齋藤 知子
人文社会学部 人間文化学科 福祉コース | 准教授 |
Last Updated :2025/06/19
■プロフィール情報
主な研究項目
- 科学研究費補助金事業(基盤研究C・研究代表者)課題番号17K04704 「児童虐待対応専門職育成のための教育プログラムの開発 について」平成29年度-令和4年度
- 子ども家庭福祉における保育所の位置付け
- 児童虐待死事件についてのソーシャルワークのあり方
- 科学研究費補助金事業(基盤研究C・研究代表者)課題番号23530751) 「児童虐待死亡事例について司法記録等の分析から効果的な介入のポイントを検証する」平成23年度ー26年度
- 要保護児童における無国籍児に対するソーシャルワーク
- 科学研究費事業基盤研究C・研究代表者・齋藤知子テーマ「児童虐待専門職のオンラインを用いた育成プログラムの開発」2023年~2025年
■業績リスト
論文
- 要保護児童における軽度発達障害児に対する支援の検討
単著, 児童養護施設における軽度発達障害を持つ児童に対する支援の事例を検討し、「児童養護施設における軽度発達障害児に対する対応」をマニュアル化する必要であると述べ、関係機関の連携が重要であるとした。
, ヘルスワーク協会『子どもの虐待とネグレクト』(日本子ども虐待防止学会)第8巻第1号39頁-50頁, 2006年05月 - 要保護児童における無国籍児に対するソーシャルワーク
単著, 要保護児童に対する国籍に関するソーシャルワーク実践から事例について判例とも比較検討し、今後のソーシャルワークのあり方について検討したもの。
, 金剛出版『子どもの虐待とネグレスト』(日本子ども虐待防止学会)第9巻第1号55頁-67頁, 2007年04月 - 児童虐待死亡事件について判例を用いたソーシャルワークの検討
単著, 掲載1頁から16頁
児童虐待死亡事件について、判例データ―ベースなどをもとにし、判例を参考にして分析を行った。その分析結果からさらに事例検討を行う虐待防止のためのソーシャルワークの在り方について提言を行った。, 帝京平成大学紀要 第23巻 第1号, 2012年03月 - 裁判記録等を用いた児童虐待死の事例検討について
単著, 地方公共団体による児童虐待死亡事例を参照し、児童虐待事件の加害親の裁判記録を分析し、児童虐待にかかわる専門職の人材育成を行うためのプロセスについて研究を行ったものである。, 司法福祉学研究 15号, 2016年08月 - Advancing forensic social work for justice-involved people in Japan: The challenges and the next steps
共著, This study illustrates the development of forensic social work for justice-involved people in Japan, and discusses the challenges social workers face when working within and across different, National Organization of Forensic Social Work (NOFSW) Conference, 2019年06月
書籍等出版物
講演・口頭発表等
その他研究業績
- 要保護児童における無国籍児に対するソーシャルワーク
単著, 2006年12月, 第12回学術集会(日本子ども虐待防止学会), 要保護児童に対する国籍に関するソーシャルワーク実践から事例について判例とも比較検討し、今後のソーシャルワークのあり方について発表した。 - ファミリーソーシャルワークと児童福祉の未来
共著, 2008年03月, 中央法規, 執筆担当分は142頁-146頁 第7章2節
子どもの虐待における主たる加害者は親であると厚生労働省の調べでも明らかになっているが、親の状況についてアセスメントを行った上で、必要なソーシャルワーク実践が必要である。 - 施設実習 保育ライブラリー
共著, 2009年04月, 北大路書房, 執筆担当分はコラム1から6担当
保育士を目指す学生が、児童福祉施設での実習をより充実したものにできるよう教科書として作成されている。 - 実践から学ぶ社会的養護
共著, 2011年10月, 保育出版社, 執筆担当分は第1章第1節・第3節
保育士などを目指す学生に、社会的養護で生活する子どもの理解、施設入所からアフターケアまでの子どもの自立を支援する具体的な内容と関わり方をわかりやすく説明している教科書と使用できるものである。 - 児童虐待死亡事例検証報告の専門職育成への活用
単著, 2017年12月, 日本子ども虐待防止学会 第23回学術集会千葉大会, 科学研究費事業(基盤研究C)の研究中間報告を行った。児童虐待に係わる専門職の育成について都道府県や市町村が検証し報告書を作成している事例報告を用いて,事例研究を実施し,実践的な育成を目指すことを提案した。 - 児童虐待対応専門職の人材育成へ
単著, 2018年09月, 日本社会福祉学会 第66回秋季大会, JST研究事業に基づき,児童虐待における重篤事例の早期発見,防止について報告を行った。人材育成のために裁判記録と事例報告を用いて,事例研究を実施し,専門職の質の向上を目指すことを提案した。 - 児童虐待に関わる専門職育成における事例研究の活用
単著, 2019年12月, 日本子ども虐待防止学会 神戸大会 口頭自由研究発表, 科学研究費事業(基盤研究C)の研究中間報告を行った。児童虐待に係わる専門職の育成について事例研究を実施し,実践的な育成を目指すことを提案した。 - 虐待死事例の裁判記録をもとにした支援スキルの評価
その他(発表学会等), 2019年12月, 日本子ども虐待防止学会 神戸大会 公募シンポジウム, 昨年度実施したJST研究事業に基づき,児童虐待における重篤事例について、児童虐待死亡事例の加害親の裁判記録を分析し、早期発見,防止について支援者のスキル評価についてシンポジストとして発表を行った。 - 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 第3章2節F,3節、5節、6節、第4章10節
共著, 2020年04月, 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 弘文堂 責任編集 八重樫牧子、原陽子, 担当分担は子ども家庭福祉サービスと権利擁護、児童虐待についてで、コラムも担当している。2021年度より新カリキュラムが導入され、2024年の社会福祉士の国家試験から反映されることになっているため、最新の法律・制度改正などを概観し、コラムなどでは事例検討など実践能力を高めることに活用できる。 - 「特定少年について」児童福祉の視点から
その他(発表学会等), 2022年02月, 日本司法福祉学会 2021年度 研究大会 シンポジウム 指定討論者 オンライン開催, 2022年4月より民法が改正され、18歳成人となった。合わせて少年法では18歳から19歳を少年と位置づけながらも、「特定少年」として新たな枠組みが作られた。児童福祉の視点からどのような影響が考えられるか、シンポジストの先生方の議論を受けて、指定討論者として「特定少年」についての考察を発表した。
■大学教育・資格等情報
資格、免許
- 1991年10月01日
介護福祉士, (財)社会福祉振興・試験センター - 2007年03月01日
介護支援専門員, 埼玉県 - 2008年03月01日
社会福祉士, (財)社会福祉振興・試験センター - 2008年12月01日
社会福祉士実習担当教員講習修了, 社団法人 日本社会福祉士養成校協会 - 2009年03月01日
社会福祉士演習担当教員講習修了, 社団法人 日本社会福祉士養成校協会 - 2010年05月01日
精神保健福祉士 - 2016年08月01日
社会福祉士・精神保健福祉士演習担当教員講習修了, 社団法人 日本社会福祉士養成校協会
社団法人 日本精神保健福祉士養成校協会 - 2016年09月01日
社会福祉士・精神保健福祉士実習担当教員講習修了, 社団法人 日本社会福祉士養成校協会
社団法人 日本精神保健福祉士養成校協会