高橋 愛美
ヒューマンケア学部 看護学科 | 助教 |
Last Updated :2025/10/07
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論文
- 産後期における夫婦のパートナーシップの現状
高橋愛美; 齋藤益子; 吉沢豊予子
日本生殖心理学会誌, 2025年06月, [査読有り]
筆頭著者, 産後期(産後1~4か月)における夫婦間のお互いに対する思い、夫婦のコミュニケーション状態から産後期の夫婦のパートナーシップの特徴を明らかにした。9組の夫婦にインタビューを行った。定義した産後期の夫婦のパートナーシップが成立していたのは4組、5組の夫婦は成立していなかった。夫婦がお互いを思いやり、同じ土台で家事・育児を行うこと、コミュニケーションを多く取ることで良好なパートナーシップを築いていた。 - 日本における「思春期のアイデンティティ」の概念分析
池田 真弓; ケニヨン 充子; 渡邊 淳子; 高橋 愛美; 菅井 敏行; 松永 佳子; 齋藤 益子
日本助産診断実践学会誌, 2024年03月, [査読有り]
日本における思春期のアイデンティティの概念をRodgersの概念分析の手法を用いて、分析を行った。4つの属性、7つの先行要件、4つの帰結が抽出された。本概念を「自分は自分であるという揺るぎない自己肯定と、ありのままの自分を受け入れる自己受容、心理的自立と社会性の獲得がなされている状態」と定義した。 - 「産後期」における助産診断名の開発のプロセス
松永佳子; 齋藤益子; 中嶋彩; 高橋愛美
日本助産診断実践学会誌, 2021年03月, [査読有り]
産後期(産後1ヵ月~産後4か月)の母子の状態を診断するための助産診断名と診断指標を開発することを目的とし、2019年7月から10月に助産師145名を対象に産後期の診断名(10項目)、診断指標(47項目)を調査項目とする無記名自記式質問紙調査を行った。産後期の【経過診断】として、産後の月数、母の身体的状態など6診断名、【健康生活診断】情緒、家族関係、役割調整などの7診断名となった。 - 産褥期に母親が抱える不安
高橋 愛美; 齋藤益子
日本母子看護学会誌, 2016年02月, [査読有り]
筆頭著者, 入院中と家庭訪問での家族サポートに対する母親の思いを明らかにした。母児ともに正常に経過した母親6名を対象とし、産褥4日目と退院後早期の家庭訪問にて半構造化面接を行った。母親にとってサポート状況が産後の不安に影響しており、サポートする人が母親自身を尊重している存在であることが重要だと分かった。また助産師の役割として1ヵ月健診までの継続した支援が大切であると考える。 - 産褥期に母親が抱える不安や育児への思い
高橋 愛美
2013年03月, [査読有り]
筆頭著者, 母親が入院中及び退院直後に抱える育児不安の変化、育児技術の獲得が育児不安にどのような影響を与えているのか明らかにした。対象は母児ともに正常に経過した母親6名を対象とし、産褥4日目と退院後早期の家庭訪問にて半構造化面接と育児状況の観察を行った。母親が抱える不安に対し、助産師は日々のケアや指導の中で、母親を尊重したケアを行い、退院後の生活を見据え、母親自身の背景などを考慮する必要があることが分かった。 - 育児不安を抱える母親に対する助産師のケア
高橋 愛美; 齋藤益子
東京母性衛生学会誌, 2012年03月, [査読有り]
筆頭著者, 育児不安を抱える産褥入院中の母親に対して、助産師はどのような意識を持ってケアを行っているか検討した。助産師経験年数5年以上の助産師3例を対象とし、半構造化面接を実施した。母親が抱える育児不安に対する助産師のケアは、「母親のペースに合わせる」「母親の気持ちに寄り添った傾聴」などの5つのコアカテゴリーが抽出された。助産師は、母親のペースに合わせ、母親と一緒に行うことで母親に寄り添ったケアを行っていた。
MISC
- ニュージーランドにおける性教育‐Family Planningの視察を通して‐
渡邉淳子; 齋藤益子; 高橋愛美; 平出美栄子; 中嶋彩
日本助産診断実践学会学会誌, 2021年03月
日本で行われている性教育の内容を検討するために、2019年12月にニュージーランド・オークランド市にあるFamily Planningを視察したので報告した。NZでは、医療職者における役割分担が明確化されている印象を受けた。Family Planningでは、リプロダクティブヘルス・ライツに関わる内容を網羅的に扱い、一般社会への周知が図られており、NZ全体として機能していた。性教育担当者への教育・支援を十分に行い、各学校現場に下ろしていくシステムであった。, 日本助産診断実践学会 - ニュージーランドにおけるMy助産師制度の現地研修からの学び
高橋愛美; 齋藤益子; 中嶋彩; 渡邊淳子; 平出美栄子
日本助産診断実践学会学会誌, 2020年09月
筆頭著者, ニュージーランドの助産師の妊娠から産後までの関わりと役割について報告した。NZの妊婦には必ず「My助産師」がおり、妊娠から産後まで担当助産師が基本的に関わっている。またNZの助産師活動の原点は、助産師の教育にある。NZはダイレクトエントリーでの助産師教育で妊産婦中心の教育であると感じた。そのため、妊婦自身が妊娠中の事務的管理や身体的管理を自ら行い、主体的に妊娠期を過ごすことができるような仕組みとなっていた。, 日本助産診断実践学会
書籍等出版物
- 助産師国家試験予想問題 : ここがポイント助産師国家試験突破のコツ
助産師資格試験研究会, 分担執筆, 令和5年出題基準新傾向問題
助産師資格試験研究会,クオリティケア (発売), 2024年07月
9784911097052
講演・口頭発表等
- 思春期の診断名の開発 第4報 健康生活診断における性的生活行動の診断名の開発
関屋 伸子; 齋藤 益子; 池田 真弓; 菅井 敏行; 永井 健太; 濱嵜 真由美; 稲井 洋子; 森本 眞寿代; 上田 智之; 小川 久貴子; 高橋 愛美; 渡邊 淳子
第44回日本思春期学会総会・学術集会, 2025年08月31日 - 思春期の診断名の開発 第3報 経過診断における精神的状態の診断名の開発
永井 健太; 齋藤 益子; 菅井 敏行; 濱嵜 真由美; 高橋 愛美; 上田 智之; 関屋 伸子; 池田 真弓; 小川 久貴子; 森本 眞寿代; 稲井 洋子; 渡邊 淳子
第44回日本思春期学会総会・学術集会, 2025年08月31日 - 産後期における夫婦のパートナーシップの現状
高橋 愛美; 齋藤益子; 吉沢豊子
第65回日本母性衛生学会総会・学術集会, 2024年10月18日 - 思春期の看護診断名の開発 第2報 思春期男子の経過診断名の開発
永井健太; 菅井敏行; 齋藤益子; 濱嵜真由美; 高橋愛美
第43回日本思春期学会総会・学術集会, 2024年08月24日 - 「思春期の看護診断の開発」
齋藤益子; 濱嵜真由美; 高橋愛美; 小河原みゆき; 永井健太; 菅井敏行
第43回日本思春期学会総会・学術集会, 2024年08月24日 - 思春期の看護診断名の開発 第1報 開発の経緯と女子の経過診断名
齋藤益子; 濱嵜真由美; 高橋愛美; 菅井敏行; 永井健太
第43回日本思春期学会総会・学術集会, 2024年08月24日 - 日本における「思春期のアイデンティティ」の概念分析
池田真弓; ケニヨン充子; 渡邊淳子; 高橋愛美; 菅井敏行; 松永佳子; 齋藤益子
第6回日本助産診断実践学会学術集会, 2023年09月17日 - 産後ケアを提供する熟練助産師の観察の視点
松永佳子; 齋藤益子; 濱嵜真由美; 小河原みゆき; 中嶋彩; 高橋愛美
第5回日本助産診断実践学会学術集会, 2022年09月24日 - 帝王切開後の頭痛を契機に診断された可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)の一例
高橋 愛美; 中島彩; 松峯寿美
第63回日本母性衛生学会総会・学術集会, 2022年09月09日 - 産褥期における母親の育児技術の獲得状況
高橋 愛美; 齋藤益子; 渡邊知佳子
第11回ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会, 2015年07月21日 - 産褥期に母親が抱える不安
高橋 愛美; 齋藤益子
第42回日本女性心身医学会学術集会, 2013年07月28日 - 産褥期に母親が抱える不安や育児への思い 入院中と退院後の不安の様相
高橋 愛美; 齋藤益子; 渡邊知佳子
第17回国際女性心身医学会学術集会, 2013年05月23日 - 育児不安を抱える母親に対する助産師のケア
高橋 愛美; 齋藤益子
第29回東京母性衛生学会学術集会, 2011年05月23日