小原 道子

薬学部 薬学科教授
Last Updated :2025/06/19

■プロフィール情報

学位

  • 博士「薬学」

(全)研究分野

  • 薬学
    地域包括ケア, 薬学, 在宅医療, 薬学, 臨床介護学
    医療系薬学, 社会薬学, 医療系薬学, 医療薬学, 衛生学・公衆衛生学, 健康栄養

主な研究項目

  • 地域包括ケア、在宅医療、臨床介護学

■業績リスト

最終学歴

  • 東北薬科大学(現:東北医科薬科大学)薬学部薬学科

論文

  • 共著, 1, 9, 2022年02月, 有り, 国際誌
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  • アロマ成分複合体を含む食品が口腔衛生環境に及ぼす影響について
    共著, 小原道子、林秀樹、生木庸寛、古島大資、加藤梨那、松川泰治、鈴木大、山田浩、杉山正, 筆頭著者, 誤嚥性肺炎は加齢による嚥下機能の低下により、食物や唾液が口腔内の細菌と共に器官や肺に侵入したときに発生する。シナモンパウダー、低分子ライチ由来ポリフェノール、脂肪酸、シトラール、サケ白子抽出物を含むアロマ成分複合体が、口腔衛生環境を改善することが報告されている。本研究では、口腔衛生の改善を必要とする高齢者に、安全に使用できるアロマ成分複合体含有のジェルを開発し、その効果を明らかにした。, ライフサイエンス出版, 第41巻, 第2号, 125, 131, 2020年02月
  • とろみ剤の調製に使用される溶媒による口腔内崩壊錠の崩壊時間および溶解速度に及ぼす影響
    共著, 小原道子、松尾泰佑、吉田智、工藤賢三、富田隆, 筆頭著者, 近年、介護保険施設ではとろみ液が内用薬の服薬時に使用されていることが明らかにされた。そこで、とろみ剤の調製に日常的に使用されている溶媒がボグリボースOD錠の崩壊、溶出に及ぼす影響について検討した。, 応用薬理, 第97巻, 第5号, 105, 111, 2020年01月
  • 共著, 104, 1/2, 25, 29, 2023年03月, 有り
    URL
  • 経口薬の嚥下補助剤としてのヨーグルト:ファモチジンの溶解速度と薬物動態に及ぼす影響
    ヨーグルトは薬剤の嚥下を助けるために使用されることがあるが、薬物動態への影響は殆ど研究がなされていない。
    そこで我々は、L. cremoris FCで調製したヨーグルトを嚥下補助食品として評価した。
    ファモチジン粉末をヨーグルトと増粘剤に混ぜて薬物動態を検討したので報告をする。

    , 10.1038/s41598-023-29258-9, 2023年02月, 有り
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  • 保険薬局における腎機能情報に基づく患者へのかかわりとその医療経済効果
    共著, 中村宏洋, 山下修司, 甲斐絢子, 小原道子, 杉山正, 林秀樹, 腎機能が低下した患者において、個々の腎機能に応じた投与量の調節が必要である。
    保険薬局において腎機能情報を用いた薬学的介入の報告はあるが、検査値の収集や医療経済効果まで言及された報告は少ない。
    今回は保険薬局において積極的な薬学的介入を行うことによる、適切な薬物療法の提供と医療経済的な有用性が示されたので報告する。, 日本薬剤師会雑誌, 日本薬剤師会雑誌, 第75巻, 第2号, 19, 24, 2023年02月, 有り
    URL
  • 高齢者に対する服薬支援と口腔環境の改善
    共著, 林秀樹,小原道子, 最終著者, 高齢化率が上昇する中で、薬剤師が行う服薬支援は重要な責務を担っている。
    オーラルフレイルなどの口腔環境にも目を向ける一方で、服薬支援のためのデバイスの開発など、臨床視点での研究について報告する。, 薬剤学, 第82巻, 第3号, 134, 137, 2022年07月
    URL
  • 地域における薬剤師の役割と多職種連携 ~薬剤師が求められることと研究活動について~
    単著, 小原 道子, 筆頭著者, 地域における薬局・薬剤師の役割や多職種の連携について実践活動事例や研究をもとに報告及び提案を行う。, 日本歯科衛生教育学会雑誌, 日本歯科衛生教育学会雑誌, 第15巻, 第1号, 18, 22, 2024年05月, 有り, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 国内誌
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  • 嚥下機能が低下した高齢患者にヨーグルトを用いて酸化マグネシウム錠を投与した一例
    共著, 上田章人,藤井菜美,野原幹司,田畑義之, 渡邊伸一,小原道子,富田隆,
    嚥下補助食品としてのヨーグルトの利用に関する研究報告がいくつかなされている.今回我々は,嚥下機能が低下した高齢患者にとろみ調整食品の代わりにヨーグルトを用いて酸化マグネシウム錠を投与した経験について報告する., 応用薬理, 応用薬理研究会, 106, 1, 9, 11, 2024年03月, 有り
    URL

書籍等出版物

  • 地域包括ケア タネの撒き方、育て方
    単著, 小原 道子, 1995年より訪問薬剤師として、地域医療に携わってきた著者が描く地域とのかかわり方や、様々な職種の視点から見た地域包括ケアについて判りやすく説明している。, 国際共著していない, 無し, 一般書・啓蒙書, 評言社, 2021年03月, 159p, 日本語

所属学協会

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
    2015年04月, 会員
  • 日本医療薬学会
    2012年04月, 会員
  • 日本災害医学会
    2017年09月, 会員
  • 日本在宅薬学会
    2014年04月, 会員
  • 日本臨床薬理学会
    2019年04月, 会員
  • 日本臨床栄養協会
    2021年04月, 評議員
    URL
  • 日本老年薬学会
    2021年04月, 評議員
    URL
  • 日本ヘルスケア協会
    2009年11月, 理事
    第一回日本ヘルスケア学会口頭演題最優秀賞受賞
    URL

その他研究業績

  • 薬剤師が行う健康支援とその手法 ~新たな視点からのアプローチ~
    単著, 2022年12月, 日本臨床栄養協会誌, 薬剤師は薬を作る人から、健康健康支援を行う担い手としてのアプローチが重要な役割となっている。
    特に地域に根差した薬局は、一番地域住民に身近な医療支援者である。これらを臨床実例とともに報告する。
  • 地域医療の今後について
    単著, 2023年03月, 日本臨床栄養協会誌, 超高齢社会が現実味を帯びている中、地域医療の役割の再検討が必要である。現在の地域は、誰がどのように支えているのか。
    地域に医療従事者が関わるためのポイントを含めて、実例とともに報告する。
  • 大学で次世代に伝える地域包括ケアシステム
    単著, 2023年11月, ファルマシア, 薬学生に地域医療、あるいは地域包括ケアについて学修する際のポイントについて解説している。また地域包括ケアシステムは「まちづくり」であり、実際の地域資源ごとに異なることが、実例とともに記載されている。

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 地域医療と法制度

資格、免許

  • 1989年05月30日
    薬剤師