窪川 徹

健康メディカル学部 理学療法学科教授
Last Updated :2025/06/19

■プロフィール情報

学位

  • 学士(教養学)
  • 修士(障害科学)
  • 博士(障害科学)

(全)研究分野

  • その他
    小児理学療法学, 健康・スポーツ科学, 人間医工学
    小児科学, リハビリテーション科学・福祉工学, 呼吸器内科学, 環境生理学(含体力医学・栄養生理学), スポーツ科学

主な研究項目

  • 障害児に対する体表刺激の影響
  • ヒューマンロボティクスの活用
  • 運動誘発性筋損傷について

■業績リスト

最終学歴

  • 東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻博士後期課程修了

論文

  • 小児理学療法の一考察
    単著, 窪川徹, 筆頭著者|責任著者, 今日、成人脳卒中患者に対する理学療法はVR、ロボット、反復刺激、CI療法、電気刺激療法などは、新しいものから、昔のものを改良したものまで様々な試みがある。一方で、小児患者の理学療法では大きな変化はみられない。小児患者の理学療法は筋緊張の高い部位は抑制し、低い部位は促通し、二次障害を予防するというコンセプトは、手技に関わらず、ある程度同一である。, 帝京平成大学紀要, 帝京平成大学, 第32巻, 1, 8, 2021年03月, 無し, 無し, 日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 国内誌, 国際共著していない
  • 生活期脳卒中片麻痺者における電動アシスト付短下肢 装具使用による歩行練習の効果検証
    共著, 丸山勇|飯田修平|窪川徹|青木主税, 責任著者, 歩行周期に合わせて足関節底屈・背屈運動をアシストする電動アシスト付短下肢装具(AFO)を使用 した歩行練習の効果を明らかにするための予備研究とした.生活期脳卒中片麻痺者 12 名に対し,電動 アシスト付 AFO を使用した歩行練習を実施し経過比較した.快適 歩行速度が介入 4 週間後,立脚終期の麻痺側股関節屈曲角度が介入 2週、4 週間後にそれぞれ有意な差を認めた., 理学療法科学, 理学療法科学学会, 第36巻, 第4号, 527, 532, 2021年08月, 有り, 無し, 日本語, 研究論文(学術雑誌), 国内誌, 国際共著していない

書籍等出版物

  • 整形疾患の理学療法
    共著, 安藤正志|藤沢しげ子|窪川徹, 整形疾患の理学療法を記したものであり、整形外科疾患、全身性疾患、上肢疾患、下肢疾患と分け、解りやすく解説している。運動療法、物理療法、義肢装具療法など実践的な解決方法を示している。
    共著者:秋山純和、安藤正志、窪川徹、藤沢しげ子、丸山仁司 、他   本人執筆「骨軟部腫瘍」p.31-34 「深部静脈血栓症」p.37-39, 国際共著していない, 無し, 教科書・概説・概論, 骨軟部腫瘍  深部静脈血栓症, p.31-34  p.37-39, アイペック, 2000年04月, 270, 日本語
  • 運動学実習の手引き
    共著, 安藤正志|黒澤和生|窪川徹, 形態測定、重心、姿勢、反応時間、心肺機能、物理療法など運動学、運動生理学、物理療法学に関する実習を実施するためのテキストである。呼吸循環に関するテーマで実習を行い、マスター2段階テスト、チルトテーブル、スパイロメーターを使用し、心肺機能の変化をとらえることを目的とする。全170ページ。
    共著者:安藤正志、猪股高志、久保晃、窪川徹、黒澤和生、他。本人執筆:第12章「呼吸と循環」p.68-70。

    , 国際共著していない, 無し, 教科書・概説・概論, 第12章「呼吸と循環」, p.68-70, アイペック, 2001年03月, 170, 日本語
    理学療法治療学(心肺系)
  • リハビリテーション医療事典
    分担執筆, 三上真弘, 医療・保健・福祉・生活に関わる,健康増進活動の一環としてのリハビリテーション医療の重要テーマやトピックスを読みやすい解説.リハビリテーション科,整形外科,神経科をはじめとする医師,看護師,保健師,理学療法士,リハビリテーション医療に関わる人に役立つ,リハビリテーション事典となっている.著者三上真弘,青木主税,鈴木堅二,寺山久美子,窪川徹 他 本人担当:物理療法, 国際共著していない, 無し, 事典・辞書, 物理療法, 284-285, 朝倉書店, 2007年04月, 336, 日本語
  • 基礎から確認 PT臨床実習チェックリスト
    共著, 飯田修平|青木主税, 臨床実習での患者さん、指導者への接し方からレポートの書き方まで、「これさえ守れば実習は乗り切れる!」という項目を列挙したチェックリスト、メンタルケアの仕方、社会人としてのマナーなどを掲載。全252ページ。共著者:飯田修平、青木主税、田代千惠美、窪川徹、阪井康友、他。本人執筆部分:評価実習・検査測定実習(p.20-25)、 臨床実習(p.37-42), 国際共著していない, 無し, 教科書・概説・概論, 評価実習・検査測定実習  臨床実習, 20-25  37-42, メジカルビュー社, 2018年03月, 252, 日本語

所属学協会

  • 日本理学療法士協会
    1994年04月, 会員
  • 理学療法科学学会
    1995年04月, 会員
  • 日本体力医学会
    1995年04月, 会員
  • 日本在宅ケア学会
    1998年04月, 会員
  • 日本義肢装具学会
    2015年04月, 会員
  • ボイタ研究会
    2019年09月, 会員
  • 東京都理学療法士協会
    2019年01月, 会員
  • 日本臨床スポーツ医学会
    2023年07月
    URL

その他研究業績

  • 両側人工膝関節再置換術に左大腿骨頚部骨折合併した症例の理学療法について
    共著, 1992年10月, 第45回済生会学会 抄録集 p131 栃木, 両側人工膝関節を再置換したうえに大腿骨頚部骨折まで合併した症例に対する理学療法の報告。計5回の手術を受けながらも、術前訓練、音声フィードバックにマッスルセッティングを合わせた訓練、歩行訓練に励んだ結果、歩行が可能となった。股関節、膝関節は荷重関節として無痛性、可動性、安定性が要求される。観血的治療により、疼痛が軽減されても、歩行能力が伴わなければ、モチベーションに繋がらない。膝の再置換により、疼痛が減少し、歩行可能となったことでモチベーションの上昇が見られたと思われる。共著者:窪川徹、八島寛、新井保久、田畑稔、八島武嗣、他5名。本人担当部分:抄録執筆。本人発表。
  • 乳児院における理学療法のあり方について
    共著, 1993年08月, 第46回済生会学会 抄録集 p92  愛媛, 乳幼児期における身体・精神的発達は父母の関わり、深い愛情が不可欠である。両親の療育が行われず、心身に障害を有する乳幼児には多角的な対応を求められる。当院併設の乳児院と理学療法の関わりについての報告である。身寄りのない乳幼児、精神発達遅滞児や脳性麻痺児に対し早期から理学療法が介入している。運動発達段階の向上を目指すリハビリテーションのほかに一般家庭に近似した環境作りと、医師、保母、理学療法士の三者連携が重要である。共著者:新井保久、八島寛、田畑稔、八島武嗣、窪川徹 他6名。本人担当部分:症例に対し理学療法プログラムを検討した。
  • 腹部マッサージ様刺激による麻酔下ラットの血圧変化とその機序
    共著, 1997年04月, 第32回日本理学療法士学会 埼玉 理学療法学24(suppl):p.382, 物理療法や徒手療法が鎮痛・鎮静効果の他、循環などの自律神経機能に影響を与えることが知られているが、そのメカニズムは不明な点が多い。そこでラットの腹部をマッサージ様の刺激を施行することで、ラットの血圧がどのように変化するか交感神経遮断薬を投与した群と脱血した群を用いて比較検討を行った。その結果、腹部のマッサージが交感神経活動を抑制する事を示唆された。理学療法学24(suppl):p.382 共著者:窪川徹、丸山仁司、黒澤美枝子。本人担当部分:抄録執筆。本人発表。

  • 最大換気量と静的・動的筋力の関係
    共著, 1998年06月, 第33回 日本理学療法士学会 京都 理学療法学25(suppl):p.167, 最大換気量(MVV)は全身持久性能力の指標となる最大酸素摂取量とは密接な関係を示すことは良く知られている。そこで他にどのような種類の筋活動と相関があるか、男女172名を対象に静的筋力として大腿四頭筋筋力、動的筋力として上体起こしを測定した。その結果持久性の指標である上体起こしと相関が見られた。理学療法学25(suppl):p.167 共著者:窪川徹、丸山仁司、藤沢しげ子、潮見泰蔵、黒澤和生、他8名。本人担当部分:抄録執筆。本人発表。
  • 第一背側骨間筋の運動誘発性筋損傷におけるIL-6の経時的変化
    共著, 1998年12月, 第53回 日本体力医学会大会  神奈川 体力医学47(No.6):p.970, 筋損傷時には血清や筋組織IL-1やIL-6といったサイトカインが検出されることが報告されている。しかし、これらのサイトカインの筋障害における経時的な変化は明らかにされていない。そこで第一背側骨間筋に筋障害を起こし、経時的に採血し、IL-6濃度を測定した。その結果IL-6は運動12時間後に最大となった。筋痛は24時間後以降に大きく出現した。IL-6は、筋痛よりも早期に出現し、炎症の惹起に関与している可能性が示唆された。体力医学47(No.6):p.970 共著者:窪川徹、永富良一、坂田紀子、大森浩明。本人担当部分:抄録執筆。本人発表。
  • 退院計画におけるカンファレンス出席者の違いによるケアプランの変化
    共著, 2000年03月, 第3回栃木県理学療法士学会 栃木, 本研究では,退院計画におけるカンファレンス出席者の違いによるケアプランの変化について報告した。社会資源利用の具体化や、家族役割の具体化に関しては、カンファレンスに医師、看護師、家族だけの参加に比べ、病院外他職種の参加が実施された方が、より具体化がしやすい結果となった。カンファレンス出席に意義があるものと考えられた。共著者:窪川徹、下田信明 荒井蝶子、石井恵美、郷間悦子、他5名。本人担当部分:抄録執筆。本人発表。

  • 第一背側骨間筋における運動による遅発性筋痛の軽減について
    単著, 2003年04月, 第38回 日本理学療法学術大会 長野 理学療法学30(suppl) p.108, 運動による筋のダメージに際し、免疫学的な解析を進める上で、全身性の運動と局所性の運動がある。本研究では局所的な運動を選択し、第一背側骨間筋に遠心性収縮により筋損傷を起こさせ、4週間後に同様の運動を実施し、最大随意筋力、IL-6、CK、筋痛の変化を調べた。2回目の運動により、最大筋力の回復が早く、筋痛が軽減され、IL-6、CKの上昇も少なかったことから、筋膜受容器刺激を軽減している可能性が示唆された。理学療法学30(suppl) p.108
  • 「足首アシスト装置」装着による歩行分析報告
    共著, 2018年09月, 第27回理学療法科学学会国際学術大会 ロシア 理学療法科学33 (suppl)7 号, 国際学術大会(ロシア連邦ウラジオストック)にて帝京平成大学の沿革と足首アシスト装置CoCoroeAADの現在までの歩行分析研究報告をした。ロシアは物理療法が多く、ロボットへの興味も高い。足首アシスト装置CoCoroeAADの試作品から製品まで扱ってきた中で、長所短所を説明。歩行スピード、歩容改善など使用前後で効果が見られるが、機器の操作、設定が理学療法士の技量に委ねられてしまうため、理学療法士の経験が重要である。今後の課題等を解説した。理学療法科学33 (suppl)7 号  共著者:窪川徹、青木主税、飯田修平。本人担当部分:抄録執筆。本人発表。
    運動と行動(実習)

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 理学療法治療学Ⅳ実習(小児・神経系)

資格、免許

  • 1992年05月22日
    理学療法士, 第27回理学療法士・作業療法士国家試験合格
  • 1997年01月01日
    呼吸療法認定士, 第1回 3学会合同呼吸療法認定士 認定試験合格