喬 炎

健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 作業療法コース教授
Last Updated :2025/11/15

■研究者基本情報

研究キーワード

  • 褥瘡、病理機序の解明、早期診断法と機器の開発、予防と治療

研究分野

  • ライフサイエンス, 生体医工学, 褥瘡、早期診断、予防と治療

■経歴

経歴

  • 2025年04月 - 現在
    帝京平成大学, 健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科, 教授, 医学博士
  • 2006年06月 - 2025年03月
    長野県看護大学, 人間基礎科学講座、基礎医学・疾病学分野, 図書館長、講座主任、教授, 医学博士
  • 1993年01月 - 2006年05月
    日本医科大学, 病理学教室, 助手
  • 1997年09月 - 2000年12月
    米国シンシナティ大学, 医学部, 訪問学者
  • 1988年03月 - 1992年12月
    日本医科大学, 病理学教室, 大学院研究生
  • 1984年09月 - 1988年02月
    中日友好病院(中国北京), 耳鼻咽喉科, 医師

■研究活動情報

受賞

  • 2025年08月
    日本褥瘡学会, 2024年度優秀論文賞(大浦賞)
    早期褥瘡の多循環障害説に基づく診断指標の探索 褥瘡会誌26(4): 503〜512,202, 2024
    喬炎
  • 2024年02月
    ポスター発表賞 NPIAP 2024 Annual Conference, USA
    人工知能(AI)技術を用いた褥瘡悪化の早期検出モデルの適応可能性
    榊原麗;Jerelyn Co;Malana GM;喬炎;上條明生
  • 2021年03月
    NPIAP 2021 Annual Conference, USA, 最優秀賞(ポスター発表)
    人工誘導の局所冬眠状態による褥瘡の圧迫傷害の保護作用, アメリカ合衆国, 国際学会・会議・シンポジウム等の賞
    喬 炎;上條明生;張 嵐;魯 健;三浦大志;北山秋雄
  • 2019年08月
    日本褥瘡学会, 優秀演題
    分光測定法による圧迫性皮膚傷害の解析と褥瘡の早期診断に対する意義
    王艶薇;侯苹;薛慧萍;三浦大志;北山秋雄;柄澤邦江;森上幸恵;喬 炎
  • 2018年09月
    日本褥瘡学会, 優秀演題
    褥瘡早期診断に用いるガラス板圧診法の適正圧力の検証
    王艶薇;山岸定智;三浦大志;柄澤邦江;北山秋雄;喬 炎
  • 2016年09月
    日本褥瘡学会, 優秀演題賞
    紫外線を用いた褥瘡の早期診断法の開発 ―発赤所見の先は予測可能か―
    喬 炎;三浦大志;島袋梢;王艶薇

論文

MISC

  • 早期褥瘡における病理機序の再考と最新の知見に基づく診断デバイスの開発
    喬炎; 上條明生; 三浦大志; 魯健; 張嵐; 展広智
    日本褥瘡学会誌, 2024年
  • 実験的早期褥瘡における複雑な循環障害の総合解析およびその診断意義
    喬炎; 陳露; 上條明生; 三浦大志; 近藤恵子; 森上幸恵; 展広智; 魯健; 張嵐
    日本褥瘡学会誌, 2023年
  • 早期圧迫性皮膚傷害に対するブルーライト診断装置の開発と検証
    喬 炎; 張 嵐; 魯 健; 王 艶薇; 三浦 大志; 北山 秋雄; 範 江林
    日本褥瘡学会誌, 2019年07月
    (一社)日本褥瘡学会
  • 水素水浴によるドライスキンの紫外線(UV-B)傷害の軽減効果               
    喬 炎; 曽根原 紀佳; 三浦 大志
    日本未病システム学会学術総会抄録集, 2017年10月
    (一社)日本未病学会
  • 分子病理学的手法を用いた天然温泉の皮膚治癒遅延創治癒促進作用の機序解明
    喬 炎
    日本温泉気候物理医学会雑誌, 2016年02月
    (一社)日本温泉気候物理医学会
  • スマートフォンを光学顕微鏡へ接続させるアダプターの開発と組織病理学実習への活用               
    喬 炎; 三浦 大志; 島袋 梢
    形態・機能, 2015年09月
    コ・メディカル形態機能学会
  • 蓼科三室源泉のドライスキンに対する保湿効果
    喬 炎; 三浦 大志; 高瀬 楓; 小川 有紀子; 宮澤 江莉
    日本温泉気候物理医学会雑誌, 2014年11月
    (一社)日本温泉気候物理医学会
  • 天然温泉の泉質の違いが皮膚治癒遅延創に及ぼす影響の比較               
    轟 真衣; 山本 友佳; 小日向 唯花; 中井 映那; 諏訪 達彦; 梁 景岩; 王 英歌; 小池 智也; 喬 炎
    日本創傷治癒学会プログラム・抄録集, 2012年12月
    (一社)日本創傷治癒学会
  • 天然温泉浴による難治性皮膚創の治癒促進に関するMMPsの動態変化
    梁 景岩; 喬 炎
    日本温泉気候物理医学会雑誌, 2012年11月
    (一社)日本温泉気候物理医学会
  • 血液を用いる解剖生理学実習の新たな試み 血球形態及び浸透圧による影響の同時観察               
    梁 景岩; 王 英歌; 喬 炎
    形態・機能, 2012年08月
    コ・メディカル形態機能学会
  • 異なる部位の皮膚創におけるMMPsの変化と炭酸水素塩泉浴による影響               
    梁 景岩; 于 瑩; 小池 智也; 範 江林; 喬 炎
    日本病理学会会誌, 2012年03月
    (一社)日本病理学会
  • 異なる部位の皮膚創におけるMMPsの変化と炭酸水素塩泉浴による影響               
    牛田 裕貴; 伊奈 優気; 岩垂 愛; 宮澤 彩水; 梁 景岩; 于 えい; 小池 智也; 範 江林; 喬 炎
    日本創傷治癒学会プログラム・抄録集, 2011年12月
    (一社)日本創傷治癒学会
  • 天然温泉浴による難治性皮膚創傷のMMPs遺伝子発現の動態変化
    梁 景岩; 飛彈 浩一; 于 えい; 小池 智也; 範 江林; 喬 炎
    日本温泉気候物理医学会雑誌, 2011年11月
    (一社)日本温泉気候物理医学会
  • 病理学実習におけるデジタルカメラ-プリンターの活用               
    梁 景岩; 喬 炎; 多賀谷 昭
    形態・機能, 2011年08月
    コ・メディカル形態機能学会
  • 簡易で安価な接続器具の開発と光学顕微鏡のリアルな観察システム確立への応用               
    喬 炎; 梁 景岩; 多賀谷 昭
    形態・機能, 2011年08月
    コ・メディカル形態機能学会
  • 病理学演習におけるコンパクトデジタルカメラの活用について
    喬 炎; 飛彈 浩一; 梁 景岩; 多賀谷 昭; 大秋 美治
    長野県看護大学紀要, 2011年03月
    長野県看護大学紀要委員会
  • 皮膚の治癒遅延創におけるMMPs遺伝子の発現動態 1次治癒創との比較について               
    小口 翔平; 杉山 雪; 坂本 絵美子; 梁 景岩; 飛彈 浩一; 于 瑩; 小池 智也; 範 江林; 喬 炎
    日本創傷治癒学会プログラム・抄録集, 2010年12月
    (一社)日本創傷治癒学会
  • 組織病理学実習におけるポータブルデジタルカメラの併用による示教効果の改善について               
    喬 炎; 飛彈 浩一; 梁 景岩; 多賀谷 昭
    形態・機能, 2010年08月
    コ・メディカル形態機能学会
  • 異なる湯温における天然温泉浴の難治性皮膚創に対する影響について               
    森脇 有希; 藤森 恵里; 飛彈 浩一; 永澤 悦伸; 江田 景; 大秋 美治; 喬 炎
    日本創傷治癒学会プログラム・抄録集, 2009年12月
    (一社)日本創傷治癒学会
  • 人工温泉の難治性皮膚創に対する治癒促進作用 天然温泉との比較について               
    阿部 美智子; 杉浦 綾乃; 飛彈 浩一; 太田 克矢; 江田 景; 大秋 美治; 喬 炎
    日本創傷治癒学会プログラム・抄録集, 2009年12月
    (一社)日本創傷治癒学会
  • 難治性皮膚創に対する炭酸水素塩泉浴の治癒促進作用
    喬 炎; 飛彈 浩一
    日本温泉気候物理医学会雑誌, 2009年11月
    (一社)日本温泉気候物理医学会
  • ヘアレスラットの皮膚自然治癒遅延創 簡便な難治性皮膚潰瘍動物モデルの確立とその発生機序
    喬 炎; 飛彈 浩一; 江田 景; 大秋 美治
    日本褥瘡学会誌, 2009年08月
    (一社)日本褥瘡学会
  • 炭酸水素塩泉浴によるラット難治性皮膚創傷の治癒促進について
    飛弾 浩一; 江田 景; 大秋 美治; 喬 炎
    日本褥瘡学会誌, 2009年08月
    (一社)日本褥瘡学会
  • 炭酸温泉浴による皮膚創傷治癒の促進効果               
    中島 萠; 宮嵜 仁美; 宮下 日登美; 柴山 沙季; 成瀬 まりこ; 滝沢 みのり; 浮洲 洋子; 飛彈 浩一; 太田 克矢; 江田 景; 大秋 美治; 喬 炎
    日本創傷治癒学会プログラム・抄録集, 2008年12月
    (一社)日本創傷治癒学会
  • 足場の形成障害による皮膚創傷治癒遅延モデルの確立とその治癒過程の経時的観察
    飛彈 浩一; 江田 景; 大秋 美治; 喬 炎
    日本褥瘡学会誌, 2008年08月
    (一社)日本褥瘡学会
  • Keratinocyte Growth Factor Receptor(KGFR)とKGFの胃癌における役割の検討               
    松信 哲朗; 石渡 俊行; 藤原 ゆり; 川本 聖郎; 張 一光; 寺西 宣央; 工藤 光洋; 喬 炎; 恩田 宗彦; 吉野 雅則; 渡辺 昌則; 松本 光司; 徳永 昭; 田尻 孝; 内藤 善哉
    日本病理学会会誌, 2006年04月
    (一社)日本病理学会
  • 大腸癌組織におけるnestinによる新生血管の評価と予後の検討               
    寺西 宣央; 田中 宣威; 古川 清憲; 鈴木 英之; 瀬谷 知子; 菅 隼人; 鶴田 宏之; 松本 智司; 進士 誠一; 張 一光; 川本 聖郎; 松信 哲朗; 藤原 ゆり; 喬 炎; 工藤 光洋; 恩田 宗彦; 横山 宗伯; 石渡 俊行; 内藤 善哉; 田尻 孝
    日本病理学会会誌, 2006年04月
    (一社)日本病理学会
  • 新生児に発症したLangerhans cell histiocytosis(LCH)の一剖検例               
    喬 炎; 杉崎 祐一; 大秋 美治; 藤原 ゆり; 恩田 宗彦; 横山 宗伯; 海津 聖彦; 前田 美穂; 福永 慶隆; 川本 雅司; 内藤 善哉
    日本病理学会会誌, 2006年04月
    (一社)日本病理学会
  • ヒト膵癌におけるKGF/KGFR,VEGFの発現と肝転移に関する検討               
    張 一光; 石渡 俊行; 内田 英二; 相本 隆幸; 中村 慶春; 進士 誠一; 勝野 暁; 川本 聖郎; 中澤 南堂; 横山 宗伯; 恩田 宗彦; 工藤 光洋; 喬 炎; 藤原 ゆり; 松信 哲朗; 寺西 宣央; 田尻 孝; 内藤 善哉
    日本病理学会会誌, 2006年04月
    (一社)日本病理学会
  • 高血糖によるERK1/2活性化の変化と虚血心筋細胞のapoptosis
    喬 炎; 徐 光; 石渡 俊行; 内藤 善哉
    日本未病システム学会雑誌, 2004年08月
    ラットを,未処置対照(A群),虚血再灌流(B群),streptozotocin投与による高血糖負荷(C群),高血糖負荷虚血再灌流(D群)に分け,経過を観察した.血糖値は4週および20週後のC群で増加した.蛋白糖化マーカーのフルクトサミンと過酸化指標TBARS値もC群で増加しており,20週では著明であった.Triphenyltetrazolium chloride(TTC)灌流・浸染による心筋梗塞領域の測定では,B群に比較して20週のD群でTTC陰性梗塞領域が著しく増加していたが,4週のD群はA群よりも縮小していた.TUNEL法を用いたapoptosis指標の心筋DNA断片化検出では,20週のD群で著明に増加していたが,4週では逆に減少していた.20週のC群でもDNA断片化が散見された.更にWestern blot法により心筋組織のERK1/2変動を検討したところ,4週のC群でリン酸化ERK1/2の増加を認め,B群では更にその活性が増加した.一方20週のC群ではリン酸化ERK1/2の減少を認めたが,B群では活性の変動はなかった, (一社)日本未病学会
  • 高血糖状態による虚血再灌流傷害と心筋細胞のアポトーシス 細胞内伝達情報経路の関与
    徐 光; 喬 炎; 手塚 潔; 工藤 光洋; 石渡 俊行; 内藤 善哉
    Journal of Nippon Medical School, 2003年12月
    日本医科大学医学会
  • 加齢心筋におけるリン酸化ERK1/2の減少とAGEsの形成               
    喬 炎; 徐 光; 手塚 潔; 内藤 善哉; 石渡 俊行; 横山 宗伯; 山田 宣孝; 浅野 伍朗; 杉崎 祐一
    日本老年医学会雑誌, 2002年05月
    (一社)日本老年医学会
  • 高血糖ラットの虚血再灌流傷害モデルにおける心筋のERK 1/2の活性化と細胞内グリケーション
    徐 光; 喬 炎; 手塚 潔; 王 若皎; 内藤 善哉; 石渡 俊行; 横山 宗伯; 山田 宣孝; 淺野 伍朗
    Journal of Nippon Medical School, 2002年02月
    日本医科大学医学会
  • 長期間高血糖ラットにおける心筋細胞ERK1/2の活性低下とグリケーションによる細胞内ERK1/2-AGEの形成
    徐 光; 喬 炎; 手塚 潔; 内藤 善哉; 石渡 俊行; 横山 宗伯; 山田 宣孝; 杉崎 祐一; 淺野 伍朗
    Journal of Nippon Medical School, 2001年12月
    日本医科大学医学会
  • 高血糖状態におけるグリケーションと心筋細胞内ERK1/2のリン酸化に及ぼす影響
    徐 光; 喬 炎; 内藤 善哉; 石渡 俊行; 杉崎 祐一; 浅野 伍朗
    日本内分泌学会雑誌, 2001年09月
    (一社)日本内分泌学会
  • 高血糖状態の虚血再灌流傷害進展への影響,特に分子形態マーカーによる形態学的観察
    徐 光; 喬 炎; 石渡 俊行; 横山 宗伯; 山田 宣孝; 浅野 伍朗
    Journal of Nippon Medical School, 2001年02月
    日本医科大学医学会
  • 虚血後心筋細胞傷害の形態学的評価とその予防法の開発
    喬 炎
    Journal of Nippon Medical School, 2000年12月
    日本医科大学医学会
  • 高血糖状態の虚血再灌流傷害進展への影響,特に分子形態マーカーによる形態学的観察               
    徐 光; 喬 炎; 石渡 俊行; 横山 宗伯; 山田 宣孝; 浅野 伍朗
    日本臨床電子顕微鏡学会誌, 2000年08月
    日本臨床分子形態学会
  • 心臓における虚血・再灌流障害の進展についての実験的研究               
    喬 炎; アシュラフ M; 徐 光; 工藤 光洋; 横山 宗伯; 内藤 善哉; 山田 宣孝; 浅野 伍朗
    日本病理学会会誌, 2000年03月
    (一社)日本病理学会
  • 新しい心筋虚血-再灌流動物モデルの開発 心筋梗塞病態解明の試み               
    喬 炎
    日本医科大学雑誌, 1997年12月
    日本医科大学医学会
  • 内耳蝸牛と迷路動脈の加齢変化 特に微細構造変化を中心に               
    喬 炎
    日本臨床電子顕微鏡学会誌, 1995年08月
    日本臨床分子形態学会
  • 高脂肪食負荷動物における冠状動脈と心筋細胞の微細構造的変化               
    喬 炎
    日本臨床電子顕微鏡学会誌, 1994年08月
    日本臨床分子形態学会
  • エンドトキシンショック時の心不全の発生機序 特にフリーラジカルとCa++ ATPaseの関連性               
    福井 誠; 工藤 光洋; 喬 炎
    日本災害医学会会誌, 1994年08月
    ラットにエンドトキシンを投与すると,血清中のmalondialdehyde (MDA)は4時間後より増加,8時間後には対照群に比し有意に高値を示した。心筋のMDA値は6時間で有意に増加しその後は減少した。酵素組織化学的には,4時間後よりCa++ ATPaseの反応産物は腫大した血管内皮細胞と心筋細胞の細胞膜で不規則な局在を示し,心筋細胞の小胞体に拡大と僅かな反応産物の局在を認めた。24時間後には反応産物は更に減少傾向を示した。エンドトキシン投与後にみられた過酸化脂質の増加と心臓におけるCa++ ATPase活性の低下が心不全の発生に関与していることが示唆された, (一社)日本職業・災害医学会
  • 高脂食負荷大動脈病変に対するVitamin E投与の影響               
    喬 炎
    動脈硬化, 1992年04月
    (一社)日本動脈硬化学会
  • 高脂血症モルモットに見られた内耳平衡斑およびその支配血管の微細構造変化
    喬 炎; 村田 順造; 浅野 伍朗
    日本臨床電子顕微鏡学会誌, 1990年11月
    高脂血症とめまい等の内耳性機能障害の発生との関連性を究明するために,モルモットを用いて食餌性高脂血症モデルを作成し,高脂血症に伴い感覚細胞,支持細胞の胞体内にlipid dropletの蓄積や細胞内小器官の変性がみられ,細胞変化は経時的に増強し,3ヵ月後には感覚細胞の消失も観察された.また,平衡斑の支配血管である迷路動脈とその分枝,前前庭動脈,前庭蝸牛動脈の前庭枝と末梢の毛細血管の内皮細胞において,細胞膜の変化と透過亢進を示唆する変化を認めた, 日本臨床分子形態学会
  • 動脈硬化病変成立ちの上での関門としての内皮細胞の役割
    喬 炎; 横山 宗伯; 亀山 孝二
    動脈硬化, 1990年08月
    粥状硬化症など動脈硬化病変の進展過程の早期には,内皮細胞の膜系障害に伴う防御機構の破綻の関与が示唆された.これらの障害には血液の中の脂質の増量など血液性状の変化や,部位的差異のみられる病変の進展状況から血行力学的因子および血管壁構造の基盤にある構成細胞の適応性などの要因の関与がある, (一社)日本動脈硬化学会
  • 動脈硬化症病変成立ちの上での関門としての内皮細胞の役割               
    喬 炎
    動脈硬化, 1989年12月
    (一社)日本動脈硬化学会

講演・口頭発表等

所属学協会

  • 2017年04月 - 現在
    看護理工学会               
  • 2016年09月 - 現在
    NPIAP(USA)               
  • 2006年01月 - 現在
    日本褥瘡学会
  • 1995年04月 - 現在
    日本未病学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 人工知能を活用した褥瘡早期自動診断機の製品開発と臨床検証
    基盤研究(B)
    帝京平成大学
    2025年04月 - 2029年03月
  • 要介護者に適した排尿パターンセンサ及び排尿トラブル診断システムの開発
    基盤研究(C)
    国立研究開発法人産業技術総合研究所
    2024年04月01日 - 2027年03月31日
  • 最先端のAI認証とセンシング技術を活用した褥瘡早期診断システムの開発
    基盤研究(B)
    長野県看護大学
    2021年04月01日 - 2025年03月31日
    本研究はハンディタイプの簡易な早期褥瘡の診断機器の開発を目指す。同時に無線通信手段やAI技術を活用して、在宅でも早期褥瘡の迅速、適確な診断システムの開発を4年間の計画で実施する予定である。
    初年度(令和3年度)において、試験用単体機からプロトタイプ機に改良され、機械構造と電子回路などのハードウェアを開発し、圧力の自動調節と圧力分解能、光強度の16段階調節、白色とUV光源照射の画像を別々にリアルタイムでの撮影し、画素数は500万以上、画像撮影と保存は5秒以内完成までに機能を改善した。
    令和4年度は実証用プロトタイプ機のハードウェアの最適化設計を行い、臨床試験用のハンドヘルドStand-alone装置の設計と開発を進んでいる。機器の開発に必要な圧力条件についての研究も完成し、その主な内容をまとめた論文も発表した。また、褥瘡動物モデルを用いて、われわれの考案した紫外線診断法のほか、Capillary refilling time test(CRTT)の活用も早期褥瘡の虚血が診断に意義高いことと、虚血と出血の多循環障害に対する総合解析は早期褥瘡の正診率を突き止め、論文投稿の準備をしていた。
    令和5年度は多循環障害の学説を確立して、それに基づいた総合解析の論文を英文誌に発表した。また、これらの成果を画像解析ソフトと人工知能(AI)自動診断技術の開発(産業技術総合研究所と株式会社マクニカ社との共同研究)を行い、早期褥瘡の特徴をUV画像とCRTTの結果から抽出するようにプロトタイプ機のハードとソフトの両方から工夫していた。同時にAI技術による自動診断の検証も進んでいる。AIによる自動診断の研究の一部は日本褥瘡学会と米国NPIAP 2024Annual Conferenceにて発表し、共同研究者の発表が米国学会のPoster Awardを受賞した。
  • 最先端のAI認証とセンシング技術を活用した褥瘡早期診断システムの開発
    基盤研究(B)
    長野県看護大学
    2021年04月 - 2025年03月
    褥瘡は難治性の皮膚傷害で、特に在宅において増加し、いかに在宅でも早期発見して早期治療につながるかが喫緊の課題である。本研究はハンディタイプの簡易な早期褥瘡の診断機器の開発を目指す。同時に無線通信手段やAI技術を活用して、在宅でも早期褥瘡の迅速、適確な診断システムの開発を4年間の計画で実施する予定である。
    初年度(令和3年度)において今までの研究成果に基づいて、試験用単体機からプロトタイプ機に改良され、機械構造と電子回路などのハードウェアを開発し、圧力の自動調節、同時に0.1Nの圧力分解能;(2)白色とUV光源(405nm)の光強度を16段階で調節、白色とUV光源照射の画像を別々にリアルタイムで撮影し、画素数は500万以上、画像撮影と保存は5秒以内完成できるまでに機能改善した。
    また、潰瘍悪化創と自然治癒創の動物モデルを用いて、われわれの開発した紫外線診断法のほか、Capillary refilling time test(CRTT)の活用も早期褥瘡の虚血が診断に意義高いことも突き止め、米国の学会に発表した(NPIAP 2022 Annual Conference)。
    これらの成果を画像解析ソフトとAI自動診断技術の開発(他社との共同研究)を行い、潰瘍悪化と自然治癒の異なる早期褥瘡の特徴をUV画像とCRTTの結果から抽出するようにプロトタイプ機のハードとソフトの両方から工夫していた。同時にAI技術による自動診断の検証も進んでいる。これらの結果に基づいて、次年度の実証用プロトタイプ機のハードウェアの最適化設計を行い、臨床試験用のハンドヘルドStand-alone装置の設計と開発を完成するために必要な条件が揃わせた。
    機器の開発に必要な圧力条件についての研究も完成し、その主な内容をまとめた論文も「Diagnostics」誌に受理された。
  • 最先端高分子技術と遠隔通信手段の融合による在宅における褥瘡早期診断法の開発
    基盤研究(C)
    長野県看護大学
    2018年04月 - 2021年03月
    本研究は我々独自に開発した動物早期褥瘡モデル(磁石圧迫)を用いて、「透明板圧診法」の適正圧力を精密機器で検証した上、高分子新素材ゴムセンサー(東京理科大学の共同研究者から提供)を活用して、さらに市販のダーモカメラ(DZ-D100、カシオ)との併用で一定の圧力(透明板圧診)の条件で早期褥瘡の撮影・観察法を確立した。また、Wifiルーター経由でダーモカメラの撮影した早期褥瘡の画像情報をサーバーに送信して、医師や看護師などの専門家による遠隔診断も可能となった。一方、ダーモカメラのUV撮影機能を利用して、早期褥瘡を撮影して、表面で見えない出血の動向が正確に評価でき、重症度の判定も可能とわかった。
  • 地方小都市における最先端ITを用いた認知症トータルケアネットワークシステムの構築
    基盤研究(A)
    長野県看護大学
    2016年04月01日 - 2020年03月31日
    本研究における研究成果は、主として、以下のとおりである。すなわち、1)IoTによる在宅の認知症高齢者の見守り(非カメラ、非接触型のドップラー(24GHzマイクロ波)センサによるモニタリング)システムとVital Data(体温、血圧、心拍数)収集システムの開発、 2)日常生活に密着した会話記録をもとに認知症の予防と早期発見システム(SalusTalk)の開発、3)A認知症拠点病院を中心とした認知症トータルケアネットワークシステムの構築、の3点である。研究期間において、対象者も期間も限定して小規模実証試験を行ったところ、見守りシステムの有効性も認知症の予防/早期発見の効果も示唆された。
  • 長寿社会における地域参画型認知症トータルケアプログラムの開発と評価
    基盤研究(B)
    長野県看護大学
    2012年04月01日 - 2017年03月31日
    認知症の予防から終末期までの一連のケアの質向上のためのプログラムの実施、評価を行った。
    身体機能維持の水中運動として歩行能力の維持向上とバランス能力が重要であり、5年以上継続したものには精神機能に効果が認められた。家族介護者相談は、未だ中等度の家族相談が多く、初期の相談システムの確立・構築が必要である。施設における随伴症状への対応や個別的なケアの質は、配置されているケアマネージャーのキャリア・職種による違いが認められ、キャリアの長い看護職の配置が必要と考えられた。終末期の生活への希望や意向は、個々の高齢者が持っておりこれらを尊重したケアが重要である。
  • 里山における災害被災者支援のための遠隔ケアシステム構築に関する研究
    基盤研究(A)
    長野県看護大学
    2012年04月01日 - 2016年03月31日
    1.遠隔ケアシテム「サラス」を「Salus Vision」として特許庁に登録商標出願(商願2012-096915)、2.被災高齢者のICT利活用のニーズ把握、3.在宅療養者のスマートフォン等による24時間見守りシステム開発、4.災害時安否確認一斉配信システム(サラスシーファイ)の開発、5.多様な保健医療福祉従事者による患者情報の電子化/共有化、6.高齢者オリエンティッドなタッチタイプのメニュー画面(サラスライフ)の開発、7.サラスのLive Surgeryへの応用、8.ビジネスモデル化、等を試行し、被災高齢者等の簡易・安価・安全・innovativeな総合生活支援ネットワークの構築を実現した。

産業財産権

  • 特許7248239, 特願2019-084112, ⽪膚内傷害検査装置、⽪膚内傷害検査システム
    喬 炎; 北山 秋雄; 国立研究開発法人産業技術総合研究所
  • 特願 No.3211867, 褥瘡の早期診断用リングライトアダプタ               
    喬 炎; 北山秋雄; 三浦大志; 範江林; 赤羽秀樹; 実用新案

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 病因病態学