坂本 美香
| 健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 作業療法コース | 教授 |
| 健康科学研究科 健康科学専攻 | 教授 |
| 健康科学研究科 作業療法学専攻 | 教授 |
| 情報科学研究科 情報科学専攻 | 教授 |
Last Updated :2025/10/18
■研究者基本情報
■経歴
委員歴
■研究活動情報
論文
- 発達段階にある幼児の眼球運動の定量的評価の開発に向けた予備的実験
坂本美香; 榊原七重; 蜂屋孝太郎; 伯母 治
日本リハビリテーション医学, 2025年12月, [査読有り]
筆頭著者, 目的:発達障害児の眼球運動の稚拙さは定型発達児に比較し発生頻度が高い.「気が
散りやすい」「文字を飛ばして読んでしまう」等の彼らの困り事の1つに眼球運動の
苦手さがあげられている.問題が顕在化される就学前に発見し治療することが望まし
いが,現状,指標となる発達過程の眼球運動は明示されていない.そこで定型発達児
の眼球運動の定量的評価の開発を試みた.
方法:視線解析装置に試作の眼球運動刺激呈示動画を取り込み,年長児6名の眼球運
動の計測を行った.
結果:計測中に注意集中が途切れることもみられたが,6名全員が課題とした眼球運
動を計測できた.固視では,被験児6名の平均をみると,視標3°以内に80.8%が含まれ
た.水平サッケードは,全例で視標呈示後に速い眼球運動で視標を固視する動きがみ
られた.3試行目について6名の各波形では,素早い視線の移動,適切な眼球運動量
,視標呈示時の視線の維持が観察され,サッケードの習熟が確認された.水平パスー
トは,6名の眼球運動の加算平均波形において,5試行中3試行目で各測定点における
標準偏差が最小となった.
結論:測定中は被験児の注意を維持させることに工夫を要したが,その一方で,サッ
ケード、パスートともに一定回数を継続して測定することで,学習効果が観察された
.比較的早期の段階で学習効果を示してくることは,今後定型発達児の特徴として捉
えられると思われる. - 療育における作業療法での眼球運動への取り組みの報告
坂本美香
帝京平成大学紀要, 2021年03月, [査読有り] - 認知症スクリーニング検査の構成要件について : 文献の Systematic Review
坂本 美香
作業療法 = The Journal of Japanese Occupational Therapy Association, 2012年02月15日 - アルツハイマー病の重症度と手指巧緻動作との関連性 動作の速さからみた利き手の優位性の変化
坂本 美香; 菊池 恵美子; 繁田 雅弘
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine, 2007年07月
講演・口頭発表等
- 発達段階にある幼児の眼球運動の定量的評価指標の開発に向けた予備的実験
Mika Sakamoto; Nanae Sakakibara; Kotaro Hachiya; Osamu Uba
WFOT congress 2026, 2026年02月10日 - 眼球運動より発達障害児をスクリーニングする評価方法の開発に向けた予備的実験
坂本 美香
第57回日本作業療法学会, 2023年11月 - ペアレントトレーニングの定着に関わる因子-地域の機関の活用-
坂本美香; 篠田峯子
第51回日本作業療法学会, 2017年09月 - ペアレントトレーニングの地域療育現場における実践への発展に向けて-文献レビューからの提案-
坂本美香; 埜﨑都代子; 丸山慎悟
第50回日本作業療法学会, 2016年09月 - ペアレントトレーニングへの参加報告-作業療法士による実践を目指して-
坂本美香
第5回日本小児診療多職種研究会, 2016年07月 - ペアレントトレーニングの実践報告-療育現場での実施に向けてのpilot study
坂本美香; 和田有子; 埜﨑都代子
第49回日本作業療法学会, 2015年06月 - Effects of the model project for specialized therapy of children with developmental disability at day service facilities for children: based on Japanese Sensory Inventory Revised results
Mika Sakamoto; Keiko Narita
2014年06月 - 児童デイサービスでの作業療法士の役割-モデル事業を通してみえてきたこと-
坂本美香,成田恵子
第47回日本作業療法学会, 2013年06月 - 作業遂行時における活性酸素と気分の変化
埜﨑都代子,坂本美香
2011年06月 - 認知症のスクリーニング検査の構成要件について-文献のSystemati Review-
坂本美香
第45回日本作業療法学会, 2011年06月 - アルツハイマー病の重症度と手指巧緻動作との関連性-動作の速さからみた利き手の優位性の変化-
坂本美香; 菊池恵美子; 繁田雅弘
第41回日本作業療法学会, 2007年06月 - アルツハイマー病の重症度と手指機能に関する研究-簡易上肢機能検査による下位項目の検討を通して-
坂本美香; 菊池恵美子; 繁田雅弘
第40回日本作業療法学会, 2006年06月 - アルツハイマー型痴呆高齢者の両手動作における利き手・非利き手機能の検討
坂本美香; 菊池恵美子; 繁田雅弘
第12回東京保健科学学会, 2005年09月 - 平成14年度臨床実習における遂行困難学生の状況
濱口雅春,埜山都代子,村田康子,神作一美,坂本美香,内田達二
第37回日本作業療法学会, 2003年05月 - 作業の効果-作業前後の主観的疲労度による検討-
埜﨑都代子; 濱口雅春; 村田康子; 坂本美香
第36回日本作業療法学会, 2002年05月