上野 治香

健康メディカル学部 健康栄養学科准教授
健康科学研究科 健康栄養学専攻准教授
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 学士(法学)
  • 公衆衛生学修士(専門職)
  • 博士(医学)

■経歴

学歴

  • 東京大学, 大学院医学系研究科 社会医学専攻博士課程

■研究活動情報

論文

MISC

  • 外来経口抗がん剤患者の薬物療法の情報共有における患者-医療者間コミュニケーションについて               
    上野 治香; 石川 ひろの; 高山 智子; 加藤 美生; 奥原 剛; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    ヘルスコミュニケーションウィークプログラム・抄録集, 2023年09月
    ヘルスコミュニケーションウィーク
  • 不妊リスクのライフスタイル因子に関するインターネット上の情報の内容分析               
    横田 理恵; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 古川 恵美; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2020年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 日本におけるがんに関する新聞記事 31年間の計量テキスト分析               
    浅井 文和; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 地域組織活動活性化要因の把握と尺度の開発               
    蝦名 玲子; 上野 治香; 大島 敦子; 横山 光政; 木内 貴弘; 石川 ひろの; 坂本 伸江; 渡邊 由美子
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 在宅高齢者の薬物療法における服薬アドヒアランスとヘルスリテラシー、医師とのコミュニケーションの関連               
    上野 治香; 石川 ひろの; 加藤 美生; 奥原 剛; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 慢性疾患を持つ高齢者におけるアドバンス・ケア・プランニングプロセスの促進に関連する因子の検討               
    岡田 宏子; 奥原 剛; 上野 治香; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • テレビ健康バラエティ番組における科学的根拠の提示               
    加藤 美生; 石川 ひろの; 上野 治香; 奥原 剛; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 「患者の語り」を活用した医学生に対する共感教育の効果 授業前後と7ヵ月後の検討               
    香川 由美; 石川 ひろの; 孫 大輔; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 日本の従業員におけるヘルスリテラシーと心の健康、職業性ストレス因子との関連               
    後藤 英子; 石川 ひろの; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • がん医療で使われる用語に対し市民が抱いているイメージに関する研究               
    横田 理恵[冨永]; 高山 智子; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 早川 雅代; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 医療ジャーナリズムの日米比較 Health Journalism 2018に参加して               
    浅井 文和; 奥原 剛; 加藤 美生; 上野 治香; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2018年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 医療ドラマの成り立ち 制作者へのインタビュー調査から               
    加藤 美生; 河村 洋子; 石川 ひろの; 奥原 剛; 岡田 昌史; 上野 治香; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2018年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • インターネットを利用して医療情報を収集する医療利用者の特性 外来通院する糖尿病患者を対象に               
    小林 永治; 上野 治香; 佐々木 美樹; 木田 亮平; 湯本 淑江; 石川 ひろの; 緒方 泰子
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2017年09月
    日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 認定看護師による摂食・嚥下障害に関するスタッフ育成活動の実態と困難               
    上野 治香; 米澤 奈緒; 佐々木 美樹; 木田 亮平; 湯本 淑江; 雨宮 輝美; 本村 美和; 緒方 泰子
    日本看護評価学会学術集会講演抄録集, 2017年02月
    日本看護評価学会
  • 高齢認知症患者における観察式痛み評価スケールの文献検討               
    泉 日向子; 湯本 淑江; 佐々木 美樹; 木田 亮平; 上野 治香; 緒方 泰子
    日本看護評価学会学術集会講演抄録集, 2017年02月
    日本看護評価学会
  • 都市部サービス付き高齢者向け住宅における施設内入居者看取りを可能にする施設機能
    杉本 健太郎; 緒方 泰子; 柏木 聖代; 上野 治香; 湯本 淑江; 米倉 佑貴
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2016年11月
    (公社)日本看護科学学会
  • 長期的回腸ストーマ保有者の日常生活における困難とその対応               
    西村 里穂; 湯本 淑江; 佐々木 美樹; 長井 聡子; 藤波 景子; 上野 治香; 緒方 泰子
    日本在宅医学会大会・日本在宅ケア学会学術集会合同大会プログラム・講演抄録集, 2016年07月
    日本在宅医学会・日本在宅ケア学会
  • 慢性疾患患者の自己管理支援を考える(第3弾) 慢性疾患セルフマネジメントプログラムを通して
    小野 美穂; 北川 明; 山住 康恵; 米倉 佑貴; 山崎 喜比古; 松浦 江美; 上野 治香; 湯川 慶子; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 松井 聡子; 江上 千代美; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2014年11月
    (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患セルフマネジメントプログラムのプログラム内容改訂前後の有効性の検討
    米倉 佑貴; 小野 美穂; 山崎 喜比古; 湯川 慶子; 上野 治香; 北川 明; 山住 康恵; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 松井 聡子; 江上 千代美; 松浦 江美; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2014年11月
    (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患患者の自己管理支援を考える 慢性疾患セルフマネジメントプログラムとは?
    小野 美穂; 安酸 史子; 北川 明; 山住 康恵; 松浦 江美; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 上野 治香; 湯川 慶子; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 松井 聡子; 武田 飛呂城; 千脇 美穂子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2013年12月
    (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患セルフマネジメントプログラム受講者の生活の質の関連要因の検討
    米倉 佑貴; 山崎 喜比古; 湯川 慶子; 上野 治香; 北川 明; 山住 康恵; 小野 美穂; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 江上 千代美; 松浦 江美; 松井 聡子; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2013年12月
    (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患セルフマネジメントプログラムの効果について 実施前後のデータ比較から
    北川 明; 小野 美穂; 山住 康恵; 江上 千代美; 松浦 江美; 生駒 千恵; 山崎 喜比古; 清水 夏子; 米倉 佑貴; 湯川 慶子; 上野 治香; 石田 智恵美; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2013年12月
    (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患患者の自己管理支援について考える 慢性疾患セルフマネジメントプログラムの評価研究
    安酸 史子; 北川 明; 山住 康恵; 小野 美穂; 松浦 江美; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 上野 治香; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 松井 聡子; 武田 飛呂城
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2012年11月
    (公社)日本看護科学学会
  • セルフマネジメントプログラム参加者のベースラインデータによるストレス対処能力(SOC)に関する研究
    山住 康恵; 北川 明; 小野 美穂; 江上 千代美; 松浦 江美; 生駒 千恵; 石田 智恵美; 松井 聡子; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 上野 治香; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2012年11月
    (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患セルフマネジメントプログラム参加者のベースラインデータによる不安抑うつ状態に関する研究
    北川 明; 山住 康恵; 小野 美穂; 江上 千代美; 松浦 江美; 生駒 千恵; 石田 智恵美; 松井 聡子; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 上野 治香; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2012年11月
    (公社)日本看護科学学会
  • 日本における慢性疾患セルフマネジメントプログラムの効果の検討 6ヵ月追跡結果から               
    米倉 佑貴; 山崎 喜比古; 香川 由美; 朴 敏廷; 本間 三恵子; 松浦 江美; 戸ヶ里 泰典; 上野 治香
    日本公衆衛生学会総会抄録集, 2010年10月
    日本公衆衛生学会
  • 1型糖尿病患者におけるセルフマネジメントプログラムの効果 6ヵ月追跡による検証               
    香川 由美; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 朴 敏廷; 本間 三恵子; 上野 治香
    日本公衆衛生学会総会抄録集, 2010年10月
    日本公衆衛生学会
  • 日本の慢性疾患患者の服薬アドヒアランス尺度開発における妥当性と関連要因との検討               
    上野 治香; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 朴 敏廷; 本間 三恵子; 香川 由美
    日本公衆衛生学会総会抄録集, 2010年10月
    日本公衆衛生学会
  • 自己管理プログラムにおける慢性疾患患者の医師とのコミュニケーション効果の検討               
    朴 敏廷; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 香川 由美; 上野 治香; 本間 三恵子
    日本公衆衛生学会総会抄録集, 2010年10月
    日本公衆衛生学会

講演・口頭発表等

  • 外来経口抗がん剤患者の薬物療法の情報共有における患者-医療者間コミュニケーションについて               
    上野 治香; 石川 ひろの; 高山 智子; 加藤 美生; 奥原 剛; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    ヘルスコミュニケーションウィークプログラム・抄録集, 2023年09月, ヘルスコミュニケーションウィーク
  • 不妊リスクのライフスタイル因子に関するインターネット上の情報の内容分析               
    横田 理恵; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 古川 恵美; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2020年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • がん医療で使われる用語に対し市民が抱いているイメージに関する研究               
    横田 理恵[冨永]; 高山 智子; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 早川 雅代; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 日本の従業員におけるヘルスリテラシーと心の健康、職業性ストレス因子との関連               
    後藤 英子; 石川 ひろの; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 「患者の語り」を活用した医学生に対する共感教育の効果 授業前後と7ヵ月後の検討               
    香川 由美; 石川 ひろの; 孫 大輔; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • テレビ健康バラエティ番組における科学的根拠の提示               
    加藤 美生; 石川 ひろの; 上野 治香; 奥原 剛; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 慢性疾患を持つ高齢者におけるアドバンス・ケア・プランニングプロセスの促進に関連する因子の検討               
    岡田 宏子; 奥原 剛; 上野 治香; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 在宅高齢者の薬物療法における服薬アドヒアランスとヘルスリテラシー、医師とのコミュニケーションの関連               
    上野 治香; 石川 ひろの; 加藤 美生; 奥原 剛; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 地域組織活動活性化要因の把握と尺度の開発               
    蝦名 玲子; 上野 治香; 大島 敦子; 横山 光政; 木内 貴弘; 石川 ひろの; 坂本 伸江; 渡邊 由美子
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 日本におけるがんに関する新聞記事 31年間の計量テキスト分析               
    浅井 文和; 奥原 剛; 上野 治香; 岡田 宏子; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2019年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 医療ドラマの成り立ち 制作者へのインタビュー調査から               
    加藤 美生; 河村 洋子; 石川 ひろの; 奥原 剛; 岡田 昌史; 上野 治香; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2018年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 医療ジャーナリズムの日米比較 Health Journalism 2018に参加して               
    浅井 文和; 奥原 剛; 加藤 美生; 上野 治香; 木内 貴弘
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2018年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • インターネットを利用して医療情報を収集する医療利用者の特性 外来通院する糖尿病患者を対象に               
    小林 永治; 上野 治香; 佐々木 美樹; 木田 亮平; 湯本 淑江; 石川 ひろの; 緒方 泰子
    日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会プログラム・抄録集, 2017年09月, 日本ヘルスコミュニケーション学会
  • 高齢認知症患者における観察式痛み評価スケールの文献検討               
    泉 日向子; 湯本 淑江; 佐々木 美樹; 木田 亮平; 上野 治香; 緒方 泰子
    日本看護評価学会学術集会講演抄録集, 2017年02月, 日本看護評価学会
  • 認定看護師による摂食・嚥下障害に関するスタッフ育成活動の実態と困難               
    上野 治香; 米澤 奈緒; 佐々木 美樹; 木田 亮平; 湯本 淑江; 雨宮 輝美; 本村 美和; 緒方 泰子
    日本看護評価学会学術集会講演抄録集, 2017年02月, 日本看護評価学会
  • 都市部サービス付き高齢者向け住宅における施設内入居者看取りを可能にする施設機能
    杉本 健太郎; 緒方 泰子; 柏木 聖代; 上野 治香; 湯本 淑江; 米倉 佑貴
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2016年11月, (公社)日本看護科学学会
  • 長期的回腸ストーマ保有者の日常生活における困難とその対応               
    西村 里穂; 湯本 淑江; 佐々木 美樹; 長井 聡子; 藤波 景子; 上野 治香; 緒方 泰子
    日本在宅医学会大会・日本在宅ケア学会学術集会合同大会プログラム・講演抄録集, 2016年07月, 日本在宅医学会・日本在宅ケア学会
  • 慢性疾患セルフマネジメントプログラムのプログラム内容改訂前後の有効性の検討
    米倉 佑貴; 小野 美穂; 山崎 喜比古; 湯川 慶子; 上野 治香; 北川 明; 山住 康恵; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 松井 聡子; 江上 千代美; 松浦 江美; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2014年11月, (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患患者の自己管理支援を考える(第3弾) 慢性疾患セルフマネジメントプログラムを通して
    小野 美穂; 北川 明; 山住 康恵; 米倉 佑貴; 山崎 喜比古; 松浦 江美; 上野 治香; 湯川 慶子; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 松井 聡子; 江上 千代美; 安酸 史子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2014年11月, (公社)日本看護科学学会
  • 慢性疾患患者の自己管理支援を考える 慢性疾患セルフマネジメントプログラムとは?
    小野 美穂; 安酸 史子; 北川 明; 山住 康恵; 松浦 江美; 山崎 喜比古; 米倉 佑貴; 上野 治香; 湯川 慶子; 石田 智恵美; 生駒 千恵; 松井 聡子; 武田 飛呂城; 千脇 美穂子
    日本看護科学学会学術集会講演集, 2013年12月, (公社)日本看護科学学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 診断や治療に対する患者の家族におけるリスク認知バイアスの研究
    基盤研究(C)
    東京大学
    2020年04月01日 - 2025年03月31日
    本研究の目的は、①「家族」の立場から家族員の疾患に関する確率情報に接した際の、疾患や治療(予防)へのリスク認知の傾向と認知バイアスの実際、それに影響する因子を明らかにする、②疾患・治療(予防)に関する情報の伝え方による市民、その家族のリスク認知の違いを検証し、それぞれの認知傾向に適した情報提供方法を明らかにする、③市民(患者)とその家族の認知的側面に焦点を当てたリスクコミュニケーション技法を検討することであった。研究開始時に、新型コロナウイルス感染症パンデミックが宣言され、対象疾患はほとんどすべての国民がリスク情報に触れることとなった「新型コロナウイルス感染症」とした。
    2023年度は、本研究で調査した全3回分の縦断データについて、研究目的③「市民(患者)とその家族の認知的側面に焦点を当てたリスクコミュニケーション技法を検討する」に沿った解析を行った。具体的には、パンデミック下の公衆衛生コミュニケーションについて、マスメディアやソーシャルメディア、対人コミュニケーションがそれぞれ個人の予防行動にどのように関連しているかについて分析した。メディア情報は、そこから対人コミュニケーションを生成することができれば健康行動へとつながる可能性がある。人々の予防行動を促すためのメディアを利用したリスクコミュニケーション技法として、本研究の結果を論文にまとめた。また、パンデミック下では各種メディアから放出された大量の不確実性を含む情報により、人々が「情報過多」となっていたことがわかった。人の情報処理能力には限界があり、限界を超えると、重要な情報を無視したり、適切な行動を選択できなくなる。この情報過多になりやすい情報提供媒体、個人の脆弱性について解析した。これらの論文については論文執筆を終え現在国際誌に投稿し、査読中である。
  • 外来経口抗がん剤治療の安全性向上のための患者-医療者間コミュニケーションの研究
    基盤研究(C)
    2019年04月01日 - 2025年03月31日
    近年高齢化に伴い、がん患者が増加しており、経口抗がん剤での薬物治療中の外来患者も増えている。最近は、侵襲性の高い抗がん剤使用における検査値の悪化の見落としや投与日数制限の確認エラーによる連続投与により患者が死亡するという事例も起こっている。
    本研究では、患者側に焦点をあてた患者-医療者間の情報共有におけるコミュニケーションに着目し、①患者側の薬物療法や情報共有の必要性についての理解や
    考え、医療者側への報告などの患者側の意識や実施状況の実態および②どのような患者-医療者間コミュニケーションが情報共有促進のために効果的で必要であ
    るのかということを明らかにする。
    2023年度は、在宅で外来経口抗がん剤治療を受けている20歳以上の成人のがん患者を対象にインターネットを介したアンケート調査を実施した後、データクリーニング、分析等を実施した。また、調査項目と自由記述について内容分析を行い、2022年度の学会発表を実施した。また、量的分析の追加と論文投稿に向けての検討等を行った。
  • 医師臨床研修と連携可能な卒前の臨床教育評価システムの開発・運用・評価とデータ分析
    基盤研究(A)
    東京大学
    2020年04月01日 - 2023年03月31日
    医学生の臨床実習の到達目標の評価や症例・症候・手技等の経験を、スマートフォンを持ちいて、随時、記録可能なCC-EPOCの開発・運用を行った。先行して開発・運用されてきた卒後臨床研修用評価システム(PG-EPOC)は9割の研修医に利用されているが、CC-EPOCも既に3割の医学生に使われている。卒前臨床実習と卒後臨床研修の各々ガイドラインには、到達目標や症例・症候・手技等で整合的でない部分もあるが、到達目標のレベルや症例・症候・手技等をお互いにマッピングすることよって、CC-EPOCとPG-EPOCを連携させ、臨床実習開始時から卒前臨床研修修了時までのシームレスな評価がほぼ可能となった。
  • 高齢者の診察でのコミュニケーションと付添家族の役割:患者参加と自己管理への影響
    挑戦的研究(萌芽)
    2017年06月30日 - 2022年03月31日
    高齢患者の治療では、複数疾患の罹患や多剤服用、認知機能・身体機能の低下など、自己管理を困難にする要因が多く存在する中で、個人の価値観や生活環境を踏まえたケアの提供が必要とされる。多様性を理解し受け容れることのできる医療者の育成、家族などを含めた協働、”悪い知らせ”の伝え方など、より高度なコミュニケーションの教育が必要である。本研究は、高齢患者とその診察に同席する家族などの付添を対象として、診察におけるコミュニケーションと家族の役割の現状を明らかにし、患者-家族間の協働と患者参加を促進するコミュニケーションツールの開発と医療者側のコミュニケーション教育プログラムを検討した。

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 社会環境と健康(実習)

資格、免許

  • 看護師免許
  • 保健師免許
  • 助産師免許