惠良 真理子

助産別科講師
Last Updated :2025/10/07

■研究活動情報

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • COVID-19により面会制限中の患者・家族に対するSDM支援マニュアルの開発
    基盤研究(C)
    医療創生大学
    2022年04月01日 - 2025年03月31日
    新型コロナウィルス感染症(以下、COVID-19)に罹患した患者は呼吸困難を呈し、急激に病態が悪化する危険性もあり、患者の意思決定は困難なことが多い。さらに、COVID-19により病院が実施を余儀なくされた家族の面会規制は、患者に代わって治療方針などを決定する家族の代理意思決定を非常に困難にした現状がある。申請者らは、救急領域での代理意思決定に関与する看護支援や、救急医療チームで支える協働的代理意思決定(Shared Decision Making:以下SDMとする)について、具体的な支援内容の知見を得ているが、コロナ禍の救急現場における代理意思決定支援では新たな課題が生じ、この課題の現状を把握し、看護支援の構築が急務であると考えた。
    本研究の目的は、COVID-19により面会制限が余儀なくされた家族が行う代理意思決定の重責とリモート面会が及ぼす患者・家族のストレス増や苦痛など、コロナ禍の弊害の実態を明確にすることである。次に、救急領域に勤務する医師・看護師が行う代理意思決定支援への影響と実態を明らかにするものである。本研究によりCOVID-19により面会制限中の患者・家族の医療支援の構築と、患者・家族に対するSDM支援マニュアルの開発が目的である。
    2023年度の進捗状況は、国内外の論文や報告資料を収集し、自作の調査票作成のための基礎資料とするために、文献レビューを実施し、その結果をもとに、予備調査のための調査票を作成した。また、前回の基盤研究の協力者である急性・重症患者看護専門看護師に協力を依頼し、作成した調査票を基に予備調査を行っている。今後は、予備調査の内容を分析し、現場の状況も踏まえた新たな調査票の確立を行っていく。
  • COVID-19により面会制限中の患者・家族に対するSDM支援マニュアルの開発               
    基盤研究(C)
    2022年 - 2025年

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 助産診断・技術学Ⅵ

資格、免許

  • 助産師
  • 看護師