中村 優

ヒューマンケア学部 鍼灸学科講師
健康科学研究科 鍼灸学専攻講師
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 博士(工学), 国士舘大学, 2016年03月

研究キーワード

  • 人間医工学
  • 人体美学(顔学、音声学など)
  • 睡眠学
  • 鍼灸学
  • 東洋医学

■経歴

経歴

  • 2023年04月 - 現在
    帝京平成大学, ヒューマンケア学部 はり灸学科, 講師
  • 2017年04月 - 2023年03月
    帝京平成大学, ヒューマンケア学部 はり灸学科, 助教

学歴

  • 2013年04月 - 2016年03月, 国士舘大学大学院博士課程, 工学研究科, 応用システム工学専攻

■研究活動情報

論文

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 鍼刺激が睡眠に与える影響の解明-東洋医学を背景として-
    若手研究
    帝京平成大学
    2020年04月01日 - 2025年03月31日
    本研究は鍼灸臨床の場において日常的に用いられる背部兪穴(脊柱起立筋上に位置する経穴)への鍼刺激が通常の睡眠に与える影響を調査するものである。鍼刺激が睡眠に与える影響の研究のほとんどが不眠症患者への施術の報告であり、鍼刺激が通常の睡眠に与える影響の研究は行われていない。また、前出の研究の刺激部位に関しても古典(黄帝内経)に記される、睡眠の東洋医学的解釈を反映させた研究は類を見ない。
    本研究では東洋医学において良質な睡眠を取得するにあたり重要とされる『衛気』『眼』『血』『陰陽きょう脈』に注目し、それぞれと関連の深い臓腑に対応する背部兪穴を刺激部位として、選定された刺激部位への鍼刺激が睡眠へどのような影響を与えるかを調査し、その施術の効果を実証するものである。
    本研究から得られる成果は鍼刺激を行うことで日常の睡眠をより良質なものへするためのアプローチを明確にすることであると同時に、それらを基盤として鍼刺激が不眠症はじめ、睡眠関連疾患へ与える影響の下支えとなるものである。本研究から得られる実績は鍼灸臨床の現場に貢献できることはもちろん、ひいては睡眠関連疾患を患う患者のみでなく、全ての国民に良好な睡眠をもたらす重要な可能性がある。
    なお、本研究に関連し、昨年度、ICMART2023(Amsterdam)にて『How to Perceive the Back Transport Points in Meridian Therapy-Focusing on Sleep-』と題して関連研究(文献調査ならびに古典的解釈を加えた内容)のポスター発表を行った。

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 中医学特論

資格、免許

  • 2009年04月01日
    きゅう師
  • 2009年04月01日
    はり師
  • 2010年06月01日
    薬膳アドバイザー
  • 2011年03月01日
    鍼灸マッサージ教員免許