諸藤 加寿代

人文社会学部 経営学科 経営コース講師
Last Updated :2025/09/10

■プロフィール情報

学位

  • 学士(経営学)修士(工学)

■業績リスト

最終学歴

  • 千葉工業大学大学院 社会システム科学研究科マネジメント工学専攻 博士後期課程 単位取得退学

論文

  • Various Legal Problems of Corporation in Corporation Law(査読付)
    単著, 会社法の施行によって株式会社の設立手続きが容易になったが、会社法施行後の設立件数は急激な増加はみられない。今回の調査により会社法によって変化が見られた点は、設立要件を緩やかにした結果、実体は個人事業主とかわらない一人会社と個人事業主との法の保護による不平等が大きくなった点であり、このように優遇された会社形態での設立を認める実益について課題がある。, Proceedings of International Conference on Business Management 2010(Japan-America Institute of Management Science)pp55ー65, 2010年08月
  • 株式会社設立に関する一考察(査読付)
    共著, 最低資本金制度は、平成2年商法改正で容認された一人会社を補完する制度であった。自己資本を強化し債権者を保護する役割である。このような調整が必要であるのは、少額資本の閉鎖会社が本来の株式会社の姿と乖離しているためだと考える。本来の株式会社との調整機能であった最低資本金制度を撤廃した現行制度の下での小規模株式会社の問題点について考察をする。(担当部分 諸藤加寿代:執筆全般、遠山正朗, 日本ビジネス・マネジメント学会『ビジネス・マネジメント研究』第7号,pp17-26, 2011年01月
  • A study on the educational practice through gaming simulation(査読付)
    共著, 本研究の目的は、ゲーミングシミュレーションによる教育実践上の課題を記述することにある。はじめに、背景として教育改革の現状について示す。加えて、ゲーミングシミュレーションによる教育方法の有効性を説明する。さらに、ゲーミングシミュレーションによる教育におけるディブリーフィングの重要性について論じる。そしてゲーミングシミュレーションによる教育方法の例とともに、実践上の課題を示す。(担, Proceedings of International Conference on Business Management 2011,pp181-183, 2011年10月
  • Project Management Approach to Clarifying Risks of Inadequate Capital to Start Business(査読有)
    共著, 本稿は、起業のリスク、とりわけ過少資本の状態で起業することのリスクを明らかにすることを目的とする。方法は、起業という行為がプロジェクトに該当することから、プロジェクトマネジメント知識体系の中のリスク・ブレークダウン・ストラクチャーを活用する。これによって明らかになるのが、資本金1円会社であることにより、事業活動を行うための資金が不足するリスクと、正しい意思決定をすることができな, 2012 International Conference on e-Commerce, e-Administration, e-Society, e-Education, and e-Technology (e-CASE & e-Tech 2012),pp710-723, 2012年03月
  • 企業組織におけるリスクと知のマネジメントに関する研究―過少資本のシミュレーションに基づいて―(修士論文)
    単著, 本研究の目的は、過少資本のシミュレーションに基づき過少資本会社のリスクの特定を行い、小規模会社の起業で行われている知識変換の課題について明らかにすることにある。
    過少資本会社のリスクの特定は、シミュレーションに基づいて行う。シミュレーションによる疑似体験に基づき、リスク・ブレークダウン・ストラクチャーを用いてリスクを特定する。
    知識変換では、サイモンの個人の限定, 千葉工業大学修士学位論文, 2013年03月
  • A Study on Starting Small Business from the Viewpoint of the Limits of Rationality(査読付)
    共著, 本稿の目的は、個人の限定された合理性の理論から小規模会社の起業時における問題点と改善点を提示することにある。方法は、はじめに桑田・田尾の3つの概念に依拠し、小規模会社の組織の境界を求める。そして、Simonの理論の組織について確認を行う。個人の限定された合理性の理論から、小規模会社の起業時における問題点を求めるならば、当事者が極端に少なく、専門化が進まない点にある。(担当部分, 1st International Workshop on Computer Application Technologies, pp231-234, 2013年12月
  • A Study on Management of Startup Company from the Viewpoint of Project Risk Management(査読付)
    単著, 本研究は、起業の脅威のリスクについてプロジェクトマネジメントの知識体系に依拠してリスク特定を行い、対応戦略を提示することを目的とする。事例について、PMBOKで提供されているプロジェクト・リスク・マネジメントに依拠して、リスク特定を行い、リスク対応戦略を提示する。
    使用する事例は、経済産業省が開設しているWebサイト『ベンチャー企業の経営危機データベース~83社に学ぶつ, The 2nd International & 42nd National Conference of The Japan Society for Production Management(2015),pp106-109, 2015年09月
  • A Topological Method for Mathematical Dealing with Non-Quantifiable Payoff(査読付)
    共著, ビジネスの現場において重要視される要素の1つとして利得がある。定量化できる利得もあるが定量化できない利得も存在する。
    財務諸表では定量化できる利得を扱うが、定量化できない利得は多く存在するのにも関わらず、従来それらを“数学的に”取り扱う手法が存在しなかった。
    よって、従来、定量化できない利得は、数学的には扱うことができず経験的に扱わざるを得ず、明確な根拠のある利, 49th International Conference on Social Sciences, Business, Economics and Management Studies, 2019年03月

書籍等出版物

  • 化粧品業界のデータを使うリテラシ・エクササイズ
    共著, 本書は、コンピュータリテラシの授業で使用する実習用資料で、化粧品業界の有価証券報告書を使ったリテラシのエクササイズを目的としている。内容は、有価証券報告書の検索、表の作成、グラフの作成、表計算ソフトでの計算などを含んでおり、それらについて繰り返し練習をすることで、リテラシの基礎を確実に習得してもらおうとするものである。本書のエクササイズは経営分析の入門的内容も含んでい, 三恵社, 2011年09月
  • 医薬品業界のデータを使うリテラシ・エクササイズ
    共著, 本書は、コンピュータリテラシの授業で使用する実習用資料で、医薬品業界の有価証券報告書を使ったリテラシのエクササイズを目的としている。内容は、有価証券報告書の検索、表の作成、グラフの作成、表計算ソフトでの計算などを含んでおり、それらについて繰り返し練習をすることで、リテラシの基礎を確実に習得してもらおうとするものである。本書のエクササイズは経営分析の入門的内容も含んでい, 三恵社, 2011年09月

所属学協会

  • 日本シミュレーション&ゲーミング学会
  • 日本ビジネス・マネジメント学会
  • 日本経営会計学会
  • 日本経営監査学会
  • 日本経営実務研究学会
  • 日本生産管理学会
  • 国際公会計学会

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 簿記Ⅲ

資格、免許

  • 2003年01月01日
    行政書士, 行政書士試験合格