下山 京子

ヒューマンケア学部 看護学科教授
看護学研究科 看護学専攻教授
Last Updated :2025/11/14

■研究者基本情報

学位

  • 修士(保健学), 群馬大学大学院
  • 博士(保健学), 新潟大学大学院

研究キーワード

  • 小児シミュレーション教育
  • 小児看護
  • キャリーオーバー看護
  • 小児がんに関する看護

研究分野

  • ライフサイエンス, 生涯発達看護学, 小児看護学

■経歴

経歴

  • 2018年04月 - 現在
    帝京平成大学, ヒューマンケア学部 看護学科, 教授
  • 2015年04月 - 2018年03月
    帝京平成大学, ヒューマンケア学部 看護学科, 准教授
  • 2014年04月 - 2015年03月
    聖マリアンナ医科大学, 総合企画室, 参事
  • 2011年04月 - 2014年03月
    高崎健康福祉大学, 保健医療学部看護学科, 講師

学歴

  • 2021年03月, 新潟大学大学院, 保健学研究科保健学専攻看護学分野博士後期課程修了
  • 2010年03月, 群馬大学大学院, 医学系研究科保健学専攻博士前期課程修了

■研究活動情報

論文

MISC

  • 【ここがNG!こうすればOK!実習記録上達術】まずは基本をおさえよう 実習記録の書き方 記録の訂正の仕方、用紙の使い方               
    下山 京子; 佐藤 幸子
    プチナース, 2011年10月
    (株)照林社
  • 実習記録でもう悩まない!書き方のコツ 看護計画 「期待される結果」の書き方               
    下山 京子; 砂賀 道子
    プチナース, 2007年08月
    (株)照林社
  • 実習記録でもう悩まない!書き方のコツ 基本編 記録の訂正の仕方,記録用紙の使い方               
    下山 京子; 佐藤 幸子
    プチナース, 2006年08月
    (株)照林社

講演・口頭発表等

  • 教員の小児がんの子どもの復学に関する思いと医療機関に望む連携
    下山京子; 土屋沙織; 三浦尚平; 中村 勝
    第23回日本小児がん看護学会学術集会, 2025年11月20日
  • 復学した子どもとその母親及びクラスメイトに対する担任教員の困難感 -復学後の小学校・中学校・高校での担任教員の困りごと-
    下山京子; 土屋沙織; 三浦尚平; 田﨑知恵子
    日本小児看護学会第35回学術集会/仙台, 2025年07月06日
  • 復学後の子どもと親に対する担任教員のコミュニケーションの現状
    下山京子、田﨑知恵子、三浦尚平、土屋沙織、中村 勝
    第72回日本小児保健協会学術集会/金沢, 2025年06月28日
  • 看護学生3年生に対する高機能シュミレーション教育の効果-実習前のシムジュニアを用いた呼吸状態及び全身状態の観察-               
    下山 京子; 三浦尚平; 土屋沙織
    第71回日本小児保健協会学術集会/札幌, 2024年06月22日
  • 小児がん経験者の復学支援に関する海外における動向-文献検討より-
    下山京子; 三浦 尚平; 土屋 沙織; 中村 勝
    第21回日本小児がん看護学会学術集会, 2023年09月30日
  • 看護学生2年生を対象とした小児看護学でのシミュレーション教育 報告2 デブリーフィングとディスカッションの効果               
    下山 京子; 土屋 沙織; 三浦 尚平
    日本小児看護学会第33回学術集会/横浜, 2023年07月15日
  • 看護学生2年生を対象とした小児看護学でのシミュレーション教育 報告1 演習前の事例説明とシムジュニア®使用の効果               
    下山 京子・三浦 尚平・土屋 沙織
    日本小児看護学会第33回学術集会/横浜, 2023年07月15日
  • AYA世代の小児がん経験者の親子の現状と外来看護師の関わり
    下山 京子; 中村 勝
    第19回日本小児がん看護学会学術集会, 2021年11月26日, (一社)日本小児血液・がん学会
  • 成人期を迎えた一小児がん経験者とその母親における疾患理解の過程とセルフケアの現状および成長過程で生じた親子の体験についての考察
    下山 京子; 中村 勝
    小児保健研究, 2021年03月, (公社)日本小児保健協会
    目的:幼児期に小児悪性固形腫瘍で治療を行った成人期にある小児がん経験者の疾患の理解,セルフケアの現状,親子の体験について明らかにすることである。対象・方法:対象は,幼児期に小児悪性固形腫瘍で手術を行った成人期にある1組の小児がん経験者とその母親である。親子にインタビューガイドに基づいた半構造的面接を行い,その内容を質的帰納的に分析した。結果:小児がん経験者の疾患の理解の過程は,幼児期より母親から子どもの理解の程度に合わせ説明していた。しかし,現在も疾患の理解には自信がなく,自分より母親が疾患については理解していると述べていた。また,小児がん経験者のセルフケアについては,大学進学とともに自立を目指し,医師から母親に指導された内容を実施していた。しかし,そのセルフケアの内容は,抗がん剤使用により生じた腎機能障害に対する内容であった。小児がん経験者の体験は,腎機能障害を長期間かけて受容し,自分らしく生きることが人生の肯定につながっていた。また,母親の体験は子どもが生きやすくなるように,教育機関に対する情報提供と自立する子どもの支援と見守りであった。結論:幼児期に治療を行った小児がん経験者の疾患に対する知識の確認と,晩期合併症に対する情報提供やセルフケア実践のための指導の必要性が示唆された。また,小児がん経験者や母親が長いライフステージ上で生じたさまざまな体験を医療者は理解し,支援に活かす必要がある。(著者抄録)
  • 小児がん経験者の母親が子どものライフステージで捉えた問題状況とセルフケアに対する指導のプロセス
    下山 京子; 中村 勝
    日本小児がん看護学会, 2020年11月21日, (一社)日本小児血液・がん学会
  • AYA世代の小児がん経験者のライフステージで生じた問題状況とセルフケアのプロセス
    下山 京子; 中村 勝
    第18回日本小児がん看護学会学術集会, 2020年11月21日, (一社)日本小児血液・がん学会
  • 小児がん経験者のライフサイクル上で生じた問題と母親の対処方法
    下山 京子; 中村 勝
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2019年11月
  • 手術を行った小児がん経験者のライフステージで出現する問題状況とセルフケアの実態-小児がん経験者の視点から-
    下山 京子; 中村 勝
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2019年11月
  • 小児専門病院の外来看護師が小児悪性固形腫瘍の小児がん経験者及び母親に行った支援と課題
    下山 京子・中村 勝
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2018年11月16日
  • 小児専門病院の外来看護師が考える小児悪性固形腫瘍の長期フォローアップ外来の開設についての思い
    下山 京子; 中村 勝
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2018年11月16日
  • ヒルシュスプルング病の患児の研究と動向               
    下山 京子; 金泉志保美; 今井 彩; 佐光恵子
    日本小児看護学会第27回学術集会, 2017年08月19日
  • A県内のNICU看護師のFamily-Centered Care(FCC)の実践と課題 看護師のインタビュー調査から
    今井 彩; 久保 仁美; 阿久澤 智恵子; 松崎 奈々子; 下山 京子; 金泉 志保美; 佐光 恵子
    小児保健研究, 2017年05月, (公社)日本小児保健協会
  • わが国のNICU看護師が行うFamily-Centered Care(FCC)に関する文献的考察
    今井 彩; 久保 仁美; 阿久澤 智恵子; 下山 京子; 金泉 志保美; 佐光 恵子
    第63回日本小児保健協会学術集会, 2016年06月24日, (公社)日本小児保健協会
  • 東日本大震災で被災した児童生徒の生命と健康を守る養護教諭の思い 災害を体験した養護教諭の語りから               
    佐光 恵子; 丸山 幸恵; 田村 恭子; 松崎 奈々子; 今井 彩; 久保 仁美; 金泉 志保美; 下山 京子; 青柳 千春
    第62回日本小児保健協会学術集会, 2015年06月19日, (公社)日本小児保健協会
  • 小児がん患児に関わる看護師の看護観
    下山 京子; 小川 聡美; 中澤 里紗; 南雲 千佳; 山岸 由佳; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 松崎 奈々子; 佐光 恵子
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2014年11月29日, (一社)日本小児血液・がん学会
  • 医療的ケアを要する小児の保育所への受け入れの実態と課題               
    金泉 志保美; 阿久澤 智恵子; 牧野 孝俊; 松崎 奈々子; 青柳 千春; 下山 京子; 佐光 恵子
    小児保健研究, 2014年06月21日, (公社)日本小児保健協会
  • Thoughts of Mothers Facing Later Complications of Childhood Cancer Survivors and Future Challenges.               
    Kyouko Shimoyama; Chiharu Aoyagi; Chieko Akuzawa; Nanako Matsuzaki; Shiomi Kanaizumi; Keiko Sakou
    35th International Association for Human Caring Conference, 2014年05月25日
  • Long-term involvement of the Mother Concerning the Announcement of the Childhood Cancer to Her Daughter Who Underwent Surgery in Pediatric Solid Malignant Tumors Tumors in Childhood.               
    Kyouko Shimoyama; Chiharu Aoyagi; Chieko Akuzawa; Nanako Matsuzaki; Shiomi Kanaizumi; Keiko Sakou
    35th International Association for Human Caring Conference, 2014年05月25日
  • 東日本大震災後の児童・生徒に対する養護教諭の健康支援活動 被災地養護教諭へのインタビュー調査から               
    佐光 恵子; 松崎 奈々子; 金泉 志保美; 牧野 孝俊; 丸山 幸恵; 田村 恭子; 下山 京子; 阿久沢 智恵子; 青柳 千春
    小児保健研究, 2014年05月, (公社)日本小児保健協会
  • 小児専門病院血液腫瘍科に入院している患児の母親が捉えた入院が患児に与える影響
    小谷野 舞; 石崎 みのり; 小根山 智子; 笹木 美緒; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 下山 京子
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2013年11月, (一社)日本小児血液・がん学会
  • 小児専門病院の血液腫瘍科・循環器科混合病棟に入院している患児の母親が捉えた入院が患児に与える影響               
    下山 京子; 石崎 みのり; 小谷野 舞; 笹木 美緒; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 松崎 奈々子; 佐光 恵子
    日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号, 2013年11月, (NPO)日本小児血液・がん学会・(NPO)日本小児がん看護学会・(公財)がんの子供を守る会
  • NICUに入院する低出生体重児とその母親の愛着形成過程への看護援助に関する研究動向               
    金泉 志保美; 竹田 悠; 牧野 孝俊; 阿久澤 智恵子; 青柳 千春; 松崎 奈々子; 下山 京子; 佐光 恵子
    第60回日本小児保健協会学術集会, 2013年09月27日, (公社)日本小児保健協会
  • 病棟保育士の入院中の子どもの遊びに関する認識について インタビュー調査より               
    下山 京子; 佐光 恵子; 下田 あい子; 牧野 孝俊; 松崎 奈々子; 金泉 志保美
    小児保健研究, 2013年08月, (公社)日本小児保健協会
  • 幼児期における子どもの発達段階を考慮したプレパレーションに関する文献検討               
    牧野孝俊; 阿久澤文彦; 金泉志保美; 阿久澤智恵子; 松崎奈々子; 下山京子; 佐光恵子
    第23回日本小児看護学会学術集会, 2013年07月
  • 家庭内に小児がん患者を抱える家族間の深刻な問題               
    下山 京子; 二渡 玉江; 堀越 政孝; 熊木 孝代; 北川 博昭; 脇坂 宗親; 中田 幸之介
    日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号, 2012年12月01日, (NPO)日本小児血液・がん学会・(NPO)日本小児がん看護学会・(公財)がんの子供を守る会
  • 小児がん経験者の晩期合併症と向き合う母親の思いと今後の課題               
    下山 京子; 二渡 玉江; 堀越 政孝; 熊木 孝代; 陣田 泰子; 北川 博昭; 脇坂 宗親; 中田 幸之介
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2011年11月28日, (NPO)日本小児がん学会
  • 幼児期に手術を行った小児がん経験者への両親の長期的な関わり               
    下山京子
    第58回 日本小児保健協会学会, 2011年09月
  • 乳幼児期に治療をした小児がん経験者の母親が晩期合併症症状の出現と向き合うプロセス               
    下山 京子; 二渡 玉江; 堀越 政孝; 熊木 孝代; 松本 喜代子; 高橋 恵; 陣田 泰子; 脇坂 宗親; 北川 博昭; 中田 幸之介
    日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2010年12月, (NPO)日本小児がん学会
  • わが国における小児がん患児の家族への支援に関する文献的考察~近年10年間の文献分析から~               
    下山京子
    第57回日本小児保健学会, 2010年09月17日
  • 乳幼児期に手術を受けた小児がん患児へのがん告知状況と患児の反応に対する母親の思い               
    下山 京子; 熊木 孝代; 堀越 政孝; 二渡 玉江
    日本小児血液学会・日本がん学会・日本小児がん看護学会, 2009年11月28日, (NPO)日本小児がん学会

所属学協会

  • AYAがんの医療と支援のあり方研究会               
  • 日本がん看護学会               
  • 日本家族看護学会               
  • 日本小児がん看護学会               
  • 日本小児看護学会               
  • 日本看護科学学会               
  • 日本小児保健協会               

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 小児がん経験者の復学後教育機関で生じる問題の明確化と支援プログラムの開発
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2023年04月 - 2027年03月
    この研究は、小児がん経験者が最も困難として捉えていた復学後の問題に焦点をあてている。現状での教育機関で生じている小児がん経験者を取り巻く問題を明らかにし、小児がん経験者が復学後、生活しやすい環境を整えることが可能になる教育機関への支援プログラムの開発を行う。多くの実態を明らかにするために、教育機関の教員・小児がん経験者・その母親に復学後の問題状況についてアンケート調査を実施する。その後インタビュー調査を実施し問題状況を明確化する。それぞれの研究結果を基に、効果的な支援プログラムの開発及び評価を行う。現在は、小、中、高校、養護教諭に対する教育機関への教員のアンケート準備に着手している。アンケートの実施で、教員の現状での思い、課題等が浮き彫りになってくると考える。その後は、インタビューに協力を得た教員より、より詳細な現状把握に努めていく予定である。
    申請者が行った研究では、ほとんどの小児がん経験者は、復学後、学校に戻ってもがん罹患前の自分には戻れないと語っていた。小児がん経験者がなぜそのような感情を持つのか、また、小児がん経験者を受け入れる教員や見守る母親がどのような問題と対峙しているか、現状の詳細な問題を明らかにし、生活しやすい環境を整えるための教育機関に対する支援プログラムを開発・評価することである。また、開発した支援プログラムを各教育機関で使用し、小児がん経験者にとって効果的なものになっているのか評価を行う。これらを行うことにより、小児がん経験者の復学後の問題を解決する一助になると考えている。
  • 小児悪性固形腫瘍の小児がん経験者と母親の問題状況と支援プログラムの開発
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2019年04月01日 - 2022年03月31日
    研究の目的は、小児期に小児悪性固形腫瘍で手術を行った小児がん経験者とその母親が退院後に子どものライフステージで生じた問題状況とその対処方法を明らかにし、支援プログラムを開発することである。
    小児がん経験者は、治療後は小児科外来で長期的なフォローアップを実施しているが、長期的な問題状況を明らかにしている研究は少なく、現状でどのような困難な状況が生じているか、明らかにする必要がある。今回、小児がん経験者及び小児がん経験者の母親を対象として、小児がんの罹患がどのように子どもの人生に影響が生じ、出現する問題をどのように対処しているか、明らかにする。
    また、研究対象者の情報より、小児がん経験者に取って効果的なセルフケアが小児外来で実施されているか明らかにする。そして、小児がん経験者と母親に対して、どのような情報提供を医療者から行われているかなどを明らかにし、支援プログラムを開発する。
    研究対象者は、小児悪性固形腫瘍を含む小児がん経験者及び小児がん経験者の母親である。また、対象者の年齢は、18歳以上とする。また、インタビューを行った小児がん経験者の母親にインタビューを実施する予定である。
    両者の研究結果より、治療後の問題を明らかにし、それに対する支援プログラムの開発を行う。また、小児がん経験者に取って、有効なセルフケアは治療後2~30年後に生じる二次がん・晩期合併症についての知識を提供することで、自己の健康保持に繋がると考える。外来で、豊富な知識を提供することで、小児がん経験者の健康は保持されるとかんがえられるため、長期フォローアップ外来で看護師が行う有効な小児がん経験者に対する支援プログラムを開発することである。今年度は、外来での支援プログラムの開発を続行し、完成する予定である。

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 小児看護学概論

資格、免許

  • 看護師免許, 看護師免許