上野 公子
| 看護学研究科 看護学専攻 | 教授 |
Last Updated :2025/10/07
■研究者基本情報
■経歴
経歴
■研究活動情報
論文
- 老年看護学実習において看護学生が印象に残った認知症高齢者との関わりと言葉 テキストマイニングを用いた実習記録の分析
生天目 禎子; 黒臼 恵子; 上野 公子
老年看護学, 2024年01月 - Delayed sleep-wake rhythm due to staying at home during the COVID-19 pandemic and sleep debt after returning to campus among Japanese nursing university students: A longitudinal study
Momoko Kayaba; Mami Ishitsuka; Miyako Ishidate; Kimiko Ueno; Yoko Kajihara; Taeko Sasai-Sakuma
Heliyon, 2023年04月 - 高齢者施設見学における看護学生の着眼点の特徴
黒臼 恵子; 上野 公子; 生天目 禎子; 西原 かおり; 石舘 美弥子
日本看護科学学会学術集会講演集, 2019年11月
MISC
- 薬学部教育から医療現場・地域に広がる多職種連携 患者中心の医療を実践できるチーム医療を目指して
楯 直子; 渡邊 清高; 安西 偕二郎; 上野 公子; 安野 伸浩
薬学教育, 2022年01月
(一社)日本薬学教育学会 - 新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会生活の変化が看護大学生の睡眠に及ぼす影響
木村 桃子[萱場]; 石塚 真美; 上野 公子; 石舘 美弥子; 咲間 妙子[笹井]
日本看護科学学会学術集会講演集, 2020年12月
(公社)日本看護科学学会 - 高齢者看護学実習のレクリエーション企画運営における学生の自己評価と学習効果
黒臼恵子; 藤木真由美; 松岡 牧 上野公子
帝京大学医療技術学部紀要, 2017年03月, [査読有り]
責任著者 - 実践研究 帝京大学医療系全学部の初年次におけるコミュニケーション教育
大野直子; 菱木清; 関玲子; 楯直子; 上野公子
日本ヘルスコミュニケーション学会雑誌, 2015年11月, [査読有り]
書籍等出版物
講演・口頭発表等
- 高齢者看護学実習における認知症高齢者との関わりの中で抱いた感情の分析
生天目禎子; 黒臼恵子; 上野公子
第40回日本看護科学学会学術集会, 2020年12月 - レクリエーションを取り入れた介護老人福祉施設における高齢者看護学実習の学生の学び
藤木真由美; 生天目禎子; 黒臼恵子; 上野公子
第39回日本看護科学学会学術集会, 2019年11月30日 - 高齢者施設見学における看護学生の着眼点の特徴
黒臼恵子; 上野公子; 生天目禎子; 西原かおり; 石館美弥子
第39回日本看護科学学会学術集会, 2019年11月 - 看護学生が認識した高齢者施設ケアの魅力と課題
生天目禎子; 藤木真由美; 上野公子
第37回日本看護科学学会学術集会, 2017年12月 - ラーニングポートフォリオの分析による高齢者看護学実習目標達成の実態
藤木眞由美; 黒臼恵子; 上野公子
第42回日本看護研究学会学術集会, 2016年08月 - 養護者が在宅介護中に体験する変化の様相と立ち向かうプロセス
上野公子; 望月由紀子; 野尻由香他
第74回公衆衛生学会, 2015年11月06日 - 高齢者看護学実習のレクリエーション企画運営における学生の自己評価
黒臼恵子; 藤木眞由美; 松岡牧; 上野公子
2015年08月 - 高齢者看護学実習のレクリエーション企画運営における学生の学び
藤木眞由美; 松岡牧; 黒臼恵子; 上野公子
第41回日本看護研究学会学術集会, 2015年08月 - 看護学実習におけるルーブリック評価の活用
上野公子; 小野寺幸子; 野尻由香; 遠藤太; 松林優子; 藤木眞由美
第33回看護科学学会学術集会, 2013年12月06日
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 在宅における養護者の高齢者虐待行為に対する介入・予防プログラムの開発
挑戦的萌芽研究
2013年04月01日 - 2016年03月31日
本研究では、養護者の虐待行為の軽減および予防のために、3年間で次のことを実施した。平成25年度は、養護者が虐待行為に至る背景、動機、行為のプロセスを分析し、教育プログラムおよびその教材を作成した。平成26年度は、虐待行為を軽減・予防するための教育プログラムを開発し、虐待行為を行なうリスクが高い養護者に実施した。平成27年度は、プログラム効果を比較することで、有効性の高い対象者や介入時期、手法について評価し、プログラムをさらに精錬させた。
成果物として、養護者の教育プログラムを作成し、実施者用のマニュアルと講義や演習で活用できる視聴覚教材として、スライド教材およびDVD教材を作成した。 - 寒冷・豪雪地域における在宅高齢者への介護サービスの効果に関する研究
基盤研究(C)
2002年 - 2005年
在宅サービスの中で通所サービスの効果を明らかにする目的で調査を行った。調査対象者は,新潟県大和町在住で調査の参加に同意した要介護認定を受けた在宅高齢者205名である.調査項目は,基本属性,Barthel index,MMSE,GDS-15,日本版EuroQol,身長・体重,握力,筋量,血清アルブミン,血色素である.平成15年1-3月の調査で70%以上が外出せず,ADLの低下に伴って身体機能,精神機能,栄養状態が悪化する傾向があり,ADLの悪化要因は男性,握力低下,GDS-15高値,大腿筋量低下であった.通所サービス利用群で要介護度および脆弱性が高かった.
平成15年8-9月の調査の結果,要介護度の軽い群では夏期間の外出頻度が高く,主観的な身体の動きも良くなっていたが,要介護度の重度な群では季節差はなかった.身体機能や栄養状態は要介護度の重度な人ほど低下しやすい傾向淋あった.要介護在宅高齢者の血中25-OH-Dは季簾差がなかった.通所サービスの外出時の紫外線暴露量は,血中25-OH-D濃度を上昇させるには不十分かもしれない.
2年後の追跡調査が平成17年1-3月に118名の同意を受けて行われた.通所サービス利用者と非利用者の比較では通所サービスの効果は証明できなかったが,通所サービス利用頻度と血色素,血清アルブミンに有意差あるいは有意な傾向を認め,通所サービス利用頻度が栄養状態に影響を与えていることが明らかとなった.通所サービスで行われている内容を検討した結果,比較的年齢が若く認知機能が保持されている人に実施されていた歩行・移乗個別プログラムが要介護度と身体機能の維持に効果があった.
在宅サービス提供施設では冬期間で利用者や収入が減少する施設があり,降雪と積雪によるストレス得点は半数以上の施設で90点を超えていた.地域特性にあった要介護在宅高齢者へのサービスに関するさらなる研究が必要である.