高浦 一

人文社会学部 経営学科(通信教育課程)講師
Last Updated :2025/06/19

■プロフィール情報

学位

  • 学士(法学)
  • 修士(政治学)

(全)研究分野

  • 政治学、哲学、図書館情報学
    その他, 政治理論、西洋哲学、図書館学

主な研究項目

  • 政治哲学、哲学、図書館行政・政策

■業績リスト

最終学歴

  • 中央大学大学院法学研究科博士後期課程 単位取得満期退学

論文

  • 公立図書館経営における指定管理者制度に関する政治学的一考察 ―官民協働の境界線をめぐる予備的検討―
    単著, 責任著者, 公共図書館における指定管理者制度の導入に関する研究では、制度の導入がもたらす問題点を指摘するだけではなく、制度をどのようにコントロールし、活用していくかを模索する必要がある。本稿では、政治理論的な観点から制度を概観し、公共部門と民間部門のあいだにある「境界線」に注目して、制度が有する両義性を明らかにする。, 帝京平成大学紀要, 第30巻, pp.157-166., 第30巻, 157, 166, 2019年03月, 無し, 無し, 日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 国内誌, 国際共著していない
  • 指定管理者制度における公共図書館運営の実際
    単著, 責任著者, 公共図書館に指定管理者制度を導入することの是非をめぐって、図書館界では活発な議論が行われてきた。本稿は、実際に東京都特別区の公共図書館で勤務した経験を元に,指定管理者制度における図書館運営の実態の一部をレポートする。, 図書館雑誌, 第112巻, 第6号, pp.400-401., 日本図書館協会, 第112巻, 第6号, 400, 401, 2018年06月, 無し, 有り, 日本語, 研究論文(学術雑誌), 国内誌, 国際共著していない
  • レヴィナスにおける<法ー外なもの>―アガンベンによる解釈を手がかりに―
    単著, 責任著者, 本稿の目的は、E・レヴィナスの倫理学を法と法の「外」の関係、法と倫理の境界に存する「生」の問題において考察することである。G・アガンベンのレヴィナスへの言及を手がかりに、法と倫理と生が交錯する地点にレヴィナス的主体が構成されることを指摘する。, 法学新報, 第116巻, 第5・6号, pp.125-161., 中央大学法学会, 第116巻, 第5・6号, 125, 161, 2009年10月, 無し, 無し, 日本語, 研究論文(学術雑誌), 国内誌, 国際共著していない
  • レヴィナスの時間論における倫理と政治―起源をめぐって―
    単著, 責任著者, 本稿では、E・レヴィナスの時間論が、正義の正当性の根拠をめぐる倫理と政治、倫理と哲学の錯綜した関係に応答するものであったことを明らかにする。またそれによって、正当性の根拠の問題である権威と神的なものとの関係を探る手掛かりとする。, 法学新報, 第115巻, 第5・6号, pp.189-231., 中央大学法学会, 第115巻, 第5・6号, 189, 231, 2008年12月, 無し, 無し, 日本語, 研究論文(学術雑誌), 国内誌, 国際共著していない
  • レヴィナスと政治的なもの
    単著, 責任著者, 本稿は、ポストモダンの政治思想の文脈から、E・レヴィナスの哲学に倫理と政治の両義的な関係を見出すことを目的とする。レヴィナスは政治主体(市民)と倫理主体をつなぐ新しい主体性を構想していたことを明らかにする。, 法学新報, 第114巻, 第3・4号, pp.217-254., 中央大学法学会, 第114巻, 第3・4号, 217, 254, 2007年12月, 無し, 無し, 日本語, 研究論文(学術雑誌), 国内誌, 国際共著していない
  • 藤田省三における精神史的転回―「ユートピア」的思考をめぐって―
    単著, 責任著者, 本稿の目的は、高度経済成長期を境に「転回」した藤田省三の思想について、その変化と一貫性を指摘することである。その際注目するのは、前期の人民社会論を認識論的に主導していたユートピア的思考と、後期の「転回」によって獲得されたユートピア的思考の現代的形態である。, 中央大学大学院研究年報, 第35号, pp.399-412., 中央大学大学院研究年報編集委員会, 第35号, 399, 412, 2006年02月, 無し, 無し, 日本語, 研究論文(学術雑誌), 国内誌, 国際共著していない
  • 他者への通路―E・レヴィナスと政治の隘路―(修士論文)
    単著, 責任著者, 中央大学, 2005年03月, 有り, 無し, 日本語, 学位論文(修士), 国内誌, 国際共著していない
    URL

書籍等出版物

  • 市民社会と立憲主義
    分担執筆, 「第11章 貨幣と社会性─E・レヴィナスにおける犠牲の論理―」では、レヴィナスの貨幣論に見られる社会哲学を考察する。贈与と交換という、2つの次元が交錯する地点でレヴィナスの「社会」が成立することを、レヴィナス最後期のテキストを中心に明らかにする。, 国際共著していない, 無し, 学術書, 第11章 貨幣と社会性─E・レヴィナスにおける犠牲の論理―, 法政大学出版局, 2012年03月, pp.219-241, 日本語

所属学協会

  • 日本図書館情報学会
    2016年11月
  • 社会思想史学会
    2013年10月
    URL
  • 日本政治学会
    2008年10月
    URL

その他研究業績

  • 司書課程スクーリング科目におけるICT活用教育の実践 ―面接授業とメディア授業を組み合わせたブレンド型スクーリングの取り組み―
    単著, 2021年10月, 日本通信教育学会 第69回研究協議会

    , 帝京平成大学通信教育課程では、2020年度より、司書課程の科目において面接授業とメディア授業を組み合わせたブレンド型スクーリングを実施している。本発表では、報告者が実施したブレンド型スクーリングについて、メディア授業導入の目的や方法、結果等について報告した。
  • E・レヴィナスの労働概念について
    単著, 2013年10月, 社会思想史学会 第38回大会, 本報告では、E・レヴィナスの労働概念が彼の思想に占める位置と意義を検討することで、市場的交換と贈与的倫理の関係性を探る予備的な考察を行った。
  • レヴィナスと政治的なもの―歓待の政治哲学―
    その他(発表学会等), 2009年10月, 日本政治学会 2009年度大会, 本発表では、E・レヴィナスの倫理学を「政治的秩序化についてのメタ政治学的考察」として考察した。

■大学教育・資格等情報

資格、免許

  • 司書