佐藤 かほり
| 人文社会学部 児童学科 小学校・特別支援コース | 助教 |
Last Updated :2025/11/12
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論文
- 保育士が『特別な支援の必要性』について伝える際に 保護者に働きかけるプロセス
佐藤かほり
帝京平成大学紀要, 2025年03月, ［査読有り］
筆頭著者, 保育士が『特別な支援の必要性』を保護者に伝える際に働きかけるプロセスを明確にするために22名の保育士に半構造化面接を行い，質的帰納的研究を行った。その結果，プロセスを構成する８つのカテゴリが抽出された。それらは，≪保育士アイデンティティ≫≪保護者との実態共有の機会づくり≫≪保護者に伝える時機の見極め≫≪保護者に伝える手法を駆使する≫≪保護者の反応≫≪葛藤体験≪外的なアクセル≫≪外的なブレーキ≫であった。 - 学内親子広場における子育て支援と学生教育の実際:2024年度「プリプリキッズ・ユニバ」での実践と展望
土永葉子; 小野いずみ; 佐藤かほり; 植田真理子; 浅見優哉; 藤原理恵
帝京平成大学 児童学科研究論集, 2025年02月
帝京平成大学「プリプリキッズ・ユニバ」における2024年度の実施内容について、子育て支援と学生教育の観点から総括し、今後の展望について考察した。 - 小学校児童の学習面・行動面・対人面のつまずきへの予防的支援の可能性ー地域連携事業「楽舎（ガクシャ）」実践を通してー
川越孝洋; 鶴田敦司; 佐藤かほり; 寺岡聡志; 新保江美
帝京平成大学 児童学科研究論集, 2025年02月
帝京平成大学において、多様な教育的ニーズに応えることのできる支援のあり方に重点を置き、地域貢献として地元地区の学校、保護者とも連携し、児童の適切な発達支援相談、教育支援を展開することとした。
具体的には、先述したように児童の学習面・行動面・対人面の３つの側面に早期の介入を行うことで、つまずきを予防することを目的とした実践について報告する。 - 大学地域貢献活動としての私立幼稚園等における巡回相談事業の意義と課題
伊藤かおり; 土永葉子; 小野いずみ; 佐藤かほり
帝京平成大学 児童学科研究論集, 2024年02月
中野区と本学との地域連携事業である「中野区私立幼稚園等巡回相談事業」における実施状況の詳細や、大学と地域が連携して行う巡回相談の意義や課題等について報告する。 - 保育業務における困難感と、その対処方法₋保育士経験年数による比較₋
土永葉子; 小野いずみ; 佐藤かほり
帝京平成大学 児童学科研究論集, 2024年02月
本稿においては、保育士が「保育業務において困っていることや、その対処方法」について保育士経験年数による相違点や特徴について明らかにした。保育士経験年数によって保育業務の中で感じる困難感とそれへの対処法が変遷していくことがわかり、保育士という対人専門職キャリアの発達過程を理解するための基礎的データを取得することができた。 - 学習障害（LD）における早期の教育的対応に向けた一考察
佐藤 かほり
帝京平成大学 児童学科研究論集, 2024年02月
筆頭著者, 学習障害（以下，LD）の児童生徒の早期発見・対応についての研究は多数の蓄積があるが，LDの児童生徒への早期の教育的対応が十分に進んでいるとは言い難い。一方，文部科学省（2022）における報告では小学校低学年段階から学級担任は著しい学習困難について認識している実態がある。本稿では，通常の学級と通級による指導に焦点を当て，LDの早期の教育的対応が進みづらい要因について先行研究をもとに考察し，今後の課題を整理した。 - 高機能PDD児における他者から見られた自己に関する意識と認知の検討
佐藤かほり
2005年03月
筆頭著者, 高機能PDD（現ASD）の診断を受けた小学校高学年から中学生男児を対象として、他者から見られた自己に関する意識と認知について健常児群と比較検討した。先行研究ではPDD児の他者から見られた自己に関する意識は希薄なのではないかと推測されていたが本研究ではPDD児の公的自己意識の高さがうかがわれた。認知面では調和性や統制性に関して、他者（母親）による認知よりも高く評価しており対照群と異なるPDD児特有の結果となった
MISC
講演・口頭発表等
- 令和6年度ブロック研究助成報告（関東ブロック）「関東地方の保育士養成校における学生の自己肯定感の向上をめざす実習の取り組みと課題に関する研究」
浅見 優哉; 佐藤 かほり; 田中 路; 田中 卓也; 市野 繁子; 野見山 直子
令和7年度全国保育士養成セミナー, 2025年08月28日, ［招待有り］
関東地方の保育士養成校の学生を対象に実習前後の自己肯定感の変化に関する質問紙調査を行った。効果的な実習指導の在り方について考察した。 - 保育者養成校における学生の自己肯定感について −先行研究のまとめと枠組みの構築−
浅見優哉; 佐藤かほり; 田中卓也
日本保育学会第78回大会, 2025年05月11日
保育士養成校学生の自己肯定感に焦点を当て、自己肯定感が育まれる要因や低下する要因について先行研究をもとに考察した． - 『特別な支援を必要とする子どもへの対応』における困難感と 関連する保育業務についての検討
佐藤かほり
日本保育学会第78回大会, 2025年05月10日
保育士が『特別な支援を必要とする子どもへの対応』にどのような困難感を有しているか量的・質的に検討を行い発表した。 - 保育士が『特別な支援の必要性』について伝える際に 保護者に働きかけるプロセス
佐藤かほり
日本LD学会第33回大会, 2024年10月19日
保育士が『特別な支援の必要性』を保護者に伝える際に働きかけるプロセスを明確にするために22名の保育士に半構造化面接を行い，質的帰納的研究を行った結果を発表した。 - 高機能PDD児における他者から見られた自己に関する意識と認知の検討
佐藤 かほり; 五十嵐一枝
自閉症スペクトラム学会, 2005年07月
高機能PDD（現ASD）の診断を受けた小学校高学年から中学生男児を対象として、他者から見られた自己に関する意識と認知について健常児群と比較検討を行った結果を発表した。
共同研究・競争的資金等の研究課題
社会貢献活動
- 帝京平成大学地域連携事業：『帝京平成大学中野こども楽舎』
帝京平成大学, 2024年06月01日 - 現在 - 帝京平成大学地域連携事業『プリプリキッズ・ユニバ』
帝京平成大学, 2023年04月01日 - 現在 - 中野区私立幼稚園等巡回事業
2023年04月 - 2024年03月 - 多摩市内保育所・幼稚園 園長会
多摩市教育委員会, 2020年01月 - 2023年02月 - 多摩市立小・中学校就学支援委員研修会
多摩市教育委員会, 2011年07月 - 2022年07月 - 多摩市 就学相談 保護者対象 説明会
2015年 - 2022年 - 多摩市 就学相談 保育園・幼稚園職員対象 説明会
2015年03月 - 2019年03月
