池本 守
薬学部 薬学科 | 准教授 |
薬学研究科 薬学専攻 | 准教授 |
Last Updated :2025/10/07
■研究活動情報
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 血栓標的ドメインとヘビ毒由来フィブリン分解酵素融合体による血栓溶解剤の開発
基盤研究(C)
帝京平成大学
2011年 - 2013年
Alfimeprase(A)は血中のα-2マクログロブリン(α-2M)と速やかに複合体を形成して活性が阻害されるため、臨床第2相でドロップした。Aにハブ毒HRlaのC末ドメインを結合させた融合体(AH)遺伝子に、フィブリンへの標的化ヒトプラスミノーゲンのクリングルドメイン1を融合させたAHP遺伝子を化学合成して大腸菌ベクター(pE-SUMO)で発現させた。これによって、Aのフィブリノゲン切断活性、ヒト血餅溶解活性のα-2Mによる阻害を回避することはできなかった。それはN末のSUMOペプチドの有無とは関係なかった。