皆川 陽一

ヒューマンケア学部 鍼灸学科准教授
健康科学研究科 健康科学専攻准教授
健康科学研究科 鍼灸学専攻准教授
情報科学研究科 情報科学専攻准教授
Last Updated :2025/09/26

■研究者基本情報

学位

  • 博士(鍼灸学)(明治国際医療大学)

研究キーワード

  • トリガーポイント
  • 筋・筋膜疼痛症候群
  • 筋・筋膜性疼痛
  • 肩こり
  • 痛み
  • 疼痛
  • 慢性痛

■経歴

経歴

  • 2024年04月 - 現在
    帝京平成大学, ヒューマンケア 学部鍼灸学科, 准教授
  • 2018年04月 - 2024年03月
    帝京平成大学, ヒューマンケア学部 鍼灸学科, 講師
  • 2011年04月 - 2018年03月
    帝京平成大学, ヒューマンケア学部 鍼灸学科, 助教

■研究活動情報

論文

MISC

  • 慢性疼痛に対する鍼灸治療の展望-ガイドラインの拡充を目指して- 慢性疼痛に対する鍼灸師の役割.               
    皆川 陽一
    全日本鍼灸学会雑誌, 2023年
  • プレゼンティーイズムにはり治療は有用か?               
    皆川陽一
    日本東洋医学系物理療法学会誌, 2022年
  • 潜在性トリガーポイントに対する効果指標となる特徴の探索               
    皆川 陽一; 池田 真帆; 毛塚 雄介; 松井 晃太; 村上 惇平; 渡辺 将史; 脇 英彰; 池宗 佐知子; 吉田 成仁; 伊藤 和憲; 宮崎 彰吾
    PAIN RESEARCH, 2019年07月
    日本疼痛学会
  • 前向き症例集積による新規鍼灸受療患者の治療成績に関する概説               
    皆川 陽一; 宮崎 彰吾; 脇 英彰; 吉田 成仁; 久島 達也
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2019年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 耳鍼のセルフケアが大学生の睡眠、抑うつ、学習状況に及ぼす影響               
    脇 英彰; 鈴木 卓也; 皆川 陽一; 吉田 成仁; 宮崎 彰吾; 久島 達也
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2019年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 鍼刺激がジャンプ着地時の動的アライメントに対して与える影響               
    秋元 佳子; 吉田 成仁; 脇 英彰; 皆川 陽一; 宮崎 彰吾; 久島 達也
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2018年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 抑うつ症状に関連する潜在性トリガーポイントの特異性               
    皆川 陽一; 宮崎 彰吾; 脇 英彰; 吉田 成仁; 今井 賢治; 久島 達也
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2018年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 学生の学習意欲向上への取り組み               
    岩 昌宏; 皆川 陽一; 吉田 成仁; 今井 賢治; 久島 達也
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2018年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 【「痛み」-その理論と対応】 痛みのケアとトリガーポイント               
    皆川陽一
    Sportsmedicine., 2018年, [招待有り]
  • 慢性痛に対する鍼灸治療の現状(第2報).
    石丸 圭荘; 皆川 陽一; 浅井 福太郎; 齊藤 真吾; 楳田 高士; 伊藤 和憲
    慢性疼痛, 2018年
    日本慢性疼痛学会
  • トリガーポイント鍼治療の動向に関する文献調査.               
    皆川 陽一; 齊藤 真吾; 浅井 福太郎; 伊藤 和憲
    慢性疼痛, 2018年
    筆頭著者
  • 筋筋膜トリガーポイント鍼治療法の概要と肩痛の治療               
    皆川陽一
    医道の日本, 2015年12月, [招待有り]
  • 軽度抑うつ者の唾液中sIgAに対する鍼通電作用の検討               
    脇 英彰; 鈴木 卓也; 皆川 陽一; 玉井 秀明; 吉田 成仁; 宮崎 彰吾; 上馬塲 和夫; 久島 達也; 高橋 秀則
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2015年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 経皮的電気刺激と鍼通電刺激が足関節機能的不安定性に及ぼす影響               
    吉田 成仁; 石森 七海; 久島 達也; 宮崎 彰吾; 大隈 祥弘; 皆川 陽一; 玉井 秀明; 高橋 秀則
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2015年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • FAIに対する鍼通電刺激が足関節周囲筋共同収縮に及ぼす影響               
    鈴木 雄大; 吉田 成仁; 石森 七海; 久島 達也; 宮崎 彰吾; 大隈 祥弘; 皆川 陽一; 玉井 秀明; 高橋 秀則
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集, 2015年05月
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 【東洋医学的手法を用いた痛みの治療 鍼灸治療の応用】 痛みに対する鍼灸治療の役割               
    伊藤和憲; 皆川陽一
    ペインクリニック, 2011年, [招待有り]
  • 明治国際医療大学附属鍼灸センターにおけるディスポーザブル鍼管の再資源化への取り組み
    今井賢治; 皆川陽一; 大宮周作; 吉元授; 谷口博志; 田口玲奈; 鶴浩幸; 北小路博司
    全日本鍼灸学会雑誌, 2009年
    (公社)全日本鍼灸学会
  • 陰部神経鍼通電刺激により下肢の痺れが軽減した1症例               
    皆川陽一; 伊藤和憲; 福田文彦; 北小路博司
    東洋医学, 2009年
  • 顎関節症I型患者に対してトリガーポイント鍼治療を試みた1症例               
    皆川陽一; 伊藤和憲; 今井賢治; 北小路博司; 大薮秀昭
    東洋医学, 2009年
  • 顎関節症Ⅲa型に鍼治療を試みた1症例―転位した関節円板と随伴症状に対する効果―
    皆川陽一; 伊藤和憲; 今井賢治; 北小路博司; 大薮秀昭
    全日本鍼灸学会雑誌, 2009年, [査読有り]
    【目的】鍼治療は、 顎関節症の保存療法としてよく用いられているが、 その多くが咀嚼筋障害を主徴候としたI型の報告である。 そこで今回、 関節円板の異常を主徴候としたIIIa型患者に対して鍼治療を行い、 症状の改善が認められた1症例を報告する。
    【症例】19歳、 女性。 主訴:開口障害、 開口・咀嚼時痛。 現病歴:X-1年、 左顎に違和感が出現した。 X年、 口が開きにくくなると同時に開口・咀嚼時の顎の痛みが出現したため歯科を受診した。 診察の結果、 MRI所見などから顎関節症IIIa型と診断され鍼治療を開始した。
    【方法】鍼治療は、 関節円板の整位と鎮痛を目的に外側翼突筋を基本とした鍼治療を週1回行った。 効果判定は、 主観的な顎の痛み・不安感・満足感をVisual Analogue Scale(VAS)で、 開口障害を偏位の有無で、 円板・下顎頭の位置や形態の確認をMRIにて評価した。
    【結果】初診時、 顎の痛みを示すVASは52mmであり鍼治療を行ったところ、 2診目治療前には痛みの軽減がみられた。 4診目に一時的な症状の悪化が認められたが、 その後も治療を継続することで顎の痛みを示すVASが2mmまで改善した。 一方、 治療8回終了後のMRI撮影では関節円板の転位に著変はないものの運動制限と開口障害の改善がみられた。
    【考察】顎関節症IIIa型に対する鍼治療は関節円板の整位はみられないものの転位した関節円板に随伴する症状を改善させる効果を有することが示唆された。, The Japan Society of Acupuncture and Moxibustion

書籍等出版物

  • ビジュアルでわかるトリガーポイント治療 増補改訂版.               
    著】Simeon Niel-Asher; 訳】皆川 陽一; 齊藤 真吾; 監訳; 伊藤 和憲, 共訳
    緑書房, 2018年
  • 複雑な症状を理解するためのトリガーポイント大事典.               
    著】Devin J. Starlanyl; John Sharkey; 訳; 皆川 陽一; 皆川 智美; 監訳; 伊藤 和憲, 共訳
    緑書房, 2017年
  • 頚部の手技療法 写真で学ぶ治療法とセルフケア.               
    【著】Joseph; E. Muscolino; 訳; 皆川 陽一; 齊藤 真吾; 監訳; 伊藤 和憲, 共訳
    緑書房, 2016年
  • トリガーポイント治療 セルフケアのメソッド.               
    著】デュローン; ヴァレリー; 訳; 皆川 陽一; 齊藤 真吾; 監訳; 伊藤 和憲, 共訳
    緑書房, 2015年

講演・口頭発表等

  • 慢性疼痛患者に対する鍼灸治療の有効性               
    皆川陽一
    第38回公益社団法人 生体制御学会学術集会, 2023年08月
  • 筋・筋膜性疼痛に対する治療法 筋・筋膜性疼痛に対する鍼通電療法.               
    皆川陽一
    日本東洋医学系物理療法学会, 2023年03月
  • 慢性疼痛に対する鍼灸治療の展望-ガイドラインの拡充を目指して- 慢性疼痛に対する鍼灸師の役割               
    皆川陽一
    全日本鍼灸学会学術大会, 2022年05月
  • プレゼンティーイズムにはり治療は有用か?               
    皆川陽一
    日本東洋医学系物理療法学会, 2022年02月
  • 鍼灸医学のupdate 教育から基礎研究・臨床まで はり師・きゅう師の痛み教育プログラム構築にむけて(シンポジウム).               
    皆川 陽一
    第50回日本慢性疼痛学会, 2021年03月
  • 痛みの鎮痛機序から考える頭鍼療法.               
    皆川 陽一
    令和元年度埼玉鍼灸学会第2回認定指定C講座., 2020年01月
  • 筋・筋膜性疼痛に対するトリガーポイント鍼治療               
    皆川陽一
    第38回全日本鍼灸学会 関東支部学術集会, 2019年11月
  • 線維筋痛症患者は統合医療とどのように関われるか?~鍼灸治療を題材に~               
    皆川陽一
    日本線維筋痛症学会第11回学術集会, 2019年10月
  • 慢性痛に対する鍼灸治療とその可能性               
    皆川陽一
    全日本鍼灸学会学術大会抄録集 67回, 2018年
  • 慢性疼痛と鍼灸治療 筋筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント鍼治療               
    皆川陽一; 伊藤和憲
    日本慢性疼痛学会プログラム・抄録集 47回, 2018年
  • 線維筋痛症の統合医療               
    皆川陽一
    日本線維筋痛症学会第10回学術集会, 2018年
  • 線維筋痛症診療ガイドライン2017 ―現状から今後の課題―から:非薬物療法・特に鍼灸を含めた物理療法の立場.               
    皆川陽一; 伊藤和憲
    日本線維筋痛症学会第10回学術集会, 2018年
  • 線維筋痛症患者における鍼灸治療の現状について               
    皆川陽一
    日本線維筋痛症学会第8回学術集, 2016年
  • 線維筋痛症に対する統合医療の現状               
    皆川陽一
    日本線維筋痛症学会第7回学術集会, 2015年

所属学協会

  • 日本慢性疼痛学会               
  • 日本疼痛学会               
  • 全日本鍼灸学会               
  • 日本産業衛生学会               

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • サッカー選手における身体的問題と心理的問題の発生状況がパフォーマンスに及ぼす影響
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2021年04月 - 2024年03月
    スポーツ選手がパフォーマンスを十分に発揮するためには、傷害を未然に防ぎ、コンディションを整える必要があることは言うまでもない。しかし、コンディションに影響する因子は、身体面のみならず、環境面、心理面など多岐にわたっており、その全てを適時的確に把握するための科学的根拠は数少ない現状にある。そこで、本研究の目的は、スポーツ選手のコンディションを適時的確に把握する方法を探るため、「コンディション登録データベース」を構築して経時的にデータを集積し、①大学サッカー選手の身体的問題と心理的問題の発生状況と関連性、②身体的問題と心理的問題が選手のパフォーマンスに与える影響を明らかにすることである。
    本研究の目的を達成するため、横断研究として、大学サッカー選手を対象に、身体的・心理的問題の発生状況をWEBアンケートにより調査し、分析する。また、縦断研究として、身体的・心理的問題の発生状況の推移に併せて、選手のパフォーマンス状況の推移を2年間継続的に評価し、分析する。これにより、スポーツ選手のコンディションを適時的確に把握する方法を確立することを目的とし、大学サッカー選手において、身体的問題と心理的問題の発生がパフォーマンスに影響するという仮説を検証する。
    2021年度においては、横断研究として、1000名を超える全国の大学サッカー選手を対象として、身体的・心理的問題の発生状況についてのWEBアンケートを実施し、回答を得られた。また、縦断的研究として、大学サッカー選手のパフォーマンスについて継時的に評価を継続しており、今後はこれらの関連性の検討を行う予定である。
  • 労働生産性の向上を目的とした鍼治療プログラムの効果検証               
    2018年04月 - 2021年03月
  • 「鍼灸師・マッサージ師」に必要な痛み治療の技術習得のためのコンテンツ開発               
    2017年04月 - 2018年03月
  • 「鍼灸師・あんまマッサージ師」のための痛み学習の習得状況に関する評価システムの開発               
    2016年04月 - 2017年03月
  • 「鍼灸師・マッサージ師のための痛み学習システム」の構築               
    2015年04月 - 2016年03月
  • 「鍼灸における慢性痛患者の治療方針ならびに医師との連携に関するガイドライン」               
    2014年04月 - 2015年03月
  • 「慢性疼痛患者に対する統合医療的セルフケアプログラムの構築」               
    2012年04月 - 2014年03月

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 経絡経穴Ⅰ

資格、免許

  • 2005年05月01日
    はり師
  • 2005年05月01日
    きゅう師