建部 卓也

薬学部 薬学科講師
薬学研究科 薬学専攻講師
Last Updated :2026/09/30

■研究者基本情報

研究キーワード

  • サイトカイン応答性
  • 細胞障害性T細胞
  • 腫瘍
  • カリクレイン関連ペプチダーゼ
  • アミロイドベータ
  • ネオアンチゲン
  • HLA
  • がんワクチンの作製

研究分野

  • ライフサイエンス, 免疫学
  • ライフサイエンス, 医療薬学

■経歴

経歴

  • 2017年04月
    帝京平成大学, 薬学部薬学科

委員歴

  • 2024年06月 - 2026年06月
    公益社団法人東京都薬剤師会 薬剤師生涯研修企画運営委員会 研修シラバス作成ワーキンググループ, 委員, 東京都薬剤師会

■研究活動情報

受賞

  • 2016年12月
    第35回日本認知症学会学術集会(基礎領域部門), 学会奨励賞最優秀演題賞
    アストロサイト由来Aβ分解酵素KLK7の発現制御・活性化機構の解明
  • 2015年10月
    The 6th annual International Symposium on Kallikreins and Kallikrein-Related Peptidases., 最優秀ポスター賞
    アストロサイトから分泌される新規Aβペプチド分解酵素KLK7の同定
  • 2015年09月
    日本薬学会 生物系薬学部会, 第14回次世代を担う若手ファーマ・バイオフォーラム 優秀発表賞
    アストロサイト由来新規アミロイドβタンパク質分解酵素 KLK7の病的機能解明
  • 2015年01月
    新学術領域研究脳内環境若手シンポジウム, 研究奨励賞
    アストロサイト由来細胞から分泌される新規アミロイドベータペプチド分解酵素としてのカリクレイン関連ペプチダーゼ7(KLK7)の同定

論文

MISC

講演・口頭発表等

  • 免疫誘導可能な外来抗原を発現させたがん細胞の有効活用               
    大学見本市2025~イノベーション・ジャパン, 2025年08月
  • 新型コロナウイルス感染症と感染対策について               
    第241回東葛薬学研究会講演, 2025年
  • 認知症について考えよう               
    第11回区民講座, 2024年
  • 新型コロナウイルスの基礎からワクチン開発状況について               
    第211回東葛薬学研究会講演, 2021年

所属学協会

  • 東京都薬剤師会               
  • Society for Neuroscience               
  • 日本生化学会               
  • 日本薬学会               

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 微生物由来抗原発現がん細胞移植によるキラーT細胞を介したがん治療ワクチンの開発
    若手研究
    帝京平成大学
    2022年04月01日 - 2025年03月31日
    抗原性の高い微生物由来抗原を発現させたがん細胞移植による強力なキラーT細胞誘導を介したがん治療ワクチンの開発を行う。本研究では、がん患者のがん細胞に細胞性免疫を誘導することが可能な外来抗原を発現させ、作製した抗原発現がん細胞を患者に戻し体内で誘導されたキラーT細胞にがん細胞を攻撃させる方法を確立する。発現させる抗原として結核菌由来のAg85Aや新型コロナウイルス由来のSpikeタンパク質を選択し、細胞性免疫の機能を高めるためにIL-2も共発現させ、抗腫瘍効果とがんワクチン効果を解析した。その結果、4つのマウスがん細胞を解析したところ、いずれも強い抗腫瘍効果とがんワクチン効果を確認した。また、本研究で確立したHLA評価システムを用いてAg85Aのみ解析したところ、HLA-A2(遺伝子型A0201)で強い細胞性免疫誘導効果が認められた一方で、HLA-A24(遺伝子型A2402)では誘導は認めらなかった。本結果から、樹立したHLA評価システムが機能することを明らかに出来た。
  • 新型コロナウイルス細胞性免疫誘導型ワクチン開発とHLA発現マウスモデルでの評価
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2022年04月01日 - 2025年03月31日
    本研究では、新型コロナウイルス、SARSコロナウイルスが属するベータコロナウイルスに共通の細胞内ウイルスタンパク質抗原に対する細胞性免疫誘導型ワクチンの開発とその有効性を、細胞性免疫評価用HLA発現マウスモデルを用いて評価する。
    【2022年度実績】MP(メンプレンタンパク)+IL-2またはNP(ヌクレオプロテイン)+IL-2発現プラスミドを導入したマウスLLC-Luc細胞をマウスに移植すると、ほぼ全てのマウスでLLC-Luc細胞が拒絶され、これらマウスにMPまたはNP発現(IL-2なし)マウスがん細胞を再移植すると100%拒絶されることから、強力なMPまたはNP感作CTLが誘導されたと推測された。一方、LLC-Luc細胞(野生型)を移植するとほぼ全てのマウスに生着・増殖した。また、IL-2のみ発現マウス細胞移植では、拒絶は50%程度。MP、NPは、マウスにおいてCTLのターゲットとなることが確認された。NP+IL-2発現プラスミドを導入したHLA-A2発現LLC-Luc細胞をHLA-A2ノックインマウスに移植すると、がん細胞の増殖が顕著に抑制されたことから、NP由来ペプチドはがん細胞のHLA-A2上に抗原提示され、HLA-A2ノックインマウスのT細胞に認識されると推定された。プロテオリポソームセルフリー膜タンパク質合成キット(Cell Free Science)を使い、免疫用マウスIgG-Fc付加NP、MP発現プロテオリポソームを合成・精製した。
  • 大多数の日本人をカバーできるがん治療ワクチンの開発
    若手研究
    帝京平成大学
    2019年04月01日 - 2022年03月31日
    がん細胞特異的なキラーT細胞の誘導を介して免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を上げることが可能か検証した。キラーT細胞を誘導する抗原とIL-2をがん細胞に導入しマウスに移植したところ、完全にがん細胞が消失した。その後抗原付加なしのがん細胞を移植したところ、成長は認められなかった。これらの結果は導入抗原が引き金となりキラーT細胞の誘導を介してがん細胞が攻撃され、次にがん細胞の抗原が暴露されキラーT細胞の誘導を誘発したと示唆される。以上よりキラーT細胞誘導を利用したがん治療戦略を解明でき、免疫チェックポイント阻害剤の効果も増強すると考えられる。

産業財産権

  • 特開WO/2025/234450, 特願2024-076029, 改変がん細胞及びそれを含むがんワクチン組成物               
    建部卓也; 石田功

■プロフィール情報

学位

  • 博士(薬学)
  • 学士(薬学)

■業績リスト

研究シーズ

MISC

  • P-80 薬学部における動物実験を伴う実習でのVR利活用の試み
    共著, 戸田 雄大、建部 卓也、高崎 浩太郎、吉田 卓史、吉田 貴行、菊地 真実、亀井 美和子, 動物実験手技の習得および薬理作用の理解を目的とする動物実習は、薬学部生にとって不可欠なカリキュラムであり、本学では3年次前期に「生物系実習II」として開講している。しかし、従来の実習形態では「デモンストレーションの際、距離が遠いため詳細な手技が伝わりにくい」といった物理的な制約に加え、3Rの原則(Replacement, Reduction, Refinement)の厳格な遵守も課題となっている。近年、教育現場ではVirtual Reality(VR)を用いた学習の導入が進んでいる。本研究では、VRの利活用により上記課題の解決を図るとともに、教育効果の向上および3Rの原則遵守へのさらなる寄与について検討した。2024年度の開始から2年目となる2025年度は、アンケート項目の拡充等を通じて、研究精度の向上を試みた。

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 基礎実習Ⅰ

資格、免許

  • 2017年10月17日
    特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者技能講習 修了, 特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者技能講習を受講し、化学物質の安全な取扱いや作業管理に関する知識・技能を修得した。
  • 2013年03月01日
    薬剤師免許, 薬剤師国家試験に合格し、薬剤師免許を取得した。
  • 2017年07月07日
    有機溶剤作業主任者技能講習 修了, 有機溶剤作業主任者技能講習を受講し、有機溶剤の安全な取り扱い方法や作業管理に関する知識・技能を修得した。
  • 2021年04月13日
    甲種危険物取扱者免許, 甲種危険物取扱者試験に合格し、甲種危険物取扱者免許を取得した。