今大会に参加した日本選手男子12名,女子10名,男女合わせ予選22名,準決勝22名,決勝2名であった。理学療法士の配置はIR班2名,会場班4名で行った。対応場所としてIR,会場の一部にコンディショニングルームを設置した。活動内容として,IR班は試合前のコンディショニング,会場班は試合直後のクールダウンを主な目的に行った。また両班共に選手が希望する場合のみに対応した。
【結果】
対応した選手数は,予選:IR班4名,会場班10名,準決勝:IR班4名,会場班6名,決勝:IR班2名,会場班1名であった。選手の希望するコンディショニングの部位別延べ数IR班では,前腕・手指4件,腹筋群3件,頚部2件,肩関節,腰部,大腿部,下腿部各1件,何か行ってほしい1件であった。会場班では,前腕・手指が17件と来た選手全員が希望し,腰部2件,頚部2件,下肢1件であった。対応方法は主にIR班で徒手療法13件全て行い,疼痛に対するアイシング4件,テーピング1件であった。会場班ではアイシングを前腕部中心に17件全てで行い,徒手療法12件,低周波,テーピング各1件であった。
【まとめ】
大会前,選手に既往歴等の事前アンケート行う予定であったが,一部の選手等から当日対応して欲しい状況と違う可能性が高いので,大会中の聴取のみにして欲しいと希望された。IR班では特定の部位だけでなく四肢体幹全体に対応しなければならない。時間も限られる為個々の選手の幅広いニーズに対応できる知識や経験が要求された。また試合直前まで対応する為,精神的にも何を求めているかを感じながら行う必要もあった。会場班では競技特性によると考えられるが前腕部の疲労回復を目的としたアイシング,徒手療法が中心となった。両班共にテーピングの対応件数が演者らの予想より少ない主な理由として,多くの選手が日本代表やユース代表の経験があり,個人でテーピングを持参して対応していた。今回の活動では希望者のみの対応であったが,他の問題として理学療法士の活動に興味があるが声をかけない選手もいた。また,何か行ってほしいと言う難しい要求もあり,合宿や他の大会等でも各選手に理学療法の利点を理解して頂けるように,今後はより積極的に活動していく必要があると考える。, 公益社団法人 日本理学療法士協会 - フリークライミングワールドカップ帯同後の理学療法士スタッフへの意識調査
加藤 勝行; 早間 雄貴
第43回日本理学療法学術大会, 2008年08月, [査読有り]
【目的】
埼玉県加須市市民体育館にてワールドカップ日本大会が,2007年10月13・14日の2日間行われた。海外遠征の活動においては, 1名の理学療法士(以下PT)が試合前後のコンディショニングを行っている。今回は母国開催と言う事もあり日本山岳協会に依頼を受けたPT6名が帯同した。帯同報告の発表は比較的に多いがPTへの調査は少なく, また6名の間で他の競技も含め携わった経験が異なるので,個々の考える問題点や改善策に相違があると考え,今後の帯同スタッフ育成方法を改善する目的で帯同直後に調査を実施した。
【対象】
対象は帯同したPT5名とし,クライミング競技に帯同していないが普段クライミング選手に携り他の競技で帯同経験のあるPT1名と,他の競技も含め未経験者や見学・補助が中心のPT4名に対し帯同直後,個別に聞き取り調査を実施した。
【結果】
1)『帯同中の問題点』に対し経験者は,各選手の基本情報が少ない,何でも良いからやってと日本選手に言われた, 事前に勉強したルールと実際の現場との解釈の相違,スケジュールの遅れによる選手の精神面も含めたコンディションの維持であった。経験の少ないPTは,PTの経験不足2件,評価・技術の不足,サポートと治療の境界線,選手・会場の緊迫感により思うように動けない,選手の求める事の理解に時間がかかる,今大会にトレーナー班が参加している旨のアナウンスの不足,選手事前情報の不足が各1件であった。2)『問題点の改善策』に対し経験者は,事前に選手情報の把握,サポート活動を円滑にする目的で合宿・他の大会の帯同であった。経験の少ないPTは,基本情報の作成,選手の評価をしっかり行う,現場の経験を増やす,現場で経験者の助言,ワークショップの開催が各1件であった。
【まとめ】
調査対象数が少ない為明確な比較は難しいが,1)『帯同中の問題点』に対し経験者は,選手と競技の関係の中でPTがどのように関わるかを主な問題点としている。経験の少ないPTは,PT自身の問題やPTと選手の関係について主な問題点としている。両PTの共通の問題点は,経験,情報不足であった。2)『問題点の改善策』に対し両PTで目的の質が違ったが,現場経験を増やす事,選手情報の把握であった。その他経験の少ないPTは,現場での経験者の助言やワークショップの開催であった。調査対象数を増やしていく必要もあるが今後の活動の課題として,協会と連携して選手へ帯同情報の提供,選手の情報はメディカルチェックも含めスタッフ全体で共有できる環境を作る。大会や合宿等で経験者と経験の少ないPTでグループを作り多くの経験を積む。また現場以外では競技特性やルールを含めたワークショップ等の開催が必要である。このような活動の積み重ねが競技に対するPTの不安を取り除き活動をより充実させる。よって選手や競技団体の信頼が得られるのではないかと考える。, 公益社団法人 日本理学療法士協会
書籍等出版物
- 「ロック&スノー」
加藤勝行, 分担執筆, -ホールディングを考える-
山と渓谷社, 2013年06月 - 「Tarzan」(ターザン)
加藤勝行, 分担執筆, -ゴッドハンドたちのスキルで回復-
マガジンハウス, 2005年10月 - ロック&スノー
加藤勝行, 分担執筆, -クライミング障害を防ぐ-8
山と渓谷社, 2005年03月 - ロック&スノー
加藤勝行, 分担執筆, -クライミング障害を防ぐ-7
山と渓谷社, 2004年12月 - 「ロック&スノー」
加藤勝行, 分担執筆, -クライミング障害を防ぐ-6
山と渓谷社, 2004年09月 - 「ロック&スノー」-クライミング障害を防ぐ-5
加藤勝行, 単著
山と渓谷社, 2004年06月 - 「ロック&スノー」-クライミング障害を防ぐ-4
加藤勝行, 単著
山と渓谷社, 2004年03月 - 「ロック&スノー」-クライミング障害を防ぐ-3
加藤勝行, 単著
山と渓谷社 2003/12, 2003年12月 - 「ロック&スノー」-クライミング障害を防ぐ-2
加藤勝行, 単著
山と渓谷社, 2003年09月 - 「ロック&スノー」-クライミング障害を防ぐ-1
加藤勝行, 単著
山と渓谷社, 2003年06月 - 「いきいき」-変形性膝関節症-膝の痛みを防ぐ-
加藤勝行, 分担執筆
ユーリーグ株式会社, 2003年01月 - 「いきいき」-首の痛みを治す;PNFストレッチ-
加藤勝行, 分担執筆
ユーリーグ株式会社, 2002年11月 - 「ばんぶう」-リハビリは進化する:PNF法-
加藤勝行, 分担執筆
日本医療企画, 1989年09月
講演・口頭発表等
所属学協会
社会貢献活動
- 日本オリンピック委員会; JMAクライミング部 医・科学委員(山岳)委嘱
日本オリンピック委員会; JMAクライミング部、JMSCAクライミング部, JMAクライミング部・JMSCA(日本山岳スポーツクライミング協会)医科学委員(常任専門), 2006年04月01日 - 現在 - スポーツ庁公認;JMSCAコーチ養成講習会
講師
日本山岳スポーツクライミング協会(JMSAC), クライミングコーチ養成講習会, 2025年07月12日 - 2025年07月12日 - The North face Cup 2025 ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班トレーナーとして帯同協力
The North face japan・クライミングパークベースキャンプ, The North face Cup 2025本戦会, 2025年03月29日 - 2025年03月30日 - The North face Cup 2024 ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班トレーナーとして帯同協力
The North Faceジャパン・クライミングパークベースキャンプ・ボルダリングONE, The North Face Cup 2024 bouldering 本戦会, 2025年03月02日 - 2025年03月03日 - The North Face Cup 2023 bouldering 本戦会 救護統括トレーナー・相談会担当
The North Faceジャパン・クライミングパークベースキャンプ, The North Face Cup 2023 bouldering 本戦会, 2024年03月04日 - 2024年03月05日 - IFC ボルダリングワールドカップ2023八王子 救護班
世界スポーツクライミング協会(IFSC)・日本山岳スポーツクライミング協会(JMSCA), ボルダリングワールドカップ2023, 2023年04月21日 - 2023年04月23日 - 2023 リードJapan cup 医科学委員として選手救護班として協力
日本山岳スポーツクライミング協会(JMSCA), 2023 リードJapan cup, 2023年02月25日 - 2023年02月26日 - 2023ボルダリングJapan cup 医科学委員として選手救護班として協力
日本山岳スポーツクライミング協会(JMSCA), 2023ボルダリングJapan cup, 2023年02月04日 - 2023年02月05日 - スポーツクライミング医科学セミナー:「パンプ・パンプアップとは何か?」
日本山岳スポーツクライミング協会(JMSCA), 「パンプ・パンプアップとは何か?」, 2022年03月26日 - 2022年03月26日 - Tokyo2020スポーツクライミングCOMBINE(複合種目)国際医科学救護班協力、定期的に診ていた野口選手が3位銅メダルを獲得した。
IOC・JOC・日本山岳スポーツクライミング協会(JMSCA), Tokyo2020:スポーツクライミングCOMBINE競技, 2021年08月03日 - 2021年08月09日 - The North face Cup 2020ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班統括トレーナーとして帯同・相談会協力
The North Face, The North Face Cup 2020, 2021年03月 - 2021年03月 - 2020:第4回combined Japan cup(in盛岡) 医科学救護班として協力
日本山岳スポーツクライミング協会, 第4回combined Japan cup, 2020年06月18日 - 2020年06月20日 - スポーツクライミングOLYMPIC テストイベントCOMBINE(複合種目)国際医科学救護班協力
日本山岳スポーツクライミング協会, スポーツクライミングオリンピックテストイベントコンバイン(複合競技), 2020年03月06日 - 2020年03月07日 - The North face Cup 2019ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班統括トレーナー担当として帯同協力
The North face japan・クライミングパークベースキャンプ, The North face Cup 2019本戦会, 2020年03月 - 2020年03月 - 2020ボルダリングJapan cup 医科学委員として選手救護班として協力
日本山岳スポーツクライミング協会, 2020ボルダリングJapan cup, 2020年02月08日 - 2020年02月09日 - 第1回スポーツクライミング研修会;座長と講師、実行副委員長
日本山岳スポーツクライミング協会:JMSCA, 第1回スポーツクライミング研修会, 2020年01月19日 - 2020年01月19日 - 第54回i茨城国体スポーツクライミング 茨城県成人女子トレーナー参加協力:天皇杯・皇后杯2年連続獲得(45年振り)
茨城県・JMSCA, 第54回i茨城国体スポーツクライミング, 2019年10月04日 - 2019年10月06日 - JOC、IFSC主催;スポーツクライミング世界選手権(八王子)選手救護班として協力
日本山岳スポーツクライミング協会・IFSC主催・東京都, スポーツクライミング世界選手権, 2019年08月19日 - 2019年08月22日 - 第1回 COMBINE(複合種目)ジャパンカップに医科学救護班として協力、定期的に診ている楢崎選手優勝、野口選手2位獲得
日本山岳スポーツクライミング協会, 第1回 COMBINE(複合種目)ジャパンカップ, 2019年06月24日 - 2019年06月26日 - 2018 ザ・ノース・フェイス・カップのボルダリング大会決勝に統括トレーナーとして帯同
The North face japan・クライミングパークベースキャンプ, The North face Cup 2018本戦会, 2019年03月 - 2019年03月 - ボルダリングJapan cup(in駒沢) 医科学救護班として協力
日本山岳スポーツクライミング協会(JMSCA), 2019ボルダリングJapan cup, 2019年01月 - 2019年01月 - JMSCA主催 全国高校生リードクライミング選手権 医科学救護班協力
JMSCA主催・埼玉県山岳連盟後援, 全国高校生選抜リードクライミング選手権, 2018年12月 - 2018年12月 - 第53回福井国体スポーツクライミング 茨城県成人女子・成人男子トレーナー参加協力:天皇杯・皇后杯獲得
福井県・茨城県スポーツ向上委員会, 第53回福井国体, 2018年10月 - 2018年10月 - 学術部TAF実践教育研修会 兵庫県理学療法士会 講師
学術部TAF:兵庫県理学療法士会, 臨床実践教育研修会, 2018年09月 - 2018年09月 - 宮城県 高大連携公開講座「理学療法について」 講師
宮城県, 高大連携公開講座, 2018年07月 - 2018年07月 - 日本体育協会公認スポーツクライミング 指導者コーチ養成講習会(杉並区)
日本山岳スポーツクライミング協会:JMSCA, 指導者コーチ養成講習会, 2018年07月 - 2018年07月 - 第5回日本クライミング医科学研修会「クライミング選手に必要な運動学習について」講師
日本クライミング医科学研究会, 日本クライミング医科学研修会, 2018年07月 - 2018年07月 - The North face Cup 2017ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班統括トレーナーとして帯同協力
The North face japan・クライミングパークベースキャンプ, The North face Cup 2017本戦会, 2018年03月 - 2018年03月 - 株式会社いなほスタイルケアディサービスセンター「活動支援の運動療法」講演
株式会社いなほスタイルケア, 活動支援の運動療法について, 2018年03月 - 2018年03月 - 茨城県競技向上委員会コーチ育成研修会にて講師
茨城県競技向上委員会・JMSCA, 公認コーチ育成研修会, 2018年03月 - 2018年03月 - JOC公認コーチ上級者指導者養成講習会講習
JOC・JOC Organizing Committee, 公認コーチ上級者指導者養成講習, 2017年11月04日 - 2017年11月05日 - 高大連携公開講座講師
宮城県, 「理学療法について」, 2017年07月 - 2017年07月 - クライミング上級者指導者養成講習会 運動生理学項講習
日本山岳スポーツクライミング協会:JMSCA・宮城県山岳連盟, クライミング上級コーチ養成研修会, 2017年07月 - 2017年07月 - 第三回日本スポーツクライミング医科学研究会研修会 講師
日本スポーツクライミング医科学研究会、千葉山岳連盟, 日本クライミング医科学研修会:運動能力向上への促通ストレッチについて, 2017年06月24日 - 2017年06月24日 - The North face Cup 2016ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班統括トレーナーとして帯同協力
The North Face japan、クライミングパークベースキャンプ, The North face Cup 2016本戦会, 2017年03月 - 2017年03月 - 第二回日本クライミング医科学研修会(千葉市);総会
日本クライミング医科学研究会・千葉県山岳連盟, 日本クライミング医科学研修会, 2016年11月16日 - 2016年11月16日 - The North Face Cup 2015 本戦会
The North Face Japan, Climbing Park Base Camp, The North face Cup 2015本戦会, 2016年03月 - 2016年03月 - JOC組織委員会JMAクライミング部;選手強化委員(山岳)委嘱
JOC組織委員会 JMA(日本山岳協会)クライミング部, クライミング部;選手強化委員(山岳), 2005年04月01日 - 2015年12月31日 - 国内のクライマーへの傷害理解と対応について基礎講座を共同講演
JMSCA医科学委員会, 傷害理解と対応について基礎講座(明治大学和泉キャンパス講義室), 2015年08月27日 - 2015年08月27日 - The North face Cup 2014本戦会救護班統括トレーナー担当で帯同
The North Face Japan, Climbing Park Base Camp, The North face Cup 2014本戦会, 2015年03月 - 2015年03月 - The North face Cup 2013ボルダリング競技 本選大会 医療班統括トレーナー担当として帯同協力
The North Face Japan, Climbing Park Base Camp, The North face Cup 2013本戦会, 2014年03月 - 2014年03月 - 東京都高校体育連盟山岳部門指導者講習会(クライミング編)講演
講師
東京都高校体育連盟, 山岳部門指導者講習会(クライミング編), 2013年07月04日 - 2013年07月05日 - The North face Cup 2012ボルダリング競技 本選大会 医療班統括トレーナー担当として帯同協力
The North Face Japan, Climbing Park Base Camp, The North face Cup 2012本戦会, 2013年03月 - 2013年03月 - 2011The North Face Cup ボルダリング大会決勝に統括トレーナー担当
The North Face Japan, Climbing Park Base Camp, The North face Cup 2011本戦会, 2012年03月 - 2012年03月 - The North face Cup 2010ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班トレーナーとして帯同協力
The North Face Japan, Climbing Park Base Camp, The North face Cup 2010本戦会, 2011年03月 - 2011年03月 - 埼玉県高校体育連盟山岳部門指導者講習会(クライミング編)講演
講師
埼玉県高校体育連盟, 山岳部門指導者講習会, 2010年08月12日 - 2010年08月13日 - The North face Cup 2009ボルダリング競技 本選大会 医科学医療班トレーナーとして帯同協力
The North Face Japan, Climbing Park Base Camp, The North face Cup 2009本戦会, 2010年03月 - 2010年03月 - 第1回 The North face Cup 2008ボルダリング競技会 医療班トレーナーとして帯同協力
The North Face Japan、クライミングジムロッキー, 第1回 The North face Cup 2008, 2008年01月 - 2008年01月 - 2007/11/02 2007/11/03 第一回視力障害者クライミング競技大会(佐賀県)医科学委員救護班
日本山岳協会(JMA)、JPCA(日本パラクライミング協会), 第一回視力障害者(パラ)クライミング競技大会(佐賀県), 2007年11月02日 - 2007年11月03日 - 「フリークライマーへの障害予防とコンディショニングについて」
大阪府山岳連盟・日本山岳協会(JMA)主催, クライマーの障害予防とコンディショニングについて, 2006年10月03日 - 2006年10月04日 - クライマーズフェスティバル05 (川上村文化センター) 講師
日本フリークライミング(JFA)協会, クライマーズフェスティバル 05, 2005年05月01日 - 2005年05月02日 - クライマーズフェスティバル04 (川上村文化センター)講師
JFA(日本フリークライミング協会)主催, クライマーズフェスティバル04, 2004年05月03日 - 2004年05月04日 - \JFA主催:第8回ゴールデンアスリート「コンディショニングの大切さを知る」;(相模原)にて講演
JFA(日本フリークライミング協会)主催, 第8回ゴールデンアスリート, 2004年01月16日 - 2004年01月16日 - 埼玉県理学療法士会 新人教育プログラム講師(脳血管障害へのアプローチ4コマ、整形疾患アプローチ4コマ、PNF手技6コマ)任命
埼玉県理学療法士会, 埼玉県理学療法士会 新人教育プログラム, 2003年06月14日 - 2003年06月16日 - 介護認定審査会委員
埼玉県理学療法士会, 介護認定審査会, 1999年05月01日 - 2003年04月30日 - 埼玉県理学療法士会 第15回地域リハビリテーション研修会実行委員長
埼玉県理学療法士会, 第15回埼玉県地域リハビリテーション研修会, 2002年11月06日 - 2002年11月06日 - 埼玉県理学療法士会:選挙管理委員長任命
運営参加・支援
埼玉県理学療法士会, 埼玉県理学療法士会選挙管理委員会, 1998年06月01日 - 2002年05月31日 - 埼玉県ホームヘルパー2級講習会
講師
埼玉県, ホームヘルパー2級講習会, 1998年03月01日 - 2000年02月28日 - 埼玉県入間市保健センター リハビリ教室
講師
埼玉県入間市保健所・保健センター, リハビリ教室, 1997年04月07日 - 1997年06月20日 - 介護職員研修会
講師
埼玉県理学療法士会, 介護職員研修会, 1996年06月01日 - 1996年06月02日
メディア報道
その他
- 研究教育に関わる実践活動 70 国内;埼玉
2025年03月 - 2025年03月
the North face cup 本戦会 医療救護班統括トレーナー担当 - 研究教育に関わる実践活動 69 国内
2024年03月 - 2024年03月
the North face cup本戦会 救護班統括トレーナー担当 - 研究教育に関わる実践活動 68 (国内:山形)
2023年09月 - 2023年09月
the North face cup 医療救護班担当 山形 - 研究教育に関わる実践活動 67 (国内)
2023年04月 - 2023年04月
IFSCボルダリングワールドカップ 救護班(八王子) - 研究教育に関わる実践活動 66 国内(埼玉)
2023年03月 - 2023年03月
the North face cup本戦会 救護班t統括トレーナー担当 - 研究教育に関わる実践活動 65 国内(千葉)
2022年02月 - 2022年02月
ジャパンカッㇷ゚ リード競技 柿崎選手トレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 64 国内(千葉)
2022年02月 - 2022年02月
(LJC)リードclimbing ジャパンカップ 救護班対応 - 研究教育に関わる実践活動 63 Tokyo2020Olympic SC競技種目MED
2021年08月 - 2021年08月
東京2020オリンピックスポーツクライミング競技で選手への医療支援に携わる - 研究教育に関わる実践活動 62 国内(東京)
2021年08月 - 2021年08月
2020東京オリンピック;スポーツクライミング競技にて国際医科学スタッフにて会場救護班に就く - 研究教育に関わる実践活動 61 国内(千葉)
2021年03月 - 2021年03月
JMSCA主催 リードクライミングJapan Cup 医科学救護班協力 - 研究教育に関わる実践活動 60 国内(東京)
2021年01月 - 2021年01月
JMSCA主催 ボルダリングJapan Cup 医科学救護班協力 - 研究教育に関わる実践活動 59 国内(愛媛)
2020年12月 - 2020年12月
Tokyo2020 組織委員会 スポーツクライミング競技combine救護班帯同 - 研究教育に関わる実践活動 58 国内(盛岡)
2020年10月 - 2020年10月
JMSCA主催第3回 COMBINE(複合種目)ジャパンカップへ救護班として協力 - 研究教育に関わる実践活動 57 国内(盛岡)
2020年08月 - 2020年08月
JMSCA主催 リードJapan Cup 医科学救護班協力 - 研究教育に関わる実践活動 56 国内(東京)
2020年03月 - 2020年03月
Tokyo2020 組織委員会 スポーツクライミング テストイベント国際救護班として協力(青海アーバンスポーツパーク) - 研究教育に関わる実践活動 55 国内(東京)
2020年02月 - 2020年02月
JMSCA主催 ボルダリングJapan Cup 医科学救護班協力;定期的に診ている女子伊藤ふたば選手が優勝、野口啓代準優勝を獲得した。男子は楢崎選手準優勝を獲得した。 - 研究教育に関わる実践活動 54 国内(東京)
2019年12月 - 2019年12月
JMSCA主催 ボルダリングJapan Tour 医科学救護班として協力 - 研究教育に関わる実践活動 53 国内(茨城)
2019年10月 - 2019年10月
茨城国体において茨城県クライミング代表チームとして成人女子トレーナー帯同として協力、成人女子2位、山岳部で2年連続天皇杯・皇后杯獲得 - 研究教育に関わる実践活動 52 国内(東京)
2019年08月 - 2019年08月
IFSC主催スポーツクライミング世界選手権 COMBINE(複合種目)国際救護班として協力診ている楢崎智亜選手金メダル、野口啓代選手銀メダルを獲得し,両名の東京2020 Olympic内定となる - 研究教育に関わる実践活動 51 国内(愛媛)
2019年06月 - 2019年06月
JMSCA主催第1回 COMBINE(複合種目)ジャパンカップへ救護班として協力 定期的に診ている楢崎智亜選手優勝、野口啓代選手2位獲得 - 研究教育に関わる実践活動 ㊿国内(埼玉)
2019年03月 - 2019年03月
The North Face主催 ボルダリングジャパンカップ2019本選2日間救護班統括トレーナーとしてトレーナーとして協力 - 研究教育に関わる実践活動 ㊾国内(大阪)
2019年02月 - 2019年02月
The North Face主催 ボルダリングジャパンカップ2019予選大会救護班トレーナーとして協力 - 研究教育に関わる実践活動 ㊽国内(東京)
2019年01月 - 2019年01月
JMSCA主催 ボルダリングJapan Cup 救護班協力、定期的に診ている野口啓代選手優勝、楢崎智亜選手2位 - 研究教育に関わる実践活動 ㊼国内(埼玉)
2018年12月 - 2018年12月
全国高校選手権(リードクライミング)JMSC医科学として救護班活動 - 研究教育に関わる実践活動 ㊻国内(福井)
2018年10月 - 2018年10月
福井国体 茨城県チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㊺国内(山形)
2018年09月 - 2018年09月
ノースフェイスカップボルダリング競技大会 統括トレーナーとして帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㊹国内(大阪)
2018年09月 - 2018年09月
ノースフェイスカップ ボルダリング競技大会 統括トレーナーとして帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㊸海外(ジャカルタ)
2018年08月 - 2018年08月
アジア大会 代表選手へのパーソナルトレーナーとして駆けつける - 研究教育に関わる実践活動 ㊷国内(岩手)
2018年08月 - 2018年08月
ジャパンカップ(ボルダリング)競技大会でJMSC医科学として救護班活動 - 研究教育に関わる実践活動 ㊶国内(東京)
2018年06月 - 2018年06月
ジャパンカップ(スピード)JMSC医科学として救護班活動 - 研究教育に関わる実践活動 ㊵国内(千葉)
2018年04月 - 2018年04月
リードワールドカップ(印西市)日本代表チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㊴国内(埼玉)
2018年03月 - 2018年03月
ノースフェイスカップ 競技会統括トレーナとして帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㊳国内(東京)
2018年02月 - 2018年02月
ジャパンカップボルダリング競技大会(駒沢体育館)JMSC医科学として救護班活動 - 研究教育に関わる実践活動 ㊲国内(愛媛)
2017年10月 - 2017年10月
愛媛国体 他県の日本代表選手へのトレーナー活動 - 研究教育に関わる実践活動 ㊱国内(富山)
2017年08月 - 2017年08月
全国ジュニアオリンピック リード競技大会 運営トレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉟国内(群馬)
2017年07月 - 2017年07月
愛媛国体予選 関東ブロック 茨城県チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉝ 国内(岩手)
2016年10月 - 2016年10月
岩手国体 茨城県チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉞海外(中国)
2016年10月 - 2016年10月
クライミング世界選手権 代表チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉜ 国内(山梨)
2016年07月 - 2016年07月
岩手国体予選関東ブロック大会 茨城県チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉛国内(埼玉)
2016年04月 - 2016年04月
埼玉高校山岳連盟ボルダリング講習会でのトレーナー帯同と相談会 - 研究教育に関わる実践活動 ㉚ 国内(和歌山)
2015年10月 - 2015年10月
和歌山国体 野口選手トレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉙ 海外(中国)
2015年06月 - 2015年06月
アジア選手権(クライミング)チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉘ 国内(鳥取)
2015年05月 - 2015年05月
ジャパンカップ 鳥取 トレーナー帯同・選手相談会にて指導 - 研究教育に関わる実践活動 ㉗ 国内(長崎)
2014年10月 - 2014年10月
長崎国体 東京都チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉖ 国内(千葉)
2014年10月 - 2014年10月
千葉国体 千葉チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉕ 国内(岡山)
2014年10月 - 2014年10月
ノースフェイスカップ トレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉔ 国内(静岡)
2014年03月 - 2014年03月
ジャパンカップ ボルダリング静岡大会 野口選手トレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉓ 国内(東京)
2013年10月 - 2013年10月
東京都国体 東京都チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ㉒ 国内(東京)
2013年02月 - 2013年02月
東京都国体 チームトレーナー帯同 関東ブロック - 研究教育に関わる実践活動 ㉑ 国内(岐阜)
2012年10月 - 2012年10月
岐阜国体 東京都チームトレーナー帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ⑳ 海外(フランス)
2012年09月 - 2012年09月
IFSCスポーツクライミング世界選手権競技パリ大会(フランス)帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ⑲ 国内(山口)
2011年10月 - 2011年10月
山口国体山岳競技トレーナー東京都帯同協力:青年女子2位、総合4位 - 研究教育に関わる実践活動 ⑱ 海外(イタリア)
2011年07月 - 2011年07月
IFSCスポーツクライミング世界選手権競技ならびに第一回世界視力障害者クライミング競技大会アルコ大会(イタリア)帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ⑰ 国内(福島)
2010年11月 - 2010年11月
スポーツクライミング(リード)ジャパンカップ競技大会(いわき市)帯同:女子野口啓代選手優勝・男子2位獲得 - 研究教育に関わる実践活動 ⑯ 国内(千葉)
2010年10月 - 2010年10月
千葉国体山岳競技トレーナー統括マネージャーおよび千葉県帯同協力:個人2位,千葉県部門優勝 - 研究教育に関わる実践活動 ⑮ 海外(中国)
2010年09月 - 2010年09月
IFSCスポーツクライミングアジア選手権長治大会(中国)帯同:男子2位3位、女子野口啓代選手優勝,総合2位 - 研究教育に関わる実践活動 ⑭ 海外(韓国)
2010年08月 - 2010年08月
IFSCスポーツクライミング(リード)ワールドカップ 春川大会(韓国)帯同:男子3位、女子3位 - 研究教育に関わる実践活動 ⑬ 国内(千葉)
2010年04月 - 2010年04月
千葉国体山岳予選大会ならびに日本代表選考大会帯同:診ている選手男子優勝・2位獲得 - Practical activities related to research and education ⑪ Overseas (China)
2009年08月 - 2009年08月
IFSCアジア選手権スポーツクライミング競技春川大会(韓国)帯同:男子2位3位、女子野口昭代優勝,総合2位 - 研究教育に関わる実践活動 ⑪ 海外(中国)
2009年07月 - 2009年07月
IFSCスポーツクライミング世界選手権競技 西仁大会(中国)帯同:男子4位、女子野口啓代選手優勝、国別2位 - 研究教育に関わる実践活動 ⑩ 国内(埼玉)
2009年04月 - 2009年04月
IFSCスポーツクライミング(ボルダリング)ワールドカップ (加須市)帯同トレーナー統括長:男子2位、女子野口啓代選手優勝 - 研究教育に関わる実践活動 ⑨ 海外(米国)
2008年11月 - 2008年11月
アメリカヨセミテ国立公園ノーズ壁世界最速登攀記録へ帯同:世界記録ギネス達成;平山ユージ - 研究教育に関わる実践活動 ⑧ 国内(埼玉)
2008年10月 - 2008年10月
IFSCスポーツクライミング(リード)ワールドカップ(加須市)帯同及びトレーナー統括長 - 研究教育に関わる実践活動 ⑦ 海外(スペイン)
2007年09月 - 2007年09月
IFSCスポーツクライミング世界選手権競技アビレス大会(スペイン)帯同:女子野口啓代選手日本人初の2位 - 研究教育に関わる実践活動 ⑥ 国内(佐賀)
2006年11月 - 2006年11月
第1回視力障害者クライミング競技大会(佐賀県)帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ⑤ 海外(台湾)
2006年10月 - 2006年10月
IFSCアジア選手権スポーツクライミング競技(台湾)大会帯同:日本国総合優勝、平山ユージ選手優勝 - 研究教育に関わる実践活動 ④ 国内(富山)
2005年08月 - 2005年08月
日本山岳協会青少年育成によるジュニアオリンピック(JOC)スポーツクライミング(城端市)帯同 - 研究教育に関わる実践活動 ③ 海外(ドイツ)
2005年07月 - 2005年07月
IFSCスポーツクライミング世界選手権競技ミュンヘン大会(ドイツ)帯同、野口啓代選手日本女子初のリード3位 - 研究教育に関わる実践活動 ② 海外(韓国)
2004年10月 - 2004年10月
IFSCスポーツクライミング第10回アジア選手権競技光州大会(韓国)へ帯同:日本国総合2位、平山ユージ選手優勝 - 研究教育に関わる実践活動 ① 海外(米国)
2003年10月 - 2003年11月
日本山岳協会依頼にて日本を代表する元世界チャンピョン・プロクライマー平山ユージ選手担当トレーナーとして帯同:ヨセミテ国立公園巨壁エルニーニョルート世界初完登
■大学教育・資格等情報
資格、免許
- 1987年05月01日
あん摩マッサージ指圧師 取得 - 1988年04月01日
はり師 取得 - 1988年04月01日
きゅう師 取得 - 1992年03月01日
厚生大臣指定講習会修了 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師課程取得 - 1994年05月01日
理学療法士 取得 - 2022年08月15日 - 2022年09月03日
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成施設教員等講習会修了(第22016号), 養成校において教員を行うにあたり、厚生労働省医政局での認定証明書 - 2022年11月19日 - 2022年11月20日
第934回臨床実習指導者講習会修了(第2022-934-026号), 厚生労働省医政局による平成30年10月5日付けでの医政発からの「理学療法士作業療法士臨床実習指導者講習会の指針」にのっとった講習会である。