田中 直樹

健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 理学療法コース准教授
健康医療スポーツ学部 理学療法学科准教授
健康科学研究科 理学療法学専攻准教授
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 博士(健康科学)
  • 修士(健康福祉)
  • 学士(理学療法学)

研究キーワード

  • スポーツバイオメカニクス
  • スポーツ科学
  • 理学療法学

研究分野

  • ライフサイエンス, リハビリテーション科学
  • ライフサイエンス, スポーツ科学

■経歴

経歴

  • 2024年04月 - 現在
    帝京平成大学健康医療スポーツ学部リハビリテーション学科理学療法コース 准教授
  • 2022年04月 - 現在
    帝京平成大学大学院健康科学研究科, 准教授
  • 2018年04月 - 2024年03月
    帝京平成大学, 健康医療スポーツ学部リハビリテーション学科理学療法コース講師
  • 2015年04月 - 2018年03月
    江戸川病院スポーツリハビリテーション
  • 2012年04月 - 2015年03月
    東北文化学園大学, 医療福祉学部リハビリテーション学科
  • 2004年04月 - 2012年03月
    船橋整形外科病院, 理学診療部スポーツ医学センター

学歴

  • 帝京平成大学大学院健康科学研究科博士課程 博士(健康科学)

委員歴

  • 2024年04月 - 現在
    理事, 千葉県パラスポーツ指導者協議会
  • 2022年06月 - 2023年03月
    千葉県理学療法士学会学術局
  • 2013年04月 - 2015年03月
    宮城県理学療法士会学会部

■研究活動情報

受賞

  • 2017年10月
    日本臨床スポーツ医学会 JSCSM-韓国スポーツ医学会KSSMトラベリングフェロー

論文

MISC

  • スポーツ分野における理学療法士の予防的な関わり スポーツ傷害と向き合う上で考えておきたいこと
    田中 直樹
    理学療法の歩み, 2021年01月
    筆頭著者, (一社)宮城県理学療法士会
  • スポーツ領域における理学療法士の活動
    田中 直樹
    理学療法の歩み, 2014年01月
    (一社)宮城県理学療法士会
  • 椅子座位での足部と足尖へのリーチ動作における指先の運動軌道形成に関する研究
    菊地 明宏; 鈴木 博人; 本間 秀文; 田中 直樹; 川上 真吾; 藤澤 宏幸
    理学療法学Supplement, 2013年
    【はじめに、目的】体幹運動は複数の関節によって構成されるため、それらの協調性を評価することは容易ではない。これまで、立位における体幹前屈・前傾運動時の腰椎と股関節の運動学的分析については幾つかの報告があり、腰椎・骨盤リズムとして知られる。しかし、胸椎を分離して腰椎および骨盤との協調性を検討したものは見当たらない。少なくとも体幹の協調性を評価するためには胸椎、腰椎、骨盤運動(股関節運動)を分離し、検討することが必要であろう。また、体幹運動の協調性の評価には座位姿勢が適しており、標準化テストとしては簡易な目的動作とすることが望ましいと考えている。以上の経緯より、本研究の目的は、椅子座位でのリーチ動作における指先の運動軌道形成と胸椎、腰椎、骨盤の角度変化を明らかにし、標準化テスト作成へ向けた基礎データを得ることとした。【方法】対象は、体幹前屈・前傾運動に影響を与える腰部と下肢に既往のない、健康若年男性8 名(年齢21.6 ± 1.3 歳、身長170.4 ± 5.8cm、体重68.6 ± 10.4kg、BMI23.6 ± 2.7)とした。開始姿勢となる端坐位は仙骨が床に対して垂直とし、上肢は膝蓋骨上縁に第3 指の先端をおき、頭頂と耳孔を結ぶ線が床と垂直になるように規定した。また、下肢では股関節内外転、内外旋中間位、足底から腓骨頭までの長さに椅子の高さを合わせ、下腿は床と垂直とした。課題動作は足部リーチと足尖リーチの2 種類とし、足部リーチは内・外果の中央前面(ankle touch, AT)、足尖リーチは第1 趾(toe touch, TT)を目標とした。測定項目は3 次元座標(アニマ株式会社, ローカス3D MA−3000)とし、赤外線反射マーカーを頭頂部、第7 頚椎(C7)、第12 胸椎(Th12)、第1 仙椎(S1)、第3 仙椎(S3)、左右の耳孔、大転子、大腿外側(大転子と大腿骨外側顆の中点)、第3 指先端に固定した。測定は電子メトロノーム(60 拍/分)に合わせて、課題動作を1 秒間で実施させた。なお、動作時間については十分な練習を実施し、サンプリング周波数は250Hzとした。動作の開始と終了は頭頂の運動を基準に決定した。データ解析として、骨盤傾斜角度をS1、S3 を結んだ線が鉛直軸となす角として、同様に腰椎傾斜角ではTh12、S1、胸椎角度ではC7、Th12 を基準として算出した。さらに、腰椎角度は腰椎傾斜角から骨盤傾斜角度を、胸椎角度は胸椎傾斜角から腰椎傾斜角を引いて求めた。角度変化について、全運動範囲を4 分割(0 〜25%、26 〜50%、51 〜75%、76 〜100%, MF、MM、ML、ME)して各々算出した。なお、データは運動時間を100%として基準化した。統計解析は、従属変数をリーチ動作における角度変化とし、動作条件(2 水準)と動作相(4 水準)の2 要因による二元配置分散分析を行った。また、多重比較検定はShafferの方法を用いた。統計学的有意水準は危険率5%とした。【倫理的配慮、説明と同意】本研究はヘルシンキ宣言に基づき、東北文化学園大学倫理委員で承認され、測定に先立って対象者には研究の趣旨を説明し書面にて同意を得た。また、未成年者に対してはデータの使用に関して保護者の承諾も合わせてとった。【結果】指先の運動軌道は、STではほぼ直線であったが、TTではML以降に前方への軌道変化を確認した。関節角度の運動範囲は、TTでは胸椎33.3 度、腰椎18.5 度、骨盤27.2 度、ATでは胸椎32.2 度、腰椎16.8 度、骨盤20.8 度であった。骨盤の傾斜角度は動作相および動作条件ともに主効果が認められ、交互作用も有意であった(p<0.05)。動作相では、MLでの変化が最も大きくTTで14.2 度、ATで11.4 度であった。動作条件ではML、MEにおいてTTで有意に変化が大きかった。胸椎の角度は動作相のみ主効果が認められ(p<0.05)、MMでの変化が最も大きくTTで15.7 度、ATで17.2 度であった。腰椎の角度は動作相のみ主効果が認められ(p<0.05)動作条件と交互作用において、有意な傾向(p<0.1)を示していた。動作相ではMMでの変化が最も大きくTTで7.7 度、ATで9.1 度であった。動作条件ではMLにおいてTTで有意に変化が大きかった(p<0.05)。【考察】本研究結果から、TTでは運動後半に骨盤の動きが大きかった。指先運動軌道形成からもTTにおいて運動後半に前方への軌道変化を示しており、前方への軌道形成に骨盤の傾斜が影響していると考える。腰椎角度が運動後半に大きいことについても骨盤の動きとの協調性と考える。ATでは運動後半においてTTより骨盤と腰椎の動きが少ないのは、指先運動起動形成がほぼ直線的に下方へ軌道形成しているためと考える。【理学療法学研究としての意義】椅子座位での異なるリーチ動作において相毎に胸椎、腰椎、骨盤運動を分析して、運動戦略の違いを明らかにすることができた。標準化テストの開発へ向けて、有用な基礎データを得られた。, 公益社団法人 日本理学療法士協会
  • 低速度歩行の運動学的動作分析
    西山 徹; 鈴木 博人; 高橋 純平; 川上 真吾; 高橋 一揮; 田中 直樹; 本間 里美; 藤澤 宏幸
    理学療法学Supplement, 2013年
    公益社団法人 日本理学療法士協会

講演・口頭発表等

  • バイオメカニクス研究の臨床への活かし方:上肢(肩関節を中心とした検討)               
    第12回日本運動器理学療法学会, 2024年09月14日
  • 障害者野球における理学療法士としての支援               
    田中直樹
    第59回日本理学療法学術研修大会, 2024年06月30日
  • 学童野球選手における圧痛と外反ストレス検査は肘内側部痛新規発生予測となり得るか
    田中 直樹; 我妻 浩二; 岩本 航
    日本臨床スポーツ医学会誌, 2020年10月, (一社)日本臨床スポーツ医学会
  • 野球選手における投球側の可動域変化が学童期から生じるかの検討
    入江 一久; 田中 直樹; 石渕 重充; 笹川 郁; 我妻 浩二; 岩本 航
    日本臨床スポーツ医学会誌, 2020年10月, (一社)日本臨床スポーツ医学会
  • スポーツ分野における理学療法士の予防的な関わり               
    田中直樹
    第23回宮城県理学療法士学術大会 教育講演, 2020年02月02日
  • 学童少年野球選手における肩関節内旋可動域制限の発生時期と投球数の関係
    石渕 重充; 田中 直樹; 入江 一久; 我妻 浩二; 岩本 航
    日本臨床スポーツ医学会誌, 2019年11月, (一社)日本臨床スポーツ医学会
  • 野球投手における棘下筋・三角筋の筋厚とその筋厚比の検討               
    小林 弘幸; 岩本 航; 我妻 浩二; 松橋 朝也; 笹川 郁; 村上 純一; 田中 直樹; 村本 勇貴; 岩下 孝粋; 上村 公介; 松浦 顕
    日本整形外科超音波学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年07月, 日本整形外科超音波学会
  • 学童野球選手におけるボールの握り方の特徴と肩肘障害の関係               
    田中 直樹; 我妻 浩二; 村上 純一; 石渕 重充; 岩本 航; 岡田 尚之
    日本肩関節学会抄録集, 2017年10月, (一社)日本肩関節学会
  • 学童野球選手の上腕骨小頭離断性骨軟骨炎と身体機能の関連因子の検討
    我妻 浩二; 岩本 航; 村本 勇貴; 前原 優湖; 松橋 朝也; 石渕 重充; 田中 直樹; 村上 純一; 新庄 琢磨; 岩下 孝粋; 上村 公介; 岡田 尚之
    日本臨床スポーツ医学会誌, 2017年10月, (一社)日本臨床スポーツ医学会
  • 腰痛を有する中学生サッカー選手の身体特性               
    村本 勇貴; 岩本 航; 我妻 浩二; 田中 直樹; 榊原 加奈; 村上 純一; 石渕 重充; 松橋 朝也; 笠間 あゆみ; 岡田 尚之
    理学療法学, 2017年04月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 手長と示指角度に着目した野球ボールの握り方と肘障害に関する検討               
    田中 直樹; 我妻 浩二; 村上 純一; 石渕 重充; 榊原 加奈; 村本 勇貴
    理学療法学, 2017年04月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 異なるベッド条件下におけるブリッジ動作時筋活動               
    高橋 純平; 鈴木 博人; 田中 直樹; 西山 徹
    理学療法学, 2017年04月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 中・高年期の野球選手における傷害調査               
    田中 直樹; 我妻 浩二; 榊原 加奈; 村上 純一; 石渕 重充; 村本 勇貴; 岡田 尚之; 岩本 航
    理学療法学, 2016年10月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 足関節内反捻挫反復群と非反復群の足関節内返し可動域について               
    村本 勇貴; 我妻 浩二; 田中 直樹; 榊原 加奈; 村上 純一; 石渕 重充; 岡田 尚之; 岩本 航
    理学療法学, 2016年10月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 学童少年野球選手における上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎と全力投球数の関係について
    石渕 重充; 岩本 航; 我妻 浩二; 田中 直樹; 村上 純一; 榊原 加奈; 村本 勇貴; 新庄 琢磨; 岩下 孝粋; 伊藤 恵梨; 岡田 尚之
    日本臨床スポーツ医学会誌, 2016年10月, (一社)日本臨床スポーツ医学会
  • 中・高年期野球選手における肩関節痛と関節可動域の関係               
    田中 直樹; 我妻 浩二; 榊原 加奈; 村上 純一; 石渕 重充; 村本 勇貴; 前原 優湖; 狩野 純平; 松橋 朝也; 笠間 あゆみ
    日本肩関節学会抄録集, 2016年09月, (一社)日本肩関節学会
  • 当院における社会人女子サッカーチームに対するメディカルチェックについて
    我妻 浩二; 田中 直樹; 石渕 重充; 榊原 加奈; 村上 純一; 村本 勇貴; 塚原 由佳; 岩本 航; 岡田 尚之
    日本臨床スポーツ医学会誌, 2015年10月, (一社)日本臨床スポーツ医学会
  • 地域在住高齢者の身体活動量と生活のひろがりとの関係について               
    鈴木 誠; 川上 真吾; 鈴木 博人; 田中 直樹; 三木 千栄
    理学療法学, 2015年04月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 股関節屈曲制限の機能障害モデルを用いた運動戦略の選択基準に関する研究 エネルギーコストに着目して
    樋口 朝美; 鈴木 博人; 本間 秀文; 川上 真吾; 菊地 明宏; 田中 直樹; 福田 守; 藤澤 宏幸
    理学療法学, 2014年05月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 低速度歩行の運動学的動作分析
    西山 徹; 鈴木 博人; 高橋 純平; 川上 真吾; 高橋 一揮; 田中 直樹; 本間 里美; 藤澤 宏幸
    理学療法学, 2013年05月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 椅子座位での足部と足尖へのリーチ動作における指先の運動軌道形成に関する研究
    菊地 明宏; 鈴木 博人; 本間 秀文; 田中 直樹; 川上 真吾; 藤澤 宏幸
    理学療法学, 2013年05月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 体幹機能評価に与える因子の検討               
    田中 直樹; 草木 雄二; 石垣 直輝; 小川 靖之; 関谷 妙子; 岡田 亨
    理学療法学, 2010年03月, (一社)日本理学療法学会連合
  • 鏡視下腱板修復術のリハビリ経過 PCAを導入して               
    田中直樹; 澤野靖之; 高村隆; 小山泰弘; 黒川純 菅谷啓之
    第6回専門リハビリテーション研究会, 2006年07月

所属学協会

  • 日本パラスポーツ協会               
  • 日本整形外科超音波学会               
  • 日本臨床スポーツ医学会               
  • 日本スポーツ理学療法学会               
  • 日本運動器理学療法学会               
  • 日本理学療法士協会               

社会貢献活動

  • 全豪オープン(Australian Open)2025 帯同               
    その他
    2025年01月 - 2025年01月
  • German Open (Wheelchair Tennis)帯同               
    その他
    2024年07月 - 2024年07月
  • 千葉県パラスポーツ指導者協議会 理事               
    その他
    2024年05月
  • 習志野高校野球部トレーナー               
    その他
    2008年04月 - 2012年03月
  • 2020東京オリンピックパラリンピック(ビーチバレー)               
    その他
  • NPO法人 江戸川スポーツ医学研究会 理事               
    その他

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 障がい者スポーツ

資格、免許

  • 2004年04月01日
    理学療法士国家資格
  • 2014年04月01日
    パラスポーツ指導員(中級)
  • 2022年04月01日
    登録理学療法士