長田　洋和

臨床心理学研究科 臨床心理学専攻（専門職学位課程）教授
健康科学研究科 臨床心理学専攻教授
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 博士（保健学）, 東京大学, 2003年10月
  • 修士（保健学）, 東京大学, 2000年03月
  • 1997年03月

研究キーワード

  • 精神保健学，臨床心理学，特別支援教育，臨床疫学，子育て支援，医療人類学，多文化精神医学

研究分野

  • ライフサイエンス, 衛生学、公衆衛生学分野：実験系を含まない, 精神保健学
  • 人文・社会, 臨床心理学, 発達精神病理学
  • ライフサイエンス, 衛生学、公衆衛生学分野：実験系を含まない, 社会行動科学
  • 人文・社会, 教育学, 特別支援教育
  • ライフサイエンス, 応用人類学, 医療人類学

■経歴

経歴

  • 2023年04月 - 現在
    帝京平成大学, 大学院臨床心理学研究科, 教授, 博士（保健学）
  • 2022年09月 - 2024年03月
    独立行政法人国立国際医療研究センター, グローバルヘルス政策研究センター, 特任研究員, 博士（保健学）
  • 2021年10月 - 2022年03月
    京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部心理学科, 教授, 博士（保健学）
  • 2020年04月 - 2021年08月
    白百合女子大学, 人間総合学部 発達心理学科, 教授, 博士（保健学）
  • 2011年04月 - 2020年03月
    専修大学, 人間科学部 心理学科, 教授, 博士（保健学）
  • 2010年04月 - 2011年03月
    専修大学, 人間科学部 心理学科, 准教授
  • 2009年04月 - 2010年03月
    Columbia University Medical Center / New York State Psychiatric Institute
  • 2005年04月 - 2010年03月
    専修大学, 法学部, 准教授, 博士（保健学）
  • 2003年04月 - 2005年03月
    専修大学, 法学部, 専任講師, 博士（保健学）
  • 2001年04月 - 2003年03月
    東京学芸大学, 教育学部, 非常勤講師

学歴

  • 2000年04月 - 2003年03月, 東京大学, 大学院医学系研究科, 健康科学・看護学専攻精神保健学分野博士課程
  • 1998年04月 - 2000年03月, 東京大学, 大学院医学系研究科, 健康科学・看護学専攻精神保健学分野修士課程
  • 1997年03月, ミネソタ大学, 教養学部

委員歴

  • 2025年04月 - 現在
    編集委員, 日本精神衛生学会
  • 2011年04月 - 現在
    編集委員, 日本乳幼児医学・心理学会
  • 2009年04月 - 現在
    評議員, 日本発達障害学会
  • 2005年04月 - 現在
    評議員, 日本乳幼児医学・心理学会
  • 2023年02月 - 2023年12月
    日本精神衛生学会第39回大会プログラム委員, 日本精神衛生学会
  • 2012年04月 - 2013年08月
    実行委員, 3rd Asia-Pacific Regional Conference of the International Association for the Scientific Study of Intellectual and Developmental Disabilities
  • 2010年04月 - 2012年09月
    実行委員, 日本心理学会第76回大会

■研究活動情報

論文

MISC

書籍等出版物

  • ネウボラから学ぶ − 児童虐待防止メソッド　　　　　　　　　　　　　　　
    上野里絵; Tytti Solantaus; 長田洋和, 分担執筆, 子どもと家族を支える対話型子育て支援「レッツトーク・アバウト・チルドレン
    医学書院, 2022年10月
  • 精神看護学II 地域・臨床で活かすケア（改訂第３版）　　　　　　　　　　　　　　　
    長田洋和, 分担執筆, 心理学的側面からアプローチする検査
    南江堂, 2022年01月
  • 自閉スペクトラム症超早期介入法 アーリー・スタート・デンバーモデル　　　　　　　　　　　　　　　
    共訳, 第７章 模倣と遊びスキルを発達させる
    ASDヴィレッジ出版, 2018年06月
  • 家庭で学校で使える発達障害辞典　　　　　　　　　　　　　　　
    原仁; 長田洋和; 笹森洋樹; 上野一彦; 高橋あつ子, 共編者(共編著者)
    合同出版, 2014年12月
  • 子どもの臨床心理アセスメント～子ども・家族・学校支援のために　　　　　　　　　　　　　　　
    長田洋和, 共著, 第II部「子どもと環境のアセスメント（乳幼児期）」第2章「発達障がいのアセスメント」
    金剛出版, 2010年09月
  • 発達障がいのアセスメント 子どもの臨床心理アセスメント 子ども・家族・学校支援のために　　　　　　　　　　　　　　　
    共著
    金剛出版, 2010年09月
  • 臨床心理士のための子育て支援基礎講座　　　　　　　　　　　　　　　
    長田洋和, 共著, 第3部「発達障害の成り立ちとその支援 3. 心理検査とチェックリストによるアセスメントの実際」
    創元社, 2010年06月
  • 第3部 発達障害の成り立ちとその支援 3 心理検査とチェックリストによるアセスメントの実際 臨床心理士のための子育て支援基礎講座　　　　　　　　　　　　　　　
    青木紀久代; 五十嵐一枝; 大塚義孝; 狩野力八郎; 亀口憲治; 菅野信夫; 齊藤万比古; 榊原洋一; 団士郎; 中田洋二郎; 馬場禮子; 東山弘子; 深津千賀子; 牧野カツコ; 吉田弘道, 共著
    創元社, 2010年06月
  • 第8章 発達障害 児童心理学の進歩 2009年度版　　　　　　　　　　　　　　　
    平木典子; 稲垣佳世子; 斉藤こずえ; 高橋惠子; 氏家達夫; 湯川良三, 共著
    金子書房, 2009年06月
    4760899499
  • １．精神遅滞 Ⅳ精神科臨床評価－特定の精神障害に関連したもの 精神科臨床評価検査マニュアル　　　　　　　　　　　　　　　
    栗田広, 共著
    アークメディア, 2004年12月
  • 『社会福祉辞典』 担当項目：言語障害、言語療法、常同行為、注意欠陥／多動性障害、聴覚音声言語障害、聴覚・言語障害者更生施設、聴覚障害、聴能訓練士、読話／読唇、難聴、発達遅滞、平衡機能障害、補聴器　　　　　　　　　　　　　　　
    秋元美世; 大嶋巌; 芝野松次郎; 藤村政之; 森本圭樹; 山縣文治, 共著
    有斐閣, 2003年12月
    4641002630
  • Ⅲ.鑑別診断、Ⅰ.併存障害、③高機能広汎性発達障害とAD/HD－「注意欠陥／多動性障害－AD/HDの診断・活療ガイドライン」　　　　　　　　　　　　　　　
    上杉靖子; 斉藤万比古; 北道子; 編; 栗田広; 立森久照, 共著
    じほう, 2003年08月

講演・口頭発表等

  • Adapting and implementing family focused practice for parents with mental illness and their children: international perspectives　　　　　　　　　　　　　　　
    Tytti Solantaus; Melinda Goodyear; Joanne Nicholson; Rie Ueno; Hirokazu Osada; Rebecca Allchin
    “It Takes a Village…” An international conference: Families experiencing substance use, mental or physical health problems. Oslo, Norway, 2019年05月
  • Safety, feasibility, fidelity, and perceived benefits of an intervention for parents with mood disorders and their children ― “Let’s Talk About Children” in Japan　　　　　　　　　　　　　　　
    Rie Ueno; HIROKAZU OSADA
    “It Takes a Village…” An international conference: Families experiencing substance use, mental or physical health problems. Oslo, Norway, 2019年05月
  • Cross Cultural Comparison of Callous-Unemotional Traits - Japan vs other countries　　　　　　　　　　　　　　　
    The 5th World Congress of Cultural Psychiatry New York, NY, 2018年10月
  • Mental health literacy of neurodevelopmental disorders in Japanese general populations　　　　　　　　　　　　　　　
    20th Euro Congress on Psychiatrists and Psychologists Rome, Italy, 2017年08月, ［招待有り］
  • National survey of Japanese elementary and junior high school students with callous-unemotional traits　　　　　　　　　　　　　　　
    20th Euro Congress on Psychiatrists and Psychologists Rome, Italy, 2017年08月, ［招待有り］
  • Usability of the Japanese version of the Inventory of callous-unemotional traits as a screening tool for children with neurodevelopmental disorder　　　　　　　　　　　　　　　
    Hirokazu Osada; Rie Ueno; Yukie Shoji; Shuji Yamamoto
    Fifth International Conference on Families and Children with Parental Mental Health Challenges Basel, Switzerland, 2016年08月
  • Development of the Infantile Interview Guide for Early Detection of Neurodevelopmental Disorders　　　　　　　　　　　　　　　
    The 12th International Family Nursing Conference Odense, Denmark, 2015年08月
  • Human Rights Law for Persons with Disabilities in Asia and the Pacific: The Need for a Disability Rights Tribunal　　　　　　　　　　　　　　　
    Chair@Keynote Speech; Professor Michael L. Perlin; New York Law School
    The International Association for the Scientific Study of Intellectual and Developmental Disabilities 3rd Asia-Pacific Regional Congress, Waseda University, Tokyo, 2013年08月
  • 少年非行と発達障害　　　　　　　　　　　　　　　
    長田洋和; 藤川洋子; 小栗正幸; 桝屋二郎; 村松励
    日本心理学会第76回大会 専修大学，川崎市, 2012年09月
  • ニューヨークにおける自閉 症スペクトラム障害への早期介入の実際とわが国への応用の可能性　　　　　　　　　　　　　　　
    第21回日本乳幼児医学・ 心理学会大会 専修大学， 東京, 2011年11月19日, ［招待有り］
  • 一般演題2『子どもの発達と 支援』　　　　　　　　　　　　　　　
    第20回日本乳幼児医学・心理学会大会 名古屋大学，名古屋市, 2010年12月, ［招待有り］
  • Utility of the Japanese version of Internet Addiction Test　　　　　　　　　　　　　　　
    2009 World Congress of the World Federation for Mental Health, 2009年09月, World Federation for Mental Health
  • A qualitative analysis of narratives of Japanese mothers parenting children with developmental disabilities　　　　　　　　　　　　　　　
    Hitoshi Hara; HIROKAZU; OSADA Chiyoko Numata
    The International Association for the Scientific Study of Intellectual and Developmental Disabilities 2nd Asia-Pacific Regional Congress Singapore, Singapore, 2009年06月
  • アセスメントに基づいたASD児への認知訓練および折衷療法の取り組み　　　　　　　　　　　　　　　
    関東こども精神保健学会第3回学術集会, 2006年03月, 関東こども精神保健学会
    自閉症スペクトラム障害児への認知訓練および折衷慮法の取り組みについて、概念、事例を交えながら口頭発表を行った。
  • インターネット中毒テスト(JIAT)の信頼性と妥当性の検討　　　　　　　　　　　　　　　
    日本嗜癖行動学会第15回大会, 2004年10月, 日本嗜癖行動学会
  • 広汎性発達障害の早期スクリーニング尺度としての乳幼児期行動チェックリスト改訂版（IBC-R)の有用性の検討　　　　　　　　　　　　　　　
    第13回日本乳幼児医学・心理学会, 2003年10月25日, 日本乳幼児医学・心理学会
  • 東京小児発達スケジュール(TCDS)の広汎性発達障害の鑑別尺度としての有用性の検討　　　　　　　　　　　　　　　
    第11回日本乳幼児医学・心理学会, 2001年12月, 第11回日本乳幼児医学・心理学会
  • 新版K式発達検査を用いた広汎性発達障害児の早期発達に関する研究　　　　　　　　　　　　　　　
    第10回日本乳幼児医学・心理学会, 2000年12月, 第10回日本乳幼児医学・心理学会
  • 広汎性発達障害の診断補助尺度としての小児行動質問表(CBQ)の有用性に関する研究　　　　　　　　　　　　　　　
    第９回日本乳幼児医学・心理学会, 1999年12月, 第９回日本乳幼児医学・心理学会
  • 広汎性発達障害スクリーニング尺度としての乳幼児期行動チェックリスト(IBC)に関する研究　　　　　　　　　　　　　　　
    第９回日本乳幼児医学・心理学会, 1999年12月, 第９回日本乳幼児医学・心理学会
  • 低出生体重児の視知覚プロフィールにおける検討　　　　　　　　　　　　　　　
    日本小児保健学会第40回大会, 1993年10月, 日本小児保健学会第40回大会

所属学協会

  • 2019年07月 - 現在
    The World Association of Cultural Psychiatry　　　　　　　　　　　　　　　
  • 2015年04月 - 現在
    日本児童青年精神医学会　　　　　　　　　　　　　　　
  • 2005年04月 - 現在
    日本精神衛生学会　　　　　　　　　　　　　　　
  • 2003年04月 - 現在
    日本心理臨床学会　　　　　　　　　　　　　　　
  • 2003年04月 - 現在
    日本発達障害学会　　　　　　　　　　　　　　　
  • 1999年04月 - 現在
    日本乳幼児医学・心理学会　　　　　　　　　　　　　　　
  • 2003年04月 - 2020年03月
    日本心理学会　　　　　　　　　　　　　　　

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 精神疾患を有する親の子どもに向けたweb-basedサポートプログラムの開発
    基盤研究(C)
    東京医科大学
    2014年04月 - 2018年03月
    精神疾患を有する親と子ども・家族のためのWEBによる支援を検討した結果，オーストラリアのCOPMIは先駆的なWEBによる支援を実施しており，特に専門家に向けたLet's Talk About Children（LT）のeラーニングの有用性が明らかになった。
    そこで，日本での LTのeラーニングの将来的開発に向け，まずは日本でLTの適用可能性に関する予備的調査を実施した結果，その安全性，実現可能性，および有用性が示された。
    他方，精神疾患を有する親と子ども・家族を支援する専門家の支援の実態およびニーズに関する全国調査の結果から日本でWEBによる支援に取り入れるべきコンテンツが示唆された。
  • 小中学生におけるネット依存，発達障害，およびCU特性の関連に関する研究
    基盤研究(C)
    専修大学
    2014年04月 - 2018年03月
    神経発達症，とりわけ，自閉スペクトラム症，あるいはまた注意欠如・多動症を有する児・者は，その病理・心理的特徴から，インターネット病的使用の傾向を持ちやすいことが示唆されてきている。インターネット病的使用には，反社会的行動の背景にあるCU特性（callous-unemotional traits）との関連があると思われることから，人生早期に行動特徴が現れる，自閉スペクトラム症あるいはまた注意欠如・多動症を有する児においてCU特性の有無とインターネット病的使用傾向があることとCU特性との関連を探索的に研究した。
  • うつ病を有する親の子どもへの家族を中心とした予防学的介入プログラム日本版の開発
    若手研究(B)
    2011年04月 - 2015年03月
    フィンランドの児童精神科医Solantaus先生が開発した精神疾患をもつ親の子ども（以下、子ども）を支援するための2冊のブックレツト（親用・子ども用）日本語版を作成した。さらに、関東にある医療機関や相談機関を対象に、子どもへの支援に関する取り組みおよびブックレットの活用可能性に関する質問紙調査を行った。結果、回答者全員が、子どもへの支援は必要とし、現場での支援内容やニーズなどの実態が明らかになった。また回答者のうち約8割が、親用・子ども用のブックレットともに必要であると回答し、多様な活用可能性も示され、子どもと家族への支援においてブックレットを活用することは有用性が高いことが示唆された。
  • 一般人口および発達障害児における日本版ＣＵ特性スクリーニング尺度の開発
    挑戦的萌芽研究
    専修大学
    2011年04月 - 2013年03月
    Callous Unemotional Traits（CU特性）は，素行障害との関連が報告されている．CU特性のスクリーニングは，わが国での非行の予防の一助となり得ると考えられる．
    全国の4088人の小中学生から日本版CU特性尺度（JICU）への回答を得た．JICUは十分な有用性が示され，80パーセンタイル得点をカットオフとしたところ，795人がCU特性を有する可能性が示された．わが国の小中学生と欧米の児童青年期でのCU特性には文化差がなく，今後わが国でも，CU特性を有する子どもに，すでに欧米で開発されているEBPを適用することで，生きづらさ，非行や反社会的行動を予防できる可能性が示唆された．
  • 自閉症スペクトラム障害児診断のための主たる養育者への構造化面接法の開発
    若手研究(B)
    専修大学
    2006年04月 - 2008年03月
    わが国の特別支援教育制度の対象となる高機能発達障がい(「軽度発達障害」に代わる用語として用いる. 高機能自閉症, 注意欠陥/多動性障害, および学習障害を含む発達障がい)の早期発見のため, 母親への構造化面接法の開発を目的とし研究を行った. 子どもが生まれてから診断を受けるまでの母親のナラティヴから抽出されたカテゴリをもとに, 「乳幼児期インタビューガイド (Infantile Interview Guide; IIG)」を作成した. 今後IIGを実際の健診の場で用いたエヴィデンス・ベイストの研究が望まれる.

社会貢献活動

  • 江戸川区教育委員会特別支援教育専門家チーム（心理）　　　　　　　　　　　　　　　
    江戸川区教育委員会, 2005年04月01日 - 現在
  • 豊島区池袋保健所職場内研修　　　　　　　　　　　　　　　
    講師
    豊島区, 2024年11月01日 - 2024年11月01日
  • 発達障害について　　　　　　　　　　　　　　　
    講師
    日野工業高等学園, 2023年09月19日 - 2023年09月19日
  • 発達障害の理解と思春期の発達障害支援　　　　　　　　　　　　　　　
    講師
    科学技術学園, 2019年03月11日 - 2019年03月11日
  • 児童・思春期における メンタルヘルスについて パート2 ~子どもや親の支援について考える~　　　　　　　　　　　　　　　
    多摩区精神保健福祉協議会, 2017年01月13日 - 2017年01月13日
  • Statistical Analysis, Multi Site Study on Depression of Mothers of the Children with Intellectual Disabilities and/or Autism　　　　　　　　　　　　　　　
    JICA, 日本発達障害連盟
    JICA主催による国際比較研究に対して、専門家アドバイザリー委員の一人として、特に統計的手法を用いたデータ解析を行い、英語にて発表を行った。
  • 心理学＆臨床心理士徹底ガイド　　　　　　　　　　　　　　　
    ダイヤモンド・セレクト
    社会人向けの大学＆大学院編入進学ガイドの中で、心理学、大学・大学院で学ぶ内容、カウンセラーの仕事などについて、発言した。
  • おしえて ネット依存症　　　　　　　　　　　　　　　
    朝日新聞
    インターネットアディクションテスト（ネット依存症の診断テスト）について発言した。
  • 広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders; PDD)　　　　　　　　　　　　　　　
    横浜家庭裁判所
    広汎性発達障害についての概要（非行・犯罪との関連を含む）を、横浜家庭裁判所の調査官に対して講演形式で行った。

学術貢献活動

  • 第21回日本乳幼児医学・心理学会　　　　　　　　　　　　　　　
    企画立案・運営等
    長田洋和（大会長）, 2011年11月19日 - 2011年11月19日

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 発達心理学特論

資格、免許

  • 2019年02月05日
    公認心理師
  • 2006年04月01日
    臨床心理士
  • 2004年04月01日
    精神保健福祉士