下山 京子
| ヒューマンケア学部 看護学科 | 教授 |
| 看護学研究科 看護学専攻 | 教授 |
Last Updated :2025/11/14
■研究者基本情報
■経歴
経歴
■研究活動情報
論文
- Effectiveness of Simulation-based Education for Nursing Students Using a High-Performance Simulator
Kyoko Shimoyama; Shohei Miura; Saori Tsuchiya
International Journal of Caring Sciences, 2025年09月, [査読有り]
筆頭著者 - Problems Faced by Mothers of whose Children have Survived Cancer that Appeared During the Life Stages of the Children and the Process and Guidance for Self-Care
Kyoko Shimoyama; Masaru Nakamura
International Journal of Caring Sciences., 2023年09月, [査読有り]
筆頭著者 - Rethinking Support for Pediatric Cancer Survivors Provided by Pediatric Specialty Hospital Outpatient Nurses
Kyoko Shimoyama; Masaru Nakamura
International Journal of Caring Sciences, 2023年09月, [査読有り]
筆頭著者 - Problems in the Various Stages of Childhood Cancer Survivors’ Lives and their Self-Care Processes
Kyoko Shimoyama; Masaru Nakamura
International Journal of Caring Sciences., 2022年05月, [査読有り]
筆頭著者 - 成人期を迎えた一小児がん経験者とその母親における疾患理解の過程とセルフケアの現状および成長過程で生じた親子の体験についての考察
下山 京子; 中村 勝
小児保健研究, 2021年03月, [査読有り]
筆頭著者 - 乳幼児期に手術を受けた小児がん患児への告知状況と患児の反応に対する母親の思い
下山京子
帝京平成大学紀要= Journal of Teikyo Heisei University, 2018年10月
筆頭著者, 小児がん経験者の説明に対する母親の思いについて、インタビューガイドを用いた半構成的面接調査を実施した。対象者は子どもが乳児期に小児固形悪性腫瘍で手術を行った母親2名であり、インタビュー時の子どもの年齢は共に10代後半であった。録音した面接内容から逐語録を作成し、データとした。疾患の説明については、それぞれの両親の判断で母親が行っていた。それぞれの母親が行った説明方法は様々であり、そこには親の意向が強く表れていた。疾患の説明を母親が一方的に行った対象者と子どもの成長に合わせ、段階的に行った対象者では、どの後の親子関係の影響に差があると考えられた。どちらの親子も医療機関から離れた後は、手探りで子どもとの関係を構築しており、関係性が困難と思われる事例には、医療者が早期に介入することで修正が可能と考えられた事例もあった。完治した小児がん経験者にも定期的な医療者の介入を行うなどの必要性があることが示唆された。 - 初年度OSCEにおける学生の到達度評価と今後の課題—Achievement evaluation of the students in the 1st OSCE test and its future agenda
中島 明美; 雑賀 美智子; 猪股 久美; 石川 幸代; 下山 京子; 今野 和穂
帝京平成大学紀要 = Journal of Teikyo Heisei University, 2018年03月
平成27年度に初めて実施した看護実践能力を測定する客観的臨床試験(OSCE)の課題ごとの特典傾向と特徴から学生の到達状況を把握し、OSCE後の学生への質問紙調査の結果より、学生への導入、課題への妥当、評価、模擬患者の導入等などのOSCE全般の成果と問題点について明らかにした。対象となった学生は、平成27年度にOSCEを受験した4年生103名のうち、研究対象者になることの受諾書を提出した99名であった。各課題の平均得点は、成人が最も高く(15.5)、小児(15.1)、高齢者(14.5)、精神(13.6)であった。各課題の平均得点率では、いずれの課題も概ね70%以上を習得しているという結果であった。課題の評価項目はできるだけ具体的なレベルで表現することで学生には実践する内容が明確になり、評価者にとっては評価ポイントがつかみやすくなると考えられた。課題について難易度の違いが見られ、今後、適正な課題の設定について検討する必要性があることが示唆された。 - NICU看護師の母親に対する退院支援に関する研究動向と課題
久保 仁美; 今井 彩; 松﨑 奈々子; 阿久澤 智恵子; 下山 京子; 佐光 恵子; 金泉 志保美
日本小児看護学会誌, 2016年11月, [査読有り] - 小児の訪問看護の際に訪問看護師が行った他機関・多職種との連携
松﨑 奈々子; 阿久澤 智恵子; 久保 仁美; 今井 彩; 青栁 千春; 下山 京子; 佐光 恵子; 金泉 志保美
日本小児看護学会誌, 2016年07月, [査読有り] - 訪問看護ステーションにおける小児の受け入れの現状と課題
松崎 奈々子; 阿久澤 智恵子; 久保 仁美; 今井 彩; 青柳 千春; 下山 京子; 佐光 恵子; 金泉 志保美
日本小児看護学会誌, 2016年03月, [査読有り] - 児童虐待疑い事例の保護者対応における養護教諭の困難感の検討
青栁 千春; 阿久澤 智恵子; 金泉 志保美; 松崎 奈々子; 下山 京子; 佐光 恵子
小児保健研究, 2015年05月, [査読有り] - 幼児期に小児固形悪性腫瘍で手術を行った小児がん経験者への疾患既往の告知に対する母親の長期的な関わり—Long-term Involvement of the Mother Concerning the Announcement of the Childhood Cancer to Her Daughter Who Underwent Surgery in Pediatric Solid Malignant Tumors in Childhood
下山 京子; 松崎 奈々子; 陣田 泰子
小児がん看護 = Journal of Japanese Society of Pediatric Oncology Nursing, 2014年09月, [査読有り]
筆頭著者 - 保育園(所)・幼稚園における食物アレルギー児への対応に関する研究動向と課題
阿久澤 智恵子; 青柳 千春; 佐光 恵子; 金泉 志保美; 松崎 奈々子; 下山 京子
群馬県小児保健会報, 2014年09月, [査読有り] - 医療的ケアを必要とする小児を対象とした訪問看護に関する研究動向と今後の課題
松崎 奈々子; 下山 京子; 青柳 千春; 佐光 恵子; 金泉 志保美; 阿久澤 智恵子
日本小児看護学会誌, 2014年07月, [査読有り] - 小児がん患児の同胞に対する母親の思い インタビュー調査から(Mothers' Feelings to Her Son Who Has the Younger Sister Diagnosed Childhood Cancer: on the Interview Researc)
下山 京子; 松崎 奈々子; 金泉 志保美; 佐光 恵子
高崎健康福祉大学紀要, 2014年03月, [査読有り]
筆頭著者 - 小児看護学実習に対する看護学生の意識—Consciousness of the nursing student in the infant nursing science training
下山 京子; 松崎 奈々子; 塚越 八重子
高崎健康福祉大学紀要 = Bulletin of Takasaki University of Health and Welfare / 高崎健康福祉大学図書館運営委員会 編, 2014年03月, [査読有り]
筆頭著者 - 小学校養護教諭が行う児童虐待対応に校内組織体制が与える影響
青栁 千春; 阿久澤 智恵子; 下山 京子; 佐光 恵子
桐生大学紀要, 2014年, [査読有り]
本研究の目的は,小学校養護教諭を対象に児童虐待に関する校内組織体制について調査し,児童虐待を疑ったり 気づいたりする経験との関連,校外機関との連携の現状を明らかにすることにより,今後の小学校養護教諭が行う 児童虐待対応の在り方について検討することである.A 県内の全公立小学校(344校)に勤務する全養護教諭を対 象とし,児童虐待に関する校内組織及び校外機関との連携について自記式質問紙調査を実施し,146人から回答を 得た.結果,児童虐待に関する校内組織体制の設置の有無が,児童虐待の早期発見に影響を与えていることが示唆 された.また,校内で児童虐待に気づいたり疑ったりした場合においても,児童相談所などの校外機関と連携をし なかった理由は,「児童虐待の確証がもてなかったり,相談又は通告後のことを不安に思ったりしている」などが 明らかとなり,児童虐待の対応や校外機関に関する知識や情報の不足が原因の一因であることも示唆された.今後 は,児童虐待の発見の遅れを防ぐために,校内組織体制の確立を難しくしている要因について明らかにするととも に,関係職種や校外機関が互いの役割を理解し,具体的にどのように連携を図ることが有効であるかを検討するこ とが必要である. - 保育所看護職者の配置形態の違いによる保育保健活動の現状と課題
阿久澤 智恵子; 青栁 千春; 金泉 志保美; 松崎 奈々子; 下山 京子; 佐光 恵子
桐生大学紀要, 2014年, [査読有り]
本研究の目的は,保育所看護職者を対象に保育保健活動の担当状況を調査し,保育所での配置形態による関連を 明らかにし,今後の保育所看護職者の配置に関する課題を検討することである.A 県内の保育所に勤務する看護職 者71名のうちA 県保育協議会の研修会に参加した保育所看護職者41名を対象とし,自作の質問紙調査を行った. 保育保健活動30項目の担当状況を『子どもへの支援』『家族への支援』『多職種・関連機関との連携・協働』の3つ のカテゴリーに分類し,「クラス担当配置」と「フリー配置」の配置形態による差異を比較した.結果,3つのカテ ゴリーのいずれも,「フリー配置」の方が保育保健活動の担当状況の平均値が高かった.保育所看護職者が,その 専門性を発揮し保育保健活動を遂行するためには,配置形態の改善が必要であることが示唆された. - 養護教諭の語りから見えてきた養護教諭の職務と専門性
青栁 千春; 佐光 恵子; 阿久澤 智恵子; 松﨑 奈々子; 時田 詠子; 中村 千景; 下山 京子; 福島 きよの; 高橋 珠実; 新井 淑弘
群馬大学教育学部紀要 芸術・技術・体育・生活科学編, 2014年, [査読有り] - 小児専門病院血液腫瘍科に入院している患児の母親が捉えた入院が患児に与える影響
小谷野 舞; 石 みのり; 小根山 智子; 笹木 美緒; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 下山 京子
日本小児血液・がん学会雑誌, 2013年12月, [査読有り]
責任著者 - 入院中の子どもの遊びに関する病棟保育士の認識
下山 京子; 佐光 恵子; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 松崎 奈々子; 金泉 志保美
日本小児看護学会誌, 2013年11月, [査読有り]
筆頭著者 - 東日本大震災直後の学校避難所における養護教諭の対応 都市型震災を想定した学校と地域との連携
佐光 恵子; 金泉 志保美; 松崎 奈々子; 青柳 千春; 阿久澤 智恵子; 下山 京子
群馬県小児保健会報, 2013年09月, [査読有り] - 群馬県における保育所看護職者の保育保健活動の自信に対する自己評価
阿久澤 智恵子; 青柳 千春; 佐光 恵子; 金泉 志保美; 松崎 奈々子; 下山 京子
群馬県小児保健会報, 2013年09月, [査読有り] - 小児がん経験者の晩期合併症と向き合う母親の思いと今後の課題
下山 京子; 二渡 玉江; 堀越 政孝; 熊木 孝代; 陣田 泰子; 北川 博昭; 脇坂 宗親; 中田 幸之介
小児がん, 2011年11月, [査読有り]
筆頭著者 - わが国における小児がん患児の家族への支援に関する文献的考察--近年10年間の文献分析から—Study of medical care supports of families with children suffering from childhood cancer in Japan: literature review for the past 10 years
下山 京子
小児保健研究 = The journal of child health, 2011年01月, [査読有り]
責任著者 - 養護教諭が行う慢性疾患をもつ児童生徒への支援と連携に関する現状と課題 : B市における養護教諭対象の調査から
田村 恭子; 伊豆 麻子; 金泉 志保美; 牧野 孝俊; 下山 京子; 佐光 恵子
小児保健研究, 2009年11月30日, [査読有り] - 小児がん患児の家族支援に関する研究の動向と課題—Trend in studies on support of families with children suffering from childhood cancer.
下山, 京子; 砂賀, 道子; 二渡, 玉江
群馬保健学紀要, 2009年03月, [査読有り]
筆頭著者, 小児癌患児の家族支援に関する研究の動向を明らかにすることを目的に、1998年〜2008年の論文を対象に医学中央雑誌Web版を用いて検索を行い、得られた62件を分析した。その結果、研究対象患児は幼児と学童期が多く56.5%を占め、思春期・青年期は11.3%であった。支援対象の家族は、母50%、両親37.2%、父3.2%で、同胞を含めた家族全体を捉えた研究は3.2%であった。また、研究内容は、【治療や闘病の中で生じる問題に対する家族の不安や思い】【ターミナル期・死別後の家族の思いや支援】【癌の発症による家族関係の変化とソーシャルサポート】【初期治療後の患児・家族に対する身体的・精神的・教育的支援】【癌告知に対する親の苦悩と支援】の5つのカテゴリーに分類できた。
MISC
書籍等出版物
講演・口頭発表等
- 復学した子どもとその母親及びクラスメイトに対する担任教員の困難感 -復学後の小学校・中学校・高校での担任教員の困りごと-
下山京子; 土屋沙織; 三浦尚平; 田﨑知恵子
日本小児看護学会第35回学術集会/仙台, 2025年07月06日 - 看護学生3年生に対する高機能シュミレーション教育の効果-実習前のシムジュニアを用いた呼吸状態及び全身状態の観察-
下山 京子; 三浦尚平; 土屋沙織
第71回日本小児保健協会学術集会/札幌, 2024年06月22日 - 看護学生2年生を対象とした小児看護学でのシミュレーション教育 報告2 デブリーフィングとディスカッションの効果
下山 京子; 土屋 沙織; 三浦 尚平
日本小児看護学会第33回学術集会/横浜, 2023年07月15日 - 看護学生2年生を対象とした小児看護学でのシミュレーション教育 報告1 演習前の事例説明とシムジュニア®使用の効果
下山 京子・三浦 尚平・土屋 沙織
日本小児看護学会第33回学術集会/横浜, 2023年07月15日 - 成人期を迎えた一小児がん経験者とその母親における疾患理解の過程とセルフケアの現状および成長過程で生じた親子の体験についての考察
下山 京子; 中村 勝
小児保健研究, 2021年03月, (公社)日本小児保健協会
目的:幼児期に小児悪性固形腫瘍で治療を行った成人期にある小児がん経験者の疾患の理解,セルフケアの現状,親子の体験について明らかにすることである。対象・方法:対象は,幼児期に小児悪性固形腫瘍で手術を行った成人期にある1組の小児がん経験者とその母親である。親子にインタビューガイドに基づいた半構造的面接を行い,その内容を質的帰納的に分析した。結果:小児がん経験者の疾患の理解の過程は,幼児期より母親から子どもの理解の程度に合わせ説明していた。しかし,現在も疾患の理解には自信がなく,自分より母親が疾患については理解していると述べていた。また,小児がん経験者のセルフケアについては,大学進学とともに自立を目指し,医師から母親に指導された内容を実施していた。しかし,そのセルフケアの内容は,抗がん剤使用により生じた腎機能障害に対する内容であった。小児がん経験者の体験は,腎機能障害を長期間かけて受容し,自分らしく生きることが人生の肯定につながっていた。また,母親の体験は子どもが生きやすくなるように,教育機関に対する情報提供と自立する子どもの支援と見守りであった。結論:幼児期に治療を行った小児がん経験者の疾患に対する知識の確認と,晩期合併症に対する情報提供やセルフケア実践のための指導の必要性が示唆された。また,小児がん経験者や母親が長いライフステージ上で生じたさまざまな体験を医療者は理解し,支援に活かす必要がある。(著者抄録) - ヒルシュスプルング病の患児の研究と動向
下山 京子; 金泉志保美; 今井 彩; 佐光恵子
日本小児看護学会第27回学術集会, 2017年08月19日 - A県内のNICU看護師のFamily-Centered Care(FCC)の実践と課題 看護師のインタビュー調査から
今井 彩; 久保 仁美; 阿久澤 智恵子; 松崎 奈々子; 下山 京子; 金泉 志保美; 佐光 恵子
小児保健研究, 2017年05月, (公社)日本小児保健協会 - わが国のNICU看護師が行うFamily-Centered Care(FCC)に関する文献的考察
今井 彩; 久保 仁美; 阿久澤 智恵子; 下山 京子; 金泉 志保美; 佐光 恵子
第63回日本小児保健協会学術集会, 2016年06月24日, (公社)日本小児保健協会 - 東日本大震災で被災した児童生徒の生命と健康を守る養護教諭の思い 災害を体験した養護教諭の語りから
佐光 恵子; 丸山 幸恵; 田村 恭子; 松崎 奈々子; 今井 彩; 久保 仁美; 金泉 志保美; 下山 京子; 青柳 千春
第62回日本小児保健協会学術集会, 2015年06月19日, (公社)日本小児保健協会 - 小児がん患児に関わる看護師の看護観
下山 京子; 小川 聡美; 中澤 里紗; 南雲 千佳; 山岸 由佳; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 松崎 奈々子; 佐光 恵子
日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2014年11月29日, (一社)日本小児血液・がん学会 - 医療的ケアを要する小児の保育所への受け入れの実態と課題
金泉 志保美; 阿久澤 智恵子; 牧野 孝俊; 松崎 奈々子; 青柳 千春; 下山 京子; 佐光 恵子
小児保健研究, 2014年06月21日, (公社)日本小児保健協会 - Thoughts of Mothers Facing Later Complications of Childhood Cancer Survivors and Future Challenges.
Kyouko Shimoyama; Chiharu Aoyagi; Chieko Akuzawa; Nanako Matsuzaki; Shiomi Kanaizumi; Keiko Sakou
35th International Association for Human Caring Conference, 2014年05月25日 - Long-term involvement of the Mother Concerning the Announcement of the Childhood Cancer to Her Daughter Who Underwent Surgery in Pediatric Solid Malignant Tumors Tumors in Childhood.
Kyouko Shimoyama; Chiharu Aoyagi; Chieko Akuzawa; Nanako Matsuzaki; Shiomi Kanaizumi; Keiko Sakou
35th International Association for Human Caring Conference, 2014年05月25日 - 東日本大震災後の児童・生徒に対する養護教諭の健康支援活動 被災地養護教諭へのインタビュー調査から
佐光 恵子; 松崎 奈々子; 金泉 志保美; 牧野 孝俊; 丸山 幸恵; 田村 恭子; 下山 京子; 阿久沢 智恵子; 青柳 千春
小児保健研究, 2014年05月, (公社)日本小児保健協会 - 小児専門病院血液腫瘍科に入院している患児の母親が捉えた入院が患児に与える影響
小谷野 舞; 石崎 みのり; 小根山 智子; 笹木 美緒; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 下山 京子
日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2013年11月, (一社)日本小児血液・がん学会 - 小児専門病院の血液腫瘍科・循環器科混合病棟に入院している患児の母親が捉えた入院が患児に与える影響
下山 京子; 石崎 みのり; 小谷野 舞; 笹木 美緒; 下田 あい子; 都丸 八重子; 石橋 清子; 松崎 奈々子; 佐光 恵子
日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号, 2013年11月, (NPO)日本小児血液・がん学会・(NPO)日本小児がん看護学会・(公財)がんの子供を守る会 - NICUに入院する低出生体重児とその母親の愛着形成過程への看護援助に関する研究動向
金泉 志保美; 竹田 悠; 牧野 孝俊; 阿久澤 智恵子; 青柳 千春; 松崎 奈々子; 下山 京子; 佐光 恵子
第60回日本小児保健協会学術集会, 2013年09月27日, (公社)日本小児保健協会 - 病棟保育士の入院中の子どもの遊びに関する認識について インタビュー調査より
下山 京子; 佐光 恵子; 下田 あい子; 牧野 孝俊; 松崎 奈々子; 金泉 志保美
小児保健研究, 2013年08月, (公社)日本小児保健協会 - 幼児期における子どもの発達段階を考慮したプレパレーションに関する文献検討
牧野孝俊; 阿久澤文彦; 金泉志保美; 阿久澤智恵子; 松崎奈々子; 下山京子; 佐光恵子
第23回日本小児看護学会学術集会, 2013年07月 - 家庭内に小児がん患者を抱える家族間の深刻な問題
下山 京子; 二渡 玉江; 堀越 政孝; 熊木 孝代; 北川 博昭; 脇坂 宗親; 中田 幸之介
日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号, 2012年12月01日, (NPO)日本小児血液・がん学会・(NPO)日本小児がん看護学会・(公財)がんの子供を守る会 - 小児がん経験者の晩期合併症と向き合う母親の思いと今後の課題
下山 京子; 二渡 玉江; 堀越 政孝; 熊木 孝代; 陣田 泰子; 北川 博昭; 脇坂 宗親; 中田 幸之介
日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2011年11月28日, (NPO)日本小児がん学会 - 幼児期に手術を行った小児がん経験者への両親の長期的な関わり
下山京子
第58回 日本小児保健協会学会, 2011年09月 - 乳幼児期に治療をした小児がん経験者の母親が晩期合併症症状の出現と向き合うプロセス
下山 京子; 二渡 玉江; 堀越 政孝; 熊木 孝代; 松本 喜代子; 高橋 恵; 陣田 泰子; 脇坂 宗親; 北川 博昭; 中田 幸之介
日本小児血液・がん学会・日本小児がん看護学会, 2010年12月, (NPO)日本小児がん学会 - わが国における小児がん患児の家族への支援に関する文献的考察~近年10年間の文献分析から~
下山京子
第57回日本小児保健学会, 2010年09月17日 - 乳幼児期に手術を受けた小児がん患児へのがん告知状況と患児の反応に対する母親の思い
下山 京子; 熊木 孝代; 堀越 政孝; 二渡 玉江
日本小児血液学会・日本がん学会・日本小児がん看護学会, 2009年11月28日, (NPO)日本小児がん学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 小児がん経験者の復学後教育機関で生じる問題の明確化と支援プログラムの開発
基盤研究(C)
帝京平成大学
2023年04月 - 2027年03月
この研究は、小児がん経験者が最も困難として捉えていた復学後の問題に焦点をあてている。現状での教育機関で生じている小児がん経験者を取り巻く問題を明らかにし、小児がん経験者が復学後、生活しやすい環境を整えることが可能になる教育機関への支援プログラムの開発を行う。多くの実態を明らかにするために、教育機関の教員・小児がん経験者・その母親に復学後の問題状況についてアンケート調査を実施する。その後インタビュー調査を実施し問題状況を明確化する。それぞれの研究結果を基に、効果的な支援プログラムの開発及び評価を行う。現在は、小、中、高校、養護教諭に対する教育機関への教員のアンケート準備に着手している。アンケートの実施で、教員の現状での思い、課題等が浮き彫りになってくると考える。その後は、インタビューに協力を得た教員より、より詳細な現状把握に努めていく予定である。
申請者が行った研究では、ほとんどの小児がん経験者は、復学後、学校に戻ってもがん罹患前の自分には戻れないと語っていた。小児がん経験者がなぜそのような感情を持つのか、また、小児がん経験者を受け入れる教員や見守る母親がどのような問題と対峙しているか、現状の詳細な問題を明らかにし、生活しやすい環境を整えるための教育機関に対する支援プログラムを開発・評価することである。また、開発した支援プログラムを各教育機関で使用し、小児がん経験者にとって効果的なものになっているのか評価を行う。これらを行うことにより、小児がん経験者の復学後の問題を解決する一助になると考えている。 - 小児悪性固形腫瘍の小児がん経験者と母親の問題状況と支援プログラムの開発
基盤研究(C)
帝京平成大学
2019年04月01日 - 2022年03月31日
研究の目的は、小児期に小児悪性固形腫瘍で手術を行った小児がん経験者とその母親が退院後に子どものライフステージで生じた問題状況とその対処方法を明らかにし、支援プログラムを開発することである。
小児がん経験者は、治療後は小児科外来で長期的なフォローアップを実施しているが、長期的な問題状況を明らかにしている研究は少なく、現状でどのような困難な状況が生じているか、明らかにする必要がある。今回、小児がん経験者及び小児がん経験者の母親を対象として、小児がんの罹患がどのように子どもの人生に影響が生じ、出現する問題をどのように対処しているか、明らかにする。
また、研究対象者の情報より、小児がん経験者に取って効果的なセルフケアが小児外来で実施されているか明らかにする。そして、小児がん経験者と母親に対して、どのような情報提供を医療者から行われているかなどを明らかにし、支援プログラムを開発する。
研究対象者は、小児悪性固形腫瘍を含む小児がん経験者及び小児がん経験者の母親である。また、対象者の年齢は、18歳以上とする。また、インタビューを行った小児がん経験者の母親にインタビューを実施する予定である。
両者の研究結果より、治療後の問題を明らかにし、それに対する支援プログラムの開発を行う。また、小児がん経験者に取って、有効なセルフケアは治療後2~30年後に生じる二次がん・晩期合併症についての知識を提供することで、自己の健康保持に繋がると考える。外来で、豊富な知識を提供することで、小児がん経験者の健康は保持されるとかんがえられるため、長期フォローアップ外来で看護師が行う有効な小児がん経験者に対する支援プログラムを開発することである。今年度は、外来での支援プログラムの開発を続行し、完成する予定である。