土永 葉子
| 人文社会学部 児童学科 保育・幼稚園コース | 教授 |
Last Updated :2025/11/01
■研究者基本情報
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■研究活動情報
論文
- 学内親子広場における子育て支援と学生教育の実際:2024年度「プリプリキッズ・ユニバ」での実践と展望
土永葉子; 小野いずみ; 佐藤かほり; 植田真理子; 浅見優哉; 藤原里絵
帝京平成大学児童学科研究論集, 2025年02月
筆頭著者 - 大学地域貢献活動としての私立幼稚園等における巡回相談事業の意義と課題
伊藤かおり; 土永葉子; 小野いずみ; 佐藤かほり
2024年02月
2021年度より中野区との地域連携事業として開始された「中野区私立幼稚園等巡回相談事業」の実施状況の報告をし、大学と地域が連携して行う巡回相談の意義や課題等について論じた。 - 保育業務における困難感と、その対処方法ー保育士経験年数による比較ー
土永葉子; 小野いずみ; 佐藤かほり
帝京平成大学児童学科研究論集, 2024年02月
筆頭著者, 保育士が保育業務において困っていることや、その対処方法について経験年数による相違点や特徴について明らかにした。 - 2022年度中野区私立幼稚園等巡回相談事業の現状と課題
伊藤 かおり; 土永 葉子; 瀬戸 朝子
帝京平成大学児童学科研究論集, 2023年02月
2年目を迎える中野区と本学との地域連携事業の一つである「中野区私立幼稚園等巡回相談事業」に従事した結果を踏まえて、実施状況の概要を総括し、総合的考察を行った。特に前年度からの課題であった、事前のアセスメント方法についての改善点と使用尺度について検討を行った。 - 2021年度中野区私立幼稚園等巡回相談事業の現状と課題
伊藤 かおり; 土永 葉子
帝京平成大学児童学科研究論集, 2022年02月
2021年度より開始された中野区と本学との地域連携事業の一つである「中野区私立幼稚園等巡回相談事業」に従事した結果を踏まえて、事業設置の経緯、初年度の実施状況から総合的考察を行った。また次年度に向け、より有意義な巡回相談が実現できるよう、特に事前のアセスメントにおいて活用可能な先行研究およびアセスメントツールについての分析を行った。 - 「講義型園内研修」からの脱却 -ある保育園での子ども理解のカンファレンスを通して-
土永 葉子
帝京平成大学児童学科研究論集, 2021年02月
同一保育園で十数年間にわたって関与してきた「子ども理解のカンファレンス」の実際を振り返り、実施方法や課題の認識を通して、保育者と関連他領域の専門家とのカンファレンスのあり方について考察した。子どもの成長発達に関わる専門家同士の対等な話し合いとしてのカンファレンスを可能にするためには、各々の専門性が十分に保障される環境が必要であることの提示を行った。 - アタッチメントの担い手としての保育者-「安心感の 輪」子育てプログラムからの考察-
土永 葉子
帝京平成大学児童学科研究論集, 2019年02月
アタッチメント理論を臨床に応用する取り組みの一つである「安心感の輪」子育てプログラム(Circle of Security Parenting Program:COS-P)に焦点を当て,本プログラムの内容や養育者支援に対する考え方を今後の保育者養成や現任保育者の研修等で活かせるよう,近年のアタッチメント研究の動向を概観し保育領域の視点から考察した。 - 教職課程科目「教育相談」におけるカウンセリング演習―写真を用いた表現と傾聴の試み―
土永 葉子
帝京平成大学児童学科研究論集, 2017年03月
教職課程科目「教育相談」でのカウンセリング演習において,写真を用いた演習プログラムを考案し,実施した。受講学生による感想の記述内容を検討したところ,テーマに添って写真を撮り選択すること,他者の撮った写真から様々な思いを巡らせた上で,写真を介して対話することが本演習の特徴であることが分かった。また,これらの特徴が学生の演習への取り組みやすさと習得に寄与していることが示唆された。 - フィンランドの子どもが育つ環境と保育者養成-フィンランド教育関係施設視察報告(2008年8月17日~24日)-
土永 葉子
帝京平成大学紀要, 2009年03月
フィンランドにおける保育者養成施設,保育園,就学前教育施設,福祉施設,小学校,子育て中の家族へ実施した視察とインタビュー調査の結果から,フィンランドの教育や保育で重視されている考え方について考察を行った。特に,日本の幼児教育期にあたる「就学前教育」が,就学後の学習への移行を明確な目的とし,教育学・心理学的根拠に基づいた「あそび」を介したカリキュラムにおいて実施されていることについて述べた。 - 子どもを支える新しい共同と臨床心理士
土永 葉子
教育, 2006年02月, [招待有り]
スクールカウンセラーとしての実践から見える,地域(都市部,地方中核都市,農村部)に特徴的な中学生やその保護者たちの様子について報告した。特に,子どもの発達における,子どもを取り巻く地域社会を中心とした環境との相互作用の重要性について述べた。現代の学校教育における様々な課題において,心理学の領域が果たす役割の可能性や実践のあり方について考察した。 - 阪神大震災における精神科医療の展開-その実際と専門家としての自己規定をめぐって
土永 葉子
教育臨床心理学研究 :紀要, 2000年03月27日
阪神大震災において精神科医として救援活動を行った神戸の精神科医へのインタビュー調査による質的研究。救援者でかつ被災者であった精神科医の実践と,その経験が以後の臨床へ与えた影響等について考察した。 - 心的外傷理論が精神科医の治療観に与える影響-PTSD (心的外傷後ストレス障害) の臨床経験と理論の取入れを中心に-
土永 葉子
北海道大学大学院修士論文, 2000年03月
阪神大震災以後,日本において特に論じられるようになった「心的外傷論」「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」について取り上げた。実際にPTSDの治療に携わっている精神科医へのインタビュー調査による質的研究。災害の後遺症としてのPTSDが議論される中で「心的外傷論」全般の再考がなされたことについて考察した。
MISC
- (書評)武井麻子著『思いやる心は傷つきやすい パンデミックの中の感情労働』 あらゆる「人を助ける仕事」に従事する人たちに向けられた書
土永 葉子
臨床教育学研究, 2022年10月, [招待有り]
コロナ禍における対人援助職の職務の実際を「感情労働」の視点から報告した書籍の書評。コロナ禍における過酷な労働環境は、実は平常時からあり続ける問題が、更に浮き彫りになったと言える事実について考察し、援助者の使命感や献身、職業意識に頼りに成り立っている労働への再考の必要性を論じた。 - (書評)横湯園子著『魂への旅路-戦災から震災へ』 大震災と過去の記憶との連なり
土永 葉子
臨床教育学研究, 2016年03月, [招待有り]
東日本大震災(3・11)の体験や映像をきっかけに,自身の戦争体験が蘇ってくる体験をした著者が,同じ世代の人たちも今回の出来事を自身の個人史抜きに語ることはできず,内なる思いを深めていったのではないかという思いに至り,「震災」を「戦災」まで遡って捉えようとする著作の紹介を行った。間接的な体験であっても,トラウマ的な出来事が過去のトラウマの扉を開いてしまう可能性があることや,人間が抱える苦悩や課題の処方箋としての「読書のもつ可能性」,常に見過ごされがちである現場で救援に当たる「支援者の支援」の重要性について述べた。 - (書評) ピアカウンセラー養成プログラム-自分がわかり,人の話がきける生徒に(横湯園子編著)
土永 葉子
人間と教育, 2012年03月, [招待有り]
「問題解決への子ども自身の参加の可能性」と題し,高校生対象のピアカウンセリングプログラムの実際と評価について記された文献について,同年代の子ども同士が支え合うことの意義を中心に紹介した。特に「いじめ」問題の解決に子どもたち同士の「ピアな関係」の再構築が必要なことや,「人間関係を育成する教育活動」として日本で広がりを見せていることに焦点を当てた。 - (書評)アーサー・クラインマン(著)江口重幸・五木田紳・上野豪志(訳)『病いの語り--慢性の病をめぐる臨床人類学』
土永 葉子
教育臨床心理学研究 :紀要, 2001年
記事種別: 書評
医療人類学の中心的研究者であるクラインマンの著作に関する要約と書評。病者の「語り」に込められた思いを読み解くことの意義と姿勢,さらに,その分析のあり方を生涯発達や現代の医療・教育に関連づけて紹介した。, 北海道大学大学院教育学研究科教育臨床心理学・臨床教育学研究グループ
書籍等出版物
- 幼児教育と教育相談ー保育者が行う保護者の支援と相談ー
守巧ほか; 土永葉子, 共著, 第6章「保護者理解と保育者の姿勢」、第10章「受容・傾聴・共感の必要性」
ミネルヴァ書房, 2025年10月
教職課程コアカリキュラム「教育相談の理解と方法」に準拠した内容。幼児教育・保育における保護者理解の重要性と、子育ての伴走者としての保育者のあり方について述べた。また保護者面接の際に留意すべき事項について、心理臨床と幼児教育現場での相談の違いに焦点を当て、保育者だからこそできる支援のあり方について論じた。 - 乳児保育Ⅰ・Ⅱ 豊かな乳児保育をめざして
久保田健一郎; 土永葉子; 韓仁愛ほか, 共編者(共編著者), 2章「乳児保育の現状」、4章「発達心理学から考える乳児保育」
アイ・ケイコーポレーション, 2023年09月
日本の子育ての現状や困難について概説し、子育てが社会全体の課題であり、子育て中の親や家庭を孤立させない、制度としての子育て支援の必要性や保育者の役割について論じた。さらに、アタッチメントに関する発達心理学の知見や、保育所での保育など親以外の他者による養育やケアの重要性について述べ、乳児保育の重要性を発達心理学の視点から考察した。 - 新・子ども家庭支援の心理学
永房典之; 北田沙也加; 小原倫子; 小湊真衣ほか; 土永葉子, 共著, 12章「子どもの生活・生育環境とその影響・支援」、トピックス12「ACEs(小児期逆境体験)とレジリエンス」、トピックス13「かかわりが難しい保護者とのコミュニケーション」
教育情報出版, 2023年04月
子ども家庭支援における重要なトピックである「児童虐待」「少年非行」「子どもの貧困」等について、客観的な統計データから現状を把握するとともに、保育現場での具体的な対応法、配慮事項等について論じた。さらに、ACEs(小児期逆境体験)や保護者との関わりについて詳しく取り上げた。 - 子どもの姿から考える保育の心理学
結城 孝治; 遠藤 純子; 請川 滋大ほか; 土永 葉子, 共著, 9章「主体的学びと意欲」
アイ・ケイコーポレーション, 2022年04月
子どもが自ら学びへと向かおうとする気持ちや環境を保障し、その過程を適切に促すことが、保育者に求められていることについて論じた。さらに、学びに関する心理学の基礎理論について解説し、子どもが身近な人間関係の中で学びの経験を積み上げていけるような保育のあり方について提示した。 - 自ら実感する心理学
土肥伊都子ほか; 土永 葉子, 共著, こんなところに心理学No.10「幼児期特有の認知『アニミズム』」、No.15「子どもの描く人物画を使った知能検査」、No.24「妊婦の喫煙率につい て」、あなたも実感心理学No.11「『どうせやってもだめだ』という考えが続いてしまうのは?」、No.23「『トラウマティック・ストレス』と『辛く悲しい出来事』の違い」、第12 章 2 項「リスクに対処するために」
教育情報出版, 2021年01月
大学一般教養「心理学」のために編集されたテキスト。心理学専攻の学生以外にも,自身の身近な生活上の出来事や体験等から,心理学の理論や知見を結びつけて学べることを目的に構成した。「子どもの描く人物画を使った知能検査」,「妊婦の喫煙率について」,「『どうせやってもだめだ』という考えが続いてしまうのは?」などについて執筆した。 - 保育と子ども家庭支援論
石動 瑞代; 中西 遍彦; 隣谷 正範ほか; 土永 葉子, 共著, 第8章「不適切な養育環境の子どもやその家庭への支援」
みらい, 2020年03月
保育所において、不適切な養育環境にある子どもへの気付きと、その保護者を子育てに関して何らかの援助を求めている存在として受け止め対応する視点について述べた。日常の保育を通して親子を支えることが、深刻な児童虐待を未然に防ぐ手立てとなることについて事例を提示し説明した。さらに、社会的養護の一部である「代替養育」に関する解説とそこでの保育士の役割について述べた。 - 保育士資格取得特例教科目テキストシリーズ 子ども家庭支援論
子ども家庭支援論編集委員会ほか; 土永 葉子, 共著, 第 3 章 4 節「子ども虐待のある家庭への支援」
みらい, 2019年03月
改正認定こども園法の経過措置による「保育士資格の取得に必要な単位数の特例」のためのテキスト。2019年度の保育士養成課程カリキュラムの改正に伴い,科目が変更された。前掲業績『保育と家庭支援』の担当部分を基礎として,働きながら学ぶ人が,これまでの実践を総括しながら取り組むことのできる内容とした。 - 保育・教職実践演習-自己課題の発見・解決に向けて-
生野 金三; 井口 眞美; 田中 正浩ほか; 土永 葉子, 共著, カルテ6-8「学級経営力・集団運営力」、カルテ7-5「子育て・家庭支援」
萌文書林, 2016年08月
教職課程必修科目である「教職実践演習」のテキストである。教職に就いてからの「実践的な準備性(レディネス)」を体得できることを目的に編まれた。分担箇所の「学級経営力・集団運営力」では,集団づくりの基盤について理解を促す内容とし,演習「絵本の読みあい」を取り入れた。 - 保育と家庭支援【第2版】
上田 衛; 石動; 瑞代ほか; 土永 葉子, 共著, 第 10 章「保護を要する子ども・家庭への支援」
みらい, 2016年04月
地域の子育て支援の担い手としての保育者の役割に重点をおいて,初版の内容を改訂した。地域における相談援助活動での保育所・保育者の位置づけや,想定される業務内容と連携のあり方について述べた。さらに社会的養護における「家庭的」という観点に触れ,施設の小規模化のみならず,子どもにとって信頼できる大人がいることと,安心して生活できる場の保障が重要であることを強調した。 - 自ら実感する心理学
土肥伊都子ほか; 土永 葉子, 共著, 第12章2項「リスクに対処するために」ほか
保育出版社, 2016年02月
大学一般教養「心理学」のために編集されたテキスト。心理学専攻の学生以外にも,自身の身近な生活上の出来事や体験等から,心理学の理論や知見を結びつけて学べることを目的に構成した。「子どもの描く人物画を使った知能検査」,「妊婦の喫煙率について」,「『どうせやってもだめだ』という考えが続いてしまうのは?」などについて執筆した。 - 保育・社会福祉学生のための相談援助演習入門
中嶌, 洋; 園川, 緑; 井上, 美和; 大賀, 有記; 土永, 葉子, 第11章「基礎理論を学ぶⅡ-行動理論アプローチ・認知理論アプローチ」、第12章「基礎理論を学ぶ-エンパワメントアプローチ・システム(家族療法)理論アプローチ」
萌文書林, 2015年10月
9784893472281
第11章では,対人援助職として職務上のメンタルヘルス維持と向上のための具体的技法として,認知行動療法によるセルフケアの方法を紹介した。第12章では「子どもの貧困」を深刻な問題として取り上げ,子どもが育つために必要不可欠な事項について考えるグループワークの方法等について論じた。 - 保育士資格取得特例教科目テキストシリーズ相談支援
相談支援編集委員会ほか; 土永 葉子, 共著, 第2章4節「子ども虐待のある家庭への支援」
みらい, 2014年09月
改正認定こども園法の経過措置による「保育士資格の取得に必要な単位数の特例」のためのテキスト。前掲業績『保育と家庭支援』の担当部分を基礎として,働きながら学ぶ人が,これまでの実践を総括しながら取り組むことのできる内容とした。 - 保育と家庭支援
上田衛ほか; 土永 葉子, 共著, 第11章「子ども虐待への保育者の支援」
みらい, 2013年09月
子ども虐待の概論と子どもの発達への中・長期的な影響や発達段階による後遺症の現れ方の違いとその対応方法について述べた。その中で,特に「アタッチメント(愛着)」形成への影響について取り上げた。さらに,保育者・教師が担う集団の場での発達段階に即した子どもと保護者に対する予防的関わりの実際について述べた。 - 保育内容総論
近藤 幹生ほか; 土永 葉子, 共著, 第5章「乳幼児の発達と子どもの生活」
青踏社, 2012年03月
子どもの成長発達に深く関わる専門職として押さえておくべき発達心理学の知見を記した。特に乳幼児期が「特別なケアや教育の必要性を支持する諸説」の動向や,「保育所での子どもの生活」について,生活の中から子ども同士で学んでいくことの意義と集団形成のあり方について述べた。
講演・口頭発表等
- いま、教師にとって「子ども理解」の専門性とは何か
庄井良信; 松田慎一郎; 沼田あや子; 福井雅英; 田中昌弥; 土永葉子
日本臨床教育学会第14回研究大会, 2024年10月
教師が日常の実践の中で、子ども理解をどのように深め、専門性をどのように高めようとしているのかという問いについてシンポジウムを企画・実施し、司会者として進行・総括を行った。 - 保育実践における困難感と対処方法の保育経験年数による変化 -新任保育士への心理臨床的援助のあり方に着目して-
土永葉子
日本心理臨床学会第43回大会, 2024年08月
保育士を対象に行ったアンケート調査の結果を、特に心理臨床的援助のニーズが高いと予想される新任保育士に着目して考察した。 - 発達援助職どうしの<協働>から生まれる臨床的な問い
庄井良信; 伊田勝憲; 影浦紀子沼田あや子; 富田允保; 村澤和多里; 田中昌弥; 龍崎忠 土永葉子
日本臨床教育学会第13回研究大会, 2023年10月
日本臨床教育学会発足12年目にあたり、臨床教育学のこれまでの積み重ねと今後の展望について総括する目的で開催された大会シンポジウムで司会を務めた。主な観点は、子どもの尊厳と人権を尊重すること、多職種連携においてそれぞれの発達援助専門職が専門性を問い直すことについて、問いを深め合うことができた。 - 保育園におけるカンファレンスのあり方に関する検討 -同一保育園での15年以上にわたる参与を通して-
土永 葉子
日本心理臨床学会第42回大会, 2023年09月
外部の臨床心理士として同一保育園で15年以上にわたって参与してきた「子ども理解のカンファレンス」の実際を振り返り、保育者と心理職との協同的なカンファレンスのあり方について考察した。 - 心理職と保育職との連携
土永 葉子
保育内容学会第1回大会, 2023年07月
保育園での臨床心理士としての活動の実際をもとに、互いの専門性を活かしあう 多職種連携のあり方について考察した。 - 特別な配慮を要する子どもの理解と援助
土永 葉子
令和4年度板橋区私立幼稚園協会 教職員研修会, 2022年07月, [招待有り]
幼稚園教諭を対象に、特別な配慮を要する子どもの保育・教育について、現状やインクルーシブ保育の視点でのかかわり等について講演した。 - コロナ下の保育の現状と課題-10の姿を切り口として-
井口眞美; 土永葉子; 荒井聡; 小谷 宜路; 源証香; 金元あゆみ; 近藤幹生
第74回日本保育学会, 2021年05月
コロナ下における現状から、実際の保育現場の実態調査をし、乳児から就学前までの子どもたちにとって変わらずに大切なことは何か、今後、保育の質的向上のためにすべきことは何かについて討議した。 - 保育実践の質的向上と新指針・新要領の課題を探るⅢ-「10 の姿」に関する活用の実際と課題-
井口眞美; 土永葉子; 山下晶子; 小谷 宜路; 近藤幹生
第 73 回日本保育学会, 2020年05月
継続共同研究を行っているテーマで自主シンポジウムを企画し、司会の役割を担った。保幼小連携の視点を踏まえ、保育現場における「10の姿」の活用の実態とその課題に関する保育者アンケート調査の報告を行い、「10の姿」をいかに活用すればよいのかについて討議を深める目的で開催した。 - 職員のメンタルヘルスケア
土永 葉子
令和元年度特別区職員研修所 専門研修・保育園経営, 2019年06月, [招待有り]
区立保育園園長約70名を対象に,メンタルヘルス不調の職員を出さないためのマネジメントケアや,管理職者特有のストレスに対するセルフケアなどについて講義・演習を実施した。 - 職員のメンタルヘルスケア
土永 葉子
平成 30 年度特別区職員研修所 専門研修・保育園経営, 2018年06月, [招待有り]
区立保育園園長約70名を対象に,保育者の人間関係における特有のストレスとその向き合い方や,メンタルヘルス不調の職員を出さないためのマネジメントケアなどについて講義した。 - よりよい職場環境見向けて~保育者のメンタルヘルス~
土永 葉子
平成29年度北海道保育協議会 保育施設長セミナー, 2017年10月, [招待有り]
「よりよい職場環境に向けて~保育者のメンタルヘルス」のテーマで,全道約150名の保育園園長対象のセミナーにおいて,保育者のメンタルヘルスの動向や対策等について講演した。 - 心理職との共同による保育者の予防的なメンタルヘルスケアについて
土永 葉子
第70回日本保育学会, 2017年05月
平成27年12月から「ストレスチェック制度」が義務付けられたことを受け,労働者としての保育者自身が心身の健康を維持しながら働き続けることに繋がるような,園内研修のニーズが高まっている。日常の保育の中で起こりうるメンタルヘルス上の問題に対して,保育者自身による予防的なセルフケアを促進するためのプログラムの構成内容について検討した。具体的な手法として,価値観や考え方の違いを肯定的に再確認できるワークや,レジリエンスの理論を取り入れた。 - 保育者のメンタルヘルス
土永 葉子
平成26年度東京都社会福祉協議会 保育講師来園研修講師(さくら保育園), 2015年02月, [招待有り]
保育者のメンタルヘルスに関する園内研修の講師を務めた。保育者の労働問題,ストレス概論,保育の中での職業的ストレス改善のための一技法として,認知行動療法の演習等について講演した。 - 保育者のメンタルヘルス
土永 葉子
平成26年度東京都社会福祉協議会 保育講師来園研修講師(ハイブリッドマムプリスクールナーサリー千代田富士見), 2014年12月, [招待有り]
保育者のメンタルヘルスに関する園内研修の講師を務めた。保育者の労働問題,ストレス概論,保育の中での職業的ストレス改善のための一技法として,認知行動療法の演習等について講演した。 - 保育者のメンタルヘルス
土永 葉子
平成26年度東京都社会福祉協議会 保育講師来園研修講師(法善寺保育園), 2014年12月, [招待有り]
保育者のメンタルヘルスに関する園内研修の講師を務めた。保育者の労働問題,ストレス概論,保育の中での職業的ストレス改善のための一技法として,認知行動療法の演習等について講演した。 - 保育者のメンタルヘルス
土永 葉子
平成26年度東京都社会福祉協議会 保育講師来園研修講師(晴見保育園), 2014年11月, [招待有り]
保育者のメンタルヘルスに関する園内研修の講師を務めた。保育者の労働問題,ストレス概論,保育の中での職業的ストレス改善のための一技法として,認知行動療法の演習等について講演した。 - 保育者のメンタルヘルス
土永 葉子
平成26年度東京都社会福祉協議会 保育講師来園研修(緑ヶ丘保育園), 2014年10月, [招待有り]
保育者のメンタルヘルスに関する園内研修の講師を務めた。保育者の労働問題,ストレス概論,保育の中での職業的ストレス改善のための一技法として,認知行動療法の演習等について講演した。 - 保育現場に入る臨床心理士の実践(自主シンポジウム「実践をつなぐ保育内容学の創造をめざす」話題提供)
近藤幹生; 源証香; 土永葉子; 小谷宜路
第65回日本保育学会, 2012年05月, [招待有り]
実践者と研究者が対等に学び合える場をいかにして形成していくかについて議論することを目的に,日本保育内容学会のメンバーで企画した自主シンポジウムの話題提供者として「保育現場に入る臨床心理士の実践」を報告した。 - 保育者と心理臨床家によるカンファレンスに関する研究(2)
土永 葉子
第64回日本保育学会, 2011年05月
保育園での子ども理解のカンファレンスにおいて,保育者が事例に取り上げる子どもを選択する際の視点に焦点を当て,カンファレンスの事前と事後の子どもを巡っての発言や記録を手がかりに分析した。さらに「保護者理解」の点から,保育者の母親との関わりや見方に変化が生じた過程について考察した。 - 保育者と心理臨床家によるカンファレンスに関する研究
土永 葉子
第63回日本保育学会, 2010年05月
保育園での子ども理解のためのカンファレンスに臨床心理士として関わった実践をもとに,保育者と心理臨床家が共同で子どもの見方を深め合うカンファレンスの具体的な方法について検討した。従来型の事例提供者のみが報告する形式ではなく,参加者全員が対象の子どもについて「印象的なエピソード」「その場面を選んだ理由」についてカードを記入し,事前に提出してカンファレンスでの検討の材料とした。実際のカンファレンス事例を元に,本方法の課題点と展望について考察した。 - 矯正施設における心理士の活動について
土永 葉子
NPO 法人「被害者加害者対話の会運営センター」研修会, 2008年08月, [招待有り]
少年院でのグループワークを実施している弁護士やボランティアの団体で,矯正施設での心理臨床経験を元に,被害者理解や再犯防止,認知行動療法等について講義した。 - 思春期女子事例のコラージュ作品における「顔表現」について-眼の「モンタージュ化」と書き込みによる顔表現の変化を通して-
土永 葉子; 吉野 啓子
第34回日本芸術療法学会, 2002年11月
芸術療法の一形態であるコラージュ療法を取り入れた継続心理面接の事例研究。コラージュ上で目鼻をすげ替えた表現を「モンタージュ化」と独自に定義し考察した。 - 家庭内暴力の息子をもつ親の面接
土永 葉子
栃木県精神保健福祉センター思春期事例研究会, 2001年04月
子どもの家庭内暴力に関する継続心理面接の事例研究。 - 阪神大震災における精神科医療の展開-その実際と専門家としての自己規定をめぐって-
土永 葉子
北海道教育学会第 43 回研究大会, 1999年04月
阪神大震災において精神科医として救援活動を行った神戸の精神科医へのインタビュー調査による質的研究。救援者でかつ被災者であった精神科医の実践と,その経験が以後の臨床へ与えた影響等について考察した。
所属学協会
社会貢献活動
学術貢献活動
- (編集委員)福祉・保育小六法
監修
福祉・保育小六法編集委員会・みらい, 2024年04月01日 - 現在
保育・福祉・教育に関連する法規集。編集委員として参加。 - (司会)日本臨床教育学会第15回研究大会
パネル司会・セッションチェア等
日本臨床教育学会, 2025年10月 - (大会実行委員長)日本臨床教育学会第14回研究大会
企画立案・運営等
日本臨床教育学会, 2024年10月26日 - 2024年10月27日 - (編集委員)保育福祉小六法
監修
保育福祉小六法編集委員会・みらい, 2009年04月01日 - 2023年03月31日
保育・福祉・教育に関連する法規集。編集委員として参加。 - (学術論文査読)「臨床教育学研究」第7巻
査読
日本臨床教育学会, 2018年10月 - (学術論文査読)「臨床教育学研究」第6巻
査読
日本臨床教育学会, 2017年10月 - (司会)日本臨床教育学会第5回研究大会
パネル司会・セッションチェア等
日本臨床教育学会, 2015年10月 - (座長)第63回日本保育学会
パネル司会・セッションチェア等
日本保育学会, 2010年05月