小林 秀昭

薬学部 薬学科教授
薬学研究科 薬学専攻教授
Last Updated :2025/10/07

■研究者基本情報

学位

  • 博士(薬学), 東京大学, 1993年03月

研究キーワード

  • 昆虫利用
  • 共生細菌
  • 昆虫

研究分野

  • 環境・農学, 植物保護科学
  • ライフサイエンス, 精神神経科学

■経歴

経歴

  • 2015年04月 - 現在
    帝京平成大学, 薬学部, 教授
  • 2012年04月 - 2015年03月
    日本大学, 薬学部, 准教授
  • 2006年04月 - 2012年03月
    日本大学, 薬学部, 専任講師
  • 2006年01月 - 2006年03月
    東北大学大学院・医学系研究科, 科研費研究員
  • 2004年10月 - 2005年12月
    東北大学大学院・医学系研究科, 日本公定書協会リサーチ・レジデント
  • 2005年
    東北大学 医学系研究科, 大学院・リサーチレジデント・リサーチ・レジデント
  • 2003年10月 - 2004年09月
    東北大学大学院・医学系研究科, 長寿科学振興財団リサーチ・レジデント
  • 2001年11月 - 2003年09月
    (財)医学研究機構 東京都精神医学総合研究所, 常勤流動研究員
  • 1993年04月 - 2001年10月
    明治製菓(株)薬品総合研究所, 研究員
  • 1998年10月 - 2000年03月
    University of Calfornia, San Diego, School of Medicine, Research Fellow
  • 1992年04月 - 1993年03月
    東京大学大学院・薬学系研究科, 日本学術振興会特別研究員

■研究活動情報

論文

MISC

講演・口頭発表等

  • チャバネアオカメムシ共生細菌の宿主の成長に伴う遺伝子発現の変化               
    加藤花菜; 小林秀昭
    日本生化学会大会(Web), 2021年
  • チャバネアオカメムシ主要卵殻タンパク質PstESP41の細菌による分解               
    岩鼻優; 小林秀昭
    日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 2019年
  • チャバネアオカメムシ卵殻タンパク質の性状               
    岩鼻優; 小林秀昭
    日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 2018年
  • チャバネアオカメムシ2齢幼虫と成虫の盲嚢部とその共生細菌の形態の違い               
    小林遥; 小林秀昭
    日本生化学会大会(Web), 2017年
  • 脱ユビキチン化酵素阻害によるHIF-1発現レベルの制御               
    吹上遼介; 小林万祐子; 服部明; 掛谷秀昭
    日本生化学会大会(Web), 2016年
  • チャバネアオカメムシ卵における共生細菌の数               
    小林秀昭
    日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 2016年
  • 宿主チャバネアオカメムシからの共生細菌の排泄               
    小林秀昭
    日本生化学会大会(Web), 2016年
  • 大腸癌細胞株においてANXA8はイリノテカンの抗腫瘍効果を減じる?               
    畑春実; 町田昌明; 小林秀昭; 立道昌幸; 立道昌幸; 中館俊夫
    日本生化学会大会(Web), 2015年
  • CYP1A1遺伝子は内臓肥満に関与する?ヒト化マウスによる解析               
    畑春実; 立道昌幸; 立道昌幸; 町田昌明; 細野知彦; 荒田悟; 荒田悟; 小林秀昭; 中館俊夫
    日本生化学会大会(Web), 2015年
  • チャバネアオカメムシ共生菌の飢餓条件下での遺伝子発現               
    小林秀昭
    日本生化学会大会(Web), 2015年
  • 昆虫の生物機能の解明と創薬・医療への応用 昆虫由来微生物に注目した有用物質探索               
    小林秀昭; 竹石桂一; 安達勇光
    生化学, 2014年
  • クサギカメムシ卵殻成分の特徴               
    小林秀昭
    日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 2014年
  • チャバネアオカメムシ共生菌ゲノムの特徴               
    小林秀昭; 竹石桂一; 野田博明
    日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 2013年
  • チャバネアオカメムシ卵殻成分の同定               
    藤堂千尋; 小林秀昭
    日本生化学会大会(Web), 2013年
  • クサギカメムシ共生菌のゲノム解析               
    小林秀昭; 藤井理香; 竹石桂一; 野田博明
    生化学, 2011年
  • 昆虫共生菌の医薬・農薬探索資源としての利用法の開発               
    小林秀昭; 藤井理香; 野田博明; 竹石桂一
    日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 2011年
  • センチニクバエ胚に対する遺伝子導入法の検討               
    飯島亮子; 小林秀昭
    生化学, 2010年

所属学協会

  • 2009年12月 - 現在
    日本応用動物昆虫学会               
  • 2009年06月
    日本生化学会               

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • チャバネアオカメムシ共生器官前方の共生細菌定着における役割
    基盤研究(C)
    帝京平成大学
    2024年04月01日 - 2028年03月31日
  • アネキシンA8を標的とした新規膵癌診断・治療法の開発
    基盤研究(C)
    2013年04月01日 - 2017年03月31日
    膵癌は、難治癌の代表である。そのため、膵癌の早期診断法と新規治療法の開発が求められている。我々は、これまでに、新規癌関連遺伝子Annexin A8(ANXA8)が膵癌の悪性化に重要な役割を果たしていることを報告している。本研究では、さらに、膵癌の新規診断マーカーや治療標的分子としてのANXA8の可能性、有効性を検討した。その結果、ANXA8は抗癌剤感受性との関連が示唆された。また、ANXA8が膵癌細胞の細胞外へ分泌されている可能性が示唆された。
  • センチニクバエを利用した簡便なトランスジェニック個体作成法の開発
    基盤研究(C)
    日本大学
    2007年 - 2008年
    蛋白質の多品種大量生産が産業上のニーズとして存在し、遺伝子組換え個体の簡便な作成法ならびに生産性の高い蛋白質発現が求められるようになってきた。貯蔵蛋白質はセンチニクバエ幼虫の体液中で7割を占めるため、そのプロモーターを利用することにより目的の蛋白質を高い効率で得ることが出来ると考えられる。本研究では、体内への遺伝子導入にpiggyBac transposonを利用することにより、一部が生殖系列の細胞に取り込まれる条件を検討し、センチニクバエのトランスジェニック個体作製法を確立することを目的とする。この手法によって、微小な卵へのインジェクションなどの手間が省け、効率的に遺伝子組み換え個体が作成できるようになることが期待できる。
    遺伝子組換え個体作製にあたり、まず飼育施設の整備を行った。飼育環境を一定にするため、日本医化器械製作所の動物個別飼育装置を購入し設置した。昆虫は飼育容器(虫かごやタッパウェア)の中で飼育することとし、この容器を二重扉の付いている動物個別飼育装置内に持ち込むことにした。個体の逃亡防止のため、装置の前面にナイロンメッシュで二重の蚊帳空間を作った。以上のようにして遺伝子組換え個体作製実験が出来る環境を整えることが出来た。
    遺伝子導入に利用するpiggyBac transposonプラスミドベクターは、University of Notre DameのMalco...
  • 統合失調症の認知機能障害における前頭前野皮質の制御機構
    基盤研究(B)
    東北大学
    2005年 - 2006年
    1.DAT-KOは驚愕反応のプレパルス・インヒビション(PPI)の障害を示す。中枢刺激薬であり非特異的モノアミントランスポーター阻害剤であるコカイン、メチルフェニデートを投与された野生型マウスではPPIが障害されるのに対し、DAT-KOでは元来障害されていたPPIが回復するという逆説的効果を認めた。また、選択的セロトニントランスポーター(SERT)阻害薬シタロプラム投与ではDAT-KOのPPIは回復しなかったが、選択的ノルエピネフリントランスポーター(NET)阻害薬ニソキセチン投与では用量依存性にPPIが回復した。以上の結果から、DAT KOにおいては、NET阻害作用がPPIの改善に関与することが示唆された。脳内微小透析法による検討では、DAT-KOにおいてメチルフェニデート投与により前頭前野皮質の細胞外DA濃度が増加したが、線条体では変化しなかった。両部位ともにセロトニンは変化せず、前頭前野皮質におけるDAの上昇は、NET阻害によってノルエピネフリン神経終末に取り込まれていたDAが細胞外で増加したと考えられ、同部位におけるDAの動態がDAT-KOマウスにおけるPPIの改善に関与している可能性を推測した。
    2.我々は、主観的に直接知覚された刺激強度がその直前に別の知覚刺激(プレパルス)を与えることで減弱する現象、Prepulse Inhibition of Perceived...
  • 大脳基低核における細胞外ドーバミンの高次神経機能制御
    特定領域研究
    東北大学
    2005年 - 2005年
    脳内微少透析法を用いて、モノアミントランスポーター欠損マウスにおけるドーパミンの基礎値およびコカイン投与時の変化を計測したところ線条体におけるドーパミンの上昇がコカインの報酬効果と相関し、DAT欠損マウスではSERTがドーパミン再取り込みを補完したと考えられた。DAT欠損マウス、DAT/SERTダブル欠損マウスの細胞外ドーパミン濃度は、大脳基底核では野生型の約10倍増加しているが、前頭前野皮質では野生型とほぼ同濃度であった。前頭前野皮質では、DAT/SERTダブルKOマウスにおいてもコカインによりドーパミンが上昇したことから、残存するノルエピネフリントランスポーター(NET)がドーパミン再取り込みを補完したと考えられた。DAT-KOは驚愕反応におけるプレパルス・インヒビション(PPI)の障害を示し、この異常は大脳基底核の細胞外DA上昇に起因すると考えられている。コカイン、メチルフェニデートを投与された野生型マウスではPPIが障害されるのに対し、DAT-KOでは元来障害されていたPPIが回復するという逆説的効果を認めた。選択的ノルエピネフリントランスポーター阻害薬であるニソキセチン投与では用量依存性にPPIが回復した。脳内微小透析法による検討では、DAT-KOにおいてメチルフェニデート投与により前頭前野皮質の細胞外DA濃度の上昇が認められ、一方、線条体ではDA濃度は変化しなかっ...

■大学教育・資格等情報

主な担当授業科目名

  • 薬学総括講義

資格、免許

  • 1993年10月29日
    薬剤師
  • 2007年01月25日
    危険物取扱者(甲種)
  • 1995年03月30日
    第1種放射線取扱主任者