西 留美子

ヒューマンケア学部 看護学科准教授
看護学研究科 看護学専攻准教授
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 博士(看護学)

研究キーワード

  • 訪問看護 重症心身障がい児 医療的ケア児 虐待

研究分野

  • ライフサイエンス, 高齢者看護学、地域看護学, 訪問看護 重症心身障がい児 医療的ケア児 虐待

■経歴

経歴

  • 2023年04月 - 現在
    帝京平成大学大学院, 看護学研究科 看護学専攻
  • 2016年04月 - 現在
    帝京平成大学, ヒューマンケア学部 看護学科, 教員

学歴

  • 2017年04月 - 2020年03月, 国際医療福祉大学大学院, 医療福祉学研究科博士課程保健医療学専攻(看護分野)博士課程

■研究活動情報

受賞

  • 2015年08月
    日本地域看護学会第18回学術集会「訪問看護師が把握する在宅療養児の被虐待状況」最優秀ポスター賞
  • 小児保健奨励賞・研究助成:「在宅重症心身障害児の被虐待様場面に対して訪問看護師が情報提供ケースとして判断する実態と関連要因(小児保健研究 第79巻1号p36-45)」最優秀論文

論文

MISC

所属学協会

  • 現在
    日本難病看護学会               
  • 現在
    日本小児保健協会               
  • 現在
    日本在宅看護学会               
  • 現在
    日本在宅ケア学会               
  • 現在
    日本看護科学学会               

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 在宅重症児の被虐待に対する訪問看護師の気づきから確信までのプロセス
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2021年04月01日 - 2025年03月31日
    【目的】本研究は、在宅重症児の被虐待に対する訪問看護師(以下訪看)の気づきから確信までのプロセスを「被虐待気づきの指標(被虐待38場面)」を用いて、明らかにする。【意義】在宅重症児の被虐待場面を38に集約し、その場面を訪看が把握したか否かを確認できる指標を開発した。訪看が被虐待のグレーゾーンへの気づきを確信していく様を共通の指標で明らかにすることは学術的にも施策的にもその意義は大きく被虐待の早期発見の客観的な指標となり、在宅で療養する者の被虐待対策支援に貢献できると考える。【2021年度の成果】調査対象の訪問看護ステーションを選定し、プレテストを実施。【2022年度の成果】関東の小児訪問看護ステーションを選定し、「被虐待気づきの指標(被虐待38場面)」を用いて在宅重症児の被虐待に対する訪看の気づきから確信までのプロセスを調査し、10名の訪看から3件の調査結果を得た。重症心身障がい児の被虐待場面を認識した時期は、88.2%が訪問開始後で、38の被虐待場面のなかで、確信につながっていた場面は、「障がいや発達に合わせたコミュニケーション場面を見つけてもらえない」、「オムツ、洋服の着替えがされていない」「清潔の保持がされていない」であった。【2023年度の成果】今年度は、全国の小児訪問看護ステーション2958件(うち485件は宛先不明)へ調査を実施した。在宅重症児の被虐待児に関して関心があると回答した73件中、被虐待を疑うとの回答は約26.0%(19件)、分からないは16.4%(12件)、なしとの回答は57.5%(42件)であった。2024年度は、2023年度の調査結果を基に被虐待を疑う19件に関しての調査を実施する予定である。
  • 訪問看護師が在宅重症心身障害児の被虐待を見極める「アセスメントツール」の開発
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2018年04月01日 - 2021年03月31日
    在宅重症心身障害児の被虐待を訪問看護師(以下訪看)が認知するための「被虐待の気づきの指標」(以下指標)を開発し,その妥当性と信頼性を確認した.指標は被虐待38場面を短文で構成し,その妥当性は,全国の被虐待対応経験のある訪看(以下経験訪看)を対象にデルファイ調査を実施した.その結果,指標全項目の妥当性合意は7割以上であった.信頼性は,経験訪看9名と未経験訪看9名の2群を対象に,被虐待映像(自作)を視聴し,指標を用いて被虐待の気づき及び認知の有無,認知の程度を確認し,一致率を検討した.気づき及び認知の有無の一致率は100-82.2%で,指標活用により未経験訪看も被虐待を認知できることを確認した.
  • 対象セグメントに応じた国保被保険者健診受診行動促進プログラムの開発・実証研究
    基盤研究(C)
    共立女子大学
    2013年04月01日 - 2017年03月31日
    本研究は、認知行動理論に基づく生活習慣病予防健診受診行動促進策の開発を目指して実施した。我々は、まず4因子28項目から構成される 生活習慣病予防健診受診行動の保健信念を測定する尺度を開発した。本尺度は、前向き調査により、健診受診行動と関連することが示された。また、認知行動理論に基づき健診受診行動の決定要因を検討したところ、生活習慣病予防健診の受診促進には、「実行意図」を高め、「行動変容のステージ」を進めるため、「強化因子」の強化が有効である可能性が示唆された。加えてこれらの知見を基に、一つの自治体において、特定健診受診の関連要因を検討し、受診促進介入と評価を行なった。

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 地域・在宅看護論実践Ⅱ

資格、免許

  • 看護師免許取得