芳野 純

健康メディカル学部 理学療法学科准教授
健康科学研究科 健康科学専攻准教授
健康科学研究科 理学療法学専攻准教授
情報科学研究科 情報科学専攻准教授
Last Updated :2026/08/07

■研究者基本情報

学位

  • 修士(保健学), 群馬大学, 2009年03月
  • 博士(保健学), 群馬大学, 2014年03月
  • 修士(医療者教育学), 岐阜大学, 2022年03月

研究キーワード

  • 理学療法教育
  • 医療者教育
  • 多職種連携
  • 訪問リハビリテーション
  • 質的研究

研究分野

  • 人文・社会, 教育学
  • ライフサイエンス, リハビリテーション科学

■経歴

経歴

  • 2025年05月 - 現在
    帝京平成大学, 大学院 健康科学研究科 理学療法専攻, 准教授
  • 2018年04月 - 現在
    帝京平成大学, 大学院 情報科学研究科 情報科学専攻, 准教授
  • 2018年04月 - 現在
    帝京平成大学 健康メディカル学部 理学療法学科 准教授
  • 2015年04月 - 2018年03月
    帝京平成大学 大学院 環境情報研究科 環境情報学専攻(通信制)
  • 2011年04月 - 2018年03月
    帝京平成大学 健康メディカル学部 理学療法学科 講師
  • 2009年04月 - 2011年03月
    太田医療技術専門学校 専任講師
  • 2007年04月 - 2009年03月
    田中整形外科(現:田中ファミリークリニック) リハビリテーション室
  • 2001年04月 - 2007年03月
    亀田総合病院 リハビリテーション室

学歴

  • 2020年04月 - 2022年03月, 岐阜大学大学院, 医学系研究科, 医療者教育学専攻 修士課程
  • 2009年04月 - 2014年03月, 群馬大学大学院, 保健学研究科, 保健学専攻 博士後期課程
  • 2007年04月 - 2009年03月, 群馬大学大学院, 医学系研究科, 保健学専攻 博士前期課程
  • 1997年04月 - 2001年03月, 国際医療福祉大学, 保健学部, 理学療法学科
  • 1993年04月 - 1997年03月, 大阪体育大学, 体育学部, 体育学科

委員歴

  • 2025年06月 - 現在
    OSCE標準化検討部会 部会員, 日本理学療法士協会
  • 2025年05月 - 現在
    指定規則等検討部会, 日本理学療法士協会
  • 2024年04月 - 現在
    学術大会支援委員 担当理事, 日本理学療法教育学会
  • 2024年01月 - 現在
    認定医学教育専門家 ポートフォリオ評価者, 日本医学教育学会
  • 2023年04月 - 現在
    学術事業委員, 日本理学療法教育学会
  • 2021年04月 - 現在
    理事, 日本理学療法教育学会
  • 2017年04月 - 現在
    豊島支部 支部員, 東京都理学療法士協会
  • 2013年04月 - 現在
    区西北部ブロック部 世話人, 東京都理学療法士協会
  • 2024年01月 - 2026年03月
    第14回日本理学療法教育学会学術大会 大会長
  • 2023年08月 - 2025年03月
    理学療法士版EPOC検討委員会, 日本理学療法士協会
  • 2022年04月 - 2025年03月
    卒前卒後教育シームレス化検討部会, 日本理学療法士協会
  • 2023年04月 - 2024年08月
    第56回日本医学教育学会大会 実行委員
  • 2022年09月 - 2024年06月
    指定規則等検討部会 学校養成施設検討作業部会, 日本理学療法士協会
  • 2022年04月 - 2023年09月
    第42回東京都理学療法学術大会 学術局長

■研究活動情報

受賞

  • 2019年06月
    第14回 日本訪問リハビリテーション協会学術大会inにいがた, 最優秀賞
    訪問療法士のOn the Job Trainingにおける到達目標の作成
    室田 由美子;大橋 三広;芳野 純
  • 2014年05月
    第48回日本理学療法学術大会, 優秀賞
    理学療法士の臨床能力の難易度と経験年数間の差に関する横断研究
    芳野純;臼田滋

論文

  • 東京都の公的機関における介護予防体操の継続に影響を与える要因に関する研究-参加者に対するインタビューによる質的研究-               
    芳野 純
    理学療法東京, 2025年10月, [査読有り]
    筆頭著者, 東京都の公的機関で介護予防体操を6か月以上継続する高齢者5名へ面接し、継続要因を主題分析で検討した。結果、環境、身体的効果、非身体的効果、価値観・性格、本人や家族に関する5テーマと17サブテーマが抽出された。継続要因には対策困難なものと実施可能なものがあり、後者について具体例を示した。
  • 論証モデルに基づいた理学療法士の症例報告会における議論の分析—臨床推論評価尺度の開発に向けて—
    吉澤 悠喜; 川上 ちひろ; 芳野 純; 木村 大輔; 西城 卓也
    理学療法学, 2025年02月, [査読有り]
    症例報告会の会話を内容分析し,臨床推論を構成する評価項目を抽出した。分析の結果,7カテゴリー・45サブカテゴリーが形成され,6ステップの全項目が抽出された。加えて環境設定,推論の確からしさ,反証における除外条件など新たな要素も明らかとなり,Toulminモデルで整理可能であった。これらは臨床推論の正当性を示す要素であり,今後の評価尺度開発の基盤となる。
  • 理学療法学生のオンライン協働学習における学びの認識に関する探索的研究
    芳野 純; 今福 輪太郎; 早川 佳穂; 田島 嘉人; 西城 卓也
    理学療法科学, 2024年08月, [査読有り]
    筆頭著者, 理学療法学科2年生18名によるオンラインでの協働による事例検討授業を対象とし、終了直後にフォーカスグループで振り返りを実施。主題分析したところ、「協働から得られる学び」に関する3つのテーマと、「オンライン協働を効果的に行うための配慮」が示され、合計6テーマ23のサブテーマが抽出された。オンライン協働学習は、工夫や準備次第で有効な学びの方法になり得る。
  • 身体障害領域における作業療法士の職業的アイデンティテ ィ形成に影響を与えるプロセス分析-複線径路等至性モデル(TEM)を用いた分析-               
    髙橋慧; 中本久之; 芳野純
    作業療法, 2022年10月, [査読有り]
    ラスト(シニア)オーサー, 本研究は,職業的アイデンティティの高い作業療法士がどのようなプロセスを経てアイデンティティを確立したかを,4名へのインタビューとTEM分析で検討した。キャリア初期には不安や理想とのギャップを抱えるが,周囲の期待に応えて行動する中で作業療法への関心が高まり,職業的アイデンティティが強化される過程が示された。
  • The need for researching the utility of R2C2 model in Cross-Cultural and Cross-Disciplinary settings               
    Tomoko Miyoshi; Fumiko Okazaki; Jun Yoshino; Satoru Yoshida; Hiraku Funakoshi; Takayuki Oto; Takuya Saiki
    The Asia Pacific Scholar, 2022年09月, [査読有り]
  • 理学療法士養成教育における卒前教育の在り方 -臨床実習指導者の指導観調査から-               
    中川 仁; 芳野 純; 岩﨑 裕子; 潮見 泰藏; 日高 正巳; 酒井 桂太
    理学療法教育, 2022年03月, [査読有り]
    日本理学療法士協会登録施設を対象に、指導体制と指導観を調査した。指導者の配慮は学生の学習態度に影響し、多くの指導者は社会の変化に応じて計画的に指導力向上へ取り組んでいた。一方、臨床経験・指導経験・教育学習の有無が指導の質と関連していた。良い実習には指導者・養成校・学生の相互理解と準備が必要であり、成人教育学に基づく教育の改善が求められる。
  • 効果的なフィードバックの伝達および省察・行動変容を促すコーチングをブレンドした面談モデル:R2C2モデルの紹介と日本語版
    三好智子; 大戸敬之; 岡崎史子; 舩越拓; 吉田暁; 芳野純; 今福輪太郎; 川上ちひろ; 早川佳穂; 西城卓也
    医学教育, 2022年02月, [査読有り]
    R2C2モデルは研修医・専攻医のパフォーマンス向上を目的とした面談支援モデルで、信頼構築、評価への反応確認、内容理解の探索、改善に向けたコーチングの4段階で構成される。省察的で目標志向の対話を促し、指導医と学習・改善計画を共同で検討できる点が効果として示されている。本稿はその日本語版と知見を紹介した。
  • 医学・医療者教育学を学ぶ我が国のプログラム 1.医療者教育学を学ぶプログラムをデザインする
    西城卓也; 岡崎史子; 大戸敬之; 舩越拓; 三好智子; 吉田暁; 芳野純; 廣内大輔
    医学教育, 2021年12月, [査読有り]
    医療者教育学を学ぶFD・SDプログラムを設計する際に重視すべき要素(学ぶ理由、位置づけ、内容、対象、仲間、場所、方法、時期、成果)を概説した。医療者教育の質向上には、多くの教育者がFSDに参加し、修了者が各地でFaculty Developerとして教育を活性化することが期待される。
  • 理学療法士の臨床能力の難易度と経年的変化に関する研究:─多施設調査による縦断研究─
    芳野 純
    理学療法科学, 2021年10月, [査読有り]
    筆頭著者, 7つの施設に所属する理学療法士資格取得後理学療法士38名を対象に,理学療法における臨床能力評価尺度CEPTを用いて資格取得直後から経験3年までの臨床能力の変化を縦断的に調査した。その結果,早期から高得点となる項目と,経験を重ねて向上する項目が存在し,点数変化の特徴は3タイプに分類された。
  • 訪問療法士のOn the Job Trainingにおける到達目標の作成 (特集 第14回 日本訪問リハビリテーション協会学術大会inにいがた 優秀演題報告)               
    室田 由美子; 大橋 三広; 芳野 純
    日本訪問リハビリテーション協会機関誌, 2020年06月
    訪問療法士が単独訪問できるレベルを評価するOJT到達目標を開発するため、指導経験者へインタビューし内容分析を実施した。分析から50サブカテゴリーと15カテゴリーが抽出された。病院療法士や訪問看護師のOJT指標との比較でも全カテゴリーを網羅し妥当性が示された。環境調整・活動参加・多職種連携が重要なOJT項目であった。
  • 訪問療法士のOn the Job Trainingにおける 到達目標の開発
    室田 由美子; 大橋 三広; 芳野 純
    理学療法科学, 2019年10月, [査読有り]
    ラスト(シニア)オーサー, 訪問療法士が単独訪問できるレベルを評価するOJT到達目標を開発するため、指導経験者へインタビューし質的研究手法にて分析した。分析から50サブカテゴリーと15カテゴリーが抽出された。病院療法士や訪問看護師のOJT指標との比較でも全カテゴリーを網羅し妥当性が示された。環境調整・活動参加・多職種連携が重要なOJT項目であった。
  • 理学療法士の臨床能力の難易度と経験年数間の差に関する縦断研究               
    芳野 純
    理学療法学, 2017年04月
    理学療法士38名を対象に資格取得後3年間の臨床能力をCEPTで縦断評価した。合計点は毎年有意に向上したが、項目別には3つの成長パターンが確認された。態度・自己管理は早期から高値、知識・会話技術は継続的に向上、思考・高度技術は伸びが緩やかで難易度が高いと示唆された。
  • 医療専門職養成課程の違いによる臨床実習と卒後教育に関する研究               
    芳野 純
    帝京平成大学紀要, 2017年03月
    本研究は、帝京平成大学で養成される理学療法士を含む8職種の臨床実習と継続教育の実態を半構造化面接で調査した。実習内容が詳細に規定されていたのは薬剤師と救急救命士で、指導者研修は薬剤師と看護師に必要とされた。薬剤師のみ共用試験が実習要件で、看護師は継続教育の努力義務がある。理学療法士を含む他職種でも実習内容の標準化や指導者要件整備が重要と示唆された。
  • 客観的臨床能力試験および知識試験と臨床実習判定との関連についての研究               
    芳野純; 阪井康友
    リハビリテーション教育研究, 2016年03月, [査読有り]
    筆頭著者, 客観的臨床能力試験(OSCE)および知識試験の成績と、臨床実習の総合判定との関連を検討した。分析の結果、OSCE成績が臨床実習評価と有意に関連し、特に臨床能力を測る項目が実習成果をよく反映していた。一方、知識試験との関連は限定的であり、実習評価には臨床技能がより重要であることが示唆された。
  • The Reliability and Validity of the Clinical Competence Evaluation Scale in Physical Therapy
    Yoshino Jun; Usuda Shigeru
    Journal of Physical Therapy Science, 2013年12月, [査読有り]
    筆頭著者, This study examined the reliability and validity of the Clinical Competence Evaluation Scale in Physical Therapy (CEPT). Participants were 278 novice physical therapy trainees and 119 tutors from 21 medical facilities. Trainees and tutors evaluated clinical competence using the CEPT, and overall competence was also assessed using a visual analog scale. Internal consistency was high, with Cronbach’s alpha values of 0.96 for trainees and 0.97 for tutors. The CEPT total score showed strong correlations with overall competence scores. Factor analysis identified two factors: specialty of physical therapists and essential competence of health professionals. More than 90% of participants confirmed sufficient content validity. These results indicate that the CEPT is a reliable and valid tool for evaluating clinical competence in novice physical therapists.
  • 理学療法における臨床能力評価尺度 (Clinical Competence Evaluation Scale in Physical Therapy : CEPT) の開発と信頼性の検討
    芳野 純; 臼田 滋
    理学療法科学, 2012年12月20日, [査読有り]
    筆頭著者, 理学療法における臨床能力評価尺度(CEPT)を開発し、その信頼性を検証した。先行研究である自立した理学療法士が獲得すべき能力に関する質的研究を基に尺度項目を作成し、経験年数が1~3年目の理学療法士を対象に評価を行った。結果、CEPTは高い内的一貫性と評価者間信頼性を示し、理学療法教育における臨床能力評価の有用な指標となる可能性が示された。
  • 寝返り動作の体幹パターンに関連する因子の検討 : 下肢での床押し力, 身体特性, 体幹機能, バランス機能に着目して
    新井 清代; 芳野 純; 宮澤 満; 丸山 仁司
    理学療法科学, 2011年12月20日, [査読有り]
    寝返り動作における体幹パターンと関連因子を検討した。成人を対象に、下肢による床押し力、身体特性、体幹機能、バランス機能を測定し、体幹の回旋を主とするパターンと側屈を伴うパターンで比較した。結果、床押し力の大きさと体幹機能が体幹パターンに影響し、効率的な寝返りには下肢の押し出しと体幹安定性が重要であることが示された。
  • 臨床実習に必要とされる能力の、指導者・学生間の認識の相違に関する研究               
    芳野純; 石黒章郎
    リハビリテーション教育研究, 2011年03月, [査読有り]
    筆頭著者, 臨床実習において求められる能力について、指導者と学生の間に認識のズレがあるかを検討した。結果、指導者が重視する「倫理観・態度」「多職種連携」「問題発見・対応力」などの能力を、学生の多くは十分に理解・自覚しておらず、学生側は主に「基本技術・知識」「手技・手順」などに焦点を当てていた。つまり、技術中心の学生観と、実践能力や職業人としての資質を重視する指導者観とのギャップが確認された。
  • 自立した理学療法士が獲得すべき能力に関する質的研究
    芳野 純; 二渡 玉江; 大谷 健; 臼田 滋
    理学療法学, 2010年10月, [査読有り]
    筆頭著者, 資格取得後のPTが、自立して理学療法業務を行うために必要な能力を、PT15名に対して、インタビューを行い、質的研究の手法により明らかにした。分析の結果、50のサブカテゴリーと、7つのカテゴリーが形成された。7つのカテゴリーは教育目標分類学による3つの領域を満たしており、PTが自立して業務を行うための到達目標について、一つの目安を示すことができた。
  • 体験実習が学生の性格特性に及ぼす影響               
    石黒章郎; 岡野邦夫; 芳野純
    リハビリテーション教育研究, 2010年03月, [査読有り]
    ラスト(シニア)オーサー, 理学療法学科2年生が参加する「体験実習」が、学生の性格特性に与える影響を調査した。実習前後で性格特性を測定し、実習を経たことで「協調性」「責任感」「対人関係への自信」などが向上する傾向が認められた。つまり、実習は単なる技術習得だけでなく、性格面・対人スキルの成熟にも寄与する可能性が示された。
  • 医療施設における理学療法士の継続教育の現状
    芳野 純; 臼田 滋
    理学療法科学, 2010年02月20日, [査読有り]
    筆頭著者, 医療施設での理学療法士の継続教育の実施状況を調査した。PT責任者113名の回答では、7割以上の施設で新人に指導者が付き、約半数で教育計画が実施されていた。一方で、評価表や指導者任命基準を備える施設は少なく、指導は経験に依存している可能性が示唆された。継続教育の質向上には到達目標やガイドライン整備が必要と考えられる。
  • 安静による廃用症候群患者に対する訪問リハビリテーションの効果:―内部疾患により寝たきり状態に陥った症例への関わりの重要性―
    芳野 純; 黒目 桃子
    理学療法 - 臨床・研究・教育, 2010年01月, [査読有り]
    筆頭著者, 内部疾患による短期間の安静で廃用症候群となった80歳超の2症例へ訪問リハを実施し,介入方法と効果を検討した。2例とも端座位保持が困難なほど活動性が低下していたが,早期から家族指導・環境調整・積極的離床を進めた結果,日中座位保持や外出・通所利用が可能となった。内部疾患由来の廃用症候群に対し訪問リハは有効であると示唆された。
  • 回復期リハビリテーション病棟患者の退院後日常生活活動変化の特徴と関連因子
    芳野 純; 佐々木 祐介; 臼田 滋
    理学療法科学, 2008年08月20日, [査読有り]
    筆頭著者, 回復期病棟から自宅退院した117名を対象に、退院後1ヵ月のADL変化をFIMで分析した。退院1ヵ月後は全体としてFIM運動項目が有意に低下し、とくにセルフケアが低下、排泄は向上していた。FIM50~69点の半介助群と通所サービス利用者で低下が顕著であった。退院後早期のADL低下予防が重要と示唆された。

MISC

  • 日本理学療法教育学会の未来~今こそ叡智を集約せよ~               
    芳野純
    理学療法教育, 2026年
    筆頭著者
  • 特集「理学療法の研究と未来」 理学療法教育研究の実践と未来               
    芳野純
    理学療法 ―技術と研究―, 2026年01月
    理学療法教育研究の入門的総説として、教育効果の捉え方をKirkpatrickモデルで整理し、量的・質的研究の特徴や留意点を解説した。教育は文脈依存性が高く、適切な研究手法の選択が重要であると述べ、今後は学術的根拠に基づいた教育制度構築と質の高い研究実践が求められると結論づけた。
  • 理学療法教育領域で活かす質的研究の方法とその魅力               
    芳野 純
    理学療法教育, 2023年10月
    理学療法教育を含む教育分野は複雑で文脈依存的であるため、質的研究の活用が有用である。しかし理学療法領域では誤解や理解不足から質的研究が少ない。質的研究と量的研究は対立するものではなく両輪として活用すべきである。本稿は質的研究の意義、進め方、注意点を理学療法士教育を例に示し、研究者にその魅力と活用を促すことを目的とした。
  • 新人教育の目標 (特集 新人教育)
    芳野 純
    理学療法ジャーナル, 2010年05月
    新人理学療法士とはどのような状態か」「新人理学療法士の目標とは何か」養成校における教育とともに、理学療法士の資格取得後の教育(継続教育)の充実が必要な状態であり、教育を行ううえではその目標を明確にする必要がある。本稿では、教育目標の必要性および他国・他医療専門職の到達目標について提示し、そこから日本における新人理学療法士に必要な能力としての到達目標について提示した。, 医学書院

書籍等出版物

  • 生活環境論入門 第4版               
    DTP出版, 2025年09月
    環境を身体・心理・社会的側面から総合的に捉え、健康・福祉・生活支援との関連を基礎から解説した入門書。分担執筆者として生活機能の評者尺度の解説および、生活環境を学ぶための演習の事例作成を担当した。
  • OSCE実施マニュアル(第1版)               
    日本理学療法士協会, 2025年03月
    理学療法教育におけるOSCEを適切かつ標準化して実施するための基本的な考え方と具体的手順を示した実践的マニュアル。在宅高齢者のシナリオ・課題・評価項目作成を担当した。
  • 理学療法概論テキスト(改訂第4版)               
    南江堂, 2023年03月
    理学療法の理念、役割、歴史、倫理、関連法規などを体系的に整理し、理学療法士としての基盤的理解を深めることを目的としたテキスト。分担執筆者として、医療経済学の視点の必要性について解説した。
  • リハビリテーション管理学 (PT・OTビジュアルテキスト)
    羊土社, 2020年11月24日
    475810249X
    理学療法士・作業療法士の日常臨床で必須となるリハビリテーション管理学の基礎と応用を解説したテキスト。分担執筆者として養成校における講義の進め方に関する「講義運営」に関して担当した。
  • ケースで学ぶ理学療法臨床思考
    文光堂, 2019年12月
    9784830645792
    代表的な臨床ケースを提示し、理学療法士が臨床思考を構造的に展開する方法を身につけるための実践的テキスト。分担執筆者として、慢性疼痛に関するケースを提示し、評価・問題設定・介入計画・予後予測までの思考過程を解説した。
  • 基礎から確認!PT臨床実習チェックリスト
    メジカルビュー社, 2018年03月
    9784758319249
    理学療法士養成課程における臨床実習で求められる基本的事項を、チェックリスト形式で体系的に整理した実践的教材。分担著者として、感染管理・リスク管理の内容を担当した。
  • 脳卒中リハビリテーションマニュアル
    医学書院, 2014年05月
    9784260019248
    脳卒中患者に対するリハビリテーションを急性期から回復期・生活期まで一貫して実践できるよう、評価・治療・チーム医療の要点を体系的に整理した実践的マニュアル。分担執筆者としてADL評価の実施上の注意点やFIM・BIに関して解説した。

講演・口頭発表等

  • 大会長基調講演 日本理学療法教育学会の未来~今こそ叡智を集約せよ~               
    芳野純
    第14回日本理学療法教育学会学術大会, 2026年01月10日
  • 授業や実習を“PIF”の観点から考えてみよう               
    大戸敬之; 三好智子; 岡崎史子; 芳野純; 舩越拓; 吉田暁
    第92回医学教育セミナーとワークショップ, 2025年11月
    プロフェッショナル・アイデンティティ(PI)/PIFは、専門職としての価値観・信念・態度を形成し「医療者らしくなる」過程を指す。近年の医学教育の重要目標であり、主体的学習や適応力向上に寄与する。本WSでは、授業・実習をPIFの視点で振り返り、概念と影響因子を学び、議論を通じてPIFを考慮したカリキュラム設計と教育者としてのPIF深化を図る。
  • 学習者・指導者・組織が共に創り上げ、成長する職員教育               
    芳野 純
    第20回平成医療福祉グループ学会, 2025年09月
    本発表は、学習者・指導者・組織が共に創り上げる職員教育のあり方を示した。自己決定理論、ポジショニング理論、心理的安全性を理論的基盤とし、双方向的なCo-Creation型教育の重要性を論じた。さらに実践共同体の視点から、個人と組織の学びをつなぐ職場教育の可能性を提示した。
  • 学習者のアイデンティティを形成する医学教育の新たなステージへ               
    大戸敬之; 三好智子; 岡崎史子; 舩越拓; 吉田暁; 芳野純
    第57回日本医学教育学会大会, 2025年07月
  • リハビリテーション教育におけるOSCEの課題解決を探る~OSCE実践 私⽴⼤学の場合~               
    芳野純; 阪井康友; 加藤勝行
    全国リハビリテーション学校協会第37回教育研究大会・教員研修会, 2024年08月
    本報告は、私立大学における理学療法教育でのOSCE実践例を紹介した。3年次必修科目の評価として脳血管障害および筋骨格系を想定したOSCEを実施し、臨床実習指導者と学生SPによる評価を行った。形成的評価と実習前スクリーニングとしての有用性と課題を整理した。
  • 多様な医療者としての「らしさ」を育む:プロフェッショナル・アイデンティティの形成について考えよう               
    大戸敬之; 三好智子; 岡崎史子; 舩越拓; 吉田暁; 芳野純; 西城卓也
    第56回日本医学教育学会大会, 2024年08月
  • 魅力的な研修会を実施するための教育設計 ~インストラクショナルデザインに基づいた研修会とは~               
    芳野純
    第15回リハタマ研修会, 2024年06月
    本研修は、インストラクショナルデザイン理論に基づき、魅力的な研修会を設計・実施するための方法を示した。ガニエの9教授事象を軸に、教育目標設定、教育方略、形成的評価、学習成果の確認までを体系化し、認知負荷理論やKirkpatrickモデルを用いた実践的な研修設計の有用性を提示した。
  • コンピテンシーに基づく連続性のある教育の重要性               
    芳野純
    2023 年度日本理学療法教育学会学術事業サテライトシンポジウム, 2024年01月
    本シンポジウムは、日本理学療法教育学会学術大会委員の役割と、理学療法教育全体を俯瞰した検討課題を提示した。入学前から生涯教育までの多様な教育段階における連続性・一貫性の重要性を示し、コンピテンシー基盤型教育の視点から学会として提言すべき方向性を共有した。
  • 教育理論に基づいた,​指導方法と卒後教育システム               
    芳野純
    兵庫県理学療法士会 西播磨・中播磨支部合同研修会, 2023年12月
    本研修は、教育理論に基づいた指導方法と卒後教育システムについて概説した。コンピテンシー基盤型教育を軸に、教育目標・教育評価・教育方略の三要素を整理し、形成的評価や成人学習理論、経験学習を活用した新人教育の具体例を示した。理学療法士教育における理論的基盤の重要性を示唆した。
  • 振り返りの光と影:影は学習者か、指導者か。R2C2モデルは光となるのか               
    三好智子; 大戸敬之; 岡崎史子; 舩越拓; 吉田暁; 芳野純; 西城卓也
    第55回日本医学教育学会, 2023年07月
  • 理学療法教育研究の活性化 ~教育・学習のプロセスを明らかにする質的研究~               
    芳野 純
    第11回日本理学療法教育学会学術大会, 2022年11月06日
    本報告では理学療法領域における質的研究の意義と進め方、留意点を整理し、量的研究との相補的活用の重要性を示した。教育研究における質的研究の理解促進と活用拡大を目的とした。
  • 理学療法学生のオンライン協働学習における学びの認識に関する探索的研究               
    芳野 純; 今福 輪太郎; 早川 佳穂; 西城 卓也
    第54回日本医学教育学会大会, 2022年08月06日
    本研究は、理学療法学生を対象にオンライン協働学習を実施し、学生が認識する学びの過程を探索的に検討した。主題分析の結果、主体的・対話的で深い学びに対応する学習効果が確認され、対面協働学習と同等の学びが得られていた。オンライン特有の利点と課題が明らかとなり、効果的実践に向けた配慮点が示唆された。
  • 道順障害を呈した症例に対する訪問リハビリテーションの検討~通院経路確認目的の外出練習の効果~               
    芳野 純
    第20回日本訪問リハビリテーション協会学術大会in長崎, 2022年06月
    本症例報告は、脳梗塞後に道順障害を呈した症例に対する訪問リハビリテーションの効果を検討した。実生活場面での外出練習により問題点を評価し、ランドマークと進行方向を言語化した資料を用いた代償的介入を実施した結果、通院時の迷いが軽減した。訪問リハによる生活場面への直接介入の有用性が示唆された。
  • 理学療法士養成教育における卒前教育の在り方−臨床実習指導者の指導観調査から−               
    中川仁; 潮見泰藏; 芳野純; 岩﨑裕子
    第10回日本理学療法教育学会学術大会, 2021年12月
  • 卒後教育と実践例 コンピテンシー基盤型教育による理学療法士の卒後教育システム               
    芳野 純
    東海北陸理学療法学術大会誌, 2021年10月, 東海北陸ブロック理学療法士協議会
    本報告は、コンピテンシー基盤型教育に基づく理学療法士の卒後教育システムについて、カリキュラム開発、教育方略、教育評価の3視点から提案した。各施設の実情に応じたコンピテンシーを明確化し、形成的評価と効果的なフィードバックを重視することで、新人理学療法士の計画的な能力育成の重要性を示した。
  • 訪問療法士のOn the Job Trainingにおける到達目標の作成               
    室田由美子; 大橋三広; 芳野純
    第14回日本訪問リハビリテーション協会学術大会inにいがた, 2019年06月
  • A Study on the Effect of Interprofessional Education in Entry-Level Education               
    Yoshino J; Shimooka T
    The World Confederation for Physical Therapy Congress2019 Geneva, 2019年05月
  • 本学健康メディカル学部における多職種連携論の紹介とその効果               
    芳野 純; 古城 徹; 下岡 隆之
    臨床神経学, 2018年12月, (一社)日本神経学会
    本研究は、本学健康メディカル学部における多職種連携論の授業内容と教育効果を検討した。6学科の学生40名を対象にアンケート調査を行った結果、全学生が他職種の特徴や共通点を適切に理解していた。多くの学生が多角的視点や連携の重要性を認識し、卒前多職種連携教育の有効性が示唆された。
  • 理学療法士の臨床能力の難易度と経験年数間の差に関する縦断研究               
    芳野 純
    理学療法学, 2017年04月, (公社)日本理学療法士協会
    理学療法士38名を対象に、資格取得後3年間の臨床能力を理学療法における臨床能力評価尺度(CEPT)により縦断的に評価した。合計得点は年次ごとに有意な向上を示した。一方、項目別では成長様式に差がみられ、態度・自己管理は早期に高値を示し、知識・会話技術は継続的に向上したが、思考力や高度技術は成長が緩やかであった。
  • 医療専門職の違いによる臨床実習の方法に関する研究               
    芳野 純
    理学療法学, 2016年10月, (公社)日本理学療法士協会
    本研究は、帝京平成大学で養成される理学療法士を含む8職種の臨床実習および継続教育の実態を半構造化面接により調査した。実習内容が詳細に規定されていたのは薬剤師と救急救命士であり、指導者になるための研修は薬剤師と看護師で求められていた。理学療法士を含む他職種においても、実習内容の標準化と指導体制整備の必要性が示唆された。
  • 東京都理学療法士協会区西北部ブロックにおける研究ワークショップについての紹介               
    芳野純
    第35回東京都理学療法学術大会, 2016年06月
    本研究は、東京都理学療法士協会区西北部ブロックにおける研究ワークショップの内容と効果を検討・報告した。臨床研究の基礎から発表までを全4回で実施し、参加者アンケートを質的に分析した。その結果、研究への理解促進と学会発表への動機づけに一定の効果が示唆され、今後の改善点も明らかとなった。
  • 客観的臨床能力試験および知識試験と臨床実習判定との関連についての研究               
    芳野純; 阪井康友
    第28回教育研究大会・教員研修会, 2015年08月
    本研究は、理学療法学生を対象に、臨床実習前のOSCEおよび知識試験と臨床実習判定との関連を検討した。OSCE試験官評価および総合印象は臨床実習結果と関連を示し、特に「挨拶・説明・同意」領域が合否に影響した。一方、知識試験との関連は低く、OSCEのスクリーニング有用性が示唆された。
  • 回復期段階の患者に対する訪問リハビリテーションの効果               
    芳野純
    第6回日本訪問リハビリテーション協会学術大会in大阪, 2015年05月
    40歳代女性の大腿骨頸部骨折患者を対象とした回復期段階における訪問リハビリテーションの事例報告。精神疾患により術後入院リハビリが困難であったため、術後2週で自宅退院となった。週2回の訪問リハで筋力練習、自主練習指導、住環境調整を行い、ADL自立が得られた。多職種・家族連携の重要性が示唆された。
  • 理学療法士継続教育における臨床能力評価の自己評価と指導者による他者評価の比較
    芳野 純; 臼田 滋
    理学療法学, 2014年05月, (公社)日本理学療法士協会
    本研究は、資格取得後3年未満の理学療法士における自己評価と指導者評価の差異をCEPTを用いて検討した。学習者・指導者各69名を対象に比較した結果、全体として自己評価は指導者評価より有意に低かった。一方、過大評価群では臨床思考能力やコミュニケーション等で自己評価が高い項目も認められ、自己評価と他者評価の乖離を踏まえた指導の重要性が示された。
  • 理学療法士の臨床能力の難易度と経験年数間の差に関する横断研究
    芳野 純; 臼田 滋
    理学療法学, 2013年05月, (公社)日本理学療法士協会
    本研究は、理学療法における臨床能力評価尺度(CEPT)を用いて理学療法士1~3年目の臨床能力を横断的に調査し、能力の難易度と経験年数差を検討した。認知・精神運動領域は経験により向上し難易度が高く、情意領域は早期に獲得される傾向が示された。能力獲得には段階性が存在し、継続教育設計への示唆が得られた。
  • バズ・セッションを用いた症例検討の有効性               
    芳野純,松野隆史
    第31回関東甲信越ブロック理学療法士学会, 2012年06月
    整形外科クリニックにおいて、職員対象の症例検討をバズ・セッション形式で実施し、その有効性を検討した。2人一組のディスカッションから段階的にグループを拡大することで、経験年数の浅い職員も発言しやすくなり、主体的な意見交換が促進された。本形式は症例検討における参加意欲と学習効果を高める手法として有用であると結論付けた。
  • 専門科目におけるディベートによる授業               
    芳野純
    第31回東京都理学療法学術大会, 2012年06月
    本研究では、理学療法学科1年前期の専門科目「基礎理学療法学」において実施したディベート型授業の教育実践を報告した。学生を12班に分け、理学療法士養成数や養成課程、事例検討など6テーマで討論を行った。ディベートを通じて理学療法の基礎知識の理解と主体的学習態度の形成が促進された。
  • 「理学療法における臨床能力評価尺度」の信頼性と妥当性の検討
    芳野 純; 臼田 滋
    理学療法学, 2012年04月, (公社)日本理学療法士協会
    本研究は、理学療法における臨床能力評価尺度(CEPT)の信頼性・妥当性を検証した。理学療法士1~3年目の278名と指導者119名を対象にCEPTとVASで評価を実施した。内的一貫性は高く、全体評価との強い相関を示した。因子分析により「理学療法士の専門性」と「医療専門職としての基礎能力」の2因子が抽出され、CEPTの有用性が確認された。
  • しゃがみ姿勢からの立ち上がりにて仙腸関節の関連痛を来した腰椎すべり症の1例
    山本 佳代子; 松野 隆史; 横須賀 由実; 芳野 純
    理学療法学, 2012年04月, (公社)日本理学療法士協会
  • 「理学療法における臨床能力評価」の開発と信頼性の検討
    芳野 純; 臼田 滋
    理学療法学, 2011年04月, (公社)日本理学療法士協会
    理学療法における臨床能力評価尺度(CEPT)を開発し、その信頼性を検証した。先行研究の自立した理学療法士が獲得すべき能力に関する質的研究基に尺度項目を作成し、1~3年目の対象に評価を実施した。その結果、CEPTは高い内的一貫性と評価者間信頼性を示し、理学療法教育における臨床能力評価指標としての有用性が示唆された。
  • 寝返り動作の体幹パターンに関連する因子の検討 下肢での床押し、身体特性、体幹機能、バランス機能に着目して               
    新井 清代; 芳野 純; 宮澤 満; 松井 恵子; 日高 彰雄; 村上 貴恭; 根上 雅臣; 丸山 仁司
    理学療法学, 2011年04月, (公社)日本理学療法士協会
  • 臨床実習に必要とされる能力の指導者・学生間の認識の相違に関する研究               
    芳野純
    第23回教育研究大会・教員研修会, 2010年08月
    臨床実習において求められる能力に関する指導者と学生の認識の相違を検討した。指導者は倫理観・態度、多職種連携、問題発見・対応力などの実践的能力を重視していた一方、学生は基本技術や知識、手技・手順に焦点を当てていた。両者の間に、実践能力や職業人としての資質に対する認識のギャップが存在することが示唆された。
  • 多施設間共同研究による入院脳卒中患者に対する理学療法内容と影響因子の検討               
    篠原 智行; 竹内 伸行; 芳野 純; 幸地 大州; 朝倉 智之; 岩本 紘樹; 大角 哲也; 大橋 賢人; 中島 明子; 荒木 綾平; 櫻本 一平; 平石 武士; 臼田 滋
    理学療法学, 2010年03月, (公社)日本理学療法士協会
  • 安静による廃用症候群に対する訪問リハビリテーションの効果               
    芳野純
    リハビリテーション・ケア合同研究大会・広島2009, 2009年10月
    感染症の発症や転倒直後などにより安静を余儀なくされ、廃用症候群を呈した在宅患者6症例を対象に、訪問リハビリテーションの効果を検討した。早期からの訪問リハ介入により、身体機能やADLの低下抑制、活動性の回復が認められ、在宅生活の継続に寄与する可能性が示唆された。
  • 資格取得後の理学療法士の到達目標 指導経験者に対するインタビューによる質的研究               
    芳野 純; 二渡 玉江; 臼田 滋
    理学療法学, 2009年03月, (公社)日本理学療法士協会
    資格取得後の理学療法士が自立して理学療法業務を遂行するために必要な能力を明らかにすることを目的に、理学療法士15名を対象としたインタビュー調査を実施し、質的研究手法により分析した。その結果、50のサブカテゴリーと7つのカテゴリーが抽出された。これら7カテゴリーはいずれも教育目標分類学における3領域を包含しており、理学療法士が自立して業務を行うための到達目標の一つの指標を示した。
  • 高齢者の廃用症候群に対する訪問リハビリテーションの効果               
    芳野純
    第18回埼玉県理学療法学会, 2009年03月
    内部疾患による短期間の安静を契機に廃用症候群を呈した2症例に対し、訪問リハビリテーションを実施し、介入方法と効果を検討した。両症例とも端座位保持が困難なほど活動性が低下していたが、早期から家族指導、生活環境調整、積極的な離床を行った結果、日中の座位保持や外出、通所サービスの利用が可能となった。内部疾患由来の廃用症候群に対する訪問リハの有効性が示唆された。
  • 訪問リハビリテーションにおける1.5m歩行時間測定の信頼性               
    芳野純
    リハビリテーション・ケア合同研究大会・福井2008, 2008年11月
    訪問リハビリテーション利用者を対象に、自宅環境で実施可能な1.5m歩行時間測定の信頼性を検討した。1.5m歩行時間は評価が容易で再現性が高く、10m歩行速度との間に強い相関を示した。一方、転倒は身体機能や環境要因など多様な因子が関与するため、1.5m歩行時間単独による転倒予測は困難であることが示唆された。
  • 理学療法士継続教育の現状と獲得目標
    芳野 純; 臼田 滋
    理学療法学, 2008年04月, (公社)日本理学療法士協会
    医療施設における理学療法士の継続教育の実施状況を調査した。新人指導体制は多くの施設で整備されていたが、評価表や指導者基準を備える施設は少なかった。教育の質向上には、到達目標やガイドラインの整備が重要であると示唆された。
  • 個別リハビリ重視の通所リハに向けての取り組み ~利用者アンケートを通して~               
    芳野純
    リハビリテーション・ケア合同研究大会・Saitama 2007, 2007年10月
    個別リハビリテーションを重視した通所リハビリテーションの質向上を目的に、利用者アンケートを実施し、そのニーズや満足度を分析した。結果から、個別性の高い関わりが利用者の満足感やリハビリ意欲に寄与することが示唆され、通所リハにおける個別対応の重要性が明らかとなった。
  • 退院時ADL自立度の違いによる退院後のADL変化 退院時と退院1ヵ月後のFIM運動項目の変化の検討
    芳野 純
    理学療法学, 2007年04月, (公社)日本理学療法士協会
    回復期病棟から自宅退院した117名を対象に,退院後1か月のADL変化をFIMで分析した。退院1か月後は全体としてFIM運動項目が有意に低下し,特にセルフケアで低下が認められた。一方,排泄は向上していた。FIM50~69点の半介助群および通所サービス利用者で低下が顕著であり,退院後早期のADL低下予防の重要性が示唆された。
  • 回復期リハビリテーション病棟退院後のADLの変化(第2報)~自立への積極度を中心とした、複数因子との比較~               
    芳野純
    リハビリテーション・ケア合同研究大会・青森2006, 2006年10月
    回復期リハビリテーション病棟退院後のADL変化を縦断的に調査し、特に「自立への積極度」との関連を中心に、身体機能や環境要因など複数因子との関係を検討した。その結果、自立に向けた主体的姿勢が重要な要因であることが示唆された。
  • 回復期リハビリテーション病棟退院後のADLの変化-退院1ヵ月後FIMと比較して-               
    芳野純
    リハビリテーション・ケア合同研究大会・大阪2005, 2005年10月
    回復期リハビリテーション病棟退院患者を対象に,退院時FIMと退院1か月後のFIMを比較し,退院後のADL変化を検討した。退院後のADLの予測は1要因で判断する事は難しく、複数の要因が影響していることが示唆された。
  • リハ病棟におけるFIMの活用               
    芳野純
    第8回千葉県理学療法士学会, 2003年03月
    リハビリテーション病棟においてADLの評価法であるFIMを全患者に対し月1回評価し、その内容をリハビリテーション専門職・看護師・介護職と共有する取り組みを実施。FIM評価の勉強会も継続的に実施し、関わる職種の評価の一致率が高まった。

共同研究・競争的資金等の研究課題

その他

  • 理学療法士
    2001年05月
  • 認定医学教育専門家(日本医学教育学会)
  • 岐阜大学医学教育開発研究センター(MEDC)フェロー
  • 理学療法教育専門理学療法士(日本理学療法士協会)

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 日常生活活動技術学実習

資格、免許

  • 2001年05月25日
    理学療法士免許
  • 2010年04月01日
    理学療法教育専門理学療法士(日本理学療法士協会)
  • 2023年01月01日
    認定医学教育専門家(日本医学教育学会)