米澤 直記

人文社会学部 経営学科 経営情報コース准教授
情報科学研究科 情報科学専攻准教授
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 修士(工学), 筑波大学, 1997年03月
  • 博士(理学), 神奈川大学, 2008年09月

研究キーワード

  • 並列処理用プログラミング環境

研究分野

  • 情報通信, 情報ネットワーク
  • 情報通信, 計算機システム

■経歴

経歴

  • 2022年04月 - 現在
    帝京平成大学, 人文社会学部 経営学科, 准教授
  • 2017年04月 - 2022年03月
    帝京平成大学, 現代ライフ学部 経営マネージメント学科, 准教授
  • 2014年04月 - 2017年03月
    帝京平成大学, 現代ライフ学部 経営マネージメント学科, 講師
  • 2013年04月 - 2014年03月
    神奈川大学理学部情報科学科, 特任助教
  • 2009年04月 - 2013年03月
    神奈川大学理学部情報科学科, 特別助教
  • 2003年04月 - 2009年03月
    神奈川大学理学部情報科学科, 特別助手
  • 1999年04月 - 2003年03月
    筑波大学電子・情報工学系, 助手

学歴

  • 1995年04月 - 1999年03月, 筑波大学, 大学院工学研究科, 電子・情報工学専攻
  • 1991年04月 - 1995年03月, 筑波大学, 第三学群, 情報学類 情報科学専攻

■研究活動情報

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • マルチコアプロセッサでのRubyプログラムの高速実行方式の開発
    若手研究(B)
    神奈川大学
    2007年 - 2008年
    本研究は、国産スクリプティング言語であるRubyを高速に実行する方式を提案し、評価するものである。具体的には、Rubyで書かれたプログラムを、マルチコアプロセッサ(1チップに複数のコアを搭載するプロセッサ)で実行可能なコードに変換するトランスレータを実装した。評価のため、ヤコビの反復法で連立一次方程式を解くプログラムを実行した結果、4個のコアを利用した場合に最大3.95倍、8コアで同6.67倍の性能向上が得られた。
  • 計算機クラスタでの実行を可能とするOpenMPコンパイラの開発               
    2002年 - 2004年
  • リスク環境での状況認識共有化と安全制御のための多層インタフェース
    基盤研究(B)
    筑波大学
    2002年 - 2004年
    本研究の目的は,動的環境での人間・コンピュータ協調を支援する新しいヒューマン・インタフェースの提案である.自動車や航空機をはじめとする交通移動体は,動的に変化する環境の中での的確な認知・判断・操作が不可欠であるが,十分な時間余裕が保証されていない状況でそれらを遅滞なく,かつ誤りなく行うことは容易ではない.そこで,認知・判断・操作に関わる人間の負担を軽減すべく,状況に応じて人と自動化システムの間での役割分担を動的に変化させる機能配分の設計が重要な課題となる.ここで導入される自動化システムは高い自律性と知能を有するものであるがゆえに,状況認識喪失,自動化システムへの過信,警戒心の欠如,オートメーション・サプライズなどの不都合が生じうることが知られている.本研究では,実世界での事例として,アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)システムを取り上げ,ドライバの状況認識を支援する情報提示系,状況認識共有化を図ることによって過信やオートメーション・サプライを抑制する情報提示系,リスクに応じて自動化レベルを動的に変化させる安全制御系から構成される「多層インタフェース」を構築した.具体的には,高速域ACCシステムと低速域ACCシステムが混在する環境の中でのドライバのモード認識を支援する情報提示系,ACCシステムの減速機能限界に関わる情報提示系,コンピュータの制御意図をドライバに理解させ,ドライバとACCシステムとの間での状況認識共有を可能にするための情報提示系などを構築し,効果を認知工学的実験によって解析・評価した.さらに,ドライバに過信や警戒心欠如が生じた状況においてのシステム安全を確保するための権限委譲方策を提案し,離散事象シミュレーションによって有効性を解析・評価し,いわゆる「人間中心の自動化」の枠組みから外れるものの中に,安全確保の観点から有用なものがあることを証明した.

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 情報処理Ⅱ