大村 浩靖
| 人文社会学部 経営学科 経営コース | 教授 |
Last Updated :2025/09/10
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論文
- 「日本におけるコーポレートガバナンス改革の意義」
単著, 日本のコーポレートガバナンス改革の意義を、エージェンシー理論で再構成する。ガバナンス問題の本質は、取締役へ委託された経営を株主がモニタリングする仕組みをどう構築するかにかかっているが、これは、両者の関係をエージェンシー関係と捉え、その利害関係を調整するエージェンシー問題に帰結する。本稿では、上記改革の意義を、エージェンシーコスト削減に向けた取組みとして、再構成し、問題点と解決策を提言する。, 日本ファイナンス学会第28回大会 報告論文, 2020年06月 - 「コーポレートガバナンス改革後のスチュワードシップ活動とエージェンシー問題」
単著, 機関投資家によるスチュワードシップ活動は、株主代表として、機関投資家が、企業が実施するガバナンス改革の進捗状況をモニタリングしながら、積極的な企業とコミュニケーションを通じて、その持続的成長を目指すための責任分担の仕組みと理解できる。本稿では、コーポレートガバナンス推進に不可欠の役割を担う、運用会社におけるスチュワードシップ活動改善に関する問題点とその改善策を提言する。, 証券経済学会年報 第55号別冊, 2020年12月