新戸 政輝
| 人文社会学部 経営学科 トレーナー・スポーツ経営コース | 助教 |
Last Updated :2025/10/07
■研究者基本情報
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■研究活動情報
論文
- 個別最適化と合理的配慮を志向する運動不適応の学習者への 体育の授業の考え方について ―潜在的な不適応要因の提案―
新戸政輝
帝京平成大学紀要, 2025年03月, [査読有り]
筆頭著者, 本研究は「体育嫌い」という主観的で顕在的な不適応に加え、体育の授業に対し本人が気づいていない潜在的な不適応という視点を提示する。体育嫌い研究の分析から、その要因が子供の実態に合わない「教材」「指導」「評価」にあると明らかにした。このような学習者に求められる個別最適化や合理的配慮の視点から、今後の体育のあり方を問い直す必要性を論じた。 - 新学習指導要領に基づいた高等学校の「保健」の単元のまとめ学習のためのインストラクショナルデザインールーブリックに基づくコンセプトマップとしての「健康マップ」の実践ー
新戸政輝; 永井大樹
日本教育工学会研究報告集, 2018年12月08日
筆頭著者, 平成30年7月に高等学校の新学習指導要領が公表された。授業の改善については、主体的で対話的で深い学びが実現できるように、単元のまとまりをより一層意識した授業の改善が求められている。本研究では、インストラクショナルデザインに基づくルーブリック評価の活用とコンセプトマップ作りについて実践し、考察した。
MISC
- Ⅲ トレーナー・スポーツ経営コースとの連携事業
新戸 政輝
帝京平成大学 教職センター 2024(令和6)年度年報, 2025年03月
筆頭著者, 本報告は、2024年度におけるトレーナー・スポーツ経営コースと教職センターとの連携事業の活動成果をまとめたものである。全4学年が揃って5年目を迎えた本コース教職課程では、教育実習や介護等体験を計画通り無事に終了した。さらに、教職センターと連携して採用試験対策の支援を強化した結果、初の現役合格者2名を輩出するという成果を上げた。 - ルーブリックを活用したパフォーマンス評価に基づく保健の授業づくりの展開
新戸 政輝
東京都立小笠原高等学校教育実践報告第5号(復刊「研究紀要」通巻第27号), 2018年03月
筆頭著者, 高校の保健の授業の実践においては、パフォーマンス評価とルーブリックを使用した高校の保健の授業については、実践報告は見当たらない。そこで、本研究では、高校の保健の授業において実社会で実際に必要とされる能力とは何か、その指導や評価方法などについて、パフォーマンス評価やルーブリックを導入した授業実践を報告した。 - 生徒の納得と信頼を醸成するためのルーブリック表作成と実践
新戸 政輝
平成27年度東京都立小笠原高等学校教育実践報告, 2016年03月
筆頭著者, 本稿は、本校における授業担当者が短期間で替わることから生じやすい〈授業の評価基準〉の違いについて、パフォーマンス課題として〈真正の評価課題〉を示し、そのパフォーマンス課題に向けて、生徒自身がルーブリック表を作成し、担当者の評価基準について、授業者の満足度を質問紙によって調査した実践報告である。
講演・口頭発表等
- 潜在的な不適応を見つける―学校教育の未来を考える―
新戸政輝
中野中学校区 第2回小中連携教育協議会, 2024年12月18日
本講演では、体育等で優秀な生徒にも「潜在的不適応」は存在すると問題提起した。不適応の定義が時代で変わることを前提に、本人も教員も無自覚な「周りからは順調に見えても、本人は違和感を抱えている」という状態を指摘。このずれを対話で見出し、支援する必要性を訴えた。 - 現代的な学校不適応論から体系化する「運動嫌い生成論」
新戸政輝
日本スポーツ教育学会第40回大会(WEB開催), 2020年12月
児童生徒一人ひとりに教育環境を合わせる「個別最適化」の考えに基づき、波多野(1981)の運動嫌い生成モデルを現代の教育課題から再検討した。その結果、従来の5要因に、用具等のあり方を見直す「施設・教材」を加え、6要因からなる新たな体育授業の「適応-不適応モデル」を提案した。 - 高等学校における球技(ネット型)の下位運動・下位教材の活用後の学習者の集団的技能の段階的な変容について
新戸政輝
日本スポーツ教育学会第39回学会大会(早稲田大学), 2019年09月
学習指導要領の球技の領域では、集団技能を学ぶ視点が盛り込まれたことから、球技の型に注目し、下位運動・下位教材を活用した授業開発を行った。高等学校第1学年を対象に球技ネット型において、下位運動・下位教材を活用した単元計画に基づき、活動を動画に記録した。ルーブリック評価に基づいて運動技能を評価したところ、集団的な技能についての変容が観察された。学習カードの記述からも運動が苦手な学習者であっても、学習内容を肯定的に受け止めていることが観察された。 - 新学習指導要領に基づいた高等学校の「保健」の単元のまとめ学習のためのインストラクショナルデザイン-ルーブリックに基づくコンセプトマップとしての「健康マップ」の実践-
新戸政輝; 永井大樹
日本教育工学会, 2018年12月08日
平成30年7月に高等学校の新学習指導要領が公表された。授業の改善については、主体的で対話的で深い学びが実現できるように、単元のまとまりをより一層意識した授業の改善が求められている。本研究は、インストラクショナルデザインに基づくルーブリック評価の活用とコンセプトマップ作りについて実践し、考察した研究発表。
社会貢献活動
■大学教育・資格等情報
実務経験特記事項(教育)
- 2023年04月01日
健康運動実践指導者 陸上運動実技対策, 陸上運動実技試験対策として、プログラム開発から指導までを担当。年間6コマで構成される実践的かつ段階的な指導計画を独自に開発し、講座外の個別補習指導も徹底。この体系的なサポートにより、担当依頼「毎年合格率100%」を達成し、学生の資格取得に大きく貢献。 - 2023年04月01日
教員採用試験対策講座, 現役合格を目指す学生支援のため、年間100コマを超える対策講座の企画・運営責任者を担当。一次試験(筆記・小論文)から二次試験(面接・模擬授業・集団討論)まで、段階的な実践力養成を目的とした一貫した教育支援体制を構築。この体系的な取り組みにより、トレーナ・スポーツ経営コース初の現役合格者を輩出し、担当期間中は毎年欠かさず現役合格者を輩出する実績に貢献。