小椋 真由美

人文社会学部 経営学科 経営コース講師
Last Updated :2025/09/10

■プロフィール情報

学位

  • 教養学士、教養修士

■業績リスト

最終学歴

  • 東京大学大学院総合文化研究科

論文

  • 1.精神分析理論の分析と考察
    単著, フロイトの精神分析理論を分析すると、精神分析の「論理」(他者からの伝達知識による治癒) と「遂行」(他者との知識伝達の不可能性を前提とした対話による治療)の間に矛盾があることが明らかになる。フロイトの理論の意義は、この矛盾を止揚する機制として、「転移の原理」(知的過程は情動過程に導かれながらやって来て初めてその本来の認識の力を発揮することができるという知識の構造)を発見したことにある。

    , 東京大学卒業論文, 1989年03月
  • 3.農園労働者から独立小農民へ-フィリピン・西ネグロス州における砂糖アシエンダの農業改革の計画と現実
    単著, 論文2で示したようにフィリピン・西ネグロス州における改革は農園労働者を独立小農民にすることを意味した。農園労働者は、独立小農民となるために、農業経営ノウハウを身につけねばならず、これには時間がかかるので、この間の「飢餓」が問題となった。これを回避するために、NGOは、労働者を経済的に援助したが、その結果、後者の前者に対する「従属」が発生し、労働者のノウハウ学習の意欲は失われ、改, 東京大学(修士論文), 1991年12月
  • 2.フィリピン・西ネグロス州における社会経済構造改革の意味と「自耕地」型アシエンダ存立の条件(査読付き)
    単著, 1980年代半ばの「砂糖危機」後、フィリピン、西ネグロス州では、政府が土地を砂糖農園(アシエンダ)主から農園労働者の手に移そうとしたが、この改革は農園労働者を突然農業経営者にすることを意味する。NGOは、農園労働者を組織することによって、これを支援したが、これら組織の存続には、農園主から農園労働者への経済的援助(改革前の砂糖農園でのみ可能であった)が必要なことが明らかとなり、改, 相関社会科学第2号、第3号合併号64~87頁, 1992年03月
  • 分詞から始めよう(査読付き)
    単著, 小椋真由美, 学生に英文法の公式を丸暗記させることをやめ、かわりに英文法全体の簡素な見取図を理解させる方法を提案し、その一例として「分詞」を理解させることの可能性を論じている。, 帝京平成短期大学紀要第13号, 2003年03月

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 人間関係論