矢ノ下 良平

情報科学研究科 情報科学専攻研究科長/専攻長/教授
薬学部 薬学科教授
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 薬学博士, 東京大学
  • 薬学修士, 東京大学

研究キーワード

  • エキソソーム

研究分野

  • ライフサイエンス, 薬系衛生、生物化学

■経歴

経歴

  • 帝京平成大学(THU) 薬学部 薬学科, 教授

学歴

  • 1987年03月, 東京大学, 薬学系研究科
  • 1982年03月, 東京大学, 薬学部

■研究活動情報

論文

MISC

所属学協会

  • 日本唾液腺学会               
  • 生化学会               
  • 薬学会               

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • エキソソームによる粘膜免疫賦活機構の解明
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2016年10月21日 - 2019年03月31日
    免疫関連タンパク質のDPP IV、IgA、唾液タンパク質のムチン5B、口腔内細菌由来のLPSは、ヒト唾液由来エキソソーム表面に緩く相互作用している。これら表面分子のうちムチン5Bは消化酵素で分解され、IgAおよびLPSの大部分はゲルろ過クロマトグラフィーによりエキソソーム表面から剥がれるが、一部は強固に結合していた。表面分子を除去したエキソソームはマクロファージからのNO産生を増強させた。本作用には膜貫通タンパク質であるDPP IVがLPSと協調している可能性を見いだした。唾液由来の粘膜免疫エキソソームは口腔内では免疫系の過剰な活性化を抑制し、消化管内では免疫系の活性化に関与する可能性がある。
  • アミノペプチダーゼ内包エキソソームによる免疫活性化カスケードの分子機構とその制御
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2013年04月01日 - 2016年03月31日
    ヒトの唾液中にはジぺプチジルペプチダーゼ4(DPP IV)を豊富に含有する膜小胞(DPP IV-エキソソーム:DPP4exo)とDPP IV-非含有エキソソーム(dDPP4exo)が存在する。DPP4exoは細菌に由来するリポ多糖(LPS)を豊富に含み、その一部はエキソソーム表面に強く結合している。DPP4exoは単独ではマクロファージの活性化作用はないが、インターフェロン-γ(IFN-γ)添加で強いNO産生作用を示す。dDPP4exoはIFN-γ添加時もNO産生を起こさない。DPP4exoは口腔内の細菌感染などの炎症時にIFN-γ濃度の上昇に伴って、NO産生を起こすと考えられる。
  • 分泌小胞エキソソームの構造と機能               

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 食品と健康