猪股 久美
| ヒューマンケア学部 看護学科 | 准教授 |
| 看護学研究科 看護学専攻 | 准教授 |
Last Updated :2025/10/07
■研究者基本情報
■経歴
経歴
■研究活動情報
論文
MISC
- THP指針に基づく職域における歯科保健指導の分析
大山 篤; 安田 恵理子; 猪股 久美; 西埜植 規秀; 上條 英之
産業衛生学雑誌, 2024年04月
(公社)日本産業衛生学会 - 在宅生活アセスメントにおける見取り図の活用 アイトラッキングを用いた視線分析に関する試行調査
工藤 恵子; 高橋 郁子; 猪股 久美; 岩本 里織
日本公衆衛生看護学会学術集会講演集, 2024年01月
(一社)日本公衆衛生看護学会 - 企業の健康ニーズに基づく健康施策の取組みにおける保健師の困難感
望月 由紀子; 猪股 久美; 湯淺 晶子
日本公衆衛生看護学会学術集会講演集, 2024年01月
(一社)日本公衆衛生看護学会 - 職場写真を用いた産業看護職による職場アセスメントの視点の検討
猪股 久美; 高橋 郁子; 工藤 恵子
日本公衆衛生学会総会抄録集, 2023年10月
日本公衆衛生学会 - 職域における歯科口腔保健事業の実施状況と課題 産業看護職を対象とした調査から
大山 篤; 品田 佳世子; 安達 奈穂子; 猪股 久美; 久篠 奈苗; 江口 貴子; 石塚 洋一; 杉原 直樹; 西埜植 規秀; 上條 英之
日本公衆衛生学会総会抄録集, 2023年10月
日本公衆衛生学会 - ストレスチェック結果をもとにした職場環境改善における看護支援の記述的研究
猪股 久美; 高橋 郁子; 工藤 恵子
日本公衆衛生学会総会抄録集, 2020年10月
日本公衆衛生学会 - 産業看護学体系化における産業看護診断の開発(第2報) 集団・組織向け産業看護診断体系化方法の開発
伊藤 美千代; 猪股 久美; 落合 のり子; 瀬戸 美才; 長野 亜希子; 立川 美香; 増澤 清美; 村上 杏子; 山口 淑恵; 河野 啓子
看護診断, 2017年07月
日本看護診断学会 - 【「地域における保健師の保健活動に関する指針」で求められていること】保健師の活動指針と大学教育
工藤 恵子; 高橋 郁子; 猪股 久美; 網野 寛子
保健師・看護師の結核展望, 2014年08月
(公財)結核予防会 - 中小企業における衛生管理者の活動状況と医療職に期待する業務
猪股 久美; 川名 ヤヨ子; 柴田 滋子
産業衛生学雑誌, 2013年05月
(公社)日本産業衛生学会 - 産業看護分野の教育効果を上げるための臨地実習の受け入れ要因の検討
猪股 久美; 川名 ヤヨ子
産業衛生学雑誌, 2012年05月
(公社)日本産業衛生学会
書籍等出版物
講演・口頭発表等
- 労働者の咀嚼力と 健康、身体機能との関連
猪股久美
日本産業看護学会第10回学術集会, 2021年11月 - ストレスチェック結果をもとにした職場環境改善における看護支援の記述的研究
猪股久美; 髙橋郁子; 工藤恵子
第79回日本公衆衛生学会総会, 2020年10月 - 職場環境改善における看護職と事業者・従業員との連携
猪股久美; 髙橋郁子; 工藤恵子
日本リハビリテーション連携科学学会第21回大会, 2020年03月 - 他職種連携に向けた専門職の学部教育に関する実践報告
高橋郁子; 工藤恵子; 猪股久美; 網野寛子
日本リハビリテーション連携科学学会第18回大会, 2017年03月 - 地域高齢者の健康・QOL及び「咀嚼力」に関する研究 ~ 新たな「咀嚼力」スケールを用いて ~
猪股久美; 工藤恵子; 宮城重二
第81回日本民族衛生学会総会, 2016年11月27日 - 介護支援専門員および地域包括支援センター専門職の見取り図作成目的と活用方法
大越扶貴; 工藤恵子; 鈴木晃; 浦橋久美子; 阪東美智子; 髙橋郁子; 猪股久美; 丹尾由紀子
第75回日本公衆衛生学会総会, 2016年10月 - 仮想事例検討会による見取り図活用の有無に関する比較検討(その3)がんの在宅事例
工藤恵子; 鈴木晃; 大越扶貴; 浦橋久美子; 阪東美智子; 髙橋郁子; 猪股久美; 網野寛子; 川南公代; 齋藤泰子; 岩本里織
第75回日本公衆衛生学会総会, 2016年10月 - 仮想事例検討会による見取り図活用の有無に関する比較検討(その2)脳卒中の在宅事例
高橋郁子; 工藤恵子; 鈴木晃; 大越扶貴; 浦橋久美子; 阪東美智子; 猪股久美; 網野寛子; 川南公代; 齋藤泰子; 岩本里織
第75回日本公衆衛生学会総会, 2016年10月 - 仮想事例検討会による見取り図活用の有無に関する比較検討(その1)検討会の進行状況
鈴木晃; 工藤恵子; 大越扶貴; 浦橋久美子; 阪東美智子; 髙橋郁子; 猪股久美; 網野寛子; 川南公代; 齋藤泰子; 岩本里織
第75回日本公衆衛生学会総会, 2016年10月 - 介護予防教室に参加者が見取り図を活用する効果
浦橋久美子; 工藤恵子; 鈴木晃; 大越扶貴; 阪東美智子; 髙橋郁子; 猪股久美; 岩本絵己; 向後妙子
第75回日本公衆衛生学会総会, 2016年10月 - 在宅支援者のアセスメント・ツールとしての見取り図の有効性に関する研究
鈴木晃; 工藤恵子; 浦橋久美子; 大越扶貴; 阪東美智子; 髙橋郁子
日本リハビリテーション連携科学学会第17回大会, 2016年03月 - 見取り図活用に関する事例調査 地域包括支援センターによる困難事例の見取り図活用
大越扶貴; 工藤恵子; 鈴木晃; 浦橋久美子; 阪東美智子; 髙橋郁子
第74回第7回日本公衆衛生学会総会, 2015年10月 - 見取り図活用に関する事例調査 見取り図活活用に関する事例間の比較
浦橋久美子; 工藤恵子; 鈴木晃; 大越扶貴; 阪東美智子; 髙橋郁子; 猪股久美
第74回日本公衆衛生学会総会, 2015年10月 - 見取り図活用に関する事例調査 介護支援専門員による見取り図を用いた事例検討会
工藤恵子; 鈴木晃; 大越扶貴; 浦橋久美子; 阪東美智子; 髙橋郁子; 猪股久美; 網野寛子
第74回日本公衆衛生学会総会, 2015年10月 - 在宅支援ニーズの多角的具体的把握方法 継続的支援者による見取り図作成方法の検討
鈴木晃; 工藤恵子; 大越扶貴; 浦橋久美子; 阪東美智子; 川南公代; 岩本里織; 齋藤泰子; 髙橋郁子; 猪股久美
第74回日本公衆衛生学会総会, 2015年10月 - 在宅支援ニーズの多角的具体的把握方法 事例検討会における見取り図の活用効果
高橋郁子、工藤恵子; 鈴木晃; 浦橋久美子; 大越扶貴; 阪東美智子; 猪股久美; 網野寛子
第74回日本公衆衛生学会総会, 2015年10月 - 高齢者の在宅生活支援のためのニーズ把握 事例検討会における見取り図の活用
工藤恵子; 鈴木晃; 浦橋久美子; 大越扶貴; 阪東美智子; 髙橋郁子; 猪股久美
日本リハビリテーション連携科学学会第16回大会, 2015年03月 - 大学基礎教育における薬学科・看護学科の合同講義 結核患者の服薬支援と多職種連携
工藤恵子; 成瀬かおる; 髙橋郁子; 猪股久美; 網野寛子; 中村均; 清野敏一; 石坂隆史
日本リハビリテーション連携科学学会第15回大会, 2014年03月15日 - 中小企業における衛生管理者の活動状況と医療職に期待する業務
猪股久美; 川名ヤヨ子; 柴田滋子
第86回日本産業衛生学会, 2013年05月 - 産業看護分野の教育効果を上げるための臨地実習の受け入れ要因の検討
猪股久美; 川名ヤヨ子
第85回日本産業衛生学会, 2012年05月 - Comparison of the effectiveness of static and active rest on the recovery from fatigue in VDT work
猪股 久美
The 1st Asia conference on Occupational Healthe Nursing 2008, 2008年02月 - 化学製造業における女性交替勤務者の蓄積疲労第2報
猪股 久美
第76回日本産業医衛生学会学術集会, 2003年04月 - 化学製造業における女性交替勤務者の蓄積疲労
猪股 久美
第75回日本産業衛生学会学術集会, 2002年04月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 多職種による在宅生活ニーズ把握の視点と視線:アイトラッキング解析による教材開発
基盤研究(B)
帝京平成大学
2023年04月01日 - 2026年03月31日
本研究では、当初、家庭訪問や事例検討会場面等でのアイトラッキング調査におけるデータ収集は、委託で行うことを想定していた。しかし今後の調査を進める上での利便性と経費節約の点から、アイトラッカーを購入し、自分たちでデータ収集を行うことに計画を変更した。そのため、今年度は必要最低限の備品を購入し、試行調査を行うに留まった。
一つ目の試行調査として、家庭訪問を想定し、実習室の一区画を居室に見立て、ベッドに臥床する対象者を観察する調査を実施した(使用機材、Tobii Pro グラス3)。観察者(熟練看護師)の視線をゲイズプロットおよびヒートマップで記録した。ゲイズプロットではベッドに臥床する人物とその周辺に視線が移動している様子がわかった。一方、ヒートマップは人物の顔に集中しており、顔を注視する時間が多いことがわかった。この結果は、熟練者の視線は対象者の顔に集中するという先行研究に類似するものでもあった。しかし使用したグラスが50Hzのものであり、詳細なデータが記録できなかった可能性もある。機材(グラスを50Hzから100Hzに変更するなど)のバージョンアップの検討が提案された。また観察者が移動すると背景も変化し、データをどのようにアウトプットするのかも課題となった。さらに空間の広い家庭訪問場面でのデータ収集の試行は、次年度に実施予定である。
二つ目の試行調査として、ディスプレイ上の画像を見る視線のデータ収集を行った(使用機材、Tobii Pro スパーク)。今回用いた画像は、ベッドサイドに座って食事をする患者のカット絵であった。この方法で、データの収集とアウトプットは可能であることが確認できた。調査に用いる画像を写真や見取り図にすることで、多職種を対象にデータ収集し、比較検討が可能であるのかは、試行してみる必要がある。 - 健康ニーズに基づく企業の健康施策形成から評価における合意形成プロセスモデルの構築
基盤研究(C)
東邦大学
2020年04月01日 - 2023年03月31日
今年度は、本研究の目的である健康ニーズに基づいた健康施策形成から評価における合意形成プロセスを構造化し、プロセス・マネジメントの視点から合意形成のプロセスを検証することである。当該研究を遂行することで、労働者の健康を保持・増進するための健康施策が推進され、企業の健康文化の創出と定着に貢献することとしている。
2021年度は、国内外の健康施策の視察とヒアリング調査の予定であった。しかしコロナ禍により企業活動が、業種や職種により多様化されて、フィールド先の産業看護職は、日常業務の継続やコロナ禍による新たな健康課題への対応で調整がつかずに研究フィールドへの視察を実施することが実現できなかった。そのため、国内で健康施策の先駆的な取り組みを実施している企業の事例から情報収集することに切り替えて、企業で実際に行われている健康施策形成における実施状況を明らかにすることを目的にデータ収集を実施した。その結果、どの企業でも組織の特徴に合わせて、健康施策を形成させるためのプロセスに共通点があることが明らかになった。ここから得られた知見をこれまでの先行研究に加えて収集したデータを、健康施策形成に関連する要因を再考して、インタビュー調査の再計画をたてることにした。文献検討の範囲を拡大したことから、これらの得られたデータは、研究成果として公表することを予定している。また合意形成プロセスに関連する理論について検討を行っている。 - 在宅生活ニーズの把握と多職種連携のための見取り図の活用効果の具体的検証
基盤研究(C)
帝京平成大学
2020年04月01日 - 2023年03月31日
昨年度実施できなかったフィールドにおいてのヒアリング調査や見取り図活用事例の収集は、今年度も新型コロナウイルス感染症の蔓延状況下にあり、実施が困難な状況が続いた。しかし、一部の限られた対象ではあるが、見取り図の活用に関連する実務者を対象に対面での研修会を開催することができた。研修会ではこれまでに制作してきた教材DVDやパンフレットを活用した。研修会の開催方法として、実際に自宅の見取り図を作成してみる、教材DVDを分割して提示してグループワークを行う、見取り図を併記した仮想事例を用いた検討会を開催するなど、いくつかのパターンを試行中である。当初の計画では、研修会を経てのち、実際の見取り図活用に関する調査や、見取り図活用事例の調査を行い、見取り図活用の効果を検証する計画であった。しかし現状では研修会を開催するところまでにとどまり、その後のフィールド調査には至っていない。
昨年度の状況を踏まえ、動画配信可能な教材についての検討も提案された。しかし研修会等が対面で行うことが可能であれば、今後の事例調査などに発展させることを視野に入れ、対面での研修会のあり方にウエイトをおいていくことが望ましいと考える。
先行研究における見取り図の活用については、調査結果を日本公衆衛生学会総会にて報告した。過去の論文では見取り図の活用を提案するものが多かったが、近年は個別事例を対象に、事例研究で見取り図を用いているものや、事例検討会における見取り図活用など、研究調査の段階で実際に見取り図を活用しているものが増える傾向にあった。しかし、見取り図そのものの有効性や活用方法を検討した論文はみられなかった。 - ストレスチェック結果をもとにした職場環境改善における看護支援プログラムの開発
若手研究
帝京平成大学
2019年04月01日 - 2023年03月31日
本研究の目的は、ストレスチェックの集団分析結果をもとにした職場環境改善を行うために看護職が実施する支援プログラムを考案することである。
これまで、職場環境改善支援の経験がある産業看護職にどのような支援を行ってきたかインタビューを行った。その内容は、他職種との連携、支援内容とタイミングの観点から質的にまとめた。職場環境改善支援の経験のある看護職であっても、困難に感じていることが存在しているということと、その困難を乗り越える方策も連携する対象、役割分担も事業所や看護職によって違いが大きいということが明らかになってきた。そのため、グループインタビューを行った。令和3年度はグループインタビューの結果をまとめた。参加者同士のディスカッションを通して、個別インタビューでは得られなかった活動困難時のアプローチ方法が複数明らかになってきた。それにより、令和元年度、2年度で項目化した活動内容に、別の活動内容も追加された。令和4年度は、活動内容として明らかになったことを項目化し、量的に調査することを通して、それらの活動がどの程度行われているのか、行っている看護職のもつ背景の特徴にはどのようなものがあるのかを明らかにしていく予定である。それにより、職場環境改善における看護支援プログラムに組み込む活動内容を検討し、プログラムにまとめていく予定である。 - 在宅生活ニーズ把握を目的とした多職種連携のための見取り図活用方法の開発
基盤研究(B)
帝京平成大学
2017年04月01日 - 2020年03月31日
本研究の目的は、アセスメントツールとしての住まいの見取り図の活用効果を検証することであった。まずは見取り図の活用を促すために、教材DVDを開発した。その内容は保健師が家庭訪問で情報収集しながら見取り図を作成し、本人や家族とともに生活状況を確認し、さらに多職種による事例検討会を開催するというものである。このDVDを視聴してもらい、見取り図の活用や活用効果に関するアンケートを実施した。DVD視聴で見取り図に関する興味は深まるものの、日常的な活用に至るまでにはさらなる工夫が必要であることが示唆された。また見取り図を、在宅生活支援に関わる実務者以外に、学生の基礎教育で活用することなどが提案された。 - 多職種連携や当事者参加による非言語情報媒体を活用した在宅生活ニーズの把握方法
挑戦的萌芽研究
帝京平成大学
2014年04月01日 - 2017年03月31日
本研究では、在宅生活ニーズを把握する際に非言語情報媒体の一種である住宅見取り図を用いて、見取り図の効果的な活用方法を検討することを目的とした。見取り図の活用実態調査や活用の試行を経て、活用効果検証のために仮想事例検討会を実施した。見取り図は、特に住環境に関連する情報共有を短時間で具体的に行うことにおいて有効であった。さらに、そこで生活する人々に対する想像力を喚起させ、これらは支援策の広がりにもつながる可能性が示唆された。見取り図の備えるべき要件や具体的な活用場面の検討は今後の課題である。