島津 直実
| 健康メディカル学部 心理学科 | 講師 |
Last Updated :2025/10/07
■研究者基本情報
■経歴
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学歴
■研究活動情報
論文
- 否定的-肯定的自動思考の生起傾向と出来事評価との関連
白石 智子; 島津 直実; 相馬 花恵; Satoko SHIRAISHI; Naomi SHIMAZU; Hanae SOMA
宇都宮大学地域デザイン科学部研究紀要, 2017年02月 - Effects of awareness, acceptance, and decentering on the alleviation of depressive symptoms in a mindfulness program
Ikuyo Kondo; Naomi Shimazu; Fusako Koshikawa; Hanae Soma; Yasutomo Ishii
INTERNATIONAL JOURNAL OF PSYCHOLOGY, 2016年07月 - ネガティブ状況下における否定的自動思考 : その内容と生起頻度が抑うつに与える影響
白石 智子; 相馬 花恵; 島津 直実
宇都宮大学教育学部研究紀要. 第1部 = The research bulletin of the Faculty of Education, Utsunomiya University, 2016年03月 - 大学生を対象とした集団認知行動療法による抑うつ対処・予防プログラム : 効果につながる要因の予備的検討
白石 智子; 松下 健; 田中 乙菜; 島津 直実; 近藤 育代; 越川 房子; 石井 康智
宇都宮大学教育学部紀要. 第1部, 2013年03月
書籍等出版物
- マインドフルネス認知療法 : うつを予防する新しいアプローチ
Segal, Zindel V.; Williams, J. Mark G.; Teasdale, John D; 越川, 房子, (担当:共著、範囲:プログラム各論の第9章と10章(p.157-p.188),第12章(p.220-p.239))
北大路書房, 2007年09月
9784762825743 - ココロが軽くなるエクササイズ
越川, 房子, (担当:共著、範囲:担当項目は,気晴らし法(気分転換法)(p.74- p.75),社会的スキル訓練(p.114- p.119),モデリング(p.120-p.121),イメージング(p.122-p.123),セルフモニタリング (p.126-p.131)であり,すべて単著))
東京書籍, 2007年07月
9784487801756
講演・口頭発表等
- マインドフルネス・プログラムにおける抑うつ低減の影響因に関する検討 気づき・受容・脱中心化の観点から
近藤 育代; 島津 直実; 越川 房子; 相馬 花恵; 石井 康智
日本心理学会大会発表論文集, 2015年08月, (公社)日本心理学会 - Mindfulness-based抑うつ低減プログラムの効果に関わる要素 PHLMSと脱中心化を指標として
越川 房子; 近藤 育代; 島津 直実; 相馬 花恵; 石井 康智
日本心理学会大会発表論文集, 2015年08月, (公社)日本心理学会 - Mindfulness-based抑うつ低減プログラムの効果に関わる要素―脱中心化とPHLMSを指標として―
石井 康智; 越川 房子; 近藤 育代; 島津 直実; 相馬 花恵
日本心理学会大会発表論文集, 2015年, 公益社団法人 日本心理学会発表者変更
(誤)
越川 房子(早稲田大学)
(正)
石井 康智(早稲田大学)
- マインドフルネス・プログラムが身体への気づきとQOLに及ぼす影響
島津 直実; 近藤 育代; 越川 房子; 相馬 花恵; 石井 康智
日本心理学会大会発表論文集, 2013年08月, (公社)日本心理学会 - マインドフルネス・プログラムが気づきと受容・脱中心化に及ぼす影響 促進効果と維持効果の観点から
近藤 育代; 島津 直実; 越川 房子; 相馬 花恵; 石井 康智
日本心理学会大会発表論文集, 2013年08月, (公社)日本心理学会 - マインドフルネス・プログラムの抑うつ低減効果に関する研究 気づきとパーソナリティの観点から
島津 直実; 近藤 育代; 越川 房子
日本心理学会大会発表論文集, 2012年08月, (公社)日本心理学会 - マインドフルネス・プログラムの抑うつ低減効果に関する研究 脱中心化の観点から
近藤 育代; 島津 直実; 越川 房子
日本心理学会大会発表論文集, 2012年08月, (公社)日本心理学会 - K135 マインドフルネス・プログラムの抑うつ低減効果 : マインドフルネスの主要素を指標として(口頭セッション22 うつ)
越川 房子; 島津 直実; 近藤 育代
日本教育心理学会総会発表論文集, 2010年, 一般社団法人 日本教育心理学会 - J055 大学生を対象とした抑うつ予防プログラム : 理論,技法,実践,効果(自主シンポジウム)
越川 房子; 近藤 育代; 島津 直実; 白石 智子; 伊藤 義徳; 松下 健
日本教育心理学会総会発表論文集, 2010年, 一般社団法人 日本教育心理学会 - 対人関係の基盤としての身体接触に関する発達的研究::(4)高齢者の接触を誘発するロボット介在活動の検討
佐野 綾子; 川野 健治; 島津 直実; 田中 乙菜
日本心理学会大会発表論文集, 2006年, 公益社団法人 日本心理学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
- マインドフルネス呼吸法が反応スタイル,メタ受容および抑うつに及ぼす影響の検討
若手研究
帝京平成大学
2021年04月01日 - 2023年03月31日
BeckやTeasdaleの認知理論とNolen-Hoeksemaの反応スタイル理論は抑うつが発生し持続する一連のプロセスを部分的に表現していると考えられ,抑うつを総合的かつ実証的に捉えるための統合モデルの構築の試みがなされている。しかし,抑うつの低減,再発予防に効果が認められてきているマインドフルネスの技法効果を反応スタイルに関する統合モデルとして検討した研究はまだ国内外においてみられない。そこで,本研究では,大学生を対象に2週間のマインドフルネスの技法を実施し,その効果を反応スタイル,メタ認知,抑うつとの関係で検討する事を目的とした。2021年度は抑うつと反応スタイルおよびマインドフルネスの関連領域の論文・著書を概観し,当該研究領域の知見を得た。また,実験実施に向けて利益相反委員会や倫理委員会提出書類の作成を進めた。 - 反応スタイルとメタ受容が抑うつに及ぼす影響に関する統合モデル構築
若手研究
帝京平成大学
2018年04月01日 - 2020年03月31日
BeckやTeasdaleの認知理論とNolen-Hoeksemaの反応スタイル理論は抑うつが発生し持続する一連のプロセスを部分的に表現していると考えられる。統合モデルの構築を試みた先行研究はあるが、反応スタイルを2因子のみで捉えている、媒介変数を想定していない、1時点データのため因果関係に言及できないなどの問題点を指摘できる。また、反応スタイルと抑うつの間には第3の変数を想定する事ができ、従来2因子で捉えられてきた反応スタイルは4因子で捉えられる事も指摘されている。そこで本研究は、統合モデルの構築を試み、4つの反応スタイルと媒介変数としてメタ受容が抑うつのプロセスに与える影響を明らかにし、将来の抑うつを予測する反応スタイルを特定する事を目的としている。2018年度は、大学生を対象に4週間の間隔をおいて同一の調査を2回実施した。具体的には反応スタイル、メタ受容、抑うつスキーマ、自動思考、抑うつの程度について調査を行い、データ入力を行った。 - 傍観行動の低減からいじめ防止を目指す心理教育的プログラムの開発と効果検証
基盤研究(C)
帝京平成大学
2017年04月01日 - 2020年03月31日
本研究においては中学生を対象にいじめの防止・減少を目指した心理教育的プログラムを開発し,その効果検証を行っている。中学生にはいじめを見ても何もしない傍観者が多いことが報告されており(森田,2001),いじめをくいとめるためには多くの生徒が傍観行動をとらないようにすることも重要である。本研究で開発しているプログラムは,ロールプレイを用いたいじめへの介入スキルの学習を主とし,参加生徒が起こっているいじめに対してなんらかの介入となる行動がとれるようになることを目指している。
2017年度に続き,2018年度には神奈川県内のA中学校全校生徒及び宮城県仙台市内のB中学校1年生を対象にプログラムを実施し効果の検討を行ったところ,いじめ場面への介入行動に対する自己効力感の増加やいじめ加害傾向の減少などの効果が認められた。
上述の結果について,日本教育心理学会第60回総会においてポスター発表を行った。また2016年度の研究実施で得られたデータも用いて分析を行ったところ,実施者がプログラムの目的や意図を理解した上で実施し,ロールプレイで扱われるターゲット行動等が同様のものであれば,いじめ場面への介入行動に対する自己効力感の増加や加害傾向の減少等,いじめの防止にある程度の効果をもつ可能性が高いことが示唆された。
また神奈川県内のC中学校においては全校生徒を対象に,ロールプレイではなくグループによる話し合いを採用して実施した。
今後も対象校の生徒の実情や教員の希望を踏まえたプログラムを作成し,効果検証を行う予定である。 - 東洋的代替医療における抑うつ低減・予防効果の検証
基盤研究(C)
早稲田大学
2009年04月01日 - 2014年03月31日
予防的観点から東洋的アプローチの有用性に着目した。
8週間のプログラムが行われた。マインドフルネス瞑想では、受容と抑うつに有意な負相関、脱中心化と抑うつに有意傾向の正相関が認められた。さらに抑うつ低減効果、気づき、受容、脱中心化が見られ、脱中心化では群と時期に有意な交互作用から本プログラムによる脱中心化の有効性が示唆された。操体法群は、抑うつ状態(CES-D得点)とQOL得点に有意な逆相関が認められ、群別(操体法群・統制群)と抑うつ別(高うつ群・低うつ群)の比較からプログラム前後のCES-D変化率(post-pre/pre)に有意差が認められず、QOL得点変化率で有意傾向の改善が認められた。