工藤 恵子
| ヒューマンケア学部 看護学科 | 教授 |
| 看護学研究科 看護学専攻 | 教授 |
Last Updated :2025/10/07
■研究者基本情報
■経歴
学歴
■研究活動情報
論文
- 地域ケア会議を想定した多職種による仮想事例検討会での住まいの見取り図活用効果
工藤 恵子; 鈴木 晃; 浦橋 久美子; 大越 扶貴; 阪東 美智子; 高橋 郁子; 猪股 久美
日本公衆衛生雑誌, 2017年09月, [査読有り]
筆頭著者 - 在宅支援者のアセスメント・ツールとしての見取り図の有効性に関する検討
鈴木 晃; 工藤 恵子; 浦橋 久美子; 大越 扶貴; 阪東 美智子; 高橋 郁子; 猪股 久美
リハビリテーション連携科学, 2016年06月, [査読有り] - 高齢者の在宅生活支援のためのニーズ把握 事例検討会における見取り図の活用
工藤 恵子; 鈴木 晃; 浦橋 久美子; 大越 扶貴; 阪東 美智子; 高橋 郁子; 猪股 久美
リハビリテーション連携科学, 2015年12月, [査読有り]
筆頭著者
MISC
- アイトラッキングを用いた試行調査:ベッドサイドで観察する看護師の視線分析
工藤 恵子; 阪東 美智子; 高橋 郁子; 猪股 久美; 岩本 里織; 森山 潤; 平川 美和子; 大越 扶貴; 網野 寛子
日本公衆衛生学会総会抄録集, 2024年10月
日本公衆衛生学会 - アイトラッキングを用いた試行調査(第2報):イラスト画像を観察する看護師の視線分析
森山 潤; 平川 美和子; 阪東 美智子; 岩本 里織; 高橋 郁子; 猪股 久美; 工藤 恵子; 大越 扶貴
日本公衆衛生学会総会抄録集, 2024年10月
日本公衆衛生学会 - 在宅生活アセスメントにおける見取り図の活用 アイトラッキングを用いた視線分析に関する試行調査
工藤 恵子; 高橋 郁子; 猪股 久美; 岩本 里織
日本公衆衛生看護学会学術集会講演集, 2024年01月
(一社)日本公衆衛生看護学会 - 見取り図を用いた事例アセスメント時の視線分析 アイトラッキングを用いた試行調査
工藤 恵子; 阪東 美智子; 高橋 郁子; 大越 扶貴; 岩本 里織; 猪股 久美; 網野 寛子
日本公衆衛生学会総会抄録集, 2023年10月
日本公衆衛生学会 - 見取り図を活用する教材DVDの活用と効果に関する検討
高橋 郁子; 工藤 恵子; 浦橋 久美子
日本公衆衛生看護学会学術集会講演集, 2020年01月
(一社)日本公衆衛生看護学会 - The Ways of Dwelling of Frail Elderly: Results of Discussion Using “Floor Plan Sketches”
2016年07月
筆頭著者
書籍等出版物
- 公衆衛生看護活動論 技術演習第4版
編者(編著者)
2025年01月
9784911097076 - 保健医療福祉のしくみ ; 看護と法律
田中, 良明; 工藤, 恵子 (看護学); 高橋, 郁子; 猪股, 久美; 尾之上, さくら; 森山, 幹夫; 田中, 瞳
医学書院, 2024年02月
9784260053723
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 在宅生活ニーズの把握と多職種連携のための見取り図の活用効果の具体的検証
基盤研究(C)
帝京平成大学
2020年04月01日 - 2024年03月31日
令和4年に予定していたフィールド調査(自治体で働く保健師を対象とした見取り図活用の事例検討会)は、コロナ禍で中止となった。それ以降もフィールド調査は困難な状況が続き、実務者を対象とした訪問調査や事例検討会に代えて、今年度実施できたのは以下の2つの調査であった。
①自治体の新任保健師を対象とした研修会における調査
家庭訪問に関連する研修の中で見取り図や見取り図の活用について説明し、研修終了後にアンケートを実施した。見取り図に関する興味や関心、見取り図を活用することは有効であるとする意見、実際の地区活動の中で機会があれば見取り図を描いてみたいという意向は、過去に実施した調査と同様の傾向にあった。今回の対象者はそれぞれの所属で実務を経験する前の新任保健師であったが、新卒者の中にはコロナ禍のため臨地実習での家庭訪問は未経験であったとする者もいた。
②アイトラッキングを用いた試行調査
見取り図を活用する際の視点(何を観察するために、見取り図のどのような部分を、どの程度注視しているのか)を可視化するために、アイトラッキングを用いた試行調査を実施した。今回、被検者となった研究者2名(建築関係者、保健師)の、見取り図を観察する場合のゲイズプロットでは、観る順番や注視する場所はそれぞれ異なっていた。しかし最終的には見取り図全体を網羅するような視線の動きが確認された。またヒートマップでは、見取り図の中で対象者が過ごす場所(日中の居場所や寝る場所)に視点が集中しており、そこを中心に見取り図全体に視点が広がっていた。ヒートマップに差はあるものの、集中的に見ている場所は共通していた。 - 在宅生活ニーズ把握を目的とした多職種連携のための見取り図活用方法の開発
基盤研究(B)
帝京平成大学
2017年04月01日 - 2020年03月31日
本研究の目的は、アセスメントツールとしての住まいの見取り図の活用効果を検証することであった。まずは見取り図の活用を促すために、教材DVDを開発した。その内容は保健師が家庭訪問で情報収集しながら見取り図を作成し、本人や家族とともに生活状況を確認し、さらに多職種による事例検討会を開催するというものである。このDVDを視聴してもらい、見取り図の活用や活用効果に関するアンケートを実施した。DVD視聴で見取り図に関する興味は深まるものの、日常的な活用に至るまでにはさらなる工夫が必要であることが示唆された。また見取り図を、在宅生活支援に関わる実務者以外に、学生の基礎教育で活用することなどが提案された。 - 多職種連携や当事者参加による非言語情報媒体を活用した在宅生活ニーズの把握方法
挑戦的萌芽研究
帝京平成大学
2014年04月01日 - 2017年03月31日
本研究では、在宅生活ニーズを把握する際に非言語情報媒体の一種である住宅見取り図を用いて、見取り図の効果的な活用方法を検討することを目的とした。見取り図の活用実態調査や活用の試行を経て、活用効果検証のために仮想事例検討会を実施した。見取り図は、特に住環境に関連する情報共有を短時間で具体的に行うことにおいて有効であった。さらに、そこで生活する人々に対する想像力を喚起させ、これらは支援策の広がりにもつながる可能性が示唆された。見取り図の備えるべき要件や具体的な活用場面の検討は今後の課題である。