河野 杏奈
| ヒューマンケア学部 看護学科 | 助教 |
Last Updated :2025/11/23
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学歴
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受賞
論文
- 看護学生に対する異文化看護への導入 異文化背景を持つ人との交流授業からの学び
小田雅恵; 西留美子; 河野杏奈
看護教育, 2025年01月 - Factors Related to Job Continuance of Nurses Who Migrated to Japan: A Cross-Sectional Study
Rina Shoki; Anna Kono; Yuko O. Hirano; Edward Barroga; Erika Ota; Yasuko Nagamatsu
Nursing Reports, 2023年12月23日, [査読有り] - Effects of Family Cognitive Behavioral Therapy Interventions on Negative Parenting, Child Maltreatment, and Parent-Child Relationship: A Systematic Review(修士論文)
Anna Kono
2021年07月
講演・口頭発表等
- ネパール山岳部の小中学生を対象とした学校健診プログラムの実施報告
河野杏奈
一般社団法人日本学校保健学会第71回学術大会, 2025年11月30日 - 中高年外国人女性住民むけ健康教育活動 -緑内障と白内障-
長松康子; 河野杏奈; 庄木里奈
第25回日本ヒューマン・ケア心理学会学術集会 - 看護学科1年生が地域事業への参加を通して得た学び
原美鈴; 河野杏奈; 山口亜未; 柳田徳美; 道木恭子; 西留美子
第43回日本看護科学学会学術集会, 2023年12月09日 - 学内留学生との異文化交流における看護学生の関心
小田雅恵; 河野杏奈; 小野寺妙子; 西留美子
一般社団法人日本国際看護学会第7回学術集会, 2023年11月18日 - 養護教諭が困難を感じた外国人児童生徒支援についての事例報告
河野杏奈
日本学校保健学会第69回学術大会, 2023年11月12日 - 看護学生を対象としたネパールのヘルスケアに関する勉強会の実践報告
河野杏奈; 庄木里奈
第28回聖路加看護学会学術大会, 2023年09月18日 - 働く場を移動した看護職の看護実践能力融合メカニズム
草柳 かほる; 原 美鈴; 菊池 麻由美; 山口 紀子; 多久和 善子; 河野 杏奈
第27回日本看護管理学会学術集会, 2023年08月26日 - セカンドキャリア看護職の看護実践能力と生涯働き続けられるキャリア形成支援を探る
草柳かほる; 原 美鈴; 山口紀子; 多久和善子; 菊池麻由美; 河野杏奈
第26回日本看護管理学会学術集会, 2022年08月20日 - Cognitive behavioral therapy for family to prevent child maltreatment: A systematic review protocol
Anna Kono; Kobayashi Kyoko; Nishigaki Kaori; Sato Naho; Fukahori Hiroki; Kato Yukiko; Ikeda Mari; Hohashi Naohiro; Erika Ota
第40回 日本看護科学学会学術集会, 2020年12月12日 - 災害対策訓練における病棟看護師の取り組み:動画とチェックリストの導入
河野杏奈 , 金村真穂 , 菅井茉那 , 織戸麻衣子 , 村上智恵 , 福島阿衣
第12回聖ルカ・アカデミア, 2018年01月27日 - ジェンダー不平等に関するネパール都市部在住女性の認識
河野杏奈; 長松康子
第20回 聖路加看護学会学術大会, 2015年09月19日
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 外国人児童生徒を支援する養護教諭の支援ニーズ ―養護教諭が直面する困難と対応策の現状から―
2024年07月 - 2026年03月 - 石綿で起こり症状緩和が困難な中皮腫に対するバディナースを用いた包括ケアの実装
基盤研究(B)
聖路加国際大学
2021年04月 - 2026年03月
胸膜中皮腫は、アスベストで起こる悪性疾患で、我が国では毎年1600人が死亡している。胸膜中皮腫は、難治性かつ症状コントロールが困難で、平均余命7.9ヶ月と病状悪化が早く、心身の艱難辛苦のうちに死に至る。有害物質によって発症することから、患者と遺族の無念感が強く、患者の死亡後も遺族の悲嘆は長期化する。胸膜中皮腫患者と家族の生活の質を維持するためには、病期に応じたニーズを予測したケア体制を維持し、必要時に字sン測なケアを提供することが必須である。
しかし、胸膜中皮腫患者と家族のケアニーズは多様で、看護だけでは対応できないものも存在する。また、中皮腫の治療を提供できる医療機関が限られることから、中皮腫の治療を終えたのちに、患者居住地の医療機関へ転院する際にケアが途切れやすい。そこで本研究は、多職種や支援団体と協働して、同一のナースが診断からグリーフまでをケアコーディネートしている英国を習って開発した「日本版中皮腫患者と家族への包括的ケア:胸膜中皮腫包括ABCケア」をモデル病院にてケアを実装・改善し、実現性を評価する。
2021年度は、中皮腫ケアを実施している医療機関の看護師に対して聞き取り調査を実施した。その結果、中皮腫治療を実施している看護師は、地域における在宅医療や緩和ケアについての知識が不足していることから、患者が中皮腫治療を終えて退院する際のケアの移行支援が十分実施されていなかった。在宅ナースからは、中皮腫患者の支援要請がほとんどない実情が明らかにされた。すでに開発した「ナースのための包括ABCjケアガイド」について、緩和ケア、中皮腫を発症させるアスベストへの曝露予防方法、労災申請や石綿健康被害救済制度申請についての追記が必要であることが指摘された。これを受けて、ケアガイドの改定を実施した。 - 在日ネパール人女性の健康課題と支援ニーズに関する調査
2023年04月 - 2025年03月